-------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [BOTTOM] 8月 31日 土曜日 相方が休日出勤ということで平日とあまり変わらない時間に起きた。 出かける用事のないしかも晴れた土曜日は久しぶりだったのでお布団を干す。 洗濯物も久しぶりに干す。 洗濯物は衣類乾燥機の方がふっくら仕上がるのだが、日光の方が衣類へのダメージは少ないし(*フリ註)、なにより日光に干した後のお布団や衣類の香りというのはいくつになってもいいものだ。 張り切って干す。 張り切ってまた干す。 張り切って…いたら外干し用の洗濯バサミつき物干しを、背骨からボキリと折ってしまった。 1年5ヶ月目に訪れた思いがけない別れであった。 夜はギズモちゃん夫妻と待ち合わせて牛角で焼肉、その後カラオケへ。 カラオケは久しぶりだなとよく考えると、前の会社を辞めた日の、自分の送別会以来だった…。 ギズモちゃん夫妻に長崎土産のちゃんぽんと皿うどんの麺セットをいただいた。 休日のお昼(*フリ註2)に早速いただく予定。 <<月末振り返り補注(フリ註)1>> 衣類乾燥機はふっくら仕上がり、しわもほとんどできない。 ただし縮みも発生しやすく、また繊維へのダメージが大きい。 パンツなど乾燥機に入れてしまった日には クロップドパンツになっている---しかも中途半端に---可能性大だ。 天日干は柔軟剤を使っても若干ゴワゴワしてしわもできやすいが縮みと繊維への ダメージも少なく、また天日干独特のいい香りつき。 ただし取り込み時に虫がついている可能性あり。 <<月末振り返り補注(フリ註)2>> 我が家の休日のお昼は麺と相場は決まっている。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 30日 金曜日 会社を退出するにあたり、フロアに声が響き渡って残業している組の邪魔にならないよう静かに挨拶をしようとしたところ 「お先にしつれいしま」 で机からペンを床に落とし、 落としたペンを拾った次の瞬間今度はメモ紙を散らしてしまい、 あわててメモを拾い上げると鈍い音を立てて頭を机にぶつけ、 なんとか立ち上がろうとしたら高い音をたてて肘を椅子にぶつけ クウといいながら2,3秒うずくまる。 何が悲しいといって新しいオフィスのじゅうたんは思いのほか吸音性に優れ、私の一人吉本に誰も気づいていなかったという点だった。 電気を放電中の肘をいたわりつつ静かにオフィスを後にした。 ◆野菜強化!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#30 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 29日 木曜日 結局UPSは2機が死んでいたことが判明。 それぞれにささっていた4つのサーバの電源は急遽床のタップから直に取ることになった。 頼むよUPS…。 会社が引っ越してすでにダンボールもほぼなくなり再び落ち着いた日々が戻ってきた。 しかし、前と様子がちょっと違うのだ。 確かに椅子は背もたれのクッションが固くなりまたひじかけも着いて座りごこちは数段にアップしたし机も普通のオフィス机からOA机になって広くなった。 いや問題はハードウェアではない。 ソフトウェアだ。 うちの会社は割と自由を重んじる気風で、皆好き勝手に終業時間中に音楽をかけている。 ヘッドフォンで聴いている人もあれば周りに聞こえるほどのボリュームでスピーカーを通して聴いている人もいる。 いままではだいたいそれはポップスだった。 引越し後、なぜかそれがクラシックになってしまった。 席が近くなったSさんがクラシック好きであるらしく、しかも新しいビルに移ってから、電話の応対が頻繁にある部署とブロックが離れ 開発部署が極端に静かになってしまったのがいやだとクラシックを大き目のボリュームで聴いているのだ。 私は物事を考えるとき歌詞のついている歌というのはどちらかというと邪魔なほうだ。 どうも無意識のうちに意味を解釈しようとしているらしい。 集中力がないといえばそれまでなのだが、だからといって歌詞のないクラシックがいいかというと…。 椅子も座りごこちがよく、体内時計がキャリフォーニャあたりの私にはこれ以上の快適空間はないわけで・・・母さん僕は・・・グゥ(眠)。 というわけでオフィスはたちまちホテルのロビー状態。 ◆にゅう麺!ワタシの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#29 朝「78歳の男性が怪我をおいつつヒグマを撃退!」というニュースがTVで流れていた。 当時の様子を語る78歳男性の映像は顔が隠されていたが、怪我を負って包帯を巻いた痛々しい様子の手は全編にわたって写っていた。 その手に、なにか見知ったものが巻かれていることに私は気づいた。 が朝のことゆえボウとしてそれがなんであるか考えてもみなかった。 …しかし、しばらくして仰天。 なんとそれはせーり用品だったのだ。(ひらがなで書いても生々しいな) な、なるほど包帯からにじみ出る血を処理してるのね。 で、でもね…使うのはいいけど、隠そうよ、それ…。 テレビ局もんーなもん写すなよ、おい。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 28日 水曜日 クラクラしっく 先週末2日連続で夜勤をした私の体内時計は最早キャリフォーニャ(フォにアクセント)あたりの時間帯だ。 実際キャリフォーニャに行っていないのでアッテルノカヨ!と突っ込まれても困るが、そんなわけで夜は頭が冴えてくるし日中も午後になると本当に眠い。 ここ数日は0時に寝るように心がけているものの、ベッドに入ってもちっとも眠くならないのだ。 今日など会社で18時を過ぎたあたりから記憶がなく、次に気づくとすでに15分が過ぎていた。 眠い、と思う前に寝ていた。 しかも会社なのに世界が斜めになっていた。体が傾いていたのだ。ウトウトすることはあったがこれはすでに「あなたの知らない世界」会社におけるトワイライトゾーン。ああおそろしい。 あわててスッパイマンの偽者を食べて気分を引き締め、ゴミを捨てようとして気づいた。 15分前まで満杯だった私の足元のゴミ箱がすでに空になっている。 掃除当番の人が集めてくれたんだ、うわー寝てるところ見られた…よなあ、ウトウトじゃなかったよなあ。 って、ンナアアア! 今日は私が掃除当番でゴミを集めなければならない日ではないか。 しまった。 大慌てでゴミ当番を一緒にやるはずだった人のところへ駆けて行く。 彼女はきたきたという顔で笑いながら 「フフフいいのいいの。お疲れみたいだったから。今度また一緒にやりましょ」 できた女性である。 …って違ーう!私ができなすぎ! 赤くなったり青くなったり時に緑になったりしながら謝り倒す。 ◆きのこ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#28 小ボスは久しぶりに1日休み。ほぼ1ヶ月会社に泊まり通しのようなところがあったので(1日おきぐらいに帰っていたがどちらかというと入浴と着替えのためだけのような具合だった)、ゆっくり休めることを祈る。 さて、担当責任者の休んだシステムは落ちる、というジンクスがある。 そうして小ボスが休んだ今日、ジンクスcomes true。 真実になってもうれしかないこともある。 社内向けサービスを提供しているサーバのうち2台に頻繁にオート強制リブートがかかるのだ。 いろいろ調べたところバッテリー切れのUPSに繋がれていた上、そのUPSの電源プラグがアホノコになっており、タップの中に奥まで刺さっていたもののフラダンスよろしくゆらゆらと揺らめいていたのだ。 そのため何らかの衝撃でUPSの電源コードが揺らされると接触不良で電源断->サーバ群リブート、だったのだ…トホホ。 UPSって停電時に大事なホストを落とさないための装置だ。 …UPSで落ちてどーするよ! -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 27日 火曜日 ◆おとうふラボのみ更新 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#27 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 26日 月曜日 テンパりマキシマム オフィス全体の引越しは土日に終わったものの、我がチームのメインイベント:サーバ12機の移設の日。 小ボスのテンパり(死語)も最高潮で嵐の直下の私はとりあえず淡々と作業をこなすのみ。 淡々と15分でお昼を終え、淡々とした中サーバ移設全完了。 プリプリしている小ボスに淡々と挨拶をし淡々と帰宅。 二人でキーキーしてもしょうがないし。 ◆久しぶりの気がするよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#25 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 25日 日曜日 休日出勤−あわや夜勤 サーバ移設作業があるため休日出勤。 しかし定時間際になり、小ボスがしょぼくれながら言うことには 「すみません、今日…(徹夜)いいですか?」 仕事だから仕方ないが、徹夜をしてまで何をするかまったく見えない(いや移設なんだけど)ので、 「どんな作業をどういう手順でおこなって全体のボリュームがどのぐらいなのか教えてください。」 と尋ねた。 小ボスはそのようなことを尋ねられると思っていなかったようで「え?」という顔をしている。 「残るのはいいけれど、あらかじめ作業内容を教えてもらわないと困ります」 というようなことを言ったつもりだが、なぜか小ボスは返答に困っている。 なおもしつこく予定される作業内容を教えてくれと食い下がったら「今日はもう帰っていいです」といわれてしまった。 んー違うんだけどなあ。 と思ったが視界に入る小ボスはすでにテンパり(死語)気味なので余計なことは言わず帰る。0:10自宅着。 ◆残業食!ワタシの晩御飯 ・お好み焼き焼きそば(ファミリーマート) ・サラダ 泊まる気満々で夜食を買って食べたんだけど、食べた直後に帰宅決定。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] あっくん 朝9:30に起きると外出の準備をして、かねてから相方と予定していた通り、車のタイヤを買い替えにいった。 近所のオートバックスで一応確認をしてから、晴海のオートウェーブにいく。 私はすっかり昼夜が逆転しており、ボーとしてまるきり反応が悪い。 相方はそんな私を店内隅にあったソファに残すと手続きをするため店員と話をしにいった。 ソファに座っていると眠り込みそうになる。 目を開けているのが困難になってきた、そのとき。 30代の男性が子供2人を連れてきた。私の座っているソファのすぐ横のついたての向こうがキッズルームだったのだ。 「…じゃあお父さん、隣のビルにいくから戻ってくるまでここで遊んでるんだよ。知らない人についていっちゃダメだよ」 それをじっと聞いていた「知らない人」代表の私はちょっと厭な予感がしていた。 子供は上のお姉ちゃんが5歳ぐらい、下の男の子は3歳ぐらいだろうか。 5歳の知能を侮ってはいけないことは知っている。 だけれど「お父さんは隣のビル」「戻ってくるまでここにいて」「知らない人についていっちゃダメ」この3点はやはりとても難しい任務なのではないだろうか。 おそらく2つ目の意味を考える頃には1つ目を忘れてるんじゃないかしらん。 心配になりキッズルームに目を配りだす「知らない人」代表の私。 脳内には 『キッズルームからなぜ?幼児2名行方不明15時間、無事保護』 『近くで見ていたとされる女、大筋で容疑を認める。「かわいかったから」』 といった見出しが躍る。 …てそれ私が連れ出しとるわ! とにかく私は下の子がお姉ちゃんの後をついていこうと高さ1.5mはあるプラスチック製の滑り台を無理して逆行しようとしてアワアワすると勝手に担ぎ上げて上に載せてあげたり、ボールが外に飛び出しそうになると軽くルーム内に打ち返したりとかなり余計なことをしだした。 