洗剤の女(ひと)
相方が代休をもらえた。明日休日出勤ということだが、それでも1日休みがあるだけ違う。
私はそんな日ぐらい早帰りさせてもらおうと、「月3回まで早帰りOKシステム」を利用させてもらって16時に退出した。
OKっていっても1日分の規定時間に足りない分は1ヶ月内でカバーしなければならないのだが、月1回(3時間分)ぐらいならなん てことなし。
でもほんというと来週あたり私も土曜出勤しないといけないかもしれない。
◆トローリ!ウチの晩御飯
・蕪と筍の煮物(蕪、蕪の葉、筍、エビ、人参)とろみつき。
・サラダ(レタス、サラダほうれん草)
・ゴマ奴(冷奴+すりゴマ+小ネギ)
・お味噌汁(お豆腐、シメジ、ネギ)
ゴマ奴(ゴマ豆腐ではない)、このお正月に相方の実家宅で食べてから(私の中で)大流行中。
会社で、私よりずっと若いけれども私よりずっと主婦歴の長い同僚が先日モジモジしながら話しかけてきた。
「ねえ、**さん(私)、液体洗剤って知ってる?」
ええ?
「最近ね、洗剤で粉じゃなくて液体ってあるでしょ?」
うん、あるねー。
「あれね、買いたいの。柔軟材とは別物?」
…(ゴクリ)…別物だよー。
「フウー。買うの難しいよね。こないだ買いにいったら似たようなパッケージがたくさんあってね・・・柔軟材とかと一緒においてあ るから余計わかんないの」
とりあえず「アリエール」をキーワードにガンバレと言ってみたところ本日吉報が入った。
「**さーん!買えた!買えたの!ファミ*ー パワージェル!」
あっ、そうか。そんなのもあったわね。
「ジェルっていうのが落ちそうなのーー!」
おおー、どう?洗った?落ちた?
「まだ使い方わからない」
え?
「あのね、粉と同じように使っていいのかな?」
入れ口は違うかもしれないね、うちのはそうだよ、洗濯機によるのかしら。
「うーん、もう一回洗濯機見てみる」
洗濯機の観察から始まるとは、液体洗剤道は細く長く果てしない。
「じゃあ、またいい洗剤見つかったら教えるからね、**さんもよ!教えてね!」
う、うん。
彼女の人物データベースでは私は「洗剤の人」となっているようである。完食。(*フリ註)
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
なぜここでいきなり「完食」なのか私もいま気づいて頭を悩ましたが、なんのことはない
前日(16日)に日記を書く際誤って17日に書いてしまい、あわてて消したつもりが最後だけ消えていなかったのだ。
16日の文末を見よ。完食。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 16日 木曜日
シチュー日和
もしかしたら2時でも3時でも、相方が帰って来るかも。そうしたら晩御飯を一緒に食べよう。シチューは相方の大好物だし、今日 のシチューはいい出来だし、そうだ。相方のこれまた大好物のスイカも買ったんだ。
…と思っていたら寝入っていた。
気づいたら朝の7時だった。やっぱり相方は会社に泊まったのだ。
起きて出社準備をする。
さらに気づいたことにはシチュー、明らかに4人分は作っている。
煮込み系は少なく煮てもおいしくないのでどうしても4人分ぐらい作ってしまう。
カレーなら冷めたところで小分けして冷凍してしまうが(そう、私は小分け冷凍魔だ)、クリームシチューだとそうはいかない(*)
(*)牛乳モノは分離する。
少し考えて、お弁当にと密閉パックにシチューを持っていった。
…シチューって、バターに小麦粉に牛乳に生クリームだ。
傷みそうなものばかりである。曇りで若干気温が低いとはいえ5月のこと、明日あたり私、もんどりうってるかも…
同僚が風邪でおなかを壊して七転八倒したらしい。
そんな同僚にお見舞いメールを書いたところ返事がきた。
----(メール:このような感じ。「>」は私の文章)-----
>そうか、具合悪くてもんどりうってたのね?
モンドリうつってなあに?
>...というわけでお弁当のシチューが原因で
>明日あたり私も苦痛でもんどりうってるかも。
モンドリ?
モンドリ?
----(メール:終わり)--------------------------------
とあり、笑いを堪えるために涙を抑えつつワナワナするハメに。
モンドリ?
◆おかえり!ウチの晩御飯
・クリームシチュー(鶏肉、コーン、アスパラガス、人参、タマネギ、ジャガイモ)
・ほうれん草サラダ(サラダほうれん草、プチトマト、ベーコン)
23:00を過ぎても帰れないという相方の連絡に、またも食欲をなくし、今日食べられなかったらもう捨てないとなあと思っていたシ チューだったが、1時に無事相方も帰宅、温めなおして事なきを得た。
完食。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 15日 水曜日
おしえて神田のオンジー。
転びテクは相手国の方が上手だったらしく、昨夜のサッカー戦では日本チームが負けてしまったらしい。
ショックのせいか会社は山盛りの午前休。
朝出社して、ビルのエレベータホールでエレベータを待っていると、他の階の社員らしいおじさん(以下オンジー)と乗り合わせることになった。
その見知らぬオンジーは朝のことゆえ仏頂面であったが、私も朝のことゆえ反射的におはようございます、と会釈した。
なんせ小さな雑居ビルだ、いつどこでお世話になるかもしれない。
だいたいうちの会社はフレックス制かつ私服という文化のために「真面目な」会社からしたらとても胡散臭い存在のようで、他の階の会社とは折り合いが悪いらしい。
仏頂面オンジーはフンと気にもかけぬ顔で、それでも朝のことゆえ会釈だけ返してくれた。
エレベータに一緒に入り「何階をご利用ですか?」と聞くとオンジーは急に思いついたようにニコニコしだした。
「6階を」。
その後もエレベータの中でニコニコしながらずっと私を見ている様子。
ああ、またか、と思う。
女のクセに身長が高いものだから足の先からてっぺんまでジロジロ見られるのはよくあることなのだ。
ひどい人など頭→足→頭→足とニ往復する。
いいじゃない、デカくたってハイヒールぐらい履きたいわよ。
小さな苛立ちを感じていると、突然オンジーが口を開いた。
オンジー「…たね?」
私 「ええ?」
オンジー「ゴールデンウィークで、背、のびたねえ!」
…オンジー、そのすばらしいオヤジギャグを思いついて一人笑ろてたんか!
