-------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [BOTTOM] 9月 30日 月曜日 (旅行の様子はまとめてこちら) -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 29日 日曜日 心にいつもフォネティックコード(*フリ註) 私の仕事が終わる目処がつき、一応夏休みをとったのでと今日ようやく宿の予約を入れる。 さあ、夏だ。海だ。太陽だ。 心のメモ:…すっかり朝晩肌寒くなってきたわけですが… 宿の連絡に限らず、口頭で我が家の住所を伝えるのはなかなか至難の技だ。 なんせ建物名もPで始まるカナだし部屋番号もなぜかアルファベットなのである。 PはBやFに変換されるし、アルファベットはGだったりするのでBやDに変換されてしまう。 そのためフォネティックコードよろしく「**のG」なんて毎回言わねばならない。 このとき毎々お世話になるのが「ジャイアンツのG」であった。 ジャイアンツのつづりを知らなくても「そういえば巨人軍てGだよな」ぐらい知っている、知っていてほしい、知っててねお願い、という流れの「G」なのだ。 さて今日になって明日から泊まる宿の予約をした。 予約受付担当は 若い、しかししっかりした印象の男性だった。 幸運にも部屋に空きがあるというので1室押さえる。 住所を、と言われるがままに住所を伝えた。 さあ残るは建物名と部屋番号だけだ。 Pはなんとか「パピプペポの」で通す。 あとはいつもの「G」である。 ここまできて私は気を抜いた。 そう私はこの一瞬、なぜかほかの事に気をとられてしまったのだ。 「部屋番号がですね、アルファベットのG、です」 ここまではよかったのだ。しかし先方の「じー、ですか?」との問いに何を思ったか滑舌もよろしくスタッカート気味に 「ええガンダムのGです」 と言い放ったのだった。 …ンナアアッ! 他にゴーフレットのG、グリコのおまけのG、ゴブリンのG、Gメン'75のGいくらだってGはあるではないか!よりによって何故ガンダム! 突然大慌てになる私の耳に響いてきた吹き出し音「っククッ」 しかし宿の方はとてもいい方であった。 「ク、ええ、わ(堪え)、わかりますよガンダムのGで」 と復唱までしてくださって予約は完了したのだった。 夏休みだ。夏だ。海だ。太陽だ。 宿はお料理もおいしく、たいへんくつろげると評判であるらしいところだ。 なのに…ちょっと宿にいきたくないのはなぜだろう。 ◆冷蔵庫一掃!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#29 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 正しいフォネティックコードはこちら。 ところで昔フォネティックコードを知らない頃、海外の映画の戦闘シーンで「こちらチャーリー」と言うシーンがよくあるが、 あれ、名乗ってるんだと思ってました。 いやぁ…多いですよねチャーリーさん。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 28日 土曜日 来週相方と私が誕生日ということで義母がアップルパイのおいしいお店から20cmほどもあるパイをワンホール買って送ってくれた。 もちろん来週までもつはずもないので、という口実のもとさっそくいただく。 …お、おいしすぎる… 生地がしっとりして、りんごの身は大きく柔らかい。 しかも身がたっぷり入っているのだ。 シナモンの香りが紅茶にあう。次はコーヒーでいただこう。 その後一日、義母、実母、義母と母の電話サンドイッチ。 ◆フライ始めました。ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#28 アップルパイは来週月曜が賞味期限ということで義母は2人分にしては大きかったかなあと心配する。 「いいえ、お母さん。まったく心配要りません」 自信に裏打ちされた返答をして失笑を買う。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 27日 金曜日 19円コーヒー 先日頼んだコーヒーが会社に届いた。 一口120袋ということで、だいたい25x15x20cmほどの段ボール箱で来たのだが思ったより大きくて驚く。 来た来た!と喜んでいると後ろにいた先輩が 「ああ!私も昨日120袋頼んじゃったー」 心のメモ:情報は共有しよう 私「うわ、言えばよかったー。今度一緒に頼みましょうよおいしかったら」 先輩「そだよね、そのときはよろしくね」 私「何頼んだんですか?」 先輩「一杯25円の」 心のメモ2:先輩は格が違った さて試飲。簡単便利と謳うキャッチコピーにたがわぬ簡単さでコーヒーを入れて飲む。 すると、こ、これは…!! それなりの味でした。(*フリ註) でもいわゆる顆粒のインスタントコーヒーやファーストフードのコーヒーよりはおいしい(*フリ註)、と試飲した同僚たちの声。 夜は相方と珍しく外食をする。 (相方は例えコンビニ弁当でも家で食べる方が落ち着いていて好きだというのだ。) ◆外食だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#27 <<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、どうなったかというと1日2杯のペースでお世話になっている。 封を開けた瞬間のコーヒーの香りは楽しめる。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 26日 木曜日 会社からこんにちは 久しぶりに会社のランチ時にこれを書いている。 (以前も書いたが、ランチは決められた時間帯内であれば好きな時に1時間取ればよいのだ) 最近お昼は近くの---以前書いたデリとは別の---手作りサンドイッチ屋にお世話になっている。 テイクアウトして自席でインターネットを見ながらのんびり食べるのだ。 ちなみにだいたいサンドイッチ1つにドーナツ(何種類かある)1つ、フルーツヨーグルトが定番。 さてそのサンドイッチ屋さんの店員に若い女性がいるのだが今日はその彼女がレジを売ってくれた。 「えと、*と*と*で…ちょうど400と5円になります」 私はおよそ哲学というものが不得手だ。 ちょうど400と5円。ちょうど405円。その「ちょうど」がなにに係るのか、国語の文法的にはわかるけれども意味するところはどうしても理解しかねる。 考えながら1,005円を渡し、突っ込んだ質問をしていいものかさらに考えているとその女性店員は有無をいわさぬ勢いで600円を私の手にねじりこんだ。 「ハヤクカエレ」 無言のメッセージだけは感じたので早々に退出した。 -------------------- 昨日のNTサーバにはウィルスは入っていなかった。 本当に手でさっくり消された模様。豪快だ。 来週にずらした夏休みだが、業務をなんとか終わらせないといけない。日々家に持ち帰ってチクチクと続きをやる状態。 そういえばなぜだか突然「キャトル ミューティレーション」でgoogle検索をかけて一番上をなんとなくクリックして 本当に肝を冷やした。 大嘘百貨店のコンテンツと気づくまで「トンデモさまの毒電波から無事逃れられますよう」と心底祈ってしまった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 25日 水曜日 藪の中 恥ずかしながら「『藪の中』って芥川の小説のタイトルから出たのか?それともタイトルがその言葉を取ったのか?」とここ数年疑問だった。 こっちが先だったか。 とある客先のNTサーバでPDCと他のサービスを(ある意味勇敢(*)にも)兼ねているものがあったらしい。 ところが先だって突如サービスが正常に実行されていないようだ、というのでいろいろ検討した上で再起動を実施していただいた。 すると再起動後ログオンすらできなくなったというではないか。 エラーいわく『Winlogon.exe - dllがみつかりません。/ Setupapi.dllが(各ディレクトリ)にありません。』 ありませんなわけありませんわよ、オクサマ。いやですわ。 というわけで現地に向かったオクサマ、もとい営業氏にファイルを全体検索してもらったが本当にどこにもないらしい。 もしやと思って Winntのフォルダサイズを見てもらうと明らかに小さい。100MB強程度しかなかったのだ。(Windows NT Serverは標準インストールだ) というわけで本日サーバをわが社に送付させていただいたのだが、中を見るとシステム関連ツールのアイコンがこぞって「真っ白windowアイコン」になっている。 リンクしているはずの実体がないというわけだ。見ると ・Winnt\system32の下を見るとファイルが200ほど足りない。 ・ゴミ箱は空 ・ないと確定したファイルを探してもどのドライブにもはいっていない ・chkdskでエラーは見つからない。 ・監査ログには何も残っていない。 で、たまにお客様がじかに操作することのあるマシン。 …うーんなんか消したなっと営業氏にそれとなく聞いてもらうと返答は ・「何も足してません」「何も消してません」 山崎12年かよ! フォルダごと消えたのではなく、一部のファイル(拡張子はばらばら。同じ拡張子でも残っているものもあり)だけが消えたのがまた気持ち悪い。 真相は藪の中、だ。 半年以上前まではインターネット上にサービスを出していたマシンでもあるらしいので(勇敢(*)・・・)明日は念のためウィルスチェックしようかと考える。 CIHみたいにしばらく休眠したりするタイプかしらん。 なんて書いていて気になりちょっと調べてみた。 http://www.zdnet.co.jp/news/0205/07/e_cih.html あわー。Klezの亜種にCIHつきなんてあったのか、しまったその頃情報収集怠ってたんだ。 しかし「KlezにCIHがついてくる!」ってちょっと楽しげなタイトルだ。 「今ならアブローラがもう32本!」的ノリではないか。 心のメモ:もっとも、ほしくないという点に関しては変わりなし。 いずれにしても明日藪をつついてみよう。 (*)勇敢:とても社会人らしいマイルドな表現をしています -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 24日 火曜日 等身大は167cm ここに書き込みをしにくるたびに目に飛び込む広告「1杯19円!簡単便利なドリップコーヒー」にとうとう折れ、会社の同僚たちに「誰か試したことない?」と尋ねたところ「実は私も気になってたんだ」という人が続出、毒見もかねて一番安いのを頼んでみることにした。 「興味あると言ったからには毒見に協力シマスネ?」と念をおしつつもっとも安い「1杯19円」を頼む。 頼んでから気づいたが「簡単便利」は謳っているが「美味い」とは一言も書いていない。広告に偽りなし! むうー。やりおるな。「簡単便利」の到着が楽しみだ。 ホームページを最初に設けたのは確か5,6年前になると思う。 当初1年ほどは海外の方との交流を目的に日本語講座などをまじめに作っていた。 「おはようございます」「こんにちは」などパソコンに向かって夜な夜な録音してアップロードしていた、他人からは[マメなかたですね]と言われるだろうが笑顔のまま一歩引かれかねない日々。 しかしその一方では「私は和菓子が好きな主婦だが、あなたが愛してやまないという和菓子『かるかん(*フリ註)』の作り方を教えてほしい」というオーストラリアからの依頼があれば 「食べるのは好きだが作ったこたない。」と返事をし 「日本語の勉強になりました。今度はこんな文章の日本語音声を入れてください」というアメリカからの依頼があれば 「ありがとう、忙しいから当面やんない。」と返事をする、そういう人間であった。 そう、やはり私の性格ではそのようなまじめな目的の几帳面な運用は非常に無理があったのだ。 日米交流、日濠交流というより日*開戦に一役買ったかもしれない。 戦争反対! そんなわけで続く3年は突如方向転換、いかに来た人が「世の中にはこんなアホがいるのか、まだまだ自分は大丈夫だ」と脱力できるかということをテーマに取り組んだ。 取り組んだ、というのは大げさで常日頃の自分の言動をそのままコラムでまとめていった。 おかげで同僚に見られたときは「こんな恥ずかしいことよく載せられるね」とありがたい言葉まで頂戴したものだ。 そうしてこのサイトにうつって1年。 方向性も決めないまま、とりあえずテキストサイトでいこうと思ったがそこはレンタルの哀しさ、javascriptの広告は入るし私の流されやすさも手伝って写真はこれでもかと載せるしの中途半端サイトと成り下がっている。 そうはいいつつもアクセスログを見ては自分以外のアクセスがあることに若干安堵し、小さな喜びを覚える一方「アクセスログのチェックなんていやらしいことはやめなさい」と相方にやんわりとたしなめられたりしていた。 そんな今朝のこと。 このサイトに移行してから初めて知らない方からのメールをいただいた。 この日記に載ってい戯言がお役に立ったのだそうだ。 いろいろな活用法があるのだなと思うと同時にお役に立てたことを大変嬉しく思い、そのページにそういえば何書いたかな?と改めてほくほくしながら読み返した。 「モマタのTOO」 「サル、サルサルサルー」 そこには知性の概念とは対極にあるであろう文言がこれでもかと並んでおりションボリして午後の仕事に就くのであった。 心のメモ:やっぱり等身大 <<月末振り返り補注(フリ註)>> かるかんは本当においしい。かるかん、あくまきは鹿児島っ子を語る上で欠かせないキーワードだ。 もっとも私の場合は鹿児島と宮崎のハーフ、しかもすぐに長崎に渡長(渡米、ではない)したため鹿児島っ子と呼ぶにはあまりに薄いと思う。 とりあえず字に勢いのありすぎるのが若干気になるがここをご紹介しておこうと思う。餡入りばかりがかるかんではない。