見ていると姉弟で仲良く遊んでいるようだ。 お姉ちゃんも5歳にしてはかなりしっかりしている。 しばらく見ていた私はほっと一息ついた。 と、突然お姉ちゃんが大変なことに気づいた。 「お父さんどこにいったんだろうね」 ええっ。 お父さん、さっき隣のビルにいくっていってましたよ。 お姉ちゃんが不安になれば当然弟も不安だ。 「お父さんいないの?」 「ううん、きっといるよ。おねえちゃん、ちょっと探してくるからあっくんはここにいるんだよ。絶対いるんだよ」 …ああ、またあっくんにそんな難しいことを! お姉ちゃんは大変しっかりした様子の子でこのキッズルームの場所をよく把握しているようだったのでお父さんを探しに飛び出すのをあまり危惧しなかった(*)が、しばらくするとあっくん(推定3歳)が 「やっぱりおねーちゃんとおとーさん探しにいーこうっと」 と誰にともなく宣言するにおよび、私はあわてた。 しかし大人たるものそのようなことであからさまにうろたえてはならない。 そこは年の功、落ち着き払って あっくんにこう話しかけてみた。 「お父さんもお姉ちゃんもここにいたほうがいいって言っていたよ。ってことはここで待っているほうがいいと思うんだけど、どうかな?」 あっくんはそれまで「動く巨像」ぐらいに思っていた私が突如しゃべったものだから少し驚いたようで、大変警戒しながら言葉を選んでいた。 このときまで、私はあっくんを3歳程度であるからとみくびっていたようだった。 なぜなら彼は本心を、そうして目的を私に悟られまいということからか、このように返事したからだった 「…ナガシマさんちだから」 ゴクリ。 私にはナガシマさんちとあっくんと、彼のおねえちゃんとお父さんとの関係が全く理解できなかった。 そうしてなぜ「だから」なのか。 またも大いに混乱するが、やはり大人はそのようなことでいちいちうろたえてはいけない。 大人がうろたえれば子供がうろたえるのだ。 そこで 私は非常に納得したようにこういってみた 「ふーん、ナガシマさんちなのね」 あっくんは「なぜそれがわかったのだ」とばかりに目を見張り、コクリとうなずいた。 「…うん、ナガシマさん」 少しはあっくんの信頼を勝ち得ただろうか。 私はあっくんの力量を推し量りながら、このように言ってみた。 「ナガシマさんとしてもね、やっぱりここで待っているほうがいいと思うんだ」 つまりなにが「ナガシマさんとしても」なのか一切説明を与えなかったのだ。 これは大変危険な駆け引きであった。 あっくんは今度は私の目をじっとのぞきこみ私の力量を推し量る様子だ。 いかん、見極められてしまう! 瞬時に悟った私は立ち上がり目を逸らす。 …いかん、3歳児に負けた! さらに瞬時に悟った私の視界に、女神の姿が飛び込んできた。 あっくんのお姉ちゃんが駆けてくるのが見えたのだ。 「あ!ほら、お姉ちゃんきたよ。ね?言ったでしょう?」 大人の洞察の奥深さを少し強調するが あっくんは既に聞いていなかった。 「あっくん、お父さん見つけたよ、隣のたてものにいたよ、いこう、お姉ちゃんが連れてってあげる」 瞬く間にあっくんはお姉ちゃんに手を引かれて駆けて行ってしまった。 そうして後に残された私は ナガシマさんについての質問をお姉ちゃんにぶつける間もなかったのだった。 ◆膨満感だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#24 帰る途中近くのファミレスで昼食をとったが、すでに15時をまわっており夜21時すぎまでまるきりおなかがすかない二人だった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 23日 金曜日 どういう天気だったのだろう 朝7時になると小ボスが 「ちょっと寝るので何かあったら起こしてください」と仮眠にはいった。 私も30分ほど仮眠をとると、とりあえずパンとコーヒーを買って朝食をとり、いつでも作業続行ができる状態にして、時に作業内容をファイルにまとめたり、時に友達の掲示板などのぞいたり、8割がた後半の作業をして小ボスが起きるのを待つ。 8:30頃起きた小ボスは眠そうに一言: 「何もなかったらもう帰っていいですよ」 提案:そういうことは先に言おう。 会社の頭痛薬をもらって飲み、家に帰ると昏々と寝た。 起きたのは19時だったがやはり頭痛は一向に治まらない。 あまりにひどいので相方にお願いして晩御飯を買ってきてもらった。 バファリンを飲んで数時間横になると少し楽になったがやはり不快感は変わらない。 …バファリンて鎮痛剤というだけで元となる症状を治すわけじゃないんだよね。 また痛むようなら病院いこうかしらん。と 世の頭痛持ちに 「この頭痛チキンが!」 といわれかねないことをそっと考えたりした。 ◆コンビニだよ!ウチの晩御飯 ・相方: ・冷やし中華 ・サラダ ・私 ・焼きそば ・おにぎり -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 22日 木曜日 急遽夜勤 普通に定時に出勤した今日だったが、就業時間間際に突然夜勤になった。 昼すぎから頭痛がひどく、どうしようとも思ったが、小ボスいわく到底一晩で終わらない作業で…というので残ることにした。 しかしフタを開けると夜勤の内容はザッツ力仕事。 サーバ機を上げたり下したり平行移動したりと常に力を入れっぱなしだ。 しかも残業しているのは小ボスと私だけだ。 さすがにおかしいと気づき、途中で 「これは…男性をアサインしたほうがよほど効率よく終わる仕事だったのでは」 と指摘してみると30秒ほどの重苦しい沈黙の後 「考えてもみませんでした」 という回答が返ってきた。 提案:考えてみようよ。 作業を続け、翌金曜日の明け方4時ごろになると頭痛は耐え難いものとなった。 私は頭痛というものは数年に一度あるかないかだし、だいたいこんなに痛いのは生まれて初めてだ。 「すみません、頭痛がひどいのでちょっとおとなしくしています」 と申告すると小ボスがアハハと笑いながら 「きっと寝不足ですよね」 などとのんきなことを言っている。 普通の人には頭痛は「これから子供のピアノ発表会なのに頭痛のママ」「楽しく部屋の掃除をしていたのにマサカの頭痛」といったように日常に密接に結びついたケの日の症状であるらしい。 しかし私には頭痛はハレのものだった。 いやハレっていうとめでたいので、えーとつまり滅多にないことなのだ。 だいたい寝不足で頭痛になるような柔な頭なら年がら年中頭が痛いはずなのだが、ハテ。 そこで私は力説した。 「いいえ、私は頭痛は滅多になりません。2,3年に1度なればいいほうです。(*フリ註) しかも、この頭痛は今までに経験したことのない痛みです。 例えるなら頭が今にも二つに割れてエイリアンが飛び出してくるような、そうしてまた小さいときに小学館の本で見た「脳が溶け出る奇病」という記事についていたおそろしい挿絵を連想させるような、そんな痛みです。」 両腕で頭を抱え込みながら切実な表情でそのように述べる私を見て、小ボスはいろいろな意味で危険を察知したらしい。 ありがたくもその後はあまり私に話しかけないようにしていたようだった。 ◆ご飯抜き!私の晩御飯 一段落ついたのが翌朝の6時だったため夕食をとれず。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> こう書いて気づいたのだがいまから9ヶ月前の日記にしっかり「頭痛がする」 と書いていた。ウソ・誇張・ダメ・ネヴァー。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 21日 水曜日 開店休業 サーバ移行も無事終わり、我がチームは本日のみ開店休業だ。 …と言われて朝から移行時に生じた問題点を調べたり、手順に関する書類をまとめたりしていたら、午後になって小ボスが曰く 「そういえば会社の引越し先のハブの配置を決めなくちゃいけないので、現在使われているハブとスイッチングハブの数、ポート数、それから社員各自が必要なポート数を調べてください」 そういえばて、引越し明後日です! 急遽席をまわって数を調べるとともに、全社員に宛て必要ポート数申請依頼メールを出す。 ところで昨日のスイッチングハブ設定にあたり、ノートパソコンが必要台数に足りなかったため開発チームのKさんのノートをお借りしていた。 マシンには9ヶ月になるKさんのお子さんAちゃんの名前がつけられており、壁紙はAちゃんの愛らしいハイハイ姿のドアップで飾られている。 お返しした後、改めてメールで 「ありがとうございました。Aちゃんには『ぶぶっぶー』(2つめの「ぶ」にアクセント)とお伝えください」 とベタなメールを出していた。 さてそんなKさんからポート数の申請メールが返ってきた。 「ポート数は 「あっっぶー」でお願いします。 「ぶー」は唇を震わせるような感じで、よだれをたらすとなおいいです。」 とだけあった。 焦ってページをスクロールするといくつかの空白行の下に「念のため、ポート数は*です」と書いてあった。 やられた。 なんでもないことであったが、突然のブローにしばらく身をよじらせ笑いを堪えなければならなかった。 あっっぶー(よだれをたらしながら) ◆生野菜だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#21 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 20日 火曜日 スイッチ 一日スイッチとにらめっこ。 といっても電気製品などのスイッチではなくレイヤスイッチだ。 説明書の用語に泣かされながら検索の鬼となりつつ設定をしてみたがやはり最終的にはしびれを切らした小ボスからほぼ指南される形になってしまった。 会社の引越し先で使う新しいスイッチだ。 設定を終えるとさっそく小ボスの設定したルータと私ベース設定のレイヤスイッチを持っていって稼動確認してみたがネットワークの外にpingが飛ばない。 プチボス、小ボスの方が技術レベルは格段に上なのだが、何かお役に立てないかと「これはどうなのでしょう」「こちらは?」などと提案してみるがヘタの考え休むにタルタル、小うるさそうに「ええ、はい」と流されてしまい始めた。 そこで口出しせず、正座して待つこと4時間、とうとう小ボスから最終指令が。 「今日はここまでにします」 家に帰ったら0:00ジャストだった。 ◆満腹!私の晩御飯 ・たらこおにぎり(1つ) ・唐揚げ(1個) ことさらに個数を強調しているのは、これで満腹なのかとつっこまれたい気持ち満々という点が見え隠れするところ。 さて「私小食なの」という女性は私の天敵だ(?) なぜなら私は出されたら食べつくす、毒でなくても皿まで食らうというノリの女だからだ。 そうだ。昔生クリームが大の苦手だった高校時代になぜかケーキ屋でバイトするハメになり、初日のおやつの時間に出されたケーキ3つを見て、ワナワナ半泣きしながら「初日のおやつを残したらダメだ」と3つとも食べ、さらに一人で3/4泣きしていると、おばさんが2人はいってきて「あら?私たちのオヤツは?」と聞かれた、そのぐらい "皿まで"なのだ。 そんな私でさえこの夕食で満腹だったのは、単に昼食を食べすぎたからだった。 ええ、会社の近所の作り豆腐屋のおぼろ豆腐がおいしいと聞かされれば、何はなくとも買いにいくさ…。(*フリ註) <<月末振り返り補注(フリ註)>> このくだりは本当にわかりづらかった。早い話がお昼に おぼろ豆腐(通常の大きめ豆腐一丁分)にサラダ、おにぎりまで買ってしまい 残さず食べてしまったのだった。 おぼろ豆腐は専用のタレつきで大豆の香りも高く本当においしかった のだが、だからといって食べすぎはよくない。しばらく胃がもたれた。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 19日 月曜日 ムシムシ 土砂降りの後も湿度が高く、雨があがったといって窓を開けていたらベッド全体が湿気てしまった。 シーツは換えればいいけれど枕も、タオルケットもペッタリしていて気持ち悪い。うう。