拍子抜け。
しかしまったく朝のことゆえ頭が回らず
「いえ、まあ男性でしたら高いほどいいのでしょうけれども女で背が高いというのはどうもよろしくありません。」
とフツーにその見知らぬオンジーに返答してしまう私。
するとオンジー、なにやら心配げに
「ええ?いい人ができないのかい?」
いい人て。と思いつつも、やっぱり朝のことゆえさらに普通に
「あ、いえ、おかげさまで結婚はできました」
と左手の結婚指輪さえ見せる始末。
我ながら結婚「は」とはどういうことか。
「おお!それかそうか、それはよかった」
となにやら大喜びのオンジーを後に残し、なぜか
「ありがとうございます、恐れ入ります」
とまで言ってオフィスのあるフロアで降りる私だった。
すっかりオンジーペース。オンジーよ…何者。
映画『八つ墓村』の話。
以前も日記で少し触れたが、どのぐらい衝撃的な内容であるかは次のページを参照していただきたい。
http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/movie.cgi?mid=6006
というよりコメント読むとお笑い映画にしかみえないような…。
なぜ突然八つ墓村かというと、今日会社で先輩とその話になったからなのだが、その先輩いわく双子の老婆の片方バーサンを奈美悦子(手術前)が演じていたというのだ。
え?奈美悦子(手術前)は当時かなり若いはずで、なぜまたあんな特殊メイクをしてまでバーサン役を?
たしかにツインバーサンズのメイクは青白いだけではない不自然さを覚えるが、あれは若い人(奈美悦子(手術前))を無理やり老婆にしたてあげたことからくる違和感なのだろうか?
奈美悦子(手術後)にぜひ語っていただきたいものである。
◆ポツネン。ウチの晩御飯
・クリームシチュー
シチューを作って相方の帰りを待っていると、23:00ごろ連絡があり、その時間から「(どう考えても28人日は必要な作業(私脳による工数計算))を7時間でやらねばならないから帰れない」とのこと。
帰れないどころの騒ぎではないのでは…。
せっかく作ったシチューも何口かすするが食べる気がおきず、とりあえず干し芋などかじる。干し芋。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 14日 火曜日
晴れた朝にはサーバが止まる。
うららかに晴れた午前、私はタイトルのような事情で走り回っていた。
サーバのある、5分離れたビルまでピクニックもたまにはよいものだが違う目的でいきたいものだ。
今日は夜半から大事なサッカーの試合があるとかで、社の男性陣が落ち着かない。「帰ったらすぐ寝て、12時に起きたらそのまま観戦、寝ないで出社だな」と口々に約束しながら19時の定時に散らばっていった。
明日の午前出社率は低そうだ。
ところで、たまに観るとサッカーは面白い。
とある国と日本が戦ったときのことだ。
結構な得点差で相手国は負けていたのだが、さらに日本側の駄目押し攻勢が続き、試合結果は目に見えていた。
素人目に見ても相手国の選手、明らかにやる気を失っているのだ。ふてくされているようにさえ見える。
素人にわかるようではいかん、と私が若干憤りすら覚えていると、突然、それまで普通に走っていた選手が何もないところで一人転び、アウゥーと思しき叫びをあげながら転げまわり、その痛みを大いにアピール、担架に乗せられて退場となった。
転倒、そして怪我。ハードな競技のこと、さもありなん。
しかし、それは始まりだったのだ。
それから堰を切ったように我先にと転び、痛みを大いにアピールして次々と退場していく相手国選手たち。
残された同国の選手の見送り顔は、退場者への羨望にさえ見える。
もはや試合にならないのでは、と思った頃に笛がなりようやく試合終了となった。
と、かなり大げさに書いたが、確か短時間に連続して4人は運ばれたはずで、そりゃなかろうという「ビートたけしのお約束転び」のような転げっぷりにやるせなさを感じながらも大笑いしてしまった。
この「なんでもないけど転び」もしくは「ひっかかったから是幸いと転び」はどうやら策略の常套手段であるらしく、日本選手もよく足が引っかかった後などオウーなど大声を出して顔をしかめ転げまわるのだが、審判に無視されると チェという顔をして何事もなかったかのように立ち上がったりしている。
本当に痛いのだろうが、この様子はかなり笑ってしまう。
と書いていたら試合が始まっているようで、この戦略転げが気になるところだが今日はもう寝ようと思う。世界の中田の世界レベルの戦略転げもきっと味があると思うのだが。
◆味なし!ウチの晩御飯
・いなり寿司
・白身魚のホイル蒸し(鱈、しめじ、ネギ)
・あさりのお味噌汁
・シーザーサラダ(レタス、チーズ、ベーコン)
急いで作ったところ、揚げの味がまったく染みず味less。
相方ともども意気消沈。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 13日 月曜日
サル、サルサルサルー
昨日の松嶋奈々子、日産のアベニール・サリューのCMであったことがわかった。
検索キーがまずかった。この情報過多の時代、便利な検索ツールも検索キーワードを誤るとまったく絞り込めず用を成さない。
使う側の高い能力(分析力、応用力、判断力)が必要になってくるのだ。
つまり「サルー 松嶋奈々子」で探してしまっていた昨日の件だが、そもそもいずれかが誤っていると検索にかかることもないのであり、その可能性にまず気づかなければならない。
そうして、誤った単語にあたりをつけた後はより的確な言葉を指定する必要があるのだ。
そのことに気づいた私に次の瞬間すばらしいひらめきがやってきた。
結果:「サルサルサルサル 奈々子」で見つかりました
…いや、ほんとに我ながらそれはいかがなものかと。
◆突撃!ウチの晩御飯
・揚げ春巻
・付け合せ:レタス、キュウリ
・ナスの海老あんかけ
・トマトサラダ(トマト、チーズ、バジルペースト)
・しじみのお味噌汁
情報くださいと言った割にはボット検索を激しく拒絶するこのページ、やっぱり誰も見ちゃいないんだな、メールもないし。
と思っていて気づいたが メールアドレス、どこにも書いてなかった。
ワナだなこりゃ。
トップページにメールアドレスを潜ませておこうと思う。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 12日 日曜日
であるか!?