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 23日 月曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 22日 日曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 21日 土曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 20日 金曜日 合理性 ワンタッチで通過できる自動改札システムSUICAが全国展開され始めて1年ほどが経つ。 私が専業主婦になりたくない理由の83%を占めるといわれるこのSUICAであるが、なんの因果かSUICAにはまったくお世話にならない路線の会社に勤めることになってしまったのは一体どうしたことか。 それはさておき当初ためらいがちにSUICAに接していた人々もすっかり慣れきったようだ。 見せるだけでよかった当初から突如自動改札が出てきた時代、誰もが戸惑い、無理やり「裏が白い切符の方のみお通りください」と書いてある駅員窓口を通ろうと躍起になり無駄に列を作ったはずだ。 しかし楽なことは誰でも嬉しい。楽になることには誰でもすぐ慣れる。飲み込ませ型の自動改札からワンタッチのSUICAに変わると、当初なにやら気恥ずかしそうに使っていたものの今では既に生活の一部として受け入れられているようだ。 そんな彼らを見ていると大きく2つのタイプに分けられる。 几帳面タイプ: とにかくしっかりと押さえ込むように定期券を読み取り面につける。接着時間 0.7秒(*フリ註)。 発展系として ねじりこみタイプ: 手首をひねるように半回転の刷り込みぶり。何がにくいのか。 いずれにしても彼らの後に切符を入れるとなぜか読み取りが遅いため、切符・オールド定期人は切符・定期の出を待って出口でもたつきがち(私だ)。 さりげなタイプ: 読み取り面につけると見せかけて実はつけない、と見せかけてやっぱりつけている。接着時間0.03秒。 極稀に、本当に限界に挑戦しているのだろうか、読み取りエラーにさせている場合があり、そのような場合該当者は突如ねじりこみタイプに変貌する。 あっけにとられていると後ろに並ぶ切符・オールド定期人は入り口でもたつきがち(私だ)。 なんとなくそんな様子を見ているのも楽しいので改札の出入り口は前の人の動向をじっと伺ってしまうものだが、今日前を歩いていた若い、スーツ姿の男性は違っていた。 両手をスーツのポケットにつっこみぶらぶらと歩いている。 改札に近づいても定期を取り出さない。 少しハラハラする。私など改札まであと2分のところから出さないと心配になってしまうのに。 あれ、もう改札入り口だよどうするの?と思ったところでいきなり彼は両手をつっこんでいたスーツの上着の前を、バッと開いた。 ようやく気づいたか。胸ポケット探すのかな、と思いきや、なんと。 彼はポケットに手を突っ込んだまま読み取り面にポケットをつけたのだ。 ピ。 え。ピ、て。 彼は何事もなかったかのように改札を抜けていった。 そうして虚を突かれた私はまたももたついて人の流れをあやうく止めてしまいそうになるのだった。 …確かにSUICAは合理化のために導入されたはずである。 彼のこの行為を合理化の最右翼・最先端として捉えるべきかどうかはこの先100年の動向で決まるのではないだろうか。 もしかしたらいままさに彼が歴史を作っているのかもしれない。 しかしこれだけは今の私にもわかる。 100年を待つまでもなく彼のポケットはかなり汚れると思うのだ。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 使ったことがある方はお気づきと思うが、SUICAの仕様として 1秒間は触れていないと認識しないのが真実。 また、この日の欄外コメントに「改札前で鍵を出してしまう」というものが寄せられた。その時も書いたが、私はそんなのしょっちゅうだ(大威張り) 先週など家の前で定期だした。2秒後の苦悶も知らず。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 19日 木曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 18日 水曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 17日 火曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 16日 月曜日 ノンストップママ 今もあるかわからないが「メチャメチャイケてる」という番組で『ノンストップママ』というコントがあった。 雛形あきこ演ずるママは一度何かの動作をおこすと何度も繰り返してしまう。誰かがとめても振り切るように繰り返してしまう。 あるときは手まで切らんばかりの勢いでキュウリを輪切りにしまくり、宅配便がくれば印鑑を押しまくり、コーヒーに砂糖を入れれば溢れても入れまくる。 そのときのママはまばたきもせず目を見開き空を見据える。 その鬼気迫る様子といつ出てしまうかわからないノンストップぶりがおかしいコーナーだった。 さて今日美容院に行った。 カットとカラーリングで2時間程度を見込んでいた。 『しかしこの後誰もが予想だにしない出来事が!!!』(ハードロックなBGM) 新しい店員が増え活気付いたかに見えた美容院だが、なんだか仕事がうまくまわっていない。 相変わらず人が少ない割には待ちが長い。ちょっとおかしいな、とは思った。 店長によるカットのあと、新入りさんがカラーリング担当になった。 「よろしくおねがいしまーす」 なかなかかわいらしい女性だ。最近若い女性を見るといいねいいねぇとすっかりオヤジ(?)化してしまう私は会釈などしつつ彼女に任せた。 しかし…遅い。いつもこんなにかかったっけ。そうか彼女は新人だからちょっと要領が悪いんだな。 と思って鏡越しに姑よろしくじっと見つめる。 彼女はほとんどまばたきもせず私の髪の毛のごく少量を漉いて、さらに半分に漉いて、カラーリング剤を塗り、また塗り、また漉いて、塗り、また塗り…。 あれか!ノンストップママか!の念の入れようだ。 カットも困るがカラーリングって塗って放置するとその分髪の色がきつくなるので心配だ。 見ている間に結構な時間が経ってしまった。おいおい。 ようやく他の担当が気づきさっさと10分で残りを終わらせてくれた。 少しおきカラーリング剤を流す。 すると件の新人さんが洗髪担当になった。 ところで美容院て洗髪がしっかりしているところは何事にも行き届いているような気がして好きだ。 ここに通うのも一つにはそういう理由がある。 しかし、だ。 件の新人さんは私の髪をたっぷり濡らし、シャンプーをつけると揉む。揉む。揉む。揉む。揉む。揉む。 洗う。洗う。洗う。洗う。洗う。(中略)洗う。洗う。 頭皮が心配です。 叫びそうになる頃ようやくすすぎに入った。 心のメモ:命拾いをした。 確かに今日私は「いつもより若干髪の色を明るくしたい」とお願いした。 だからその結果なのか彼女の執念によるところなのかいい年をしてかなりの茶髪になってしまった。 うむう。 相変わらずまわってない店だ。そろそろ次を考えよう。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 15日 日曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 14日 土曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 13日 金曜日 オーケーベイビー! 会社では一日中調べものをした。 本題の仕事に入る前の調べ物は必要とわかっていてもとても焦る。何も進まないような気がする。 昼食、仲のいい姉さんSさんと、妹分(?)のAちゃんの3人でランチへ行き、笑い転げながらトムヤムクンラーメンをすする。 息を吸い上げたいのか吐きたいのかなかなか難しい配分だ。 話題は主に ・「ステインをください」と、文字通り「"捨印"を買いに」行ってしまった愛すべき某君 ・どうも私はタクシーを止める際に毎々必ず手を怪しげに振りながら「タークシー!」と叫んでしまっている ことなど。 帰宅の途中、下車駅でスーパーに寄った。 生鮮野菜を買うためだったのだが、閉店時間間際でもありいいものがない。 ぐるぐる回っていると子連れのお父さんとすれ違った。 お子さんは女の子で2,3歳、お父さんは30代後半だろうか。 お父さんはお刺身のパック一つ一つを指し 「これは食べたい?」 と確認している。 「ううん、いらない」 と女の子は応えるがお父さんがそのたびに何か言っている。 何を言っているか気にも留めなかったがもっとも近づいた瞬間そのセリフが聞こえたのだ。 お父さん「(違うパックを指差しながら)じゃあこれは?」 女の子「うーん、それもいらないよ」 お父さん「オーケー、ベイビー」 私は雷に打たれたように立ちすくんでしまった。 オーケーベイビー。日本人にもっともポピュラーともいえるこの一連の単語の羅列である英語が実際日常会話で使われることは滅多にない。 オーケーベイビー。まあ確かに2,3歳児は広義で「ベイビー」だろう。 オーケーベイビー。ほほえましいのとアレなのと微妙な線であった。 ◆たこ焼き!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#13 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 12日 木曜日 書店で 業務の参考図書を買いに書店に行く。 会社に入ってまだ周りがよくわからなかった頃、小ボスにおずおずと 「専門書を買いたいのですが近くにいいお店はありませんか?」 と尋ねたものだ。 するとかなり驚いた顔をした小ボスは一瞬後に「何がわからないのかわからない」という勉強デキル君の顔になり、さらに若干気の毒に、という表情さえしながら(?) 「ここは神保町ですから、三省堂や書泉なんかがとても近いですよ」 と教えてくれたのだ。 「おお!すばらしい、うちの会社は神保町なのですね!」 私はそうさらに畳み掛け、小ボスを怯えさせていた。 心のメモ:周り以前にわかっていないことがあった。 ということで書泉に赴く。 目指す本はすぐ見つかり、あとは…そう、今回のミッションは"ついでに「ハリー・ポッターと賢者の石」を買うこと"であった。 ハリー・ポッター。そしていまさら「賢者の石」(*フリ註)。 しかも勢いづいたきゃつら(ダレ?)はいまだにハードカヴァーだ。 車内でもいやがおうにも目立つハードカヴァー。 買う際には目立たぬようにしなければ。売り場の"あたり"をつけ、さがす。 海外作家コーナー。ない。あれ?この奥は文庫だ。おかしいな。 ぐるぐると回る。焦りは禁物だがこんなことに時間をかけてはいられない。ハリー・ポッターを買うのは私の試算ではレジからのおつり引渡しも含め6分である。 すでにその6分も過ぎようとしている。 しかしいまさら「ハリー・ポッターと…け、賢者の石ください」とはいえない。 なぜなら今買うなら最新刊だろうから。炎のゴーフルとかいう猛烈に舌をやけどしそうなタイトルだったように記憶するが全く違うと思う。 レジのお姉さんを横目でチラと見る。彼女に聞こうか… 一か八か、レジ前に詰め寄るとなんと平積みにされてそれはあった。やった! さっそくさりげなさを装い視点は正面を見据えたまま若干中腰になり一冊手に取る。 傍目には「カメラは捕らえた!万引きの一瞬」的ポーズである。 さあ、このままレジへ、と意気込んだ私の手になにかジャリ…という反応があった。 ふと本を見るとなんと 君の肩に悲しみが、いや本の上に埃が雪のように降り積もっているのだ。 私の触った部分だけが雪の上の足跡のように痕跡を残しているではないか。かなり大げさだが。 そうだ、さすがにいまさら賢者の石はないだろう。賢者の石はすでに誇りまみれの存在なのだ。 ションボリしたもののエエカッコシイはここで引き下がるわけにはいかない。 あくまでも「あらこんなところにハリー・ポッター(賢者の石)が」という風情で買わねばならない。 この小芝居を誰のために続けるかわからないまま私はそ知らぬふりをして 表紙を裏に、背表紙を誰もいない方角にまわしながらそっとレジの隅にその本を置くのだった。 会社帰り、さあ本にカバーはしてもらったし読むかと勇んでページをめくる。 すると…右ページヘッダにゴシックでこのような文字が。 ハリー・ポッターと賢者の石 おいおいおい! あわててページをめくる。思いつく限りめくる。しかし… 前頁にヘッダが入っている。丁寧に。 …恥ずかしい。思いっきり。せめてフッタにしてほしかった…(憤死) ◆海産物!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#12 <<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、はまりにはまり、すべてのハリーポッターを押さえるに至る。 炎のゴブレットもamazon.co.jpで予約する始末。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 11日 水曜日 おぼりたい。 1ヶ月前から申請していた再来週の夏休みだったが、今日になって今月末が納期の仕事が入って流れてしまった。 珍しく相方が長期休みを取れるからとあわせたのに残念。 でもスケジューリングや分担などしっかりしているので前回のように徹夜続きはないだろう。 残業は続くだろうがまずは一安心。 会社が引っ越してようやく1ヶ月が経とうとしている。 新しいビルの隣には個人の作りとうふやがある。 まさに私のような人間にはうってつけのロケーションだ。 その作りとうふやでは おぼろとうふがタレつきで売られている。 200円でなかなかのボリュームだ。 両手のひらを椀状にあわせたほどの大きさの器に並々とおぼろとうふが入っている。 同僚の女性が私のとうふ好きを知り「私もとうふすきなの。あそこの手作りおぼろとうふ、おいしいから今度食べてみて。」と勧めてくれたので買いにいってみたときのこと。 70歳ぐらいの人のよさそうなおじいさんが大豆の香りが漂う店内でのんびりとお客を待っていた。 「すみませーん、おぼろとうふください」 と言うと おじいさんは私の顔を1,2秒じっと見つめた。 そうして見る見る申し訳なさそうな表情になったのだ。 「いやあ、申し訳ないんですが今日はもう」 行ったのは13時ごろであったし、おいしいと評判のおぼろとうふだ。 もう売り切れたのか…と一瞬にしてぐるぐる考えた。