しまった。 お客さま用のを出そうかとも思ったが寝ヨダレなどの不慮の事故を考え、枕の上にタオルを敷いてしのいだ。 週末はまた天気が悪いらしい。 乾燥機ではなく天日でお布団を干したい。干せないかなあ。干させてください。よろしくお願い申し上げます(切実)(*フリ註) ◆冷蔵庫からっぽ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#19 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 結局お布団を干せたのはこのあと9月1日のことだった。長かった・・・ -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 18日 日曜日 タイピングという作業 タイピングは私の場合仕事をする上で必要不可欠であり、若干普通の人よりは速いと思う。 それは学生時代に英文タイプの時間があったからで、厭でも練習しなければならなかったからだ。 本当に厭だったがおかげで今はすっかりブラインドタッチを身につけている。 まあ速いといっても別に頭脳をつかう労働でもないのでなんの自慢にもならないものではあるが、そうはいってもやはとっさのときに便利だ。 タイピングの速さは、またチャットの時にも便利だ。 とっさにつっこむこともできるし、流れを止めることもない。 今私が遊んでいる多人数参加型オンラインゲームである「Final Fantasy XI」においてもおなじことだ。 今日、私は久しぶりに知らない方たちのパーティに入れてもらって戦闘に参加した。 先陣をきって敵へと襲い掛かり、他の同じ職業の人とタイミングを計りながら連携プレイをする。 これは私の現在のゲーム内での職業「戦士」の仕事である。 タイピングが遅いと他の方にも迷惑がかかるため気を遣うところだ。 何匹かの敵を倒し、パーティの呼吸も合いはじめた頃、 ある人が我々が倒す強さに値する敵を発見して、そのことを他のメンバーに知らせてくれた。 Aさん「つよ蟹発見しました!」 Bさん「了解」 Cさん「了解」 Dさん「おk」 私「両空き」 時が止まった。 後にはただ戦闘のサウンドだけが空虚に響いていたという…。 タイピング。それは速さよりもなお正確さが要求される作業である。 ◆ありあわせ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#18 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 17日 土曜日 のんびり 朝からちょこちょこと用事を済ます。 日中15分ほど眠ってしまったが、他は特に昼・夜が逆転した様子もなかった。 だいたい昨日だって19時まで寝ていたにも関わらず、3時に寝たら何事もなかったかのように朝まで昏々とねていたのだ。 おそるべし私の体内時計。 お昼は撮り貯めておいたショムニのビデオを片付け、夜は家で映画を2本観る。 一本はホラーゲームの映画化、もう一本はSFの古典の映画化。 これ以上は書けないけど、両方とも息をもつかせぬ展開で楽しめた。 そういえばホラーで最後まで見終えることができたのって「サスペリア」以来じゃないだろうか。ああ「リング」もあるな。 観終えたのがいい時間だったので、なんとなく自分のウェブサイトを更新しながらチャットをする。 チャット友達とホラー映画の話をしていて気づいたのだけれど、どうも洋の東西を問わず"怨念系"は観た後も恐怖が残ってしまうらしい。 リングなんて観た後しばらく怖かった。 今日見たのは物質的な媒体が存在する話だったためホラー(というよりもスプラッター)だったにも関わらず最後まで怖さを楽しみながら観られたようだ。 「小さい頃、お風呂入っているとき浴槽より下に頭を下げるのが怖かった」と言ったらチャット友達もそうだったらしい。 誰もが通る道なんだろか? とまあまるで怨念を信じているかのような書き方をしてみたが、実際は信じていないのでその点間違えないでいただきたい。 …だって、だって怖いじゃないか、怨念が存在したら! ◆ゆ…ゆで卵?!ウチの晩御飯 もうなんていうか油断しすぎて大失敗。写真も相方に「さむっ」といわれる始末。 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#17 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 16日 金曜日 今日は何の日? 6時に会社を出た。 家までは約40分、相方の出社は8時少し前なので、おお会えるではないかと思ったが困ったことに6:50ごろ前に家に着いてしまいそうだ。 鍵を開けるだけならまだしも、ロックは相方にはずしてもらわないと中に入れない。 といって寝ているところを起こしたら悪いなあ、朝の10分は貴重だし、と近くのコンビニでゆっくり朝食などを買う。 フと見ると雑誌コーナーに一人の男性が立ち読みをしている。 露出している肌という肌にタトゥーの入った金髪ソフトモヒカンの男性だ。 「おお。もしやあなたもサーバのメンテナンス夜勤でこの時間にコンビニへ?!」 と親近感を覚えるが諸事情から話しかけるのはやめておいた。 相方を見送り洗濯だけ済ます。 10時までボーっとしていたが気づいたら寝ていた。 起きたらすでに19時だ。 今日の夕食は、相方が会社の先輩と会食にいくということだったのでにゅう麺(卵&梅肉&小ネギいり)でも作ろうかなあとだしをとり始めたところで相方から「会食中止」の連絡が入った。 ◆危機一髪(?)ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#16 うーん。一日が短い。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 15日 木曜日 夜勤2日目 会社には21時集合だったので、17時に目覚ましをかけておいて10時から昏々と寝た。 シーフードカレーを作って食べ出社する。 昨日あれだけ不機嫌台風を吹き荒らした小ボスがどういう顔で出社するかなあとちょっと期待しながら見ていたら、小ボスは非常に照れくさそうに出社していた。 だから憎めないんだよね小ボス。 この日の作業ボリュームはさほどではなく、後学のために出たというところだ。 しかしリモートで実施5分前からログオン用意しておきながら実はログオン先ホストを間違っていた、という技術以前の失敗をしっかり犯していた。 小ボスをチラと見るとフキゲンの虫を一所懸命抑えていた…。 ※とっとと家に帰れ!<私 ◆カレーだ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#15 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 14日 水曜日 The Crusher in the Rye この日は夜勤だったためシフト勤務ということで昼12時に出社した。 会社の引越しを控えて、関連各社の業務に差し障りのない夜間を狙ってサーバ類を一斉にデータセンターに移設するためだ。 今回は場所が変わるだけではなくサーバ自体の入れ替え、プロバイダの切替、それにともなうIPアドレスの変更、それまでのIPアドレスに接続をしにくるユーザへの対応機設置なども伴うためかなりの大仕事だ。 作業手順と確認事項数十点は前夜口頭で説明を受けていた。 担当長である小ボスは時間を追うにつれみるみるナーバスになっていく。 大仕事を控えてナーバスになるのは誰にでもあることで、そういうとき人は言葉がだんだん要件だけを一定のトーンで伝えるのみになってくる。つまりつっけんどんになるのだ。 でもそういうことは誰にでもあることだ。 そういうことを気にしていると仕事にならないので、私も気にしてない風で指示に従って作業を進める。 しかし前日に口頭で数十点の大事なポイントを初めて確認するぐらいなので、当日になって役割分担が突如変わったりするのはウチの会社ではよくあることであった。 臨機応変とは思うが分担が突然変わるたび私はワタワタしてしまい、挙句人がつけたばかりのモニタのスイッチを丁寧にもう一度押して 「何も写らない」 と青くなったり スクリプトのコメントアウトされた個所に気づかず 「動作していない個所がある?!」 といって指摘されては赤くなったり、とごくごく初歩的なミスをなぜか順調に重ねていた。 そうして小ボスを順調にイライラさせながら朝6時頃に全てのサーバの移設が完了し、会社に戻って動作検証を始めたところ…。 新しく移設したサーバ全ての、名前解決がことごとくできない。 nslookupで逆引きができないのだ。DNSの設定がおかしい! 先日のSQUAREの障害を思い出して私はスウっと青ざめた。 小ボスは明らかにフキゲンここにきわまれりといった風である。 フキゲン解消ドリンク「フキゲン」を出そうものなら目からビームを放たれそうな体だ。 1時間、2時間…いろいろ試すが少しも埒があかない。 小ボスはとうとう上位プロバイダに連絡をして 「そちらの設定がおかしいはずだ」 と問い合わせをしだした。 「あれ?(小ボス)さん、でもDNSの設定ってうちでやってるんですよね?」 DNSの設定は、まだ私に任せられないので小ボスが行ったところである。 つまり私は間接的に「小ボスの設定を見直したほうがいい」と言った事になるのだ。 小ボスはかなり不愉快そうな顔をして 「ウチの設定は間違ってません。先方に問い合わせてすぐに返事がこないのは、ウチの設定に問題がなく、先方のほうに問題があると考えられているからという証拠です」 と静かに語った。 …言っておくが小ボスは普段機嫌の上下がない人だし、もう少し論理的に考えられる人だ。 その人がここまでツッコミどころ満載の状態に追い込まれているというのはひとえに今回の移設作業の規模と影響範囲の大きさを示している。 これ以上突っ込めないなあ。しょうがないなあ、こりゃ長期戦だと思って静かに仮眠体制に入っていると 朝6時過ぎに、現場を心配して出社してくれたプチボスがなにやら小ボスに話しかけている。 プチ「・・・というわけでオレが今やっといたから、もう大丈夫だから」 あれ?プチボスが去った後、小ボスに私は聞いた。 「解決したんですか?結局なにがいけなかったんでしょう?」 小ボスはその大きな目で私をぐっと見据えるとぼそっと一言 「…が足りませんでした…」。 はい?いま、なんと? 「俺が書いたDNSの設定ファイルに、かっこ("}")が一つ、足りませんでした!」 シャーと空気の音。気まずーい空気が二人の間に流れる。 なにか気のきいたこと言おうにもそのときの私にいえたのはただ 「それで動いちゃう(DNS設定ソフトウェア)はちょっと不親切ですねえ」 というとぼけたことだけであったが、それで充分だった。 つまりいずれにしてもそれは余計なことだし何の助けにもならなかったどころか 最後の藁になったのだ。 「…もう帰ります!」 ラウンチャボタンを押されたように小ボスは会社を飛び出してしまった。 一晩の次第をプチボスに報告して、私も朝9時に退社、家に帰ってなにがなんだかわからぬうちに熟睡したのだった。 さあ15日夜も夜勤だ。次はなにが起こることやら。 ◆デビュー!私の晩御飯 ・牛丼(吉野屋) 夜勤組の同僚と、吉野屋カウンター食デビューだった。 (私はテイクアウトは何回かしたことがあるがカウンターは未経験だったのだ) しかし運悪くお誕生席に座ってしまい、同僚4人の顔を見ながら食べる羽目になった。 なにが辛いって、みんながしかつめらしい様子で黙々と牛丼を食べる様があまりにおかしくてワナワナするのを堪えながら食べなければならないことだ。 さて、カウンターデビューを果たしていると私の席がちょうどテイクアウトオーダーの場所だったらしく次々と人が入ってくる。 そんな中に、その家族はいた。 5歳の子供を筆頭に3,4人を引き連れた若いお母さんだ。 子供達はカウンターでワナワナを堪えながら牛丼を食べる私にくぎ付けになるし、そのお母さんはお母さんで私のすぐ後ろで一番上(5歳ぐらい?)の子供に 「お母さん 並盛にするわ」 「ねえ 卵つけようかしら」 「…でもまって、卵をつけるのって邪道?