『利家とまつ』がおかしい。
いやもともといろんな意味でおかしいドラマで見るたび突っ込んでは笑うというのが正しい見方と思っているし、まれに本当に笑ってしまうのだが、そういう視聴者側のスタンスをどこでどう見て反映させたのか セリフまでおかしくなってきた。
先日のワンシーン。
信長(反町隆)の側室が病に伏せってしまう。
信長は前田利家(唐沢寿明)の嫁、まつ(松嶋サルー(*)奈々子)に看病を命ずる。
甲斐甲斐しく看病をする、まつ。
夜。まつが側室の看病をしていると、いきなりふすまが開く。
しかも仇討ちのごとき勢いで。
そうして、足の上げ下げの加減がうまくできない信長は、地よ割れよとばかりの足音をたてて室内に入ってくる。
続けざまに、腹底に響く(かつなんだかよく聞き取れない)声でこうがなるのだ
「まつ!夜食だ!」
残念ながら私は安土桃山時代にはまだ生まれていないので当時の文化はわかりかねるのだが、仮にも他人の奥さんに看病を頼むほどの病人のいる部屋に、しかも夜食が必要な時間帯に、この勢いはいかがなものか。
しかしそこは賢い女まつ。敢えて突っ込まず深々と頭を下げ
「もったいのぅございます」
と断るのだ。うむ、できた女よ。
私なら二つ返事で「おかずもください」と言って自分の評価どころか夫の地位まで下げかねないところだ。
すると、次の瞬間。
信長は眉間に意味もなくしわをよせ(これは反町-信長の決め顔らしい)ニヤリと笑いながらこう言うのだ。
「であるか!」
…「であるか」とはいったいどういう意味か。
いや何か特定の事象を指し「…ということでありますでしょうか?」と相手へ確認をしたいのであろうことはわかる。
ざいます」と言った、まつのセリフを指すのであろうこともわかる。
しかし。
「であるか」って。
今年のNHKはぜったいおかしい。
吹っ切れすぎて突っ込めないような事態にならないことを祈りつつ、しかし若干の期待もしながら毎週見てしまう我々だった。
◆カツであるか?ウチの晩御飯
・トンカツ
・付け合せ:キャベツの千切り、プチトマト、きゅうり
・ブロッコリーとゆで卵のマスタードマヨネーズ和え
・えのきだけと人参のきんぴら風炒め
・お味噌汁(おとうふ、舞茸、ネギ)
(*)サルー:初めて松嶋奈々子がでたCM。たぶん車の名前(だと思うのだが検索にひっかからない)。後部座席から女性の足が突然飛び出す。女性(実は松嶋奈々子)はそのまま助手席に滑り込みこう言うのだ。「お、ま、た」。次の瞬間海辺の道路を走るサルー(?)の車内から女性(松嶋)の声で「サルー、サルサルサルー!」…
…書いていて段々自信がなくなってきた。
あれは私がみた夢だったかもしれない。
違ったら即効で忘れてほしい。覚えている方は連絡乞う。
たしか数年前の「あの人のデビューCM」のようなコーナーでもやっていたはずなのだが…いやそれ自体夢かも…。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 11日 土曜日
ハイウェイスター
…になるべく、相方に「車運転するよ」と言ってみたが「行っといで」と言われて断念。
教習所でのあの自信はいったいどこへ。
よそさまのページで私より3日免許先輩な女性が中国縦断(*註1)運転をされたという日記を拝読し一大奮起して4丁目(*註2)ぐらい縦断したるわっ、と思ったのだが。
(*註1)中華人民共和国ではない。また「中国銃弾」が第一変換なのもあまりにもソレなので勘弁していただきたい。>IME
(*註2)私が住んでいる丁目だ。中国地方とはどっこいどっこいだと思う…えーと…空気の濃さとか…。
◆豆攻撃!ウチの晩御飯
・豚肉とスアンミョウのオイスター炒め(スアンミョウ、豚肉、ネギ)
・ゴマヤッコ(冷奴、すりゴマ、ネギ)
・枝豆
・お味噌汁(えのきだけ、わかめ、油揚げ)
・納豆
「何故突然枝豆?」と相方に聞かれて返答に困惑。
いや食べたかった…。しかしお豆腐に枝豆に油揚げに納豆。
気がつけば豆。振り向けば豆。
●今日のお勧め●
日本惑星協会と文部省宇宙科学研究所(ISAS)による
『星の王子様にあいにいきませんか』キャンペーン。
先着100万名まで、無料で小惑星に自分の名前が入った球体が残せる。
(今年11-12月を予定。1998SF36という小惑星)
…打ち上げ直後に爆発しなければ。
http://www.planetary.or.jp/muses-c/pc/index.html
キャンペーン名はアレだが、私は故カール・セーガン氏(米国惑星協会設立者)に敬意を表して相方と連名で参加。
星になったセーガン氏に近づきたいが、物理的に近づいちゃうのはまだ年齢的に遠慮しておくことにする。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 10日 金曜日
多かれ少なかれ、多からず少なからず
昨日から1日いただいて、今預かっている(人様の)成果物と新しい資料を基に、今月いっぱいで成果物を書きなおせるかどうか調査していたが結果としては本当にカツカツだというところであることがわかった。
なんとか予定納期+5営業日で粘ったが納品先の都合でそれも難しいとのこと。仕方ない、と腹をくくったが担当者いわく
「書いてて途中でだめそうなら3日ぐらい伸ばせますから」
…そういうもんなのか。
工数見積もりの出し方って会社によって違うのか、それともプログラミングじゃないから違うのか。
いずれにせよ今月カツカツなのは変わりそうにない。
◆寝ぼけ!ウチの晩御飯
・グリルチキン
・付け合せ:ブロッコリー
・スパゲティトマト風味(ニンジン、タマネギ、ベーコン)
・スープ(コーン、わかめ)
・サラダ(レタス、海苔)
帰宅後晩御飯の下準備をしようとしていたのだがソファに座ったら昏々と寝ていた。