するとおじいさんは 「今日はもう、あと一丁しかないんですよ、すみませんねえ」 いやほんと一丁でいいんです。 私がいかにも店のすべてを食べつくしそうな顔をしていたに違い。 初おぼろとうふランチは、うっかり水分を捨てずにいきなりタレをかけてしまうという大失態をしでかしかなりタレの味が薄まってしまった。 しかしそれでも舌触りといいタレの塩味加減といい大豆の香りといいなんともいえずおいしかった。 おいしかった。 おいしかった、のはすでに1ヶ月も前の話だ。 つまり引っ越してからこのかた食べられずにいるのだ。 なぜって今度の席は通路側で隣に人のいる席になってしまい、妙に狭苦しいのだ。(以前は両隣に人のいない、壁側の席だった) 早く慣れなければ。慣れなければおぼろランチはない。 アホウなことは平気でできるのにそういうところで妙に人目を気にするええかっこしいの私である。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 10日 火曜日 戦隊もの 終業時間を回った頃、小ボスと同僚Aとなぜか昔懐かしい戦隊モノ『バトルフィーバーJ』の話になった。 二人とも27歳、おそらく再放送あたりで観たくちであろう。 私も3つ離れた弟が観ていたのでなぜか詳しいのだ。 しかし話をしていて気づいた。 初期の戦隊モノのセオリーに則り、5人1組(うち1人が女性)という組み合わせのはずなのだが1人がどうしても思い出せないのだ。 「オープニングで『バトルフランス!バトルケーニア!バトル*!ミスアメリカー、バトルジャパーン』という歌詞がありますが、3つめ(*)のバトルレンジャーの名前が思い出せません」 私はこう切り出した。 つまり、このバトルフィーバーJは各国を代表する(?)バトルレンジャーが集った戦隊であり、フランス、なぜかケニア、アメリカ、日本がいるのだ。 あと一国がどこであったか思い出せない。 歌のリズムからいうと3字から4字程度のものである。 また、若干偏りはあるものの大きい国・名前の印象の強い国からその名をとっていることは覚えている4レンジャーから推測される。 Googleで調べれば無論すぐにわかるが、最近記憶力が衰えつつあり、できるだけ自分で思い出そうとしてみた。 アメリカ、フランス、ときたら次はなんだろう。 1)ソ連 当時はまだ冷戦の時代、アメリカといえばソ連か。 いやバトルソレンはおさまりが悪い。それにソレンの「連」て漢字ではないか。 だいたいソ連、では略語で大変ソ連に失礼だ。 む。「バトルソビエト社会主義共和国連邦」か。 …。 2)ドイツ バトルドイツ。じゃがいもを主食とし、メインのつけあわせは主にソーセージ。 頬は赤く、ビール好きのバトルレンジャー…記憶にないしそんなヒーローはごめんだ。 3)イタリア 陽気で歌好き、水路をみつければゴンドラを手漕ぎ、時にガラス細工がうまかったりする、そんな熱い血の男、バトルイタリア。…ご当地レンジャーかよ! というわけで、どうしても思い出せない私は 「宿題とします」 と同僚Aに言い渡した。 しかし同僚Aは早々に音をあげてgoogleで調べた結果を教えてくれた。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2049/batoru.html それによると彼の名は バトルコサック …っておい、それ国名じゃないだろ!(って書いて改めて上のページみたけれど同じツッコミが) ああ。昔から散々突っ込んでいたのにすっかり忘れていたよ。 妙にソ連が引っかかったわけだ。 ちなみにコサックをgoogleで検索すると最初にヒットするのが「バトルコサック」であるが、諸事情からリンクは避けておく。 恐るべしバトルコサック。 うーむとうなる私に同僚Aが尋ねた。 「ところでバトルフィーバーJの"J"っていうのは何の略でしょうね」 私は3秒ほど黙考して答えた。 「"オマエラミナゴロシ"のJです」 ◆ありあわせ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#10 やむにやまれず英語を耳で聞き訳さねばならないとき、思いの外この「オマエラミナゴロシ」は役立つ。 「このたび、えーーーわたくしはえーー (音声なし) えと つまり、思ったのです」 などと詰まりながら訳してしまって周りの気をもませるよりも、いっそのことすべてのわからない文脈をこの単語に置き換えてみるとよい。 「このたび、オマエラミナゴロシ。わたくしはオマエラミナゴロシ。オマエラミナゴロシ。オマエラミナゴロシ。思ったのです」 なぜか意味が通じるから不思議だ。 しゃべっている当人の顔みたらそんなのバレるのでは、と思うのは早計だ。 本人が笑顔であればあるほどこの翻訳は恐ろしさを増すのだ。 しかしわからない文脈があるというだけで、そこに恐ろしさを増させる必要性があるのかどうかは一層わからないし、だいたいこの言葉を発した際、その意外性の意味するところをわかってくれるのは知り合いだけであり、なんらかの重要な席でこれを使うのはもってのほかなので使うにあたっては細心の注意が必要だ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 9日 月曜日 社会人たるもの オンとオフをきっちりときりわけてこそ社会人だ。 プライベートに仕事を持ち込むのは大人としてのルール違反であるし、逆に至っては人としてもってのほかである。 …もっとも、本日行われたとある一般向けの某OS講座において 「このリンクファイルが」 と述べるところを堂々と 「このリンクシェルが」 と言い放った私に言われたくはないだろうが。 ※リンクシェル:ゲーム、Final Fantasy XIにおけるアイテムの一つ。 反応がおそろしく、ホワイトボードに向かったまま後ろを向くことができなかった。 講習を終える際講習者の方にアンケートを書いていただくのだがそこに「今度ゲームでご一緒に」とでも書くものがあれば 即刻射抜く!ぐらいの勢いであったが、みなさん大変(いろいろな意味で)大人でありそのようなことを書くウツケはいなかった。 ◆ヘロヘロ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#9 相方の出社が早かったためいつもよりさらに1時間早く起き、一日立ち&しゃべり倒しでさすがにへろへろ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 8日 日曜日 5日間も日記更新をサボっていたのはキョロ・ザ・ハムスターのトイレ砂を買ったりゲームを久しぶりに4時間連続でやってみたりもずく酢を初めて食べてみたりと思いのほかバタバタしていたからなのだがまったく忙しくはなかった。 この日お昼になろうかという頃ようやく起き出した私は、よせばいいのに一瞬顔を出した太陽に多大の期待を抱き、正午から洗濯を始め、午後一に干し始めた。 そうして18時ごろ、妙にシットリした洗濯物を取り込む羽目になるがまさに自業自得であるといえよう。 ◆煮物だ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#8 ※一応日記、もしくはおとうふラボどちらかは毎日更新している、つもり。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 7日 土曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 6日 金曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 5日 木曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 4日 水曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 3日 火曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 2日 月曜日 昨夜ひょんなことからモズク酢の話になった。 ひょんなことから、とはまるで経緯は敢えて省略するような書き方であるが、実際にはまったく覚えがない。 とにかく相方の 「俺結構モズク酢好きなんだけどウチの食卓に出ないよね」 という一言に対して私が 「だって私食べたことないもの」 と一蹴してしまったことにより血で血を洗う抗争の2万歩手前ぐらいまでいったのだ。 おそろしいことだ。モズク酢。 その直後チャンネルを変えるとTV(あるある大辞典だ)でまた具合のいいことにモズク酢の健康への効能を延々とやっており、とにかく相方が 「ほらモズク酢体にもいいよ」 といったことに対して私が 「ほら、(次の画面を指して)ひじきでもいいらしいよ」 とさらに一蹴してしまい、血で血を洗う抗争の1万6700歩手前ぐらいまでいったのだ。 「そんなこと言ってたら(私)の好きなものしか食卓にあがらないじゃない」 そこまで言われたら女がすたるではないか。 私は今日一念奮起して海鮮品コーナーへと近づいた。 (ふふふ モズク酢を買って驚かせてやる) 心中はモズク酢でいっぱいだがモズク酢でいっぱいの30過ぎ女ってどうだ? とにかく海鮮品コーナーへ足早に近づいた。 しかし。 うちの内戦など関係なく、あるある大辞典効果でドロドロの血よりもがん細胞よりもまえにモズク酢パックは一掃されていた。 しまった忘れていたよ。TV効果。 ちょうど相方とも待ち合わせをしていたので相方にもモズク酢がないことを確認してもらう。 女はすたれた。 ◆おいしいヨ…(感涙)!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#2 ぎずもちゃん夫妻にいただいた長崎土産の生めんタイプちゃんぽんが、おいしすぎる…おいしすぎるようー。具は奮発してありとあらゆる食材を載せてみた。具:麺がおよそ2:1。 …写真だと、ちょっとアレだけど、さっぱりしてるのにコクがある。ああ伝わらないかなこのおいしさ。 ※「休日の昼に食べるって言ってなかったっけ?」というツッコミはF1の勢いで忘れろ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [BOTTOM] [↑] 9月 1日 日曜日 朝6時に起きて洗車に行くはずだったが起きたもののあまりに眠く陽射しが強くワックスがけに適さないということで延期。 おかげで朝はゆっくり寝ることができた。 撮り貯めていたビデオを見るとキョロ・ザ・ハムスターの爪切りに近くの動物病院へいく。 キョロは1ヶ月の食事療法でひとまず肥満の危機を回避したらしく、また歯に異常もないということで相方ともどもほっとする。 キョロだけは事態が飲み込めずにキャリングケースの中で一人大暴れであった。 その後は洗車、買い物。 買い物では折れた干し器を新しいものに買い換えて大満足。 ◆何が食べたいのか!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#1 -------------------------------------------------------------------------------- [HOME] [DIARY_TOP]
(旅行の様子はまとめてこちら)
心にいつもフォネティックコード(*フリ註) 私の仕事が終わる目処がつき、一応夏休みをとったのでと今日ようやく宿の予約を入れる。 さあ、夏だ。海だ。太陽だ。 心のメモ:…すっかり朝晩肌寒くなってきたわけですが… 宿の連絡に限らず、口頭で我が家の住所を伝えるのはなかなか至難の技だ。 なんせ建物名もPで始まるカナだし部屋番号もなぜかアルファベットなのである。 PはBやFに変換されるし、アルファベットはGだったりするのでBやDに変換されてしまう。 そのためフォネティックコードよろしく「**のG」なんて毎回言わねばならない。 このとき毎々お世話になるのが「ジャイアンツのG」であった。 ジャイアンツのつづりを知らなくても「そういえば巨人軍てGだよな」ぐらい知っている、知っていてほしい、知っててねお願い、という流れの「G」なのだ。 さて今日になって明日から泊まる宿の予約をした。 予約受付担当は 若い、しかししっかりした印象の男性だった。 幸運にも部屋に空きがあるというので1室押さえる。 住所を、と言われるがままに住所を伝えた。 さあ残るは建物名と部屋番号だけだ。 Pはなんとか「パピプペポの」で通す。 あとはいつもの「G」である。 ここまできて私は気を抜いた。 そう私はこの一瞬、なぜかほかの事に気をとられてしまったのだ。 「部屋番号がですね、アルファベットのG、です」 ここまではよかったのだ。しかし先方の「じー、ですか?」との問いに何を思ったか滑舌もよろしくスタッカート気味に 「ええガンダムのGです」 と言い放ったのだった。 …ンナアアッ! 他にゴーフレットのG、グリコのおまけのG、ゴブリンのG、Gメン'75のGいくらだってGはあるではないか!よりによって何故ガンダム! 突然大慌てになる私の耳に響いてきた吹き出し音「っククッ」 しかし宿の方はとてもいい方であった。 「ク、ええ、わ(堪え)、わかりますよガンダムのGで」 と復唱までしてくださって予約は完了したのだった。 夏休みだ。夏だ。海だ。太陽だ。 宿はお料理もおいしく、たいへんくつろげると評判であるらしいところだ。 なのに…ちょっと宿にいきたくないのはなぜだろう。 ◆冷蔵庫一掃!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#29 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 正しいフォネティックコードはこちら。 ところで昔フォネティックコードを知らない頃、海外の映画の戦闘シーンで「こちらチャーリー」と言うシーンがよくあるが、 あれ、名乗ってるんだと思ってました。 いやぁ…多いですよねチャーリーさん。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 28日 土曜日 来週相方と私が誕生日ということで義母がアップルパイのおいしいお店から20cmほどもあるパイをワンホール買って送ってくれた。 もちろん来週までもつはずもないので、という口実のもとさっそくいただく。 …お、おいしすぎる… 生地がしっとりして、りんごの身は大きく柔らかい。 しかも身がたっぷり入っているのだ。 シナモンの香りが紅茶にあう。次はコーヒーでいただこう。 その後一日、義母、実母、義母と母の電話サンドイッチ。 ◆フライ始めました。ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#28 アップルパイは来週月曜が賞味期限ということで義母は2人分にしては大きかったかなあと心配する。 「いいえ、お母さん。まったく心配要りません」 自信に裏打ちされた返答をして失笑を買う。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 27日 金曜日 19円コーヒー 先日頼んだコーヒーが会社に届いた。 一口120袋ということで、だいたい25x15x20cmほどの段ボール箱で来たのだが思ったより大きくて驚く。 来た来た!と喜んでいると後ろにいた先輩が 「ああ!私も昨日120袋頼んじゃったー」 心のメモ:情報は共有しよう 私「うわ、言えばよかったー。今度一緒に頼みましょうよおいしかったら」 先輩「そだよね、そのときはよろしくね」 私「何頼んだんですか?」 先輩「一杯25円の」 心のメモ2:先輩は格が違った さて試飲。簡単便利と謳うキャッチコピーにたがわぬ簡単さでコーヒーを入れて飲む。 すると、こ、これは…!! それなりの味でした。(*フリ註) でもいわゆる顆粒のインスタントコーヒーやファーストフードのコーヒーよりはおいしい(*フリ註)、と試飲した同僚たちの声。 夜は相方と珍しく外食をする。 (相方は例えコンビニ弁当でも家で食べる方が落ち着いていて好きだというのだ。) ◆外食だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#27 <<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、どうなったかというと1日2杯のペースでお世話になっている。 封を開けた瞬間のコーヒーの香りは楽しめる。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 26日 木曜日 会社からこんにちは 久しぶりに会社のランチ時にこれを書いている。 (以前も書いたが、ランチは決められた時間帯内であれば好きな時に1時間取ればよいのだ) 最近お昼は近くの---以前書いたデリとは別の---手作りサンドイッチ屋にお世話になっている。 テイクアウトして自席でインターネットを見ながらのんびり食べるのだ。 ちなみにだいたいサンドイッチ1つにドーナツ(何種類かある)1つ、フルーツヨーグルトが定番。 さてそのサンドイッチ屋さんの店員に若い女性がいるのだが今日はその彼女がレジを売ってくれた。 「えと、*と*と*で…ちょうど400と5円になります」 私はおよそ哲学というものが不得手だ。 ちょうど400と5円。ちょうど405円。その「ちょうど」がなにに係るのか、国語の文法的にはわかるけれども意味するところはどうしても理解しかねる。 考えながら1,005円を渡し、突っ込んだ質問をしていいものかさらに考えているとその女性店員は有無をいわさぬ勢いで600円を私の手にねじりこんだ。 「ハヤクカエレ」 無言のメッセージだけは感じたので早々に退出した。 -------------------- 昨日のNTサーバにはウィルスは入っていなかった。 本当に手でさっくり消された模様。豪快だ。 来週にずらした夏休みだが、業務をなんとか終わらせないといけない。日々家に持ち帰ってチクチクと続きをやる状態。 そういえばなぜだか突然「キャトル ミューティレーション」でgoogle検索をかけて一番上をなんとなくクリックして 本当に肝を冷やした。 大嘘百貨店のコンテンツと気づくまで「トンデモさまの毒電波から無事逃れられますよう」と心底祈ってしまった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 25日 水曜日 藪の中 恥ずかしながら「『藪の中』って芥川の小説のタイトルから出たのか?それともタイトルがその言葉を取ったのか?」とここ数年疑問だった。 こっちが先だったか。 とある客先のNTサーバでPDCと他のサービスを(ある意味勇敢(*)にも)兼ねているものがあったらしい。 ところが先だって突如サービスが正常に実行されていないようだ、というのでいろいろ検討した上で再起動を実施していただいた。 すると再起動後ログオンすらできなくなったというではないか。 エラーいわく『Winlogon.exe - dllがみつかりません。/ Setupapi.dllが(各ディレクトリ)にありません。』 ありませんなわけありませんわよ、オクサマ。いやですわ。 というわけで現地に向かったオクサマ、もとい営業氏にファイルを全体検索してもらったが本当にどこにもないらしい。 もしやと思って Winntのフォルダサイズを見てもらうと明らかに小さい。100MB強程度しかなかったのだ。(Windows NT Serverは標準インストールだ) というわけで本日サーバをわが社に送付させていただいたのだが、中を見るとシステム関連ツールのアイコンがこぞって「真っ白windowアイコン」になっている。 リンクしているはずの実体がないというわけだ。見ると ・Winnt\system32の下を見るとファイルが200ほど足りない。 ・ゴミ箱は空 ・ないと確定したファイルを探してもどのドライブにもはいっていない ・chkdskでエラーは見つからない。 ・監査ログには何も残っていない。 で、たまにお客様がじかに操作することのあるマシン。 …うーんなんか消したなっと営業氏にそれとなく聞いてもらうと返答は ・「何も足してません」「何も消してません」 山崎12年かよ! フォルダごと消えたのではなく、一部のファイル(拡張子はばらばら。同じ拡張子でも残っているものもあり)だけが消えたのがまた気持ち悪い。 真相は藪の中、だ。 半年以上前まではインターネット上にサービスを出していたマシンでもあるらしいので(勇敢(*)・・・)明日は念のためウィルスチェックしようかと考える。 CIHみたいにしばらく休眠したりするタイプかしらん。 なんて書いていて気になりちょっと調べてみた。 http://www.zdnet.co.jp/news/0205/07/e_cih.html あわー。Klezの亜種にCIHつきなんてあったのか、しまったその頃情報収集怠ってたんだ。 しかし「KlezにCIHがついてくる!」ってちょっと楽しげなタイトルだ。 「今ならアブローラがもう32本!」的ノリではないか。 心のメモ:もっとも、ほしくないという点に関しては変わりなし。 いずれにしても明日藪をつついてみよう。 (*)勇敢:とても社会人らしいマイルドな表現をしています -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 24日 火曜日 等身大は167cm ここに書き込みをしにくるたびに目に飛び込む広告「1杯19円!簡単便利なドリップコーヒー」にとうとう折れ、会社の同僚たちに「誰か試したことない?」と尋ねたところ「実は私も気になってたんだ」という人が続出、毒見もかねて一番安いのを頼んでみることにした。 「興味あると言ったからには毒見に協力シマスネ?」と念をおしつつもっとも安い「1杯19円」を頼む。 頼んでから気づいたが「簡単便利」は謳っているが「美味い」とは一言も書いていない。広告に偽りなし! むうー。やりおるな。「簡単便利」の到着が楽しみだ。 ホームページを最初に設けたのは確か5,6年前になると思う。 当初1年ほどは海外の方との交流を目的に日本語講座などをまじめに作っていた。 「おはようございます」「こんにちは」などパソコンに向かって夜な夜な録音してアップロードしていた、他人からは[マメなかたですね]と言われるだろうが笑顔のまま一歩引かれかねない日々。 しかしその一方では「私は和菓子が好きな主婦だが、あなたが愛してやまないという和菓子『かるかん(*フリ註)』の作り方を教えてほしい」というオーストラリアからの依頼があれば 「食べるのは好きだが作ったこたない。」と返事をし 「日本語の勉強になりました。今度はこんな文章の日本語音声を入れてください」というアメリカからの依頼があれば 「ありがとう、忙しいから当面やんない。」と返事をする、そういう人間であった。 そう、やはり私の性格ではそのようなまじめな目的の几帳面な運用は非常に無理があったのだ。 日米交流、日濠交流というより日*開戦に一役買ったかもしれない。 戦争反対! そんなわけで続く3年は突如方向転換、いかに来た人が「世の中にはこんなアホがいるのか、まだまだ自分は大丈夫だ」と脱力できるかということをテーマに取り組んだ。 取り組んだ、というのは大げさで常日頃の自分の言動をそのままコラムでまとめていった。 おかげで同僚に見られたときは「こんな恥ずかしいことよく載せられるね」とありがたい言葉まで頂戴したものだ。 そうしてこのサイトにうつって1年。 方向性も決めないまま、とりあえずテキストサイトでいこうと思ったがそこはレンタルの哀しさ、javascriptの広告は入るし私の流されやすさも手伝って写真はこれでもかと載せるしの中途半端サイトと成り下がっている。 そうはいいつつもアクセスログを見ては自分以外のアクセスがあることに若干安堵し、小さな喜びを覚える一方「アクセスログのチェックなんていやらしいことはやめなさい」と相方にやんわりとたしなめられたりしていた。 そんな今朝のこと。 このサイトに移行してから初めて知らない方からのメールをいただいた。 この日記に載ってい戯言がお役に立ったのだそうだ。 いろいろな活用法があるのだなと思うと同時にお役に立てたことを大変嬉しく思い、そのページにそういえば何書いたかな?と改めてほくほくしながら読み返した。 「モマタのTOO」 「サル、サルサルサルー」 そこには知性の概念とは対極にあるであろう文言がこれでもかと並んでおりションボリして午後の仕事に就くのであった。 心のメモ:やっぱり等身大 <<月末振り返り補注(フリ註)>> かるかんは本当においしい。かるかん、あくまきは鹿児島っ子を語る上で欠かせないキーワードだ。 もっとも私の場合は鹿児島と宮崎のハーフ、しかもすぐに長崎に渡長(渡米、ではない)したため鹿児島っ子と呼ぶにはあまりに薄いと思う。 とりあえず字に勢いのありすぎるのが若干気になるがここをご紹介しておこうと思う。餡入りばかりがかるかんではない。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 23日 月曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 22日 日曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 21日 土曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 20日 金曜日 合理性 ワンタッチで通過できる自動改札システムSUICAが全国展開され始めて1年ほどが経つ。 私が専業主婦になりたくない理由の83%を占めるといわれるこのSUICAであるが、なんの因果かSUICAにはまったくお世話にならない路線の会社に勤めることになってしまったのは一体どうしたことか。 それはさておき当初ためらいがちにSUICAに接していた人々もすっかり慣れきったようだ。 見せるだけでよかった当初から突如自動改札が出てきた時代、誰もが戸惑い、無理やり「裏が白い切符の方のみお通りください」と書いてある駅員窓口を通ろうと躍起になり無駄に列を作ったはずだ。 しかし楽なことは誰でも嬉しい。楽になることには誰でもすぐ慣れる。飲み込ませ型の自動改札からワンタッチのSUICAに変わると、当初なにやら気恥ずかしそうに使っていたものの今では既に生活の一部として受け入れられているようだ。 そんな彼らを見ていると大きく2つのタイプに分けられる。 几帳面タイプ: とにかくしっかりと押さえ込むように定期券を読み取り面につける。接着時間 0.7秒(*フリ註)。 発展系として ねじりこみタイプ: 手首をひねるように半回転の刷り込みぶり。何がにくいのか。 いずれにしても彼らの後に切符を入れるとなぜか読み取りが遅いため、切符・オールド定期人は切符・定期の出を待って出口でもたつきがち(私だ)。 さりげなタイプ: 読み取り面につけると見せかけて実はつけない、と見せかけてやっぱりつけている。接着時間0.03秒。 極稀に、本当に限界に挑戦しているのだろうか、読み取りエラーにさせている場合があり、そのような場合該当者は突如ねじりこみタイプに変貌する。 あっけにとられていると後ろに並ぶ切符・オールド定期人は入り口でもたつきがち(私だ)。 なんとなくそんな様子を見ているのも楽しいので改札の出入り口は前の人の動向をじっと伺ってしまうものだが、今日前を歩いていた若い、スーツ姿の男性は違っていた。 両手をスーツのポケットにつっこみぶらぶらと歩いている。 改札に近づいても定期を取り出さない。 少しハラハラする。私など改札まであと2分のところから出さないと心配になってしまうのに。 あれ、もう改札入り口だよどうするの?と思ったところでいきなり彼は両手をつっこんでいたスーツの上着の前を、バッと開いた。 ようやく気づいたか。胸ポケット探すのかな、と思いきや、なんと。 彼はポケットに手を突っ込んだまま読み取り面にポケットをつけたのだ。 ピ。 え。ピ、て。 彼は何事もなかったかのように改札を抜けていった。 そうして虚を突かれた私はまたももたついて人の流れをあやうく止めてしまいそうになるのだった。 …確かにSUICAは合理化のために導入されたはずである。 彼のこの行為を合理化の最右翼・最先端として捉えるべきかどうかはこの先100年の動向で決まるのではないだろうか。 もしかしたらいままさに彼が歴史を作っているのかもしれない。 しかしこれだけは今の私にもわかる。 100年を待つまでもなく彼のポケットはかなり汚れると思うのだ。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 使ったことがある方はお気づきと思うが、SUICAの仕様として 1秒間は触れていないと認識しないのが真実。 