ねえ、邪道?」(*フリ註)と次々と了解を求めており、そんな家族を背景に背負って黙々と食べる私の姿は、同僚にとっては耐えがたいほどの笑いの種だったということだ。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 後日会社の同僚に「で結局、卵をつけるってのは邪道なの?」とたずねたところ即座に 「食いたいもんを食やいいんすよ」と真実を明かされた。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 13日 火曜日 あポチっとな。 残暑猛々しい<誤った日本語使用例>中、会社が新しく契約を結んだ某社データセンターへいく。 そういえばその会社に、ギズモちゃん(*)が勤めてるんだよな…と思いだした。 大きな会社だから知らないだろうけれど、話の種に振ってみるか、ということで 一通り技術的な説明を受け、さて帰ろうかという時に、案内してくださった営業担当者に聞いてみることにした。 「ところで**部署にお知りあいはいらっしゃいますか?」 ところでもなにも本当に突然の振りであったが、名前を出すとなんと知り合い!飲み仲間だったらしい。 世間は狭い。 そうして某社では悪いことはしちゃだめだ、と心に誓う。 (*)夫婦揃って仲良くしてもらってる親友夫婦の奥さん 明日、明後日はサーバ移設だ。(ついでにそのため、夜勤だ) 明日移設するサーバのうち既に停止しているものをサーバラックから出して掃除をする。 筐体内も…と思ったらこれがなかなか開かない。 小ボス、同僚A、私であれこれ試す。 小ボス「おかしいな、簡単に開いたと思うんだけど」 首を傾げながら小ボスが筐体の取扱説明書を取りにいった。 私「(悩みながら)多分 どこかのボタンを押すとロケットランチャの勢いで本体が飛び出す仕組みだと思います」 同僚A「(心配そうに)そしたら、そんなとこ(筐体正面)にいる**(私)さん死んじゃいますよ」 私「いえ、これでもネットワーク管理者のはしくれ、ネットワークの上で死ねれば本望です」 同僚A「ネットワークの上?!。ネットワークケーブルの海に足をとられて溺れちゃったり、ですか?」 私「そうですね、足が届くかとおもったらケーブルの水深が3mで…。とりあえずランチャボタンを探しましょう」 すっかりランチャボタンということで決定した我々がくだんのボタンを探しいろいろな出っ張りをポチポチ押しながら蓋を引っ張っていると程なく小ボスが戻ってきた。 小ボス「何をしているんですか?」 私「ええ、筐体ランチャボタンを探しています…なにか手がかりがつかめましたか?」 小ボス「はい、まずネジを外します」 見ると目の前にポツンと大きなネジ。そうかネジで固定って手があったっけ…。 小ボスがネジを外すと面白いように蓋は開いたのだった。 ◆新鮮だよ!ウチの晩御飯 ※明日の移設にともなう手順確認会議で私が大幅に残業。 別に具材が新鮮なのではなく、珍しくオリジン(いわゆるホカ弁屋さん)でお弁当を買って帰ったのだった。 オリジンは嫌いではないけれども待たされるので相方はあまり好かない様子。 ・相方:メンチノリ弁当(オリジン弁当製) ・私:コロッケ明太弁当(オリジン弁当製) -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 12日 月曜日 上客 会社の掲示板で、社員の皆が自由に書き込みをしていることをいいことに、私もいつも小ふざけたことばかり書いている。 鼻先でフ、と笑ってもらえればいいやぐらいの気持ちだ。 ところでわが社には笑いの国からやってきたような先輩がいる。 いつもその彼の書き込みが織り成す笑いワールドの波状攻撃に堪えんがため必死のあまり鼻の穴がふくらんでしまうような私にはそれが精一杯である。 しかしそんなノーセンスの私にも上客がいた。 小ボス(27歳・男性)だ。 時にグフフウ、ウフフフ、すさまじい時などドワハハハハと笑ってくれている。 そうして一つ一つについて「これサイコーすよ」と評価をくれるのだ。 ありがたい。 確かにありがたい。 しかし…快活な小ボスの声って、とても大きくて通るのだ。 電話応対中の、席の近いヘルプデスク担当者は電話の相手に「申し訳ありません」と頭を下げつつ、突然の笑い声にギョっとしてこちらを見るし、なかには「そこまで狙ってなかったんだけど…」ということについても「サイコーっす、うひゃひゃ」と笑ってくれていることもあり、傍から見ていたら 「あんなので誉められて喜んでるのかしら」 と小首をかしげられた挙句私の太首をねじられても致し方ない(*)ほどだ。 (*)ところで「致し方ない」という言葉を使う30代男性のほぼ100%がガンダム(しかも初代)狂である…というのは友達の経験に基づく推測らしい。 30代女性ではなに狂なのか意見を求めたい。 さて今日のこと、いつもの通り仕事をしていると突然ウヒーと音がした。 見たら小ボスが顔を真っ赤にして涙まで流し、全身をわななかせながら笑っている。 小ボスは本当におおらかな人柄で独り言も大きく、鼻歌も大きいので最近たいていのことでは気にしなくなっているのだがもし具合が悪かったのだとしたら看過できない。 「どうしました?」 とあわてて聞くと、小ボスがワナワナ泣きながら答えた。 「これっ…これサイコーッす」 「(ああ 掲示板の書き込みか)…どれですか?」 「『"とうふのエプロン"、ってそれじゃ結ぼうにも崩れてしまうではないか』(*)っていうヤツ…ヒイイ(笑い崩れ)」 …小ボスよ、目を覚ませ、そして帰って来い、こちらの世界へ。 (*)とうふのエプロン 会社で防磁エプロン(腰紐ぐるっと巻きタイプ)を常に着用しているとうふ好きの私は、掲示板用ハンドルを管理者に勝手に変えられて、それまでの自分でつけた「とうふの角」から「とうふのエプロン」にされてしまった。 上記『』内はそのことに対する私の書き込みを指している。 …こういうときのオチとして「ねえ、こんな書き込みで笑っちゃうなんて、つまんないわよね?」と振りつつ、実はその書き込みが最高に面白かったりするのがフツウなのだろうが、その点セオリーに反して本当に申し訳ない。 そんなわけで小ボスが笑ってくれるたびになんとなく不安になる私だ。 ◆再び茹で天国!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#12 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 11日 日曜日 明日は我が身 2週間ぶり(?)ぐらいにFinal Fantasyで遊ぶかなと思ったら認証は通るのにその後のPOLバージョンチェックでとても時間がかかっている。 しばらく待つとDNSエラーがかえってきた。 エラーメッセージにはプロバイダに指定されたDNSを設定してください、なんて書いてあるけどPS2の設定ははおろかルータ側だって変えてない。 あれ?もしかしたらプロバイダの不調かしら。と思ってPCを起動してインターネットを閲覧する。強制リロードしても問題なく表示される。 ああスクウェアの技術者何かやっちゃったな…と思いながら、2ちゃんねるを見に行く。 ガセも多いが人が集まるだけあってニュースも早い。 見るとやはりエラーで接続できないという苦情の嵐だ。 多くのプロバイダで発生しているようで、ますますスクウェア側の問題であることがはっきりした。 …突然サーバのアドレスを変更しちゃったんだな。 うーむ使えるDNSサーバを探さないとと思っていたら、良心的匿名さんによってすでに使えるIPアドレスが示されていた。 ホストのIPアドレスを変更することの影響範囲が見えてなかったんだろうなあと勝手に「とりあえずやっちゃおう」なスクウェアの一ネットワーク技術者像を描きつつ明日は我が身と身震いした。 夜半になって「現在セカンダリDNSだけで運営中です。プライマリDNSはメンテナンスしながら原因を調査中」といった旨の公式見解が発表されたが、まさかそれ…DNS情報が他のサーバに伝播するのを待ってるわけじゃ、ないよなあ? ◆何がしたいのか!ウチの晩御飯 ※カメラを充電していなかったので写真なし ・エビチリ ・ボイルドフランクフルト ・焼きピーマンのマリネ ・マカロニサラダ ・お味噌汁(大根、ニンジン、油揚げ) 方向性の違う全ての料理がここに終結。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 10日 土曜日 午前中歯の矯正にいく。 一時期お疲れのようだったY先生(女性)もお元気のご様子で、またあのはにかみ微笑が復活。よかった。 それにしても…今一番曲がってる歯についているブランケットが帰ってきて数時間したら取れてしまった。 矯正担当のY先生は月に1度、午前中しかいらっしゃらないしまた来月まで待たねば。 しかも来月まで待ったらまたブランケットをつけるだけで、ワイヤーはさらに1ヶ月つけるのを待つんだろうなあ。どうせ取れるならがんばらずに矯正行く前にとれてくれればいいのに(?)。 帰ってきてふんだんに具を載せた冷やし中華を作ると午後は定例となった「利家とまつ」を見る。 その後、スタートレック(Next Generation)の続きを一気に4話見る。感情移入してみる話ではないがキャラクタが生き生きしていて面白い。 ということで我が家のスタートレック予算は拡大予定(?) キョロ・ザ・ハムスターの背中の一部がここ数日うっすら禿げてきたようにみえる。 なにがストレスの原因なんだろう。(*フリ註)注意が必要だ。 ◆豆腐倫ギリギリ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#10 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 今になって思えばキョロの脱毛は、ダイエットのために嗜好性の高い餌 (種)が控えられたことによるストレスだったのだ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 9日 金曜日 片手落ち NTドメインをWindows 2000のActiveDirectoryネイティブモードドメインに移行した会社から問い合わせがあった。 Windows 2000 ProfessionalのPCで、移行前に送受信したメールがOutlook Expressの送受信トレイからごっそり消えているとのこと。 なにぃぃぃ! Outlook Expressなんて、使っちゃいけません! …じゃなくて、そうだ、Profileが変わるから移行してあげなくちゃいけなかったんだ…トホホ。 ということでうだるような暑さの中、大塚へはじめてのおつかい。 (*)2度ほどお邪魔しているこの会社、一人で伺うのは初めてだったのだ。 Windows 2000 Professionalユーザは幸い2名だけだったので自分で作業して復旧した。 一応手順の備忘録: (1)該当マシンにAdministratorでログオンして次のファイルを一時フォルダなどに退避 X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン)\Application Data\Microsoft\Address Book X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\Local Settings\Application Data\Identities\{(36桁英数)}\Microsoft\Outlook Express X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\My Documents X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\デスクトップ X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\Favorites X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\スタート メニュー (2)当該マシンに当該一般ユーザでログオンしてOutlook Expressのメニューからメールおよびアドレス帳のインポート あああ。