9月30日(月) 抜けるような空。 補足:"気が抜けるような"雨空。 関越道から碓氷峠バイパスをガムテープバトルで抜け、中軽井沢へ着いたのは 出発から約2時間半後の14:00頃だった。 手打ちそばがおいしいという国道18号沿い『源水』で遅い昼食をとる。 おろし天そばを頼むと顔がとっぷりはまる程の皿に入った手打ちそばが登場した。 大根おろしは推定1/2本分。 相方は天ざる。 細麺なのに歯ごたえはいいものの、つゆは関東風醤油色だった。 (わたしは麺類のつゆが関東風なのは苦手だ。)好きにはなれないがおいしかった。とにかく盛がよく、麺が多かった(海老天も2尾入っていた)。お蕎麦でここまで満腹になったのは初めてだ。 食後、たまにはモダンアートを鑑賞するのもよいだろうということで『セゾン美術館』へいく。 岡崎乾二郎展をやっていた。 セゾン美術館の入り口 、から15mほど前にある沼地 しかし入ってすぐ我々がモダンアートを鑑賞するにはまず100年後に顔を洗って出直すべきだ、ということがよくわかった。 2Fに常設されているらしい、1時間に1度10分間上演が行われる音の出るオブジェが愉快だった。 なんせ床の6つ口電源は3つともむき出しで、守衛さんがころあいを見計らって 「はい、じゃ、はじめまーす」と電源を入れていくのだ。 心のメモ:紙芝居か。 調理器具や車のホイールなど様々なパーツでなるこのオブジェはパーツそれぞれが連動して、一定時間ごとに音を鳴らす。 カコ、チコ、プン、ドン、チンとさまざまな音をのんびりかなでるオブジェに 涙を流しながら大笑いしていると、7,8分ほどしてさきほど電源を入れてくれた守衛さんが 我々の横でじりじりと身構えていることに気づいた。 私「もしかして10分の上演というのは自動で終了するのではなくて…」 守衛さん「はい、私が電源を落とすんです」 聞けば20年ほど前に日本にきたこのオブジェ、製作した国とは電圧が異なるため壊れやすく、 また壊れても修理がきかないこと。 当初はすべてのオブジェパーツが動作していたこと。 (明らかに楽しそうに鎮座するミミズクとミニ鉄琴は動かなかった) たまにそれらの止まったオブジェパーツが思い出したように動くこと。 なにより感動したのは「導入当初結構なテンポで演奏していたが、 経年の演奏でだんだんペースが落ちてきている」ことだった。 むしろあなたが作者?という雰囲気さえかもし出しながらいとおしそうに オブジェを眺める守衛さんが素敵だった。 心のメモ:常設のオブジェの話に終始して申し訳ない>岡崎乾二郎氏 そうしてその音がでるオブジェの作者とタイトルについてメモを取るのを忘れた。 宿『塩壷温泉ホテル』はホテル風旅館で建物は洋風で和室がメインという典型的温泉宿だ。 宿の設備自体は目新しいところはないかもしれないが大変清潔で、フロントの方の対応もよく、大変くつろぐことができた。 部屋に入り館内案内を見ると愛らしい熊と猿の絵が申し訳なさそうにお辞儀をしていた。 微笑ましく思いながらなんのキャラクタだろうと思いよく読むと 「近年この建物の近くで熊や猿が出没します。 熊はツキノワグマです。 早朝・夜半の外出は控えるか、やむを得ない場合は談笑するなどして歩きましょう。」 温泉は清潔で設備も新しく温度も適温、すべてが快適であったが、ただ一つ 山側の、露天風呂へ通じるドアの鍵が閉められてついに開けることができなかった。 しかし山側である外に出なければ入ることのできない露天風呂について我々は多くは語らなかった。 夕食はダイニングルームで取った。 一品一品はそれなりに薄味なのによく染みていておいしかった。 量がとても多かったため相方も私も何品か残してしまったしお米が食べられず大変申し訳なかった。 10月 1日(火) 朝。 抜けるような空。 補足:"空が抜けそうな"勢いの豪雨。 ダイニングルームでバイキングの朝食。 部屋に入ると他には大変恰幅のいい家族(母、娘(17,8)、息子(15,6)がいた。 その恰幅を保つには多大なエネルギーが必要であるようで、 次から次へと立ち上がりお粥からパン、クロワッサン、ご飯とほとんどの食材を食べていた。 心のメモ:2日目にも入ったところで確認したいがこれは「軽井沢日記」だ。 