また、この日の欄外コメントに「改札前で鍵を出してしまう」というものが寄せられた。その時も書いたが、私はそんなのしょっちゅうだ(大威張り) 先週など家の前で定期だした。2秒後の苦悶も知らず。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 19日 木曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 18日 水曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 17日 火曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 16日 月曜日 ノンストップママ 今もあるかわからないが「メチャメチャイケてる」という番組で『ノンストップママ』というコントがあった。 雛形あきこ演ずるママは一度何かの動作をおこすと何度も繰り返してしまう。誰かがとめても振り切るように繰り返してしまう。 あるときは手まで切らんばかりの勢いでキュウリを輪切りにしまくり、宅配便がくれば印鑑を押しまくり、コーヒーに砂糖を入れれば溢れても入れまくる。 そのときのママはまばたきもせず目を見開き空を見据える。 その鬼気迫る様子といつ出てしまうかわからないノンストップぶりがおかしいコーナーだった。 さて今日美容院に行った。 カットとカラーリングで2時間程度を見込んでいた。 『しかしこの後誰もが予想だにしない出来事が!!!』(ハードロックなBGM) 新しい店員が増え活気付いたかに見えた美容院だが、なんだか仕事がうまくまわっていない。 相変わらず人が少ない割には待ちが長い。ちょっとおかしいな、とは思った。 店長によるカットのあと、新入りさんがカラーリング担当になった。 「よろしくおねがいしまーす」 なかなかかわいらしい女性だ。最近若い女性を見るといいねいいねぇとすっかりオヤジ(?)化してしまう私は会釈などしつつ彼女に任せた。 しかし…遅い。いつもこんなにかかったっけ。そうか彼女は新人だからちょっと要領が悪いんだな。 と思って鏡越しに姑よろしくじっと見つめる。 彼女はほとんどまばたきもせず私の髪の毛のごく少量を漉いて、さらに半分に漉いて、カラーリング剤を塗り、また塗り、また漉いて、塗り、また塗り…。 あれか!ノンストップママか!の念の入れようだ。 カットも困るがカラーリングって塗って放置するとその分髪の色がきつくなるので心配だ。 見ている間に結構な時間が経ってしまった。おいおい。 ようやく他の担当が気づきさっさと10分で残りを終わらせてくれた。 少しおきカラーリング剤を流す。 すると件の新人さんが洗髪担当になった。 ところで美容院て洗髪がしっかりしているところは何事にも行き届いているような気がして好きだ。 ここに通うのも一つにはそういう理由がある。 しかし、だ。 件の新人さんは私の髪をたっぷり濡らし、シャンプーをつけると揉む。揉む。揉む。揉む。揉む。揉む。 洗う。洗う。洗う。洗う。洗う。(中略)洗う。洗う。 頭皮が心配です。 叫びそうになる頃ようやくすすぎに入った。 心のメモ:命拾いをした。 確かに今日私は「いつもより若干髪の色を明るくしたい」とお願いした。 だからその結果なのか彼女の執念によるところなのかいい年をしてかなりの茶髪になってしまった。 うむう。 相変わらずまわってない店だ。そろそろ次を考えよう。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 15日 日曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 14日 土曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 13日 金曜日 オーケーベイビー! 会社では一日中調べものをした。 本題の仕事に入る前の調べ物は必要とわかっていてもとても焦る。何も進まないような気がする。 昼食、仲のいい姉さんSさんと、妹分(?)のAちゃんの3人でランチへ行き、笑い転げながらトムヤムクンラーメンをすする。 息を吸い上げたいのか吐きたいのかなかなか難しい配分だ。 話題は主に ・「ステインをください」と、文字通り「"捨印"を買いに」行ってしまった愛すべき某君 ・どうも私はタクシーを止める際に毎々必ず手を怪しげに振りながら「タークシー!」と叫んでしまっている ことなど。 帰宅の途中、下車駅でスーパーに寄った。 生鮮野菜を買うためだったのだが、閉店時間間際でもありいいものがない。 ぐるぐる回っていると子連れのお父さんとすれ違った。 お子さんは女の子で2,3歳、お父さんは30代後半だろうか。 お父さんはお刺身のパック一つ一つを指し 「これは食べたい?」 と確認している。 「ううん、いらない」 と女の子は応えるがお父さんがそのたびに何か言っている。 何を言っているか気にも留めなかったがもっとも近づいた瞬間そのセリフが聞こえたのだ。 お父さん「(違うパックを指差しながら)じゃあこれは?」 女の子「うーん、それもいらないよ」 お父さん「オーケー、ベイビー」 私は雷に打たれたように立ちすくんでしまった。 オーケーベイビー。日本人にもっともポピュラーともいえるこの一連の単語の羅列である英語が実際日常会話で使われることは滅多にない。 オーケーベイビー。まあ確かに2,3歳児は広義で「ベイビー」だろう。 オーケーベイビー。ほほえましいのとアレなのと微妙な線であった。 ◆たこ焼き!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#13 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 12日 木曜日 書店で 業務の参考図書を買いに書店に行く。 会社に入ってまだ周りがよくわからなかった頃、小ボスにおずおずと 「専門書を買いたいのですが近くにいいお店はありませんか?」 と尋ねたものだ。 するとかなり驚いた顔をした小ボスは一瞬後に「何がわからないのかわからない」という勉強デキル君の顔になり、さらに若干気の毒に、という表情さえしながら(?) 「ここは神保町ですから、三省堂や書泉なんかがとても近いですよ」 と教えてくれたのだ。 「おお!すばらしい、うちの会社は神保町なのですね!」 私はそうさらに畳み掛け、小ボスを怯えさせていた。 心のメモ:周り以前にわかっていないことがあった。 ということで書泉に赴く。 目指す本はすぐ見つかり、あとは…そう、今回のミッションは"ついでに「ハリー・ポッターと賢者の石」を買うこと"であった。 ハリー・ポッター。そしていまさら「賢者の石」(*フリ註)。 しかも勢いづいたきゃつら(ダレ?)はいまだにハードカヴァーだ。 車内でもいやがおうにも目立つハードカヴァー。 買う際には目立たぬようにしなければ。売り場の"あたり"をつけ、さがす。 海外作家コーナー。ない。あれ?この奥は文庫だ。おかしいな。 ぐるぐると回る。焦りは禁物だがこんなことに時間をかけてはいられない。ハリー・ポッターを買うのは私の試算ではレジからのおつり引渡しも含め6分である。 すでにその6分も過ぎようとしている。 しかしいまさら「ハリー・ポッターと…け、賢者の石ください」とはいえない。 なぜなら今買うなら最新刊だろうから。炎のゴーフルとかいう猛烈に舌をやけどしそうなタイトルだったように記憶するが全く違うと思う。 レジのお姉さんを横目でチラと見る。彼女に聞こうか… 一か八か、レジ前に詰め寄るとなんと平積みにされてそれはあった。やった! さっそくさりげなさを装い視点は正面を見据えたまま若干中腰になり一冊手に取る。 傍目には「カメラは捕らえた!万引きの一瞬」的ポーズである。 さあ、このままレジへ、と意気込んだ私の手になにかジャリ…という反応があった。 ふと本を見るとなんと 君の肩に悲しみが、いや本の上に埃が雪のように降り積もっているのだ。 私の触った部分だけが雪の上の足跡のように痕跡を残しているではないか。かなり大げさだが。 そうだ、さすがにいまさら賢者の石はないだろう。賢者の石はすでに誇りまみれの存在なのだ。 ションボリしたもののエエカッコシイはここで引き下がるわけにはいかない。 あくまでも「あらこんなところにハリー・ポッター(賢者の石)が」という風情で買わねばならない。 この小芝居を誰のために続けるかわからないまま私はそ知らぬふりをして 表紙を裏に、背表紙を誰もいない方角にまわしながらそっとレジの隅にその本を置くのだった。 会社帰り、さあ本にカバーはしてもらったし読むかと勇んでページをめくる。 すると…右ページヘッダにゴシックでこのような文字が。 ハリー・ポッターと賢者の石 おいおいおい! あわててページをめくる。思いつく限りめくる。しかし… 前頁にヘッダが入っている。丁寧に。 …恥ずかしい。思いっきり。せめてフッタにしてほしかった…(憤死) ◆海産物!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#12 <<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、はまりにはまり、すべてのハリーポッターを押さえるに至る。 炎のゴブレットもamazon.co.jpで予約する始末。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 11日 水曜日 おぼりたい。 1ヶ月前から申請していた再来週の夏休みだったが、今日になって今月末が納期の仕事が入って流れてしまった。 珍しく相方が長期休みを取れるからとあわせたのに残念。 でもスケジューリングや分担などしっかりしているので前回のように徹夜続きはないだろう。 残業は続くだろうがまずは一安心。 会社が引っ越してようやく1ヶ月が経とうとしている。 新しいビルの隣には個人の作りとうふやがある。 まさに私のような人間にはうってつけのロケーションだ。 その作りとうふやでは おぼろとうふがタレつきで売られている。 200円でなかなかのボリュームだ。 両手のひらを椀状にあわせたほどの大きさの器に並々とおぼろとうふが入っている。 同僚の女性が私のとうふ好きを知り「私もとうふすきなの。あそこの手作りおぼろとうふ、おいしいから今度食べてみて。」と勧めてくれたので買いにいってみたときのこと。 70歳ぐらいの人のよさそうなおじいさんが大豆の香りが漂う店内でのんびりとお客を待っていた。 「すみませーん、おぼろとうふください」 と言うと おじいさんは私の顔を1,2秒じっと見つめた。 そうして見る見る申し訳なさそうな表情になったのだ。 「いやあ、申し訳ないんですが今日はもう」 行ったのは13時ごろであったし、おいしいと評判のおぼろとうふだ。 もう売り切れたのか…と一瞬にしてぐるぐる考えた。するとおじいさんは 「今日はもう、あと一丁しかないんですよ、すみませんねえ」 いやほんと一丁でいいんです。 私がいかにも店のすべてを食べつくしそうな顔をしていたに違い。 初おぼろとうふランチは、うっかり水分を捨てずにいきなりタレをかけてしまうという大失態をしでかしかなりタレの味が薄まってしまった。 しかしそれでも舌触りといいタレの塩味加減といい大豆の香りといいなんともいえずおいしかった。 おいしかった。 おいしかった、のはすでに1ヶ月も前の話だ。 つまり引っ越してからこのかた食べられずにいるのだ。 なぜって今度の席は通路側で隣に人のいる席になってしまい、妙に狭苦しいのだ。(以前は両隣に人のいない、壁側の席だった) 早く慣れなければ。慣れなければおぼろランチはない。 アホウなことは平気でできるのにそういうところで妙に人目を気にするええかっこしいの私である。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 10日 火曜日 戦隊もの 終業時間を回った頃、小ボスと同僚Aとなぜか昔懐かしい戦隊モノ『バトルフィーバーJ』の話になった。 二人とも27歳、おそらく再放送あたりで観たくちであろう。 私も3つ離れた弟が観ていたのでなぜか詳しいのだ。 しかし話をしていて気づいた。 初期の戦隊モノのセオリーに則り、5人1組(うち1人が女性)という組み合わせのはずなのだが1人がどうしても思い出せないのだ。 「オープニングで『バトルフランス!バトルケーニア!バトル*!ミスアメリカー、バトルジャパーン』という歌詞がありますが、3つめ(*)のバトルレンジャーの名前が思い出せません」 私はこう切り出した。 つまり、このバトルフィーバーJは各国を代表する(?)バトルレンジャーが集った戦隊であり、フランス、なぜかケニア、アメリカ、日本がいるのだ。 あと一国がどこであったか思い出せない。 歌のリズムからいうと3字から4字程度のものである。 また、若干偏りはあるものの大きい国・名前の印象の強い国からその名をとっていることは覚えている4レンジャーから推測される。 Googleで調べれば無論すぐにわかるが、最近記憶力が衰えつつあり、できるだけ自分で思い出そうとしてみた。 アメリカ、フランス、ときたら次はなんだろう。 1)ソ連 当時はまだ冷戦の時代、アメリカといえばソ連か。 いやバトルソレンはおさまりが悪い。それにソレンの「連」て漢字ではないか。 だいたいソ連、では略語で大変ソ連に失礼だ。 む。「バトルソビエト社会主義共和国連邦」か。 …。 2)ドイツ バトルドイツ。じゃがいもを主食とし、メインのつけあわせは主にソーセージ。 頬は赤く、ビール好きのバトルレンジャー…記憶にないしそんなヒーローはごめんだ。 3)イタリア 陽気で歌好き、水路をみつければゴンドラを手漕ぎ、時にガラス細工がうまかったりする、そんな熱い血の男、バトルイタリア。…ご当地レンジャーかよ! というわけで、どうしても思い出せない私は 「宿題とします」 と同僚Aに言い渡した。 しかし同僚Aは早々に音をあげてgoogleで調べた結果を教えてくれた。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2049/batoru.html それによると彼の名は バトルコサック …っておい、それ国名じゃないだろ!