相方の帰るコール(って死語!)で起きたら0時。
あわてて晩御飯を間に合わせる。
ところで たまに書いている「サラダ(レタス、海苔)」というのは何事かとお思いの方もいらっしゃるかもしれないので書いておくと、洗って小さくちぎったレタスに、大きめにちぎった海苔を混ぜ、大根おろし入りの和風ドレッシングでいただくというものだ。
簡単ながらおいしい。海苔は食べる直前に混ぜるのがポイント。
さて、あまりに熟睡していたため、相方からの電話にでたとき若干寝ぼけてしまい、携帯を持ち上げると「へー携帯が光ってるー」とジーっと眺めていた。
ようやく目が覚めてあわてて電話をとったはいいがあわてすぎて開口一番に
「もしもし?ごめんごめん?」
なにが。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 9日 木曜日
バミューダと会社の間には暗くて深い川がある
会社で今やっている「成果物チェック」の成果物が大幅に書き直されることに決定した。納期は変わらないとのことで今月はちょっと苦しいスケジュールだ。
なんとかせめて+5営業日ほしいと交渉してみたが難しそう。
ここのところカスタネットでいえば「ウン、パ、ウン、パン、ウンウンウン、パ」な出勤状態だったバミューダ氏が今月いっぱいで退職されることがわかった。
向こうの気が乗らないとまったくお話してくれないのだが、久しぶりにビッグウェイブがやってきたらしく、バミューダ氏大いに語る。
バミューダ氏「いやあ、最近ちょっと辛かったんですよ」
私「(会社の新参者になに言い出すよ、とドキドキしながら)エ?」
バミューダ氏「なんか…昼夜逆転しちゃって」
指南:早よ寝ろ。
「大丈夫ですよ。次の会社いったらきっといやでも適応できますよ」
と答えた私だったが後で考えなおすとなにをどうとっても厭味でしかなかったかも。
「バミューダ氏」とはそもそも会社の先輩(女性)が彼の長期無断欠勤中「この人バミューダトライアングルに入っちゃったかしら」と言い出したことから私が勝手に心の中で命名していた名前だが、最近ではすっかりその先輩に「バミューダ君が」と言うようになっていた。
「突発休なのに無連絡」をバミューディングとも呼ぶようになっていた。
バミューダ氏の退職情報について、その先輩にあてたメールに書いてみた。
「バミューダ君がとうとうトライアングルになるそうです」
…通じたから不思議だ。
◆作りすぎ!ウチの晩御飯
・五目中華炒め(**を入れるだけ!シリーズにキャベツを入れて)
・サラダ(レタス、トマト)
・かつおのたたき(鰹、ネギ、ニンニク、生姜、大葉、きゅうり)
・お味噌汁(お豆腐、舞茸、ネギ)
なにが食べたいんだかわからない組み合わせ。かつ作りすぎて満腹すぎ。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 8日 水曜日
あなたはおかしな人だ
いや私は確かにおかしいかもしれないが、これは朝の出来事の話。
今朝もぼーっとして電車に揺られていると、斜め前にいた30代半ば(以下(30))の男性と50代半ば(以下(50))の男性が言い争いを始めた。といっても食ってかかっているのは一方だけなので言い争いというより言いがかりかもしれない。
(30)はビジネススーツ、(50)はカーデガンにスラックス、ハンチング帽。
どうやら(30)の持っていた分厚いカバンが、電車の揺れた拍子に(50)にあたったらしい。
私が気づいたときには(30)の男性が振り向きざまに(50)にこう言っていた。
(30)「(ごく自然な様子で)私、謝りましたよね?」
(50)「(激昂して)だからなんだよ!あたったんだよ!」
(30)「(さわやかに)ですから、それは、あなたに謝りましたよ、あててしまったのは申し訳ないと。」
(50)「(激昂して)うっせーよ!あたったんだよ!」
(続けざまに)あたったっつってんだろ!」
(30)「(相手の意見を尊重した様子で)なるほど、でも蹴り返す必要はありませんよね?」
(50)「(さらに激昂して)お前があてたからだろう!」
(30)「(まじまじと)謝った私にあなたは蹴り返すんですか?」
(50)「そうだよ!(以下聞き取れず。なにか興奮気味に)」
(30)「(いったん前を向き、すぐさま振り替えり)
…それでも蹴り返すのですね(フフッ(笑い))あなたはおかしな人だ」
(50)「(キーッ)おめーの方が(キーッ)(以下略)」
(30)、キーキー悔しがる(50)を置き、平静な面持ちで下車。
判定:(30)の圧倒的勝利。
すばらしい。蹴り返されてなおこの余裕。
蹴り返されてここまでさわやかな人は初めてお目にかかった。
大人たるものこうありたい。
追記:でも私、デンパさんに蹴り返されたら絶対こんな平静ではいられません。
◆突撃!ウチの晩御飯
・鯵のムニエル
・付け合せ:トマト
・サラダ(レタス、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、枝豆、コーン、ハム)
・お酢の物(きゅうり、ワカメ)
・お味噌汁(お豆腐、ニラ)
・納豆
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 7日 火曜日
私脳
久しぶりの出社で、朝のリズムが思い出せない。
今日はお弁当やめてしまおうかなと思うがおかずが少しずつ残っているのでとりあえず火を通してお弁当箱に詰める。
相方も毎日がカジュアルデーになり、それはとても望んでいたことのに「なんか会社行く日のような気しねぇ…」とぼやいている。
出社するとまた人様の成果物のチェックだ。
先週まで全編是ジャイアニズムで読むのも辛かったが、章が変わり内容が変わると打って変わった名調子だ。