私たちが食べ終わる頃、その家族もようやっと満足したのが立ち上がり出口に向かい始めたが、 娘が振り返りざまに、かなり不満そうにボソッと 「ケーキ、ないんだもんなあー」 心のメモ:まだ食うんか するとその娘の一言をボンヤリと聞いていたらしい母親が、ケーキの一言に ビクリと反応し 「え?どこどこ?ケーキ?」 心のメモ:まだ食うんか!! 台風が上陸するかもしれないということで、風はないものの豪雨。 2泊目の宿『軽井沢プリンスホテル』に併設された(といっても3,4分ほど歩く)アウトレットモール『軽井沢ショッピングセンター』で一日時間をつぶす。 『ミカドコーヒー』が出店されており、モカソフトを食べる。 軽井沢にきたらとりあえずモカソフトだ。この日はモカソフトに熱いエスプレッソをかけていただいた。(メニュー名忘れた) そのほかにも ・ショッピング :服と靴をそれぞれ何点か買った。 ・IMAX(アイマックス)シアター :NASA協力による宇宙ステーション作成ドキュメンタリーの3D映画「SPACE STATION」。 壮大なスケールに感動して、子供の頃天文学者になりたかったことを思い出すが 続けざまに数学の成績を思い出しすべて忘れることにした。 なお、このほかにも3D映画には恐竜モノSF:「T-REX」や景観モノ「グランドキャニオン」があった…と思う。 ・ゲームセンター :太鼓の達人で血豆をつくる。 ・ボーリング :1ゲーム遊ぶ。スコアは66。書き間違えではない。66だ。当人真剣だったのが悲しい。相方は若干調子が悪く133。 心のメモ:くどいようだが軽井沢での話だ。 夜はホテル外でとろうと計画していたがあまりの豪雨に傘をさしても全身ずぶ濡れ、 外出する気も萎えルームサービスをとった。 ところでこの日、相方の誕生日であったので驚かそうと思って予めケーキとシャンパンをホテルに用意してもらっていた。 約束していた時間に部屋に届けられたそのケーキとシャンパンはこれ: メッセージカードと同じ文言のチョコシートに感激した。 …ことを全部食べ、飲んだ後に思い出しあわてて撮った。 シャンパンで気持ちよくなり、二人は部屋に備え付けの木のパズルで遊び倒した。 パズル『The-T』は形の異なる4つのパーツを使って様々な形をつくっていくというものだ 全問回答できたため二人とも心おきなく眠る。 心のメモ:間違いのないように書いておくが、ここは「軽井沢日記」だ。 10月 2日(水) 3日目。本当に抜けるような青空。 宿泊プランのチェックアウトが14時ということで、かなりゆっくりブランチとお茶をとってからホテルを後にする。 軽井沢銀座で軽くお土産を買い、『ミカドコーヒー』でモカソフトの食べ納めをすると 碓氷軽井沢ICから関越を通り一路東京へ。 途中『上里サービスエリア』に寄ると、JHの端末にWindowsのMessengerサービスが表示されたままになっていた。 「Xxx@XX003から JHへのメッセージ (02/10/02 午後3:19)」 システムのパワーが回復したことを示すメッセージ。 心のメモ:システムのパワー回復、おめでとう>管理者殿 すでに埼玉県だったがかまわずいきなり風景を撮る。 タイトル:福建省 18:30家に到着。 あまりに満腹であり、夕食は抜き…と思われたがややあってさすがにおなかが減ったので 上里サービスエリアで買った生めんタイプの博多名物とんこつラーメンを茹で食べた。 ◆膨満感!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200210l.html#2