当方作業起因のトラブルなのにお茶など出していただき恐縮至極。 ◆コンビニ!ワタシの晩御飯 ・冷やしたぬきうどん(7-11) 残業+相方が飲み会ということで心置きなくコンビニ。 でも…もうほんとコンビニの味は飽きたよう〜。 この日 Windows2000 SP3日本語版がとうとう正式リリース。 さっそく恐る恐るあててみたが、特別問題はなさそうだ。 ※ただし直後のリブート時は問題ないものの2回目のリブート後のログオン時のみ(3度目以降は平気)セキュリティポリシチェック画面でとても時間がかかるので要注意。 間違ってハードウェアリセットをかけないよう(てHDDのLED見ればわかるし…いないか、そんな人) <<月末振り返り補注(フリ註)>> プロファイルをコピーすればいいのでは?という突っ込みは矢の勢いで忘れろ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 8日 木曜日 見られてたのね 昨日の日記は長々書いたしどうせ相方も読んでないだろうと高をくくっていたら、夜相方に突然叫ばれた。 「カップラーメン食われてた!」(*フリ註) いやごめん。今日駅前のスーパー見にいったんだけど、売ってなかったよ。 ※探しておきます… ◆気の弱い方は見ないでください!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#8 <<月末振り返り補注(フリ註)>> あとで見たらトマトチリヌードルだった。コンビニで発見して3日後に補填。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 7日 水曜日 悪恥部ディレクトリ 希代のダメダメ君の烙印を押されるだろう。言い訳はできない。 とにかくぶっつけ本番で顧客のWindows NTドメインをActiveDirectoryドメインへ移行することになった。 顧客の環境なのであまり詳しくは書けないけれど、概況は次のとおり。 -------------(概況始め)--------------------------- <<要件>> ・Windows NTサーバからWindows 2000サーバへの移行 <<既存のネットワーク構成>> ・Linux:DNSサーバ - 1台(BIND使用) ・Linux:プリンタサーバ - 2台(Samba使用) ・Windowsドメイン ・Windows NT :PDC - 1台(Windows NT SP6a) :BDC - 1台(同上) :SQLサーバ - 1台 :ファイルサーバ - 1台 ・クライアント:Windows 9XおよびWindows 2000、MacOS ・以上同一ネットワークセグメント内に単一ドメインとして存在する。 <<計画>> ・Windows NTの2000へのアップグレードではなく、新規に2000ドメインをパラレルにたちあげ、NTドメインの各種資源を移行する。 ・各種サーバとも、NT->2000のアップグレードは行わずすべて新規インストール ・以降NTは導入しない <<新規ネットワーク構成案>> ・親ドメイン Linux:DNSサーバ - 1台(BIND使用) Linux:プリンタサーバ - 2台(Samba使用) ・サブドメイン(Windows ActiveDirectory) ・フォレストは単一 ・ドメインも単一 ・Windows 2000 :DC - 2台(Windows 2000 SP2)-ネイティブモード :SQLサーバ - 1台 :ファイルサーバ - 1台 ・クライアント:(変更なし) ・以上同一ネットワークセグメント内(この点はかわらず) ・Windowsドメインをサブドメインとして構築し、DNSフォワーダ機能を利用する。 (基本はLinux-DNSサーバで解決するようにする) -------------(概況終わり)--------------------------- さてActive Domain Migration Toolを使ってユーザその他リソースを移行する前に2000ドメインにDCを追加しようとした。 2000ドメインにはメインとなるDCがまだ1台しかなかったからだ。 なんの問題もない作業…のはずだった。 しかしDCpromoで追加DCをAD化しようとしても、追加するドメインとして既存の2000ドメインを指定した時点で「そんなドメインは存在しないかActive Directoryじゃないよ」と言われてしまうのだ。 nslookupでもpingでもtracertでも2000ドメインのメインDCは見えている。 既存DCのDNS設定では、フォワーダでLinux-DNSサーバを指している。 また追加DCのネットワーク設定ではゲートウェイにLinux-DNS、優先DNSに2000サーバを指定している。問題なしだ。 どういうことだろうと客先で小ボスとあれこれ調べものをする。 いろいろなサイトを見ても、このような個所で詰まることはないようだ。 私が虎の巻(*)を見ていると、小ボスは「とりあえずやっちゃおう」という人なのでどんどんサーバの設定を変えてしまう。 すごいときなどいきなりアカウントサーバのマシン名やドメイン名を変えてしまったり突然リブートしてしまったりする(…) そこは触っていいんでしょうか?と反語を使って遠まわしに触らないでほしいという苦しい胸のうちを伝えるが、Windowsは私のほうが詳しくてもネットワークは向こうのほうが詳しいので小ボスなりに試したい気持ちが強く働くらしい。 仕方なくその道では師匠である相方に電話をする。 しかし相方だってシステムや導入の要件を知らないのにいきなりどうしたらいいと言われてもわかるわけはない。何点かアドバイスをくれたがかなり困惑気味で申し訳なかった。 そんなこんなで2時間以上たったとき、またも小ボスがちょこちょこなにかやりだした。 それは…と言いかけたその瞬間、問題なくDCの追加が終了したのだった。 小ボスはメインDCに導入したDNSにSRVレコード(LDAPとKERBEROS)を手動で追加したのだ。 そうか、親ドメインのDNSがLinuxで、しかもDNSの動的更新に対応させていなかったために(BINDのバージョンは動的更新に対応されているもの)、メインとなるDC側で「動的更新を有効」にしていてもSRVが自動追加されていなかったのだ… もうガックリ。 いつも「とりあえずやってみようはやめましょう」と口うるさい姑のように何度も言う私であったが今日は結果的にそれに救われたことになる(トホホ) 新ドメイン(移行先ドメイン)を認識した。さあ移行だ、という段になって今度は移行処理中に移行元および移行先のドメイン名を指定したところで「移行元で管理権限がありません」と言われてしまう。 移行先(2000ドメインのDC)ではAdmin権限ではいっており、そのユーザは移行元(NTドメインのPDC)にも同じユーザ名、パスワードでAdministratorsとして登録されている。 もちろん信頼関係も相互に結んだ。 どうして? トラブルシューティングを確認するが、やはりそのようなところでつまづくことはほとんどないようだ。 これまた悩みに悩んで、もう一度ActiveDirectoryのヘルプに立ち戻り、じっくり読んでみる---こんなところでヘルプに立ち戻るのもどうかとは思うのだが---すると ああ!移行元(NTドメイン)のAdministratorsグループに、移行先(2000ドメイン)のDomain Adminsグループが追加されていなかった! その後も若干手間取りはしたものの、なんとか移行まで終了し、全ユーザのログオン先を手作業で変える(全部で15台なのでエイヤでやった)ところまで終えたのが22:00。 セキュリティ上の観点から一緒に残ってくださっていた女性マネージャもウンザリ顔で申し訳なかったが、なんとか無事に終えてよかった…。 家に帰ったら23:00近く。 一方、相方もトラブルに巻き込まれたようで、家に帰ったのが1:00近かった。 ◆私はカップラーメン!ウチの晩御飯 ・相方:トマトとチーズのスパゲティ(バジルソース添え) ・私:カップラーメン ・ブロッコリー 家に帰るとき「買い置きのホールトマト缶があるからいつものスパゲティでも作ろう」と思っていたら、2週連続の来客用料理で使い切っちゃったんだった! 冷凍庫を開けると、1人分だけホールトマトが凍らせてあった。 私は相方が帰ってくる前に相方が買ってあったカップラーメンで晩御飯を済ませ(たぶん私がいないときの食事用買い置きと思われる)、相方の分だけスパゲティを作った。 …ってそれ人のもの勝手に食べちゃってるんじゃ!? 明日買い足しておかねば…と思ったが商品名なんだっけ?! (*)虎の巻:IDGムックシリーズ「Windows 2000 World 特別編集号:Windows 2000 Server 完全移行ガイドブック」必要最低限がすべて収まっていて理解しやすかった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 6日 火曜日 会社でWindows 2000 Serverをインストールする。 Service Pack(以下SP)2はCDに焼いてあるのだが、会社の線が太いのをいいことにWindows Updateであてていた。 しかし今日に限って SP2がWindowsUpdateの重要な更新にひっかかってこない。 寝ぼけているのかと思ったが何度見ても同じだ。 不審に思いながらも仕方なく(というか最初からそうすべきであったが)CDでSP2をあてる。 あれは一体なんだったのだろう。 と小首をかしげていたが、家に帰ってようやく事実を知った。 正式アナウンスはでていないもののどうやらSP3日本語版のアップロードページが存在しているらしい。 (一部では「あったのであててみた」という猛者の報告もあったとか) WindowsUpdateの方も、おそらくそれに対応するため差し替え準備中だったのではないだろうか。 某メーリングリスト(以下ML)では自称初心者さんがとり憑かれたように「MLの返事の仕方」などと長々演説をぶってしまいフレームになっている。 いつもは穏やかに進行するMLの面々もとうとう堪え切れなかったらしく立て読み、そしてとうとう斜め読みメールまでが炸裂していた。 …よく考えるなあ(笑)(*フリ註) ---追加 ポカリスエットの「氷河の中の美しく青く輝く湖」はCGではなくて本当の湖だったらしい。感動的な青だ。 http://www.otsuka-adview.ne.jp/po/po_fr.html ◆偏り!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#6 <<月末振り返り補注(フリ註)>> そういうのを喜んでる私の大人げのなさがなんだというのか。(開き直り) -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 5日 月曜日 講師デビュー 先月田中伍長のいらしたあの(?)某OS講座に、講師としてのデビューを果たす。 ヨーロッパの社交界ではデビュタントの若い女性は美しい白いドレスに身を包むようだが、日本の講師界のデビュタントであるイッてる私は黒とグレーのセットアップスーツに身を包んでこの日に臨んだ。 しかしほぼ一日中立ったままであることを容易に予想できたのに、ピンヒールで参加してしまい、片足立ちした拍子に足首をひねって急激かつ大幅に身長が縮むこと2回。 また、説明しているうちにホワイトボード用マーカーのキャップを落とすこと連続10回。 最前列の人は「もういいよ…」と満腹顔だった。 考える余裕もなく話すマシーンと化し、気が付けばマーカーを持っていた手は真っ黒、一緒に握っていたテキストには謎の自動書記が施されていた。 教室は今年一番の出席者数であったが、(謙遜でもなんでもなく)理解度の高い生徒さんに恵まれたためにまずまずの評価をいただけた。 