一瞬以前の同僚問題が脳裏をかすめたりもしたが、内容も文体も一貫しており、自分の言葉で噛み砕いて書いているのがよくわかる。
赤を入れる箇所も少なくてチェックも好調…のはずなのだが、頭の中に高速で入ってきた言葉たちが怒涛の勢いで渦を巻き加速して耳から出て行く。
いや私脳のスペックなんてたいしたことないのだが、とにかく「理解」のツボにあたらない。
文章内容がでたらめだったり難易度が高かったりするのではなく、単純に頭に単語が入ってこないのだ。
ようやくノってきたのが3時間後。
それでも上機嫌の小ボス(とはいっても元々気分の上がり下がりのない人なのだが)がなにかと話しかけてきてくれても、いつもと違ってごくごく一般的回答を続けてしまい、小ボスは拍子抜けしたようだった。
私の成果物もようやく形になった。
ちらっと見たら間違いを発見していやになって速攻で閉じ、それきりだ。
◆手抜き!ウチの晩御飯
・焼きソバ
相方が飲み会のため、あまっている食材で適当に焼きそば。
でもちょっとおなかが足りなくて、食後にあくまきにお世話になった。
以前読んだ本を行き帰りの電車でまた読んでいる。
…本当に大変なんだなあ……………アメリカ大統領…
(なんの本だ)
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 6日 月曜日
平日休日の醍醐味ワイドショーを見る。お部屋大改造だ。
今日のお部屋大改造は、24歳女性からの「ドラマの中の部屋と同じ部屋にしてほしい」という依頼だった。
ドラマのセットでは100万円以上の家具を15万円でそろえようとしている。
15万円という額はなかなかだが、100万円を再現しようとするとやはり心もとない。
しかしコーディネータである女性(20代半ばだろうか)が苦心して安い素材で本物そっくりに仕上げていく。
「ゼロ(*)だ!」
と感嘆していた我々夫婦だったが、しばらくすると1つ1つは大変リーズナブルな代替品以上のものにはなりえないことに気づき
「技術はすごいね。…でもやっぱりゼロじゃなくてイチだったよ」
とオヤジばりのレッテルを貼っていた。
(*)ゼロ:世界をまたにかけて活躍する、神の手を持つといわれる贋作家を描いた同名漫画の主人公。贋作を作るために十年がかりで森を育てていたり、贋作の依頼を受けると作者の気持ちに完全にシンクロするために環境や装備をまったく当時と同一にするなど、とにかく金にあかせて贋作作りをする男。こうかいてて気づいた。彼…なにが楽しいんだろう。
そうしてさらに気づいたのだが、できあがりの映像からは改造前にあった大量の服が消えていた。服、どうしたんだ?
◆くさい!ウチの晩御飯
・焼肉
久しぶりに焼肉にしたら1階中がくさい。洗濯物にうつってるのでは…。
明日焼き肉臭い男女がいたらきっと我々夫婦だ。
午後相方と駅前に買い物にいく。
途中クリーニング店に行くと、細身の若い女性が受付してくれた。
一目見るなり相手から目がはずせなくなってしまった。
淡いブルーのコンタクトだったのだが、虹彩だけがブラウンの放射線を描いていたのだ。
最近のカラーコンタクトっていろいろあるなあと思う一方、失礼だろうから視線をはずしたいのだが吸い込まれたように外せない。
受付の彼女はシャープな顔立ちによく似合っていて本当に猫のようなイメージをかもしていた。
ちなみに女は猫のようであれと思ったりする私は 行動が犬っぽいとよくいわれている。
あのコンタクトをはめたら 青い目の外来犬になってしまうんだろう(*フリ註)と思う。
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
くれぐれもご注意いただきたいのが「犬に見える」ことが「賢そう」という意味では必ずしもないことだ。
私はどちらかというとアホのように尻尾を振っていつまでもついてくる犬のように見えるようだ。
…それではアホではないか。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 5日 日曜日
小さな親孝行 大きな親不孝
私は今朝7時に起床すると猛烈な勢いで掃除をし始めた。
今日は実家の両親を家に招く日だった。
母は私と違い非常に潔癖症な人間なので普段よりきれいにしておかねばならなかった。
(ベストの状態にするには直前に最後の磨き上げが必要だ、という浅はかな計算だった。)
考えたら結婚して1年以上になるがわが家に一度も私の両親を招いたことがなかった。先日の電話でうちにこないかと誘うと母は非常に喜び、私はもっと早く声をかけるべきだったなと思った。
10時過ぎ私たちの家から実家のある千葉県まで車で迎えに出発した。
当初私の運転で実家まで、と言い出す相方だったが
「着く前に死んだらどうするの、送迎される側はいやな気持ちになるんじゃない?」
「着く前に事故ったらどうするの、送迎される側は…」
という自信たっぷりかつ恩着せがましい私のマイナスイメージに折れ、とりあえず新宿で運転を交代することにして私の運転で出発する。
先日は数kmながら環状八号線デビューを果たしたが今日は青梅街道デビューだ。
ヘタレな運転ぶりに後続車が続々と違うレーンに逃げていく。
ククク、アーハハハ恐れよこの運転を。と乾いた笑いで見守っていた私であったが、新宿で相方と運転を代わる際にようやく気づいた。室内に貼っていた初心者マーク(*)が、後部分のみ落ちてしまっていたのだ。
(*)車体外にマグネットで貼るタイプではなく、室内から窓に貼るタイプを使用中。
一見初心者ではないのに怪しげなアクセルワークとブレーキングをする車、後続車は本当に怖かったに違いない。というより見つかったら減点対象だった。
碓氷峠はまだまだ遠い。