抜けるような空。 補足:"気が抜けるような"雨空。 関越道から碓氷峠バイパスをガムテープバトルで抜け、中軽井沢へ着いたのは 出発から約2時間半後の14:00頃だった。 手打ちそばがおいしいという国道18号沿い『源水』で遅い昼食をとる。 おろし天そばを頼むと顔がとっぷりはまる程の皿に入った手打ちそばが登場した。 大根おろしは推定1/2本分。 相方は天ざる。 細麺なのに歯ごたえはいいものの、つゆは関東風醤油色だった。 (わたしは麺類のつゆが関東風なのは苦手だ。)好きにはなれないがおいしかった。とにかく盛がよく、麺が多かった(海老天も2尾入っていた)。お蕎麦でここまで満腹になったのは初めてだ。 食後、たまにはモダンアートを鑑賞するのもよいだろうということで『セゾン美術館』へいく。 岡崎乾二郎展をやっていた。 セゾン美術館の入り口 、から15mほど前にある沼地 しかし入ってすぐ我々がモダンアートを鑑賞するにはまず100年後に顔を洗って出直すべきだ、ということがよくわかった。 2Fに常設されているらしい、1時間に1度10分間上演が行われる音の出るオブジェが愉快だった。 なんせ床の6つ口電源は3つともむき出しで、守衛さんがころあいを見計らって 「はい、じゃ、はじめまーす」と電源を入れていくのだ。 心のメモ:紙芝居か。 調理器具や車のホイールなど様々なパーツでなるこのオブジェはパーツそれぞれが連動して、一定時間ごとに音を鳴らす。 カコ、チコ、プン、ドン、チンとさまざまな音をのんびりかなでるオブジェに 涙を流しながら大笑いしていると、7,8分ほどしてさきほど電源を入れてくれた守衛さんが 我々の横でじりじりと身構えていることに気づいた。 私「もしかして10分の上演というのは自動で終了するのではなくて…」 守衛さん「はい、私が電源を落とすんです」 聞けば20年ほど前に日本にきたこのオブジェ、製作した国とは電圧が異なるため壊れやすく、 また壊れても修理がきかないこと。 当初はすべてのオブジェパーツが動作していたこと。 (明らかに楽しそうに鎮座するミミズクとミニ鉄琴は動かなかった) たまにそれらの止まったオブジェパーツが思い出したように動くこと。 なにより感動したのは「導入当初結構なテンポで演奏していたが、 経年の演奏でだんだんペースが落ちてきている」ことだった。 むしろあなたが作者?という雰囲気さえかもし出しながらいとおしそうに オブジェを眺める守衛さんが素敵だった。 心のメモ:常設のオブジェの話に終始して申し訳ない>岡崎乾二郎氏 そうしてその音がでるオブジェの作者とタイトルについてメモを取るのを忘れた。 宿『塩壷温泉ホテル』はホテル風旅館で建物は洋風で和室がメインという典型的温泉宿だ。 宿の設備自体は目新しいところはないかもしれないが大変清潔で、フロントの方の対応もよく、大変くつろぐことができた。 部屋に入り館内案内を見ると愛らしい熊と猿の絵が申し訳なさそうにお辞儀をしていた。 微笑ましく思いながらなんのキャラクタだろうと思いよく読むと 「近年この建物の近くで熊や猿が出没します。 熊はツキノワグマです。 早朝・夜半の外出は控えるか、やむを得ない場合は談笑するなどして歩きましょう。」 温泉は清潔で設備も新しく温度も適温、すべてが快適であったが、ただ一つ 山側の、露天風呂へ通じるドアの鍵が閉められてついに開けることができなかった。 しかし山側である外に出なければ入ることのできない露天風呂について我々は多くは語らなかった。 夕食はダイニングルームで取った。 一品一品はそれなりに薄味なのによく染みていておいしかった。 量がとても多かったため相方も私も何品か残してしまったしお米が食べられず大変申し訳なかった。
おろし天そばを頼むと顔がとっぷりはまる程の皿に入った手打ちそばが登場した。 大根おろしは推定1/2本分。 相方は天ざる。
セゾン美術館の入り口 、から15mほど前にある沼地
朝。 抜けるような空。 補足:"空が抜けそうな"勢いの豪雨。 ダイニングルームでバイキングの朝食。 部屋に入ると他には大変恰幅のいい家族(母、娘(17,8)、息子(15,6)がいた。 その恰幅を保つには多大なエネルギーが必要であるようで、 次から次へと立ち上がりお粥からパン、クロワッサン、ご飯とほとんどの食材を食べていた。 心のメモ:2日目にも入ったところで確認したいがこれは「軽井沢日記」だ。 私たちが食べ終わる頃、その家族もようやっと満足したのが立ち上がり出口に向かい始めたが、 娘が振り返りざまに、かなり不満そうにボソッと 「ケーキ、ないんだもんなあー」 心のメモ:まだ食うんか するとその娘の一言をボンヤリと聞いていたらしい母親が、ケーキの一言に ビクリと反応し 「え?どこどこ?ケーキ?」 心のメモ:まだ食うんか!! 台風が上陸するかもしれないということで、風はないものの豪雨。 