途中、アシスタントに入ってくれた小ボスが真顔で最前列まですっ飛んできて 「そ、それ違います!(別OS)の話!」 と囁くこと2回であったが…そこはそこ、都合よく忘れたい。 田中伍長は本日突撃中なのかいらっしゃらなかった。 残念だ。 ◆茹でオンリー!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#5 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 4日 日曜日 リスティングされデー 「いただきものとウチの買い置きが有り余っているので分けてあげてもいいが、土曜日は都合が悪いから日曜日にきなさい」と大変一方的な実家からの電話があったのは金曜日の夜だった。 「カボチャでしょ、お米、味噌…」と言われても、お米・味噌はありがたいがカボチャはうち、相方があまり好かないから買っても減らないのよね…お米、味噌も大量に買ったばかりなのよね…と私は乗り気ではない。 「…と、あとお茶と醤油と…」 だんだん小売店めいてきた我が家である。 ありがたいが、実家まで車で1時間となると日曜日わざわざ行くのもね…とやはり乗り気ではない。 「…と、あとスイカとメロンと…」 とどまるところをしらない母のパワー。 ここは妥協しないと一生リスティングされるかもしれない。 うかがわせていただきます。 ということで実家に赴くとお茶とカルピス、スイカで歓待される。 いつものことながら我が親は我々に何をしようというのか。 おなかを温めたいのか冷やしたいのか、甘くしたいのか酸っぱくしたいのか。 「…と、あと味噌ショウガと、お茶と…」 母のリスティングは現地でも続く。 父はニヤリと笑って 「見てろ、いまに洗剤とか言い出すぞ」 と予言したが、思いのほか声が大きかったのか母はその声を拾ってしまった。 「ああそうそう、洗剤ね!(私に向かって)残ってる?洗剤あるの?」 「まだあるわよ」 と答えると 「いいから持っていきなさい!」 …ならなぜ聞いた〜っ。 ということで ・お赤飯(実家の地域が夏祭りであった。この夏祭りのお赤飯はおいしいのだ) ・味噌漬けショウガ ・自家製お味噌1kgほど ・お米2kgほど ・メロン ・丸大豆醤油1.5リットルを2本 ・洗剤を2箱 ・お茶(一袋+一缶) ・地鶏の卵6つ ・しらす …(以下数品続く) …をいただくとそそくさと帰る我々であった。 ありがたやありがたや&重たや重たや。 ◆残り物&イタダキモノ!ウチの晩御飯 ・お赤飯 ・チキンチーズカツ ・サラダ(レタス+ベビーリーフ+生ハム) ・ボイルドソーセージ 昨日の残り+いただきものということで写真はなし。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 3日 土曜日 上映会 夕方から友達夫婦を招き「千と千尋の神隠し」上映会をおこなった。 相方が買ったばかりのDTS対応のスピーカーパフォーマンスお披露目会も兼ねていた。 私も今日初めて体験したが(本当に今朝届いたばかりだ)音の広がりが深いしエフェクトも数種選べるしで今まで使っていた5.1ch対応のものとは格段に違う。 ◆ニンニク!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#3 パーティメニュー。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 8月 2日 金曜日 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [BOTTOM] [↑] 8月 1日 木曜日 (仮置きメモ) ようやく月刊MUPの5-7月を整備。 若干「フリ註」の少ない3ヶ月になってしまった。 http://tomozoh.gooside.com/contents/diary.html ◆またもや!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#1 --------------------------------------------------------------------------------
相方が休日出勤ということで平日とあまり変わらない時間に起きた。 出かける用事のないしかも晴れた土曜日は久しぶりだったのでお布団を干す。 洗濯物も久しぶりに干す。 洗濯物は衣類乾燥機の方がふっくら仕上がるのだが、日光の方が衣類へのダメージは少ないし(*フリ註)、なにより日光に干した後のお布団や衣類の香りというのはいくつになってもいいものだ。 張り切って干す。 張り切ってまた干す。 張り切って…いたら外干し用の洗濯バサミつき物干しを、背骨からボキリと折ってしまった。 1年5ヶ月目に訪れた思いがけない別れであった。 夜はギズモちゃん夫妻と待ち合わせて牛角で焼肉、その後カラオケへ。 カラオケは久しぶりだなとよく考えると、前の会社を辞めた日の、自分の送別会以来だった…。 ギズモちゃん夫妻に長崎土産のちゃんぽんと皿うどんの麺セットをいただいた。 休日のお昼(*フリ註2)に早速いただく予定。 <<月末振り返り補注(フリ註)1>> 衣類乾燥機はふっくら仕上がり、しわもほとんどできない。 ただし縮みも発生しやすく、また繊維へのダメージが大きい。 パンツなど乾燥機に入れてしまった日には クロップドパンツになっている---しかも中途半端に---可能性大だ。 天日干は柔軟剤を使っても若干ゴワゴワしてしわもできやすいが縮みと繊維への ダメージも少なく、また天日干独特のいい香りつき。 ただし取り込み時に虫がついている可能性あり。 <<月末振り返り補注(フリ註)2>> 我が家の休日のお昼は麺と相場は決まっている。
<<月末振り返り補注(フリ註)1>> 衣類乾燥機はふっくら仕上がり、しわもほとんどできない。 ただし縮みも発生しやすく、また繊維へのダメージが大きい。 パンツなど乾燥機に入れてしまった日には クロップドパンツになっている---しかも中途半端に---可能性大だ。 天日干は柔軟剤を使っても若干ゴワゴワしてしわもできやすいが縮みと繊維への ダメージも少なく、また天日干独特のいい香りつき。 ただし取り込み時に虫がついている可能性あり。 <<月末振り返り補注(フリ註)2>> 我が家の休日のお昼は麺と相場は決まっている。
会社を退出するにあたり、フロアに声が響き渡って残業している組の邪魔にならないよう静かに挨拶をしようとしたところ 「お先にしつれいしま」 で机からペンを床に落とし、 落としたペンを拾った次の瞬間今度はメモ紙を散らしてしまい、 あわててメモを拾い上げると鈍い音を立てて頭を机にぶつけ、 なんとか立ち上がろうとしたら高い音をたてて肘を椅子にぶつけ クウといいながら2,3秒うずくまる。 何が悲しいといって新しいオフィスのじゅうたんは思いのほか吸音性に優れ、私の一人吉本に誰も気づいていなかったという点だった。 電気を放電中の肘をいたわりつつ静かにオフィスを後にした。 ◆野菜強化!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#30
結局UPSは2機が死んでいたことが判明。 それぞれにささっていた4つのサーバの電源は急遽床のタップから直に取ることになった。 頼むよUPS…。 会社が引っ越してすでにダンボールもほぼなくなり再び落ち着いた日々が戻ってきた。 しかし、前と様子がちょっと違うのだ。 確かに椅子は背もたれのクッションが固くなりまたひじかけも着いて座りごこちは数段にアップしたし机も普通のオフィス机からOA机になって広くなった。 いや問題はハードウェアではない。 ソフトウェアだ。 うちの会社は割と自由を重んじる気風で、皆好き勝手に終業時間中に音楽をかけている。 ヘッドフォンで聴いている人もあれば周りに聞こえるほどのボリュームでスピーカーを通して聴いている人もいる。 いままではだいたいそれはポップスだった。 引越し後、なぜかそれがクラシックになってしまった。 席が近くなったSさんがクラシック好きであるらしく、しかも新しいビルに移ってから、電話の応対が頻繁にある部署とブロックが離れ 開発部署が極端に静かになってしまったのがいやだとクラシックを大き目のボリュームで聴いているのだ。 私は物事を考えるとき歌詞のついている歌というのはどちらかというと邪魔なほうだ。 どうも無意識のうちに意味を解釈しようとしているらしい。 集中力がないといえばそれまでなのだが、だからといって歌詞のないクラシックがいいかというと…。 椅子も座りごこちがよく、体内時計がキャリフォーニャあたりの私にはこれ以上の快適空間はないわけで・・・母さん僕は・・・グゥ(眠)。 というわけでオフィスはたちまちホテルのロビー状態。 ◆にゅう麺!ワタシの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#29 朝「78歳の男性が怪我をおいつつヒグマを撃退!」というニュースがTVで流れていた。 当時の様子を語る78歳男性の映像は顔が隠されていたが、怪我を負って包帯を巻いた痛々しい様子の手は全編にわたって写っていた。 その手に、なにか見知ったものが巻かれていることに私は気づいた。 が朝のことゆえボウとしてそれがなんであるか考えてもみなかった。 …しかし、しばらくして仰天。 なんとそれはせーり用品だったのだ。(ひらがなで書いても生々しいな) な、なるほど包帯からにじみ出る血を処理してるのね。 で、でもね…使うのはいいけど、隠そうよ、それ…。 テレビ局もんーなもん写すなよ、おい。
クラクラしっく 先週末2日連続で夜勤をした私の体内時計は最早キャリフォーニャ(フォにアクセント)あたりの時間帯だ。 実際キャリフォーニャに行っていないのでアッテルノカヨ!と突っ込まれても困るが、そんなわけで夜は頭が冴えてくるし日中も午後になると本当に眠い。 ここ数日は0時に寝るように心がけているものの、ベッドに入ってもちっとも眠くならないのだ。 今日など会社で18時を過ぎたあたりから記憶がなく、次に気づくとすでに15分が過ぎていた。 眠い、と思う前に寝ていた。 しかも会社なのに世界が斜めになっていた。体が傾いていたのだ。ウトウトすることはあったがこれはすでに「あなたの知らない世界」会社におけるトワイライトゾーン。ああおそろしい。 あわててスッパイマンの偽者を食べて気分を引き締め、ゴミを捨てようとして気づいた。 15分前まで満杯だった私の足元のゴミ箱がすでに空になっている。 掃除当番の人が集めてくれたんだ、うわー寝てるところ見られた…よなあ、ウトウトじゃなかったよなあ。 って、ンナアアア! 今日は私が掃除当番でゴミを集めなければならない日ではないか。 しまった。 大慌てでゴミ当番を一緒にやるはずだった人のところへ駆けて行く。 彼女はきたきたという顔で笑いながら 「フフフいいのいいの。お疲れみたいだったから。今度また一緒にやりましょ」 できた女性である。 …って違ーう!私ができなすぎ! 赤くなったり青くなったり時に緑になったりしながら謝り倒す。 ◆きのこ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#28 小ボスは久しぶりに1日休み。ほぼ1ヶ月会社に泊まり通しのようなところがあったので(1日おきぐらいに帰っていたがどちらかというと入浴と着替えのためだけのような具合だった)、ゆっくり休めることを祈る。 さて、担当責任者の休んだシステムは落ちる、というジンクスがある。 そうして小ボスが休んだ今日、ジンクスcomes true。 真実になってもうれしかないこともある。 社内向けサービスを提供しているサーバのうち2台に頻繁にオート強制リブートがかかるのだ。 いろいろ調べたところバッテリー切れのUPSに繋がれていた上、そのUPSの電源プラグがアホノコになっており、タップの中に奥まで刺さっていたもののフラダンスよろしくゆらゆらと揺らめいていたのだ。 そのため何らかの衝撃でUPSの電源コードが揺らされると接触不良で電源断->サーバ群リブート、だったのだ…トホホ。 UPSって停電時に大事なホストを落とさないための装置だ。 …UPSで落ちてどーするよ!