実家に着くとまず各種モチが振舞われた。
この「とりあえず何か食べなさい」に困惑しつつも若干おなかをふくらすと実家を出発だ。
だいたい極々たまに実家に帰るとなぜか大量のサランラップとしょうゆを持たされたりするのでありがたいながらも電車で行った日には帰り道困窮するのだが今日も6本ものサランラップと2本の丸大豆しょうゆを持たされる。
気づくと今日は車があるということで、さらに洗剤2箱、あくまき(*)1本、きな粉1袋、鉢植え1つが特典としてついており、これが新聞の勧誘ならどの社にも負けずに販売を拡張しているだろうという勢いだ。
(*)あくまき:鹿児島特産のちまき様の餅で、保存食でもあり鹿児島っ子のおやつでもある。通常きな粉でいただく。
わが家に着くとまず部屋を案内、しようと思ったが勝手に見てまわっていた。
とりあえず汚れの指摘はされず安堵しながら軽くお茶を飲み、近所にある有名なお蕎麦屋にお蕎麦を食べに行った。
おいしくて評判だと聞いてはいたものの実は私たちは一度も行った事がなく、若干心配だったのだが天ざるはその心配を吹き飛ばすおいしさだった。
細身のお蕎麦がくちあたりもよく、天ぷらは香りよくからっと揚がっている。ツユは後味もさわやか。
おいしかったねーと言いながらお店を後にすると母が興奮した様子で
「ほんっとに私お蕎麦が嫌いなんだけれどここのはおいしかったわー。ほんっとに普段お蕎麦が嫌いだから食べないんだけれど」
…き、嫌いだったんですか。実の娘ながら初めて知った衝撃の事実に、相方を振り向くと若干のめまいを覚えていた様子。
とりあえず両親とも本当に気に入ってくれたようだったので安堵しながら家に戻る。
写真など見せながらコーヒーなど飲んで団欒していたが、段々母の主婦魂が燃え始めた。
トイレに入るなり「このトイレいや!磨かせて!」とトイレを磨き始めたのだ。
いいよ、いいからと焦る私に今度はキッチンで磨かせて!といって猛烈にお鍋や蓋やシンク、その他キッチン周りを磨き始めた。
なにしに来たのよう!
まあ落ち着いてコーヒー飲んでよと言ってもこうなると母は止まらない。
「姑さんにされたらいやだけど、いいのよね 実の母なんだから」
いや、あの、そういう問題じゃ…。
結局数十分にわたり我が家を磨き上げられた。
父はというと「いいんだ放っておけまた悪いクセだ」と言って笑っている。
成すすべもなく立ち尽くしていると両親が帰る時間になった。
朝のルートを再度相方の運転で進み、実家に着く。
するとまたお茶とモチを振舞われる。(なぜとりあえず何か食べるのだろう)
では帰ろうか、ということになったが まあお寿司でも食べていきなさいといわれて
「そんなー、悪いからいいよ、じゃあいただこうか」
と日本人としては若干早い折れでいただいて帰った。
今日は両親を歓待する日であったのだが気づいたら手土産つき、お寿司つきで私たちがもてなされてしまったのである。
恐縮する相方に母がニヤリと笑って
「いいのよ、今日、こどもの日なんだから」
ああ、そっかー、じゃあ!(違います)
磨き上げられてきれいになったわが家に帰って実家にお礼の電話をしてテレビをつけるとスターウォーズが放映されていた。
「この(二人が座っている)ソファでうたたねをすると、どうして100%の確率で寝違えるか」について私が勝手に分析した結果を相方に説明しながら映画をみていると、やがて私はすっかりうたたねしてしまい、起きるとやはり猛烈に寝違えているのだった。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 4日 土曜日
お恥ずかしい話
本当に恥ずかしい話なのだが、昨日再インストールしたばかりのWindows XPの[アプリケーションの追加と削除]を今日見たらスパイウェア(*)が4つほど入っていた。
(*)スパイウェア:
スパイプログラムともいい、PCユーザの閲覧するウェブサイトの傾向を分析し、
そのユーザの興味のありそうな広告を表示させたりする。
最近では一歩「進んで」プログラムをひそかに実行させたり、
カード情報を盗んだりするものも出てきている。
http://www.dlmaster.com/other/spyware.html
・主なスパイウェア
http://www.pipopa77.com/spy3.html
XPを再起動させると起動後デスクトップが表示されるタイミングで実行時エラーダイアログが表示されるようになった。
「mmod.exe(TopText iLookup)でエラーが発生しました。」
詳細を見るとeZulaのソフトウェアと表示されている。
eZulaという社名を見てすぐに気づくべきだったのだが、聞いたことあるなあと思うだけで、詳細情報ページに出ている「修正パッチ」すらダウンロードしてしまった。
修正パッチをあてようかな、と思ったときようやく休みボケしていた私も「あれ?」と思った。
なんだっけ、eZula。
調べてようやく思い出した。
いわゆるスパイウェア配給元(*)だった。
http://www.zdnet.co.jp/news/0108/06/e_p2p_m.html
しまったと思って[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]を見ると、Hotbar、eZulaなどが入っている。。
気持ち悪いのですべてアンインストールしてしまったが、またこれもウカツな行動だった。いきなり消したために原因がわからなくなってしまったのだ。(システム会社勤務者にあるまじき行動…)
昨日からいれた海外もののソフトウェアというとICQ、LingoWare、Operaだが、それらを検証のためもう一度アンインストール、インストールしてみることにした。