(って書いて改めて上のページみたけれど同じツッコミが) ああ。昔から散々突っ込んでいたのにすっかり忘れていたよ。 妙にソ連が引っかかったわけだ。 ちなみにコサックをgoogleで検索すると最初にヒットするのが「バトルコサック」であるが、諸事情からリンクは避けておく。 恐るべしバトルコサック。 うーむとうなる私に同僚Aが尋ねた。 「ところでバトルフィーバーJの"J"っていうのは何の略でしょうね」 私は3秒ほど黙考して答えた。 「"オマエラミナゴロシ"のJです」 ◆ありあわせ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#10 やむにやまれず英語を耳で聞き訳さねばならないとき、思いの外この「オマエラミナゴロシ」は役立つ。 「このたび、えーーーわたくしはえーー (音声なし) えと つまり、思ったのです」 などと詰まりながら訳してしまって周りの気をもませるよりも、いっそのことすべてのわからない文脈をこの単語に置き換えてみるとよい。 「このたび、オマエラミナゴロシ。わたくしはオマエラミナゴロシ。オマエラミナゴロシ。オマエラミナゴロシ。思ったのです」 なぜか意味が通じるから不思議だ。 しゃべっている当人の顔みたらそんなのバレるのでは、と思うのは早計だ。 本人が笑顔であればあるほどこの翻訳は恐ろしさを増すのだ。 しかしわからない文脈があるというだけで、そこに恐ろしさを増させる必要性があるのかどうかは一層わからないし、だいたいこの言葉を発した際、その意外性の意味するところをわかってくれるのは知り合いだけであり、なんらかの重要な席でこれを使うのはもってのほかなので使うにあたっては細心の注意が必要だ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 9日 月曜日 社会人たるもの オンとオフをきっちりときりわけてこそ社会人だ。 プライベートに仕事を持ち込むのは大人としてのルール違反であるし、逆に至っては人としてもってのほかである。 …もっとも、本日行われたとある一般向けの某OS講座において 「このリンクファイルが」 と述べるところを堂々と 「このリンクシェルが」 と言い放った私に言われたくはないだろうが。 ※リンクシェル:ゲーム、Final Fantasy XIにおけるアイテムの一つ。 反応がおそろしく、ホワイトボードに向かったまま後ろを向くことができなかった。 講習を終える際講習者の方にアンケートを書いていただくのだがそこに「今度ゲームでご一緒に」とでも書くものがあれば 即刻射抜く!ぐらいの勢いであったが、みなさん大変(いろいろな意味で)大人でありそのようなことを書くウツケはいなかった。 ◆ヘロヘロ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#9 相方の出社が早かったためいつもよりさらに1時間早く起き、一日立ち&しゃべり倒しでさすがにへろへろ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 8日 日曜日 5日間も日記更新をサボっていたのはキョロ・ザ・ハムスターのトイレ砂を買ったりゲームを久しぶりに4時間連続でやってみたりもずく酢を初めて食べてみたりと思いのほかバタバタしていたからなのだがまったく忙しくはなかった。 この日お昼になろうかという頃ようやく起き出した私は、よせばいいのに一瞬顔を出した太陽に多大の期待を抱き、正午から洗濯を始め、午後一に干し始めた。 そうして18時ごろ、妙にシットリした洗濯物を取り込む羽目になるがまさに自業自得であるといえよう。 ◆煮物だ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#8 ※一応日記、もしくはおとうふラボどちらかは毎日更新している、つもり。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 7日 土曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 6日 金曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 5日 木曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 4日 水曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 3日 火曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 9月 2日 月曜日 昨夜ひょんなことからモズク酢の話になった。 ひょんなことから、とはまるで経緯は敢えて省略するような書き方であるが、実際にはまったく覚えがない。 とにかく相方の 「俺結構モズク酢好きなんだけどウチの食卓に出ないよね」 という一言に対して私が 「だって私食べたことないもの」 と一蹴してしまったことにより血で血を洗う抗争の2万歩手前ぐらいまでいったのだ。 おそろしいことだ。モズク酢。 その直後チャンネルを変えるとTV(あるある大辞典だ)でまた具合のいいことにモズク酢の健康への効能を延々とやっており、とにかく相方が 「ほらモズク酢体にもいいよ」 といったことに対して私が 「ほら、(次の画面を指して)ひじきでもいいらしいよ」 とさらに一蹴してしまい、血で血を洗う抗争の1万6700歩手前ぐらいまでいったのだ。 「そんなこと言ってたら(私)の好きなものしか食卓にあがらないじゃない」 そこまで言われたら女がすたるではないか。 私は今日一念奮起して海鮮品コーナーへと近づいた。 (ふふふ モズク酢を買って驚かせてやる) 心中はモズク酢でいっぱいだがモズク酢でいっぱいの30過ぎ女ってどうだ? とにかく海鮮品コーナーへ足早に近づいた。 しかし。 うちの内戦など関係なく、あるある大辞典効果でドロドロの血よりもがん細胞よりもまえにモズク酢パックは一掃されていた。 しまった忘れていたよ。TV効果。 ちょうど相方とも待ち合わせをしていたので相方にもモズク酢がないことを確認してもらう。 女はすたれた。 ◆おいしいヨ…(感涙)!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#2 ぎずもちゃん夫妻にいただいた長崎土産の生めんタイプちゃんぽんが、おいしすぎる…おいしすぎるようー。具は奮発してありとあらゆる食材を載せてみた。具:麺がおよそ2:1。 …写真だと、ちょっとアレだけど、さっぱりしてるのにコクがある。ああ伝わらないかなこのおいしさ。 ※「休日の昼に食べるって言ってなかったっけ?」というツッコミはF1の勢いで忘れろ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [BOTTOM] [↑] 9月 1日 日曜日 朝6時に起きて洗車に行くはずだったが起きたもののあまりに眠く陽射しが強くワックスがけに適さないということで延期。 おかげで朝はゆっくり寝ることができた。 撮り貯めていたビデオを見るとキョロ・ザ・ハムスターの爪切りに近くの動物病院へいく。 キョロは1ヶ月の食事療法でひとまず肥満の危機を回避したらしく、また歯に異常もないということで相方ともどもほっとする。 キョロだけは事態が飲み込めずにキャリングケースの中で一人大暴れであった。 その後は洗車、買い物。 買い物では折れた干し器を新しいものに買い換えて大満足。 ◆何が食べたいのか!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#1 --------------------------------------------------------------------------------
http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#29 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 正しいフォネティックコードはこちら。 ところで昔フォネティックコードを知らない頃、海外の映画の戦闘シーンで「こちらチャーリー」と言うシーンがよくあるが、 あれ、名乗ってるんだと思ってました。 いやぁ…多いですよねチャーリーさん。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> 正しいフォネティックコードはこちら。 ところで昔フォネティックコードを知らない頃、海外の映画の戦闘シーンで「こちらチャーリー」と言うシーンがよくあるが、 あれ、名乗ってるんだと思ってました。 いやぁ…多いですよねチャーリーさん。
来週相方と私が誕生日ということで義母がアップルパイのおいしいお店から20cmほどもあるパイをワンホール買って送ってくれた。 もちろん来週までもつはずもないので、という口実のもとさっそくいただく。 …お、おいしすぎる… 生地がしっとりして、りんごの身は大きく柔らかい。 しかも身がたっぷり入っているのだ。 シナモンの香りが紅茶にあう。次はコーヒーでいただこう。 その後一日、義母、実母、義母と母の電話サンドイッチ。 ◆フライ始めました。ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#28 アップルパイは来週月曜が賞味期限ということで義母は2人分にしては大きかったかなあと心配する。 「いいえ、お母さん。まったく心配要りません」 自信に裏打ちされた返答をして失笑を買う。
19円コーヒー 先日頼んだコーヒーが会社に届いた。 一口120袋ということで、だいたい25x15x20cmほどの段ボール箱で来たのだが思ったより大きくて驚く。 来た来た!と喜んでいると後ろにいた先輩が 「ああ!私も昨日120袋頼んじゃったー」 心のメモ:情報は共有しよう 私「うわ、言えばよかったー。今度一緒に頼みましょうよおいしかったら」 先輩「そだよね、そのときはよろしくね」 私「何頼んだんですか?」 先輩「一杯25円の」 心のメモ2:先輩は格が違った さて試飲。簡単便利と謳うキャッチコピーにたがわぬ簡単さでコーヒーを入れて飲む。 すると、こ、これは…!! それなりの味でした。(*フリ註) でもいわゆる顆粒のインスタントコーヒーやファーストフードのコーヒーよりはおいしい(*フリ註)、と試飲した同僚たちの声。 夜は相方と珍しく外食をする。 (相方は例えコンビニ弁当でも家で食べる方が落ち着いていて好きだというのだ。) ◆外食だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#27 <<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、どうなったかというと1日2杯のペースでお世話になっている。 封を開けた瞬間のコーヒーの香りは楽しめる。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、どうなったかというと1日2杯のペースでお世話になっている。 封を開けた瞬間のコーヒーの香りは楽しめる。
会社からこんにちは 久しぶりに会社のランチ時にこれを書いている。 (以前も書いたが、ランチは決められた時間帯内であれば好きな時に1時間取ればよいのだ) 最近お昼は近くの---以前書いたデリとは別の---手作りサンドイッチ屋にお世話になっている。 テイクアウトして自席でインターネットを見ながらのんびり食べるのだ。 ちなみにだいたいサンドイッチ1つにドーナツ(何種類かある)1つ、フルーツヨーグルトが定番。 さてそのサンドイッチ屋さんの店員に若い女性がいるのだが今日はその彼女がレジを売ってくれた。 「えと、*と*と*で…ちょうど400と5円になります」 私はおよそ哲学というものが不得手だ。 ちょうど400と5円。ちょうど405円。その「ちょうど」がなにに係るのか、国語の文法的にはわかるけれども意味するところはどうしても理解しかねる。 考えながら1,005円を渡し、突っ込んだ質問をしていいものかさらに考えているとその女性店員は有無をいわさぬ勢いで600円を私の手にねじりこんだ。 「ハヤクカエレ」 無言のメッセージだけは感じたので早々に退出した。 -------------------- 昨日のNTサーバにはウィルスは入っていなかった。 本当に手でさっくり消された模様。豪快だ。 来週にずらした夏休みだが、業務をなんとか終わらせないといけない。日々家に持ち帰ってチクチクと続きをやる状態。 そういえばなぜだか突然「キャトル ミューティレーション」でgoogle検索をかけて一番上をなんとなくクリックして 本当に肝を冷やした。 大嘘百貨店のコンテンツと気づくまで「トンデモさまの毒電波から無事逃れられますよう」と心底祈ってしまった。
藪の中 恥ずかしながら「『藪の中』って芥川の小説のタイトルから出たのか?それともタイトルがその言葉を取ったのか?」とここ数年疑問だった。 こっちが先だったか。 とある客先のNTサーバでPDCと他のサービスを(ある意味勇敢(*)にも)兼ねているものがあったらしい。 ところが先だって突如サービスが正常に実行されていないようだ、というのでいろいろ検討した上で再起動を実施していただいた。 すると再起動後ログオンすらできなくなったというではないか。 エラーいわく『Winlogon.exe - dllがみつかりません。/ Setupapi.dllが(各ディレクトリ)にありません。』 ありませんなわけありませんわよ、オクサマ。いやですわ。 というわけで現地に向かったオクサマ、もとい営業氏にファイルを全体検索してもらったが本当にどこにもないらしい。 もしやと思って Winntのフォルダサイズを見てもらうと明らかに小さい。100MB強程度しかなかったのだ。(Windows NT Serverは標準インストールだ) というわけで本日サーバをわが社に送付させていただいたのだが、中を見るとシステム関連ツールのアイコンがこぞって「真っ白windowアイコン」になっている。 リンクしているはずの実体がないというわけだ。見ると ・Winnt\system32の下を見るとファイルが200ほど足りない。 ・ゴミ箱は空 ・ないと確定したファイルを探してもどのドライブにもはいっていない ・chkdskでエラーは見つからない。 ・監査ログには何も残っていない。 で、たまにお客様がじかに操作することのあるマシン。 …うーんなんか消したなっと営業氏にそれとなく聞いてもらうと返答は ・「何も足してません」「何も消してません」 山崎12年かよ! フォルダごと消えたのではなく、一部のファイル(拡張子はばらばら。同じ拡張子でも残っているものもあり)だけが消えたのがまた気持ち悪い。 真相は藪の中、だ。 半年以上前まではインターネット上にサービスを出していたマシンでもあるらしいので(勇敢(*)・・・)明日は念のためウィルスチェックしようかと考える。 CIHみたいにしばらく休眠したりするタイプかしらん。 なんて書いていて気になりちょっと調べてみた。 http://www.zdnet.co.jp/news/0205/07/e_cih.html あわー。Klezの亜種にCIHつきなんてあったのか、しまったその頃情報収集怠ってたんだ。 しかし「KlezにCIHがついてくる!」ってちょっと楽しげなタイトルだ。 「今ならアブローラがもう32本!」的ノリではないか。 心のメモ:もっとも、ほしくないという点に関しては変わりなし。 いずれにしても明日藪をつついてみよう。 (*)勇敢:とても社会人らしいマイルドな表現をしています