◆おとうふラボのみ更新 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#27
テンパりマキシマム オフィス全体の引越しは土日に終わったものの、我がチームのメインイベント:サーバ12機の移設の日。 小ボスのテンパり(死語)も最高潮で嵐の直下の私はとりあえず淡々と作業をこなすのみ。 淡々と15分でお昼を終え、淡々とした中サーバ移設全完了。 プリプリしている小ボスに淡々と挨拶をし淡々と帰宅。 二人でキーキーしてもしょうがないし。 ◆久しぶりの気がするよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#25
休日出勤−あわや夜勤 サーバ移設作業があるため休日出勤。 しかし定時間際になり、小ボスがしょぼくれながら言うことには 「すみません、今日…(徹夜)いいですか?」 仕事だから仕方ないが、徹夜をしてまで何をするかまったく見えない(いや移設なんだけど)ので、 「どんな作業をどういう手順でおこなって全体のボリュームがどのぐらいなのか教えてください。」 と尋ねた。 小ボスはそのようなことを尋ねられると思っていなかったようで「え?」という顔をしている。 「残るのはいいけれど、あらかじめ作業内容を教えてもらわないと困ります」 というようなことを言ったつもりだが、なぜか小ボスは返答に困っている。 なおもしつこく予定される作業内容を教えてくれと食い下がったら「今日はもう帰っていいです」といわれてしまった。 んー違うんだけどなあ。 と思ったが視界に入る小ボスはすでにテンパり(死語)気味なので余計なことは言わず帰る。0:10自宅着。 ◆残業食!ワタシの晩御飯 ・お好み焼き焼きそば(ファミリーマート) ・サラダ 泊まる気満々で夜食を買って食べたんだけど、食べた直後に帰宅決定。
あっくん 朝9:30に起きると外出の準備をして、かねてから相方と予定していた通り、車のタイヤを買い替えにいった。 近所のオートバックスで一応確認をしてから、晴海のオートウェーブにいく。 私はすっかり昼夜が逆転しており、ボーとしてまるきり反応が悪い。 相方はそんな私を店内隅にあったソファに残すと手続きをするため店員と話をしにいった。 ソファに座っていると眠り込みそうになる。 目を開けているのが困難になってきた、そのとき。 30代の男性が子供2人を連れてきた。私の座っているソファのすぐ横のついたての向こうがキッズルームだったのだ。 「…じゃあお父さん、隣のビルにいくから戻ってくるまでここで遊んでるんだよ。知らない人についていっちゃダメだよ」 それをじっと聞いていた「知らない人」代表の私はちょっと厭な予感がしていた。 子供は上のお姉ちゃんが5歳ぐらい、下の男の子は3歳ぐらいだろうか。 5歳の知能を侮ってはいけないことは知っている。 だけれど「お父さんは隣のビル」「戻ってくるまでここにいて」「知らない人についていっちゃダメ」この3点はやはりとても難しい任務なのではないだろうか。 おそらく2つ目の意味を考える頃には1つ目を忘れてるんじゃないかしらん。 心配になりキッズルームに目を配りだす「知らない人」代表の私。 脳内には 『キッズルームからなぜ?幼児2名行方不明15時間、無事保護』 『近くで見ていたとされる女、大筋で容疑を認める。「かわいかったから」』 といった見出しが躍る。 …てそれ私が連れ出しとるわ! とにかく私は下の子がお姉ちゃんの後をついていこうと高さ1.5mはあるプラスチック製の滑り台を無理して逆行しようとしてアワアワすると勝手に担ぎ上げて上に載せてあげたり、ボールが外に飛び出しそうになると軽くルーム内に打ち返したりとかなり余計なことをしだした。 見ていると姉弟で仲良く遊んでいるようだ。 お姉ちゃんも5歳にしてはかなりしっかりしている。 しばらく見ていた私はほっと一息ついた。 と、突然お姉ちゃんが大変なことに気づいた。 「お父さんどこにいったんだろうね」 ええっ。 お父さん、さっき隣のビルにいくっていってましたよ。 お姉ちゃんが不安になれば当然弟も不安だ。 「お父さんいないの?」 「ううん、きっといるよ。おねえちゃん、ちょっと探してくるからあっくんはここにいるんだよ。絶対いるんだよ」 …ああ、またあっくんにそんな難しいことを! お姉ちゃんは大変しっかりした様子の子でこのキッズルームの場所をよく把握しているようだったのでお父さんを探しに飛び出すのをあまり危惧しなかった(*)が、しばらくするとあっくん(推定3歳)が 「やっぱりおねーちゃんとおとーさん探しにいーこうっと」 と誰にともなく宣言するにおよび、私はあわてた。 しかし大人たるものそのようなことであからさまにうろたえてはならない。 そこは年の功、落ち着き払って あっくんにこう話しかけてみた。 「お父さんもお姉ちゃんもここにいたほうがいいって言っていたよ。ってことはここで待っているほうがいいと思うんだけど、どうかな?」 あっくんはそれまで「動く巨像」ぐらいに思っていた私が突如しゃべったものだから少し驚いたようで、大変警戒しながら言葉を選んでいた。 このときまで、私はあっくんを3歳程度であるからとみくびっていたようだった。 なぜなら彼は本心を、そうして目的を私に悟られまいということからか、このように返事したからだった 「…ナガシマさんちだから」 ゴクリ。 私にはナガシマさんちとあっくんと、彼のおねえちゃんとお父さんとの関係が全く理解できなかった。 そうしてなぜ「だから」なのか。 またも大いに混乱するが、やはり大人はそのようなことでいちいちうろたえてはいけない。 大人がうろたえれば子供がうろたえるのだ。 そこで 私は非常に納得したようにこういってみた 「ふーん、ナガシマさんちなのね」 あっくんは「なぜそれがわかったのだ」とばかりに目を見張り、コクリとうなずいた。 「…うん、ナガシマさん」 少しはあっくんの信頼を勝ち得ただろうか。 私はあっくんの力量を推し量りながら、このように言ってみた。 「ナガシマさんとしてもね、やっぱりここで待っているほうがいいと思うんだ」 つまりなにが「ナガシマさんとしても」なのか一切説明を与えなかったのだ。 これは大変危険な駆け引きであった。 あっくんは今度は私の目をじっとのぞきこみ私の力量を推し量る様子だ。 いかん、見極められてしまう! 瞬時に悟った私は立ち上がり目を逸らす。 …いかん、3歳児に負けた! さらに瞬時に悟った私の視界に、女神の姿が飛び込んできた。 あっくんのお姉ちゃんが駆けてくるのが見えたのだ。 「あ!ほら、お姉ちゃんきたよ。ね?言ったでしょう?」 大人の洞察の奥深さを少し強調するが あっくんは既に聞いていなかった。 「あっくん、お父さん見つけたよ、隣のたてものにいたよ、いこう、お姉ちゃんが連れてってあげる」 瞬く間にあっくんはお姉ちゃんに手を引かれて駆けて行ってしまった。 そうして後に残された私は ナガシマさんについての質問をお姉ちゃんにぶつける間もなかったのだった。 ◆膨満感だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#24 帰る途中近くのファミレスで昼食をとったが、すでに15時をまわっており夜21時すぎまでまるきりおなかがすかない二人だった。
どういう天気だったのだろう 朝7時になると小ボスが 「ちょっと寝るので何かあったら起こしてください」と仮眠にはいった。 私も30分ほど仮眠をとると、とりあえずパンとコーヒーを買って朝食をとり、いつでも作業続行ができる状態にして、時に作業内容をファイルにまとめたり、時に友達の掲示板などのぞいたり、8割がた後半の作業をして小ボスが起きるのを待つ。 8:30頃起きた小ボスは眠そうに一言: 「何もなかったらもう帰っていいですよ」 提案:そういうことは先に言おう。 会社の頭痛薬をもらって飲み、家に帰ると昏々と寝た。 起きたのは19時だったがやはり頭痛は一向に治まらない。 あまりにひどいので相方にお願いして晩御飯を買ってきてもらった。 バファリンを飲んで数時間横になると少し楽になったがやはり不快感は変わらない。 …バファリンて鎮痛剤というだけで元となる症状を治すわけじゃないんだよね。 また痛むようなら病院いこうかしらん。と 世の頭痛持ちに 「この頭痛チキンが!」 といわれかねないことをそっと考えたりした。 ◆コンビニだよ!ウチの晩御飯 ・相方: ・冷やし中華 ・サラダ ・私 ・焼きそば ・おにぎり
急遽夜勤 普通に定時に出勤した今日だったが、就業時間間際に突然夜勤になった。 昼すぎから頭痛がひどく、どうしようとも思ったが、小ボスいわく到底一晩で終わらない作業で…というので残ることにした。 しかしフタを開けると夜勤の内容はザッツ力仕事。 サーバ機を上げたり下したり平行移動したりと常に力を入れっぱなしだ。 しかも残業しているのは小ボスと私だけだ。 さすがにおかしいと気づき、途中で 「これは…男性をアサインしたほうがよほど効率よく終わる仕事だったのでは」 と指摘してみると30秒ほどの重苦しい沈黙の後 「考えてもみませんでした」 という回答が返ってきた。 提案:考えてみようよ。 作業を続け、翌金曜日の明け方4時ごろになると頭痛は耐え難いものとなった。 私は頭痛というものは数年に一度あるかないかだし、だいたいこんなに痛いのは生まれて初めてだ。 「すみません、頭痛がひどいのでちょっとおとなしくしています」 と申告すると小ボスがアハハと笑いながら 「きっと寝不足ですよね」 などとのんきなことを言っている。 普通の人には頭痛は「これから子供のピアノ発表会なのに頭痛のママ」「楽しく部屋の掃除をしていたのにマサカの頭痛」といったように日常に密接に結びついたケの日の症状であるらしい。 しかし私には頭痛はハレのものだった。 いやハレっていうとめでたいので、えーとつまり滅多にないことなのだ。 だいたい寝不足で頭痛になるような柔な頭なら年がら年中頭が痛いはずなのだが、ハテ。 そこで私は力説した。 「いいえ、私は頭痛は滅多になりません。2,3年に1度なればいいほうです。(*フリ註) しかも、この頭痛は今までに経験したことのない痛みです。 例えるなら頭が今にも二つに割れてエイリアンが飛び出してくるような、そうしてまた小さいときに小学館の本で見た「脳が溶け出る奇病」という記事についていたおそろしい挿絵を連想させるような、そんな痛みです。」 両腕で頭を抱え込みながら切実な表情でそのように述べる私を見て、小ボスはいろいろな意味で危険を察知したらしい。 ありがたくもその後はあまり私に話しかけないようにしていたようだった。 ◆ご飯抜き!私の晩御飯 一段落ついたのが翌朝の6時だったため夕食をとれず。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> こう書いて気づいたのだがいまから9ヶ月前の日記にしっかり「頭痛がする」 と書いていた。ウソ・誇張・ダメ・ネヴァー。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> こう書いて気づいたのだがいまから9ヶ月前の日記にしっかり「頭痛がする」 と書いていた。ウソ・誇張・ダメ・ネヴァー。