しかし3つとも結果的には「シロ」だった。
つまり気づいた時点と同じソフトウェアは入らなかったのだ。
ううーんあれはなんだったのだろう。
昨日初めてインストールしてみたLingoWareを最初怪しんだが、どうもLingowareのせいではなかったようだ。
メモ:ウィルスチェック同様、たまにスパイウェアチェックをしたほうがいいかと。みなさんもお気をつけを。
◆ありあわせ!ウチの晩御飯
・焼きほっけ
・付け合せ:大根おろし、鶏肉の信田巻
・コールスロー、トマト
・ニラ海苔巻きのお浸し
・お味噌汁(じゃがいも、油揚げ、大根の葉)
今日は買い物にいかなかったため冷蔵庫がほぼ空。
昨日の残り(コールスロー)や冷凍しておいたおかず(信田巻)などでなんとかしてしまった。
今日「利家とまつ」の再放送を見ていたら相方がしみじみと言った。
「松嶋奈々子ってさぁ…」
「うん?」
「マントヒヒそっくりだよなぁ」
おい!しかし私も何度か思ったことがあるのも事実。
(たぶん切下げ髪(*)のせいだろう。横顔は美しいのだが真正面はマントh…)
(*)切り下げ髪:安土桃山時代の女性の髪形のように髪を真ん中で分けて両脇に前髪を長めにたらしたもの。
http://anny.kinjo-u.ac.jp/~kawahara/nagamasa.html
フォロー:松嶋奈々子ではなくあの「まつ」が似ているのです。
つまり、まつは極上に美しいマントh…
(ここには同じような角度のマントヒヒの写真とまつの写真がありましたが、肖像権などの問題もあり削除させていただきました。5/7追記。)
こうやって見るとぜんぜん似てないんだけどなあ。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 3日 金曜日
今こちらをお買い上げいただきますともれなくアレが22本。
本当は今日朝から友人夫妻と静岡県までドライブに行く予定だった。
朝6:10に目を覚まし、7:10に家を出て友人夫婦の家にピックアップに行くと相方の携帯に電話があり、ギズモちゃん(仮名。奥さん。私よりずっと年下)が具合を悪くしてしまったらしい。
急遽4人でのドライブは中止となった。7:30のこと。
どうしようか、二人だけでどこかドライブいく?と言いながら環八横を走るとあまりの渋滞にくじけ、洗車をしてファミレスで朝食をとり、私の運転で命からがら帰宅。10:40。
お布団を干したりOSを再インストールしたり、別に今日ではなくても・・・ということをしながらのんびり長い一日を過ごしているうち、相方の洋服を買いにいこうという話になった。
相方の会社(私が前いた会社でもあるが)、5月から毎日がカジュアルデー(*)になったのである。
(*)以前は毎金曜日のみだった。
14:00ごろ遅い昼食を軽めに済ませ、15:40ごろ近くの洋服店目指し私が車を運転していった。命からがら到着。16:00。
17:30には買い物を終え、満足しながら相方の運転で(安心して)帰宅の途についたときだった。
とある細い路地を右折して信号待ちのため止まった瞬間、私たち二人はほぼ同時に声を上げた。
「ああっ!」
右手10mほど前方に高枝切バサミを使用中のご老人がいたのである。
時に17:35。
私たちは興奮に震えた。実物を初めて見たのだ。しかも実演つき!
私「アレ、何についてたのかな、何についてたのかな。」
何故二度言う、何故二度言う。
相方「アレ、商品として買ったんじゃない?」
私「アレを!すごーい!」
もはや我々の中でご老人はソレを商品として買ったことに決定している。
信号待ちはしばらく続き、二人はご老人を凝視していたがやがて私が少し冷めたようにうっかり口走った。
私「でも、アレ、ちょっと重そうね」
相方「うーん、アレ、使いづらそうだな」
するとどうだろう、次の瞬間何の啓示があったのか、ご老人は高枝切バサミを軽々と片手で持ち上げ、高所の枝を切り始めたのだ。
私たち「か、軽い!」
車内はどよめき、私などつい手を叩いてしまった。時に17:36。
私「アレって確かモノ挟んだりもできるんだよね」
すると、次の瞬間、今度はご老人は切った高所の枝をハサミの先で挟むと器用にそれを下したではないか。ご老人もしやデビルイヤー?
私たち「使いこなしている!!」
時に17:36半ば。
感動に永遠はない。残念ながらそこで信号は変わってしまい、視界にだんだん大きくなったご老人は、瞬く間に後ろに小さくなってしまった。17:37。
多分いままで見なかったのは緑が少ないからで、緑あふれる都市には一家に3本ぐらい常備してあるものなのかもしれないのだが、しばらく高枝切老人の話に高揚する二人であった。
◆濃厚!ウチの晩御飯
・カレーライス(鶏肉、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、アスパラガス)
・中華風スープ(お豆腐、椎茸、卵、ニンジン)
・コールスロー(キャベツ、コーン、ハム、タマネギ、ニンジン)
お肉を普段より少し小さめに切り、隠し味などいれたため大変いい香りのカレーになった。「今日のカレーはうまい」と相方に誉められて嬉しかったが市販ルーなので複雑。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [↓] [↑] 5月 2日 木曜日
深夜の攻防
昨日、日記を書き終わってからの話だ。
23:00をまわり、さて友達とチャットでも、と思っていると突然電話が鳴った。夜の電話は心臓に悪い。あわてて取るとFAXの信号音が鳴っている。受話器を置くとFAXは苦しそうに紙を吐き出した。曰く
「すず*のおやど様
『まだオフコンに無駄なお金をつかいますか?』」
オフコンよりなにより今この紙出すために使ったわっ!