等身大は167cm ここに書き込みをしにくるたびに目に飛び込む広告「1杯19円!簡単便利なドリップコーヒー」にとうとう折れ、会社の同僚たちに「誰か試したことない?」と尋ねたところ「実は私も気になってたんだ」という人が続出、毒見もかねて一番安いのを頼んでみることにした。 「興味あると言ったからには毒見に協力シマスネ?」と念をおしつつもっとも安い「1杯19円」を頼む。 頼んでから気づいたが「簡単便利」は謳っているが「美味い」とは一言も書いていない。広告に偽りなし! むうー。やりおるな。「簡単便利」の到着が楽しみだ。 ホームページを最初に設けたのは確か5,6年前になると思う。 当初1年ほどは海外の方との交流を目的に日本語講座などをまじめに作っていた。 「おはようございます」「こんにちは」などパソコンに向かって夜な夜な録音してアップロードしていた、他人からは[マメなかたですね]と言われるだろうが笑顔のまま一歩引かれかねない日々。 しかしその一方では「私は和菓子が好きな主婦だが、あなたが愛してやまないという和菓子『かるかん(*フリ註)』の作り方を教えてほしい」というオーストラリアからの依頼があれば 「食べるのは好きだが作ったこたない。」と返事をし 「日本語の勉強になりました。今度はこんな文章の日本語音声を入れてください」というアメリカからの依頼があれば 「ありがとう、忙しいから当面やんない。」と返事をする、そういう人間であった。 そう、やはり私の性格ではそのようなまじめな目的の几帳面な運用は非常に無理があったのだ。 日米交流、日濠交流というより日*開戦に一役買ったかもしれない。 戦争反対! そんなわけで続く3年は突如方向転換、いかに来た人が「世の中にはこんなアホがいるのか、まだまだ自分は大丈夫だ」と脱力できるかということをテーマに取り組んだ。 取り組んだ、というのは大げさで常日頃の自分の言動をそのままコラムでまとめていった。 おかげで同僚に見られたときは「こんな恥ずかしいことよく載せられるね」とありがたい言葉まで頂戴したものだ。 そうしてこのサイトにうつって1年。 方向性も決めないまま、とりあえずテキストサイトでいこうと思ったがそこはレンタルの哀しさ、javascriptの広告は入るし私の流されやすさも手伝って写真はこれでもかと載せるしの中途半端サイトと成り下がっている。 そうはいいつつもアクセスログを見ては自分以外のアクセスがあることに若干安堵し、小さな喜びを覚える一方「アクセスログのチェックなんていやらしいことはやめなさい」と相方にやんわりとたしなめられたりしていた。 そんな今朝のこと。 このサイトに移行してから初めて知らない方からのメールをいただいた。 この日記に載ってい戯言がお役に立ったのだそうだ。 いろいろな活用法があるのだなと思うと同時にお役に立てたことを大変嬉しく思い、そのページにそういえば何書いたかな?と改めてほくほくしながら読み返した。 「モマタのTOO」 「サル、サルサルサルー」 そこには知性の概念とは対極にあるであろう文言がこれでもかと並んでおりションボリして午後の仕事に就くのであった。 心のメモ:やっぱり等身大 <<月末振り返り補注(フリ註)>> かるかんは本当においしい。かるかん、あくまきは鹿児島っ子を語る上で欠かせないキーワードだ。 もっとも私の場合は鹿児島と宮崎のハーフ、しかもすぐに長崎に渡長(渡米、ではない)したため鹿児島っ子と呼ぶにはあまりに薄いと思う。 とりあえず字に勢いのありすぎるのが若干気になるがここをご紹介しておこうと思う。餡入りばかりがかるかんではない。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> かるかんは本当においしい。かるかん、あくまきは鹿児島っ子を語る上で欠かせないキーワードだ。 もっとも私の場合は鹿児島と宮崎のハーフ、しかもすぐに長崎に渡長(渡米、ではない)したため鹿児島っ子と呼ぶにはあまりに薄いと思う。 とりあえず字に勢いのありすぎるのが若干気になるがここをご紹介しておこうと思う。餡入りばかりがかるかんではない。
合理性 ワンタッチで通過できる自動改札システムSUICAが全国展開され始めて1年ほどが経つ。 私が専業主婦になりたくない理由の83%を占めるといわれるこのSUICAであるが、なんの因果かSUICAにはまったくお世話にならない路線の会社に勤めることになってしまったのは一体どうしたことか。 それはさておき当初ためらいがちにSUICAに接していた人々もすっかり慣れきったようだ。 見せるだけでよかった当初から突如自動改札が出てきた時代、誰もが戸惑い、無理やり「裏が白い切符の方のみお通りください」と書いてある駅員窓口を通ろうと躍起になり無駄に列を作ったはずだ。 しかし楽なことは誰でも嬉しい。楽になることには誰でもすぐ慣れる。飲み込ませ型の自動改札からワンタッチのSUICAに変わると、当初なにやら気恥ずかしそうに使っていたものの今では既に生活の一部として受け入れられているようだ。 そんな彼らを見ていると大きく2つのタイプに分けられる。 几帳面タイプ: とにかくしっかりと押さえ込むように定期券を読み取り面につける。接着時間 0.7秒(*フリ註)。 発展系として ねじりこみタイプ: 手首をひねるように半回転の刷り込みぶり。何がにくいのか。 いずれにしても彼らの後に切符を入れるとなぜか読み取りが遅いため、切符・オールド定期人は切符・定期の出を待って出口でもたつきがち(私だ)。 さりげなタイプ: 読み取り面につけると見せかけて実はつけない、と見せかけてやっぱりつけている。接着時間0.03秒。 極稀に、本当に限界に挑戦しているのだろうか、読み取りエラーにさせている場合があり、そのような場合該当者は突如ねじりこみタイプに変貌する。 あっけにとられていると後ろに並ぶ切符・オールド定期人は入り口でもたつきがち(私だ)。 なんとなくそんな様子を見ているのも楽しいので改札の出入り口は前の人の動向をじっと伺ってしまうものだが、今日前を歩いていた若い、スーツ姿の男性は違っていた。 両手をスーツのポケットにつっこみぶらぶらと歩いている。 改札に近づいても定期を取り出さない。 少しハラハラする。私など改札まであと2分のところから出さないと心配になってしまうのに。 あれ、もう改札入り口だよどうするの?と思ったところでいきなり彼は両手をつっこんでいたスーツの上着の前を、バッと開いた。 ようやく気づいたか。胸ポケット探すのかな、と思いきや、なんと。 彼はポケットに手を突っ込んだまま読み取り面にポケットをつけたのだ。 ピ。 え。ピ、て。 彼は何事もなかったかのように改札を抜けていった。 そうして虚を突かれた私はまたももたついて人の流れをあやうく止めてしまいそうになるのだった。 …確かにSUICAは合理化のために導入されたはずである。 彼のこの行為を合理化の最右翼・最先端として捉えるべきかどうかはこの先100年の動向で決まるのではないだろうか。 もしかしたらいままさに彼が歴史を作っているのかもしれない。 しかしこれだけは今の私にもわかる。 100年を待つまでもなく彼のポケットはかなり汚れると思うのだ。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 使ったことがある方はお気づきと思うが、SUICAの仕様として 1秒間は触れていないと認識しないのが真実。 また、この日の欄外コメントに「改札前で鍵を出してしまう」というものが寄せられた。その時も書いたが、私はそんなのしょっちゅうだ(大威張り) 先週など家の前で定期だした。2秒後の苦悶も知らず。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> 使ったことがある方はお気づきと思うが、SUICAの仕様として 1秒間は触れていないと認識しないのが真実。 また、この日の欄外コメントに「改札前で鍵を出してしまう」というものが寄せられた。その時も書いたが、私はそんなのしょっちゅうだ(大威張り) 先週など家の前で定期だした。2秒後の苦悶も知らず。
ノンストップママ 今もあるかわからないが「メチャメチャイケてる」という番組で『ノンストップママ』というコントがあった。 雛形あきこ演ずるママは一度何かの動作をおこすと何度も繰り返してしまう。誰かがとめても振り切るように繰り返してしまう。 あるときは手まで切らんばかりの勢いでキュウリを輪切りにしまくり、宅配便がくれば印鑑を押しまくり、コーヒーに砂糖を入れれば溢れても入れまくる。 そのときのママはまばたきもせず目を見開き空を見据える。 その鬼気迫る様子といつ出てしまうかわからないノンストップぶりがおかしいコーナーだった。 さて今日美容院に行った。 カットとカラーリングで2時間程度を見込んでいた。 『しかしこの後誰もが予想だにしない出来事が!!!』(ハードロックなBGM) 新しい店員が増え活気付いたかに見えた美容院だが、なんだか仕事がうまくまわっていない。 相変わらず人が少ない割には待ちが長い。ちょっとおかしいな、とは思った。 店長によるカットのあと、新入りさんがカラーリング担当になった。 「よろしくおねがいしまーす」 なかなかかわいらしい女性だ。最近若い女性を見るといいねいいねぇとすっかりオヤジ(?)化してしまう私は会釈などしつつ彼女に任せた。 しかし…遅い。いつもこんなにかかったっけ。そうか彼女は新人だからちょっと要領が悪いんだな。 と思って鏡越しに姑よろしくじっと見つめる。 彼女はほとんどまばたきもせず私の髪の毛のごく少量を漉いて、さらに半分に漉いて、カラーリング剤を塗り、また塗り、また漉いて、塗り、また塗り…。 あれか!ノンストップママか!の念の入れようだ。 カットも困るがカラーリングって塗って放置するとその分髪の色がきつくなるので心配だ。 見ている間に結構な時間が経ってしまった。おいおい。 ようやく他の担当が気づきさっさと10分で残りを終わらせてくれた。 少しおきカラーリング剤を流す。 すると件の新人さんが洗髪担当になった。 ところで美容院て洗髪がしっかりしているところは何事にも行き届いているような気がして好きだ。 ここに通うのも一つにはそういう理由がある。 しかし、だ。 件の新人さんは私の髪をたっぷり濡らし、シャンプーをつけると揉む。揉む。揉む。揉む。揉む。揉む。 洗う。洗う。洗う。洗う。洗う。(中略)洗う。洗う。 頭皮が心配です。 叫びそうになる頃ようやくすすぎに入った。 心のメモ:命拾いをした。 確かに今日私は「いつもより若干髪の色を明るくしたい」とお願いした。 だからその結果なのか彼女の執念によるところなのかいい年をしてかなりの茶髪になってしまった。 うむう。 相変わらずまわってない店だ。そろそろ次を考えよう。
オーケーベイビー! 会社では一日中調べものをした。 本題の仕事に入る前の調べ物は必要とわかっていてもとても焦る。何も進まないような気がする。 昼食、仲のいい姉さんSさんと、妹分(?)のAちゃんの3人でランチへ行き、笑い転げながらトムヤムクンラーメンをすする。 息を吸い上げたいのか吐きたいのかなかなか難しい配分だ。 話題は主に ・「ステインをください」と、文字通り「"捨印"を買いに」行ってしまった愛すべき某君 ・どうも私はタクシーを止める際に毎々必ず手を怪しげに振りながら「タークシー!」と叫んでしまっている ことなど。 帰宅の途中、下車駅でスーパーに寄った。 生鮮野菜を買うためだったのだが、閉店時間間際でもありいいものがない。 ぐるぐる回っていると子連れのお父さんとすれ違った。 お子さんは女の子で2,3歳、お父さんは30代後半だろうか。 お父さんはお刺身のパック一つ一つを指し 「これは食べたい?」 と確認している。 「ううん、いらない」 と女の子は応えるがお父さんがそのたびに何か言っている。 何を言っているか気にも留めなかったがもっとも近づいた瞬間そのセリフが聞こえたのだ。 お父さん「(違うパックを指差しながら)じゃあこれは?」 女の子「うーん、それもいらないよ」 お父さん「オーケー、ベイビー」 私は雷に打たれたように立ちすくんでしまった。 オーケーベイビー。日本人にもっともポピュラーともいえるこの一連の単語の羅列である英語が実際日常会話で使われることは滅多にない。 オーケーベイビー。まあ確かに2,3歳児は広義で「ベイビー」だろう。 オーケーベイビー。ほほえましいのとアレなのと微妙な線であった。 ◆たこ焼き!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#13