2泊目の宿『軽井沢プリンスホテル』に併設された(といっても3,4分ほど歩く)アウトレットモール『軽井沢ショッピングセンター』で一日時間をつぶす。 『ミカドコーヒー』が出店されており、モカソフトを食べる。 軽井沢にきたらとりあえずモカソフトだ。この日はモカソフトに熱いエスプレッソをかけていただいた。(メニュー名忘れた) そのほかにも ・ショッピング :服と靴をそれぞれ何点か買った。 ・IMAX(アイマックス)シアター :NASA協力による宇宙ステーション作成ドキュメンタリーの3D映画「SPACE STATION」。 壮大なスケールに感動して、子供の頃天文学者になりたかったことを思い出すが 続けざまに数学の成績を思い出しすべて忘れることにした。 なお、このほかにも3D映画には恐竜モノSF:「T-REX」や景観モノ「グランドキャニオン」があった…と思う。 ・ゲームセンター :太鼓の達人で血豆をつくる。 ・ボーリング :1ゲーム遊ぶ。スコアは66。書き間違えではない。66だ。当人真剣だったのが悲しい。相方は若干調子が悪く133。 心のメモ:くどいようだが軽井沢での話だ。 夜はホテル外でとろうと計画していたがあまりの豪雨に傘をさしても全身ずぶ濡れ、 外出する気も萎えルームサービスをとった。 ところでこの日、相方の誕生日であったので驚かそうと思って予めケーキとシャンパンをホテルに用意してもらっていた。 約束していた時間に部屋に届けられたそのケーキとシャンパンはこれ: メッセージカードと同じ文言のチョコシートに感激した。 …ことを全部食べ、飲んだ後に思い出しあわてて撮った。 シャンパンで気持ちよくなり、二人は部屋に備え付けの木のパズルで遊び倒した。 パズル『The-T』は形の異なる4つのパーツを使って様々な形をつくっていくというものだ 全問回答できたため二人とも心おきなく眠る。 心のメモ:間違いのないように書いておくが、ここは「軽井沢日記」だ。
・ショッピング :服と靴をそれぞれ何点か買った。 ・IMAX(アイマックス)シアター :NASA協力による宇宙ステーション作成ドキュメンタリーの3D映画「SPACE STATION」。 壮大なスケールに感動して、子供の頃天文学者になりたかったことを思い出すが 続けざまに数学の成績を思い出しすべて忘れることにした。 なお、このほかにも3D映画には恐竜モノSF:「T-REX」や景観モノ「グランドキャニオン」があった…と思う。 ・ゲームセンター :太鼓の達人で血豆をつくる。 ・ボーリング :1ゲーム遊ぶ。スコアは66。書き間違えではない。66だ。当人真剣だったのが悲しい。相方は若干調子が悪く133。
メッセージカードと同じ文言のチョコシートに感激した。 …ことを全部食べ、飲んだ後に思い出しあわてて撮った。
パズル『The-T』は形の異なる4つのパーツを使って様々な形をつくっていくというものだ
3日目。本当に抜けるような青空。 宿泊プランのチェックアウトが14時ということで、かなりゆっくりブランチとお茶をとってからホテルを後にする。 軽井沢銀座で軽くお土産を買い、『ミカドコーヒー』でモカソフトの食べ納めをすると 碓氷軽井沢ICから関越を通り一路東京へ。 途中『上里サービスエリア』に寄ると、JHの端末にWindowsのMessengerサービスが表示されたままになっていた。 「Xxx@XX003から JHへのメッセージ (02/10/02 午後3:19)」 システムのパワーが回復したことを示すメッセージ。 心のメモ:システムのパワー回復、おめでとう>管理者殿 すでに埼玉県だったがかまわずいきなり風景を撮る。 タイトル:福建省 18:30家に到着。 あまりに満腹であり、夕食は抜き…と思われたがややあってさすがにおなかが減ったので 上里サービスエリアで買った生めんタイプの博多名物とんこつラーメンを茹で食べた。 ◆膨満感!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200210l.html#2
「Xxx@XX003から JHへのメッセージ (02/10/02 午後3:19)」 システムのパワーが回復したことを示すメッセージ。
タイトル:福建省