今日は朝からごく丁寧に、送信元に
「我が家はすず*のおやどではありません」
と返信した。信じてくれたなら二度と送られてはこないはずだ。
彼らの今後の精進を期待してやまない。(*フリ註)
◆トウフばっかりウチの晩ご飯
・信田巻(油揚げ、鶏肉、椎茸、ニンジン)
・焼き厚揚げ(しょうが、ネギ)
・ほうれん草の胡麻和え
・お味噌汁(キャベツ、ニンジン)
お味噌汁にもお豆腐を入れようとしたが泣く泣く断念した。
会社では一日英文翻訳をしながら型番チェック。
日々これを読む人は「こいつは何の仕事をしているのか」と不審に思うに違いないのだが、気にしないほうがよい。
私もよくわからない。
明日予定しているドライブについて詳細を確認するために友達夫婦に電話をする。
ギズモちゃん(仮名。奥さん。私よりかなり年下)がオズオズと言った。
「ともぞちゃん(私。奥(*)。ギズモちゃんよりかなり年上)。なあ、あんなあ…免許とれたの、おめでとう………………
(キッパリ)明日のドライブなあ、運転せんでもええよ」
相方に命の大切さについて説き明日の運転は避けることができた旨伝え安心して就寝してもらう。
(*)奥:奥さんを謙遜して奥でございます、というと大変恥をかくので注意が必要だ。
大辞林(infoseek)調べ:
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?col=KO&pg=result_k.html&qt=%B10C&sm=1&lc=8&lp=1&svp=SEEK&item=MAIN,NODE,49540
つまり本文の場合、傍から見ると非常にはなもちならないいやな女像が浮き彫りになったことになる。
またギズモの「奥さん」は苗字が「奥」ではない。
そういう意味では会社で「奥」さんから電話があったとき、よく嬉々として電話伝言メモを書いたものだが。
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
うちがス*メのおやどでないことはなんとか信じてもらえたらしく、あれ以来システム導入の勧めはない。
--------------------------------------------------------------------------------
[TOP] [BOTTOM] [↑] 5月 1日 水曜日
会社で、ノリに乗って他人の文書をチェックする私、最初は「ネットワークカードとは:ネットワークに接続するためのカードです」などといった内容に驚きを隠せなかったものの、ページが進むにつれてジャイアニズムの根は存外に深いように思えてきて憂鬱になる。
「ウェブサイトを立ち上げないあなたにはインターネットへの参加資格はありません」
と単刀直入かつ大変わかりやすく説いているのだ。(*注1)
文書本来の目的は「初心者の方にわかりやすくサーバ構築のノウハウを説く」ことである。
気軽にこの文書に手を伸ばした初心者は、『ここでやめたらインターネットへの参加資格がなくなる』という目の前の事実に愕然とし、気づいたときには最早背水の陣、わけのわからないカタカナと格闘し、終には物言わぬ冷たいPCの筐体を目前に泣き崩れるハメになるだろう。
しかし文書の訂正をすればするほど 「実は自分の好みの文体に変えたいだけではないのか」という思いにもとらわれる。
ジレンマに苦しむ私に文書は続けてこう語りかける。
「自分のウェブページを持ちたい、そして情報発信したいという人こそインターネットの参加資格を持つのです。
…でも、だからって、インターネットに受けー入ーれーらーれーるーかーなー?」(*注1)
どうすればいいのだ?
そんな私が背水の陣。
(*注1)さすがに文体、文章はそのままでは問題があるので変えてあるが趣旨は変わっていない。
◆手抜きウチの晩ご飯
今日は相方が飲み会で張り合いもないので手抜き。
・パスタ(にんにく、バジルペースト、チーズ)
・コンソメスープ(キャベツ、ハム)
会社帰り、昨日買いそびれた2品の食材を買いに駅前のスーパーに駆け込む。
このスーパーは6階建てからなるのだが、その中でも5Fは大変危険な区域だ。
一角にペットショップがあるのだ。
小さな区画なので犬・猫は扱えず、各種げっ歯類と小型鳥類のみを扱っている。
大変手入れが行き届いており、動物臭のしないのに感心させられる、大変清潔なショップだ。
実はキョロ・ザ・ハムスターもそのショップ所属であった。
我々夫婦のオーディションに見事合格したのが「水槽に(*)10匹ぐらいいる中で1匹だけ相方の手のにおいを嗅ぎにきた」キョロだったのだ。
今考えるとその時点でキョロの食欲旺盛振りを見せ付けられていたわけだが(ハムスターは視力が極端に弱いため口にいれて確認をする)当時は知る由もなく、この子は早く懐くね、と大喜びしたものだった。
確かにエサをくれるとわかった我々には早く懐いてくれたがまたそれは別の話。
この一角には閉店間際まで人が絶えない。
みな水槽(*注2)を覗いて悶絶している。
私も、昨日、うっかり水槽を覗いてしまい、脳天から声を出しそうになる。
こういうとき日本人は何故か[k:]ないし[u:]といった、日本語で言う「ウ段」の発音になるようだ。次いで多いのが[ya:(r)]
アメリカ人、ロシア人など他国についての研究は進んでおらず不明である。
時折、スーツ姿の50代と思しき紳士が会社帰りなのかかばんを持って脳天からの声を必死に抑えながら覗いていたりしてほほえましい。
しかしそんな昨日の私も危うく[k:]と発音しそうになり、両手をかさばらせながらあわててその場を立ち去るのだった。
(*注2)水は入ってない。当たり前だ。
--------------------------------------------------------------------------------
[HOME] [DIARY_TOP]
[PR]動画
| |