書店で 業務の参考図書を買いに書店に行く。 会社に入ってまだ周りがよくわからなかった頃、小ボスにおずおずと 「専門書を買いたいのですが近くにいいお店はありませんか?」 と尋ねたものだ。 するとかなり驚いた顔をした小ボスは一瞬後に「何がわからないのかわからない」という勉強デキル君の顔になり、さらに若干気の毒に、という表情さえしながら(?) 「ここは神保町ですから、三省堂や書泉なんかがとても近いですよ」 と教えてくれたのだ。 「おお!すばらしい、うちの会社は神保町なのですね!」 私はそうさらに畳み掛け、小ボスを怯えさせていた。 心のメモ:周り以前にわかっていないことがあった。 ということで書泉に赴く。 目指す本はすぐ見つかり、あとは…そう、今回のミッションは"ついでに「ハリー・ポッターと賢者の石」を買うこと"であった。 ハリー・ポッター。そしていまさら「賢者の石」(*フリ註)。 しかも勢いづいたきゃつら(ダレ?)はいまだにハードカヴァーだ。 車内でもいやがおうにも目立つハードカヴァー。 買う際には目立たぬようにしなければ。売り場の"あたり"をつけ、さがす。 海外作家コーナー。ない。あれ?この奥は文庫だ。おかしいな。 ぐるぐると回る。焦りは禁物だがこんなことに時間をかけてはいられない。ハリー・ポッターを買うのは私の試算ではレジからのおつり引渡しも含め6分である。 すでにその6分も過ぎようとしている。 しかしいまさら「ハリー・ポッターと…け、賢者の石ください」とはいえない。 なぜなら今買うなら最新刊だろうから。炎のゴーフルとかいう猛烈に舌をやけどしそうなタイトルだったように記憶するが全く違うと思う。 レジのお姉さんを横目でチラと見る。彼女に聞こうか… 一か八か、レジ前に詰め寄るとなんと平積みにされてそれはあった。やった! さっそくさりげなさを装い視点は正面を見据えたまま若干中腰になり一冊手に取る。 傍目には「カメラは捕らえた!万引きの一瞬」的ポーズである。 さあ、このままレジへ、と意気込んだ私の手になにかジャリ…という反応があった。 ふと本を見るとなんと 君の肩に悲しみが、いや本の上に埃が雪のように降り積もっているのだ。 私の触った部分だけが雪の上の足跡のように痕跡を残しているではないか。かなり大げさだが。 そうだ、さすがにいまさら賢者の石はないだろう。賢者の石はすでに誇りまみれの存在なのだ。 ションボリしたもののエエカッコシイはここで引き下がるわけにはいかない。 あくまでも「あらこんなところにハリー・ポッター(賢者の石)が」という風情で買わねばならない。 この小芝居を誰のために続けるかわからないまま私はそ知らぬふりをして 表紙を裏に、背表紙を誰もいない方角にまわしながらそっとレジの隅にその本を置くのだった。 会社帰り、さあ本にカバーはしてもらったし読むかと勇んでページをめくる。 すると…右ページヘッダにゴシックでこのような文字が。 ハリー・ポッターと賢者の石 おいおいおい! あわててページをめくる。思いつく限りめくる。しかし… 前頁にヘッダが入っている。丁寧に。 …恥ずかしい。思いっきり。せめてフッタにしてほしかった…(憤死) ◆海産物!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#12 <<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、はまりにはまり、すべてのハリーポッターを押さえるに至る。 炎のゴブレットもamazon.co.jpで予約する始末。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> その後、はまりにはまり、すべてのハリーポッターを押さえるに至る。 炎のゴブレットもamazon.co.jpで予約する始末。
おぼりたい。 1ヶ月前から申請していた再来週の夏休みだったが、今日になって今月末が納期の仕事が入って流れてしまった。 珍しく相方が長期休みを取れるからとあわせたのに残念。 でもスケジューリングや分担などしっかりしているので前回のように徹夜続きはないだろう。 残業は続くだろうがまずは一安心。 会社が引っ越してようやく1ヶ月が経とうとしている。 新しいビルの隣には個人の作りとうふやがある。 まさに私のような人間にはうってつけのロケーションだ。 その作りとうふやでは おぼろとうふがタレつきで売られている。 200円でなかなかのボリュームだ。 両手のひらを椀状にあわせたほどの大きさの器に並々とおぼろとうふが入っている。 同僚の女性が私のとうふ好きを知り「私もとうふすきなの。あそこの手作りおぼろとうふ、おいしいから今度食べてみて。」と勧めてくれたので買いにいってみたときのこと。 70歳ぐらいの人のよさそうなおじいさんが大豆の香りが漂う店内でのんびりとお客を待っていた。 「すみませーん、おぼろとうふください」 と言うと おじいさんは私の顔を1,2秒じっと見つめた。 そうして見る見る申し訳なさそうな表情になったのだ。 「いやあ、申し訳ないんですが今日はもう」 行ったのは13時ごろであったし、おいしいと評判のおぼろとうふだ。 もう売り切れたのか…と一瞬にしてぐるぐる考えた。するとおじいさんは 「今日はもう、あと一丁しかないんですよ、すみませんねえ」 いやほんと一丁でいいんです。 私がいかにも店のすべてを食べつくしそうな顔をしていたに違い。 初おぼろとうふランチは、うっかり水分を捨てずにいきなりタレをかけてしまうという大失態をしでかしかなりタレの味が薄まってしまった。 しかしそれでも舌触りといいタレの塩味加減といい大豆の香りといいなんともいえずおいしかった。 おいしかった。 おいしかった、のはすでに1ヶ月も前の話だ。 つまり引っ越してからこのかた食べられずにいるのだ。 なぜって今度の席は通路側で隣に人のいる席になってしまい、妙に狭苦しいのだ。(以前は両隣に人のいない、壁側の席だった) 早く慣れなければ。慣れなければおぼろランチはない。 アホウなことは平気でできるのにそういうところで妙に人目を気にするええかっこしいの私である。
戦隊もの 終業時間を回った頃、小ボスと同僚Aとなぜか昔懐かしい戦隊モノ『バトルフィーバーJ』の話になった。 二人とも27歳、おそらく再放送あたりで観たくちであろう。 私も3つ離れた弟が観ていたのでなぜか詳しいのだ。 しかし話をしていて気づいた。 初期の戦隊モノのセオリーに則り、5人1組(うち1人が女性)という組み合わせのはずなのだが1人がどうしても思い出せないのだ。 「オープニングで『バトルフランス!バトルケーニア!バトル*!ミスアメリカー、バトルジャパーン』という歌詞がありますが、3つめ(*)のバトルレンジャーの名前が思い出せません」 私はこう切り出した。 つまり、このバトルフィーバーJは各国を代表する(?)バトルレンジャーが集った戦隊であり、フランス、なぜかケニア、アメリカ、日本がいるのだ。 あと一国がどこであったか思い出せない。 歌のリズムからいうと3字から4字程度のものである。 また、若干偏りはあるものの大きい国・名前の印象の強い国からその名をとっていることは覚えている4レンジャーから推測される。 Googleで調べれば無論すぐにわかるが、最近記憶力が衰えつつあり、できるだけ自分で思い出そうとしてみた。 アメリカ、フランス、ときたら次はなんだろう。 1)ソ連 当時はまだ冷戦の時代、アメリカといえばソ連か。 いやバトルソレンはおさまりが悪い。それにソレンの「連」て漢字ではないか。 だいたいソ連、では略語で大変ソ連に失礼だ。 む。「バトルソビエト社会主義共和国連邦」か。 …。 2)ドイツ バトルドイツ。じゃがいもを主食とし、メインのつけあわせは主にソーセージ。 頬は赤く、ビール好きのバトルレンジャー…記憶にないしそんなヒーローはごめんだ。 3)イタリア 陽気で歌好き、水路をみつければゴンドラを手漕ぎ、時にガラス細工がうまかったりする、そんな熱い血の男、バトルイタリア。…ご当地レンジャーかよ! というわけで、どうしても思い出せない私は 「宿題とします」 と同僚Aに言い渡した。 しかし同僚Aは早々に音をあげてgoogleで調べた結果を教えてくれた。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2049/batoru.html それによると彼の名は バトルコサック …っておい、それ国名じゃないだろ!(って書いて改めて上のページみたけれど同じツッコミが) ああ。昔から散々突っ込んでいたのにすっかり忘れていたよ。 妙にソ連が引っかかったわけだ。 ちなみにコサックをgoogleで検索すると最初にヒットするのが「バトルコサック」であるが、諸事情からリンクは避けておく。 恐るべしバトルコサック。 うーむとうなる私に同僚Aが尋ねた。 「ところでバトルフィーバーJの"J"っていうのは何の略でしょうね」 私は3秒ほど黙考して答えた。 「"オマエラミナゴロシ"のJです」 ◆ありあわせ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#10 やむにやまれず英語を耳で聞き訳さねばならないとき、思いの外この「オマエラミナゴロシ」は役立つ。 「このたび、えーーーわたくしはえーー (音声なし) えと つまり、思ったのです」 などと詰まりながら訳してしまって周りの気をもませるよりも、いっそのことすべてのわからない文脈をこの単語に置き換えてみるとよい。 「このたび、オマエラミナゴロシ。わたくしはオマエラミナゴロシ。オマエラミナゴロシ。オマエラミナゴロシ。思ったのです」 なぜか意味が通じるから不思議だ。 しゃべっている当人の顔みたらそんなのバレるのでは、と思うのは早計だ。 本人が笑顔であればあるほどこの翻訳は恐ろしさを増すのだ。 しかしわからない文脈があるというだけで、そこに恐ろしさを増させる必要性があるのかどうかは一層わからないし、だいたいこの言葉を発した際、その意外性の意味するところをわかってくれるのは知り合いだけであり、なんらかの重要な席でこれを使うのはもってのほかなので使うにあたっては細心の注意が必要だ。
社会人たるもの オンとオフをきっちりときりわけてこそ社会人だ。 プライベートに仕事を持ち込むのは大人としてのルール違反であるし、逆に至っては人としてもってのほかである。 …もっとも、本日行われたとある一般向けの某OS講座において 「このリンクファイルが」 と述べるところを堂々と 「このリンクシェルが」 と言い放った私に言われたくはないだろうが。 ※リンクシェル:ゲーム、Final Fantasy XIにおけるアイテムの一つ。 反応がおそろしく、ホワイトボードに向かったまま後ろを向くことができなかった。 講習を終える際講習者の方にアンケートを書いていただくのだがそこに「今度ゲームでご一緒に」とでも書くものがあれば 即刻射抜く!ぐらいの勢いであったが、みなさん大変(いろいろな意味で)大人でありそのようなことを書くウツケはいなかった。 ◆ヘロヘロ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#9 相方の出社が早かったためいつもよりさらに1時間早く起き、一日立ち&しゃべり倒しでさすがにへろへろ。
5日間も日記更新をサボっていたのはキョロ・ザ・ハムスターのトイレ砂を買ったりゲームを久しぶりに4時間連続でやってみたりもずく酢を初めて食べてみたりと思いのほかバタバタしていたからなのだがまったく忙しくはなかった。 この日お昼になろうかという頃ようやく起き出した私は、よせばいいのに一瞬顔を出した太陽に多大の期待を抱き、正午から洗濯を始め、午後一に干し始めた。 そうして18時ごろ、妙にシットリした洗濯物を取り込む羽目になるがまさに自業自得であるといえよう。 ◆煮物だ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#8 ※一応日記、もしくはおとうふラボどちらかは毎日更新している、つもり。
昨夜ひょんなことからモズク酢の話になった。 ひょんなことから、とはまるで経緯は敢えて省略するような書き方であるが、実際にはまったく覚えがない。 とにかく相方の 「俺結構モズク酢好きなんだけどウチの食卓に出ないよね」 という一言に対して私が 「だって私食べたことないもの」 と一蹴してしまったことにより血で血を洗う抗争の2万歩手前ぐらいまでいったのだ。 おそろしいことだ。モズク酢。 その直後チャンネルを変えるとTV(あるある大辞典だ)でまた具合のいいことにモズク酢の健康への効能を延々とやっており、とにかく相方が 「ほらモズク酢体にもいいよ」 といったことに対して私が 「ほら、(次の画面を指して)ひじきでもいいらしいよ」 とさらに一蹴してしまい、血で血を洗う抗争の1万6700歩手前ぐらいまでいったのだ。 「そんなこと言ってたら(私)の好きなものしか食卓にあがらないじゃない」 そこまで言われたら女がすたるではないか。 私は今日一念奮起して海鮮品コーナーへと近づいた。 (ふふふ モズク酢を買って驚かせてやる) 心中はモズク酢でいっぱいだがモズク酢でいっぱいの30過ぎ女ってどうだ? とにかく海鮮品コーナーへ足早に近づいた。 しかし。 うちの内戦など関係なく、あるある大辞典効果でドロドロの血よりもがん細胞よりもまえにモズク酢パックは一掃されていた。 しまった忘れていたよ。TV効果。 ちょうど相方とも待ち合わせをしていたので相方にもモズク酢がないことを確認してもらう。 女はすたれた。 ◆おいしいヨ…(感涙)!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#2 ぎずもちゃん夫妻にいただいた長崎土産の生めんタイプちゃんぽんが、おいしすぎる…おいしすぎるようー。具は奮発してありとあらゆる食材を載せてみた。具:麺がおよそ2:1。 …写真だと、ちょっとアレだけど、さっぱりしてるのにコクがある。ああ伝わらないかなこのおいしさ。 ※「休日の昼に食べるって言ってなかったっけ?」というツッコミはF1の勢いで忘れろ。
朝6時に起きて洗車に行くはずだったが起きたもののあまりに眠く陽射しが強くワックスがけに適さないということで延期。 おかげで朝はゆっくり寝ることができた。 撮り貯めていたビデオを見るとキョロ・ザ・ハムスターの爪切りに近くの動物病院へいく。 キョロは1ヶ月の食事療法でひとまず肥満の危機を回避したらしく、また歯に異常もないということで相方ともどもほっとする。 キョロだけは事態が飲み込めずにキャリングケースの中で一人大暴れであった。 その後は洗車、買い物。 買い物では折れた干し器を新しいものに買い換えて大満足。 ◆何が食べたいのか!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200209l.html#1