開店休業 サーバ移行も無事終わり、我がチームは本日のみ開店休業だ。 …と言われて朝から移行時に生じた問題点を調べたり、手順に関する書類をまとめたりしていたら、午後になって小ボスが曰く 「そういえば会社の引越し先のハブの配置を決めなくちゃいけないので、現在使われているハブとスイッチングハブの数、ポート数、それから社員各自が必要なポート数を調べてください」 そういえばて、引越し明後日です! 急遽席をまわって数を調べるとともに、全社員に宛て必要ポート数申請依頼メールを出す。 ところで昨日のスイッチングハブ設定にあたり、ノートパソコンが必要台数に足りなかったため開発チームのKさんのノートをお借りしていた。 マシンには9ヶ月になるKさんのお子さんAちゃんの名前がつけられており、壁紙はAちゃんの愛らしいハイハイ姿のドアップで飾られている。 お返しした後、改めてメールで 「ありがとうございました。Aちゃんには『ぶぶっぶー』(2つめの「ぶ」にアクセント)とお伝えください」 とベタなメールを出していた。 さてそんなKさんからポート数の申請メールが返ってきた。 「ポート数は 「あっっぶー」でお願いします。 「ぶー」は唇を震わせるような感じで、よだれをたらすとなおいいです。」 とだけあった。 焦ってページをスクロールするといくつかの空白行の下に「念のため、ポート数は*です」と書いてあった。 やられた。 なんでもないことであったが、突然のブローにしばらく身をよじらせ笑いを堪えなければならなかった。 あっっぶー(よだれをたらしながら) ◆生野菜だよ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#21
スイッチ 一日スイッチとにらめっこ。 といっても電気製品などのスイッチではなくレイヤスイッチだ。 説明書の用語に泣かされながら検索の鬼となりつつ設定をしてみたがやはり最終的にはしびれを切らした小ボスからほぼ指南される形になってしまった。 会社の引越し先で使う新しいスイッチだ。 設定を終えるとさっそく小ボスの設定したルータと私ベース設定のレイヤスイッチを持っていって稼動確認してみたがネットワークの外にpingが飛ばない。 プチボス、小ボスの方が技術レベルは格段に上なのだが、何かお役に立てないかと「これはどうなのでしょう」「こちらは?」などと提案してみるがヘタの考え休むにタルタル、小うるさそうに「ええ、はい」と流されてしまい始めた。 そこで口出しせず、正座して待つこと4時間、とうとう小ボスから最終指令が。 「今日はここまでにします」 家に帰ったら0:00ジャストだった。 ◆満腹!私の晩御飯 ・たらこおにぎり(1つ) ・唐揚げ(1個) ことさらに個数を強調しているのは、これで満腹なのかとつっこまれたい気持ち満々という点が見え隠れするところ。 さて「私小食なの」という女性は私の天敵だ(?) なぜなら私は出されたら食べつくす、毒でなくても皿まで食らうというノリの女だからだ。 そうだ。昔生クリームが大の苦手だった高校時代になぜかケーキ屋でバイトするハメになり、初日のおやつの時間に出されたケーキ3つを見て、ワナワナ半泣きしながら「初日のおやつを残したらダメだ」と3つとも食べ、さらに一人で3/4泣きしていると、おばさんが2人はいってきて「あら?私たちのオヤツは?」と聞かれた、そのぐらい "皿まで"なのだ。 そんな私でさえこの夕食で満腹だったのは、単に昼食を食べすぎたからだった。 ええ、会社の近所の作り豆腐屋のおぼろ豆腐がおいしいと聞かされれば、何はなくとも買いにいくさ…。(*フリ註) <<月末振り返り補注(フリ註)>> このくだりは本当にわかりづらかった。早い話がお昼に おぼろ豆腐(通常の大きめ豆腐一丁分)にサラダ、おにぎりまで買ってしまい 残さず食べてしまったのだった。 おぼろ豆腐は専用のタレつきで大豆の香りも高く本当においしかった のだが、だからといって食べすぎはよくない。しばらく胃がもたれた。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> このくだりは本当にわかりづらかった。早い話がお昼に おぼろ豆腐(通常の大きめ豆腐一丁分)にサラダ、おにぎりまで買ってしまい 残さず食べてしまったのだった。 おぼろ豆腐は専用のタレつきで大豆の香りも高く本当においしかった のだが、だからといって食べすぎはよくない。しばらく胃がもたれた。
ムシムシ 土砂降りの後も湿度が高く、雨があがったといって窓を開けていたらベッド全体が湿気てしまった。 シーツは換えればいいけれど枕も、タオルケットもペッタリしていて気持ち悪い。うう。しまった。 お客さま用のを出そうかとも思ったが寝ヨダレなどの不慮の事故を考え、枕の上にタオルを敷いてしのいだ。 週末はまた天気が悪いらしい。 乾燥機ではなく天日でお布団を干したい。干せないかなあ。干させてください。よろしくお願い申し上げます(切実)(*フリ註) ◆冷蔵庫からっぽ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#19 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 結局お布団を干せたのはこのあと9月1日のことだった。長かった・・・
<<月末振り返り補注(フリ註)>> 結局お布団を干せたのはこのあと9月1日のことだった。長かった・・・
タイピングという作業 タイピングは私の場合仕事をする上で必要不可欠であり、若干普通の人よりは速いと思う。 それは学生時代に英文タイプの時間があったからで、厭でも練習しなければならなかったからだ。 本当に厭だったがおかげで今はすっかりブラインドタッチを身につけている。 まあ速いといっても別に頭脳をつかう労働でもないのでなんの自慢にもならないものではあるが、そうはいってもやはとっさのときに便利だ。 タイピングの速さは、またチャットの時にも便利だ。 とっさにつっこむこともできるし、流れを止めることもない。 今私が遊んでいる多人数参加型オンラインゲームである「Final Fantasy XI」においてもおなじことだ。 今日、私は久しぶりに知らない方たちのパーティに入れてもらって戦闘に参加した。 先陣をきって敵へと襲い掛かり、他の同じ職業の人とタイミングを計りながら連携プレイをする。 これは私の現在のゲーム内での職業「戦士」の仕事である。 タイピングが遅いと他の方にも迷惑がかかるため気を遣うところだ。 何匹かの敵を倒し、パーティの呼吸も合いはじめた頃、 ある人が我々が倒す強さに値する敵を発見して、そのことを他のメンバーに知らせてくれた。 Aさん「つよ蟹発見しました!」 Bさん「了解」 Cさん「了解」 Dさん「おk」 私「両空き」 時が止まった。 後にはただ戦闘のサウンドだけが空虚に響いていたという…。 タイピング。それは速さよりもなお正確さが要求される作業である。 ◆ありあわせ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#18
のんびり 朝からちょこちょこと用事を済ます。 日中15分ほど眠ってしまったが、他は特に昼・夜が逆転した様子もなかった。 だいたい昨日だって19時まで寝ていたにも関わらず、3時に寝たら何事もなかったかのように朝まで昏々とねていたのだ。 おそるべし私の体内時計。 お昼は撮り貯めておいたショムニのビデオを片付け、夜は家で映画を2本観る。 一本はホラーゲームの映画化、もう一本はSFの古典の映画化。 これ以上は書けないけど、両方とも息をもつかせぬ展開で楽しめた。 そういえばホラーで最後まで見終えることができたのって「サスペリア」以来じゃないだろうか。ああ「リング」もあるな。 観終えたのがいい時間だったので、なんとなく自分のウェブサイトを更新しながらチャットをする。 チャット友達とホラー映画の話をしていて気づいたのだけれど、どうも洋の東西を問わず"怨念系"は観た後も恐怖が残ってしまうらしい。 リングなんて観た後しばらく怖かった。 今日見たのは物質的な媒体が存在する話だったためホラー(というよりもスプラッター)だったにも関わらず最後まで怖さを楽しみながら観られたようだ。 「小さい頃、お風呂入っているとき浴槽より下に頭を下げるのが怖かった」と言ったらチャット友達もそうだったらしい。 誰もが通る道なんだろか? とまあまるで怨念を信じているかのような書き方をしてみたが、実際は信じていないのでその点間違えないでいただきたい。 …だって、だって怖いじゃないか、怨念が存在したら! ◆ゆ…ゆで卵?!ウチの晩御飯 もうなんていうか油断しすぎて大失敗。写真も相方に「さむっ」といわれる始末。 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#17
今日は何の日? 6時に会社を出た。 家までは約40分、相方の出社は8時少し前なので、おお会えるではないかと思ったが困ったことに6:50ごろ前に家に着いてしまいそうだ。 鍵を開けるだけならまだしも、ロックは相方にはずしてもらわないと中に入れない。 といって寝ているところを起こしたら悪いなあ、朝の10分は貴重だし、と近くのコンビニでゆっくり朝食などを買う。 フと見ると雑誌コーナーに一人の男性が立ち読みをしている。 露出している肌という肌にタトゥーの入った金髪ソフトモヒカンの男性だ。 「おお。もしやあなたもサーバのメンテナンス夜勤でこの時間にコンビニへ?!」 と親近感を覚えるが諸事情から話しかけるのはやめておいた。 相方を見送り洗濯だけ済ます。 10時までボーっとしていたが気づいたら寝ていた。 起きたらすでに19時だ。 今日の夕食は、相方が会社の先輩と会食にいくということだったのでにゅう麺(卵&梅肉&小ネギいり)でも作ろうかなあとだしをとり始めたところで相方から「会食中止」の連絡が入った。 ◆危機一髪(?)ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#16 うーん。一日が短い。
夜勤2日目 会社には21時集合だったので、17時に目覚ましをかけておいて10時から昏々と寝た。 シーフードカレーを作って食べ出社する。 昨日あれだけ不機嫌台風を吹き荒らした小ボスがどういう顔で出社するかなあとちょっと期待しながら見ていたら、小ボスは非常に照れくさそうに出社していた。 だから憎めないんだよね小ボス。 この日の作業ボリュームはさほどではなく、後学のために出たというところだ。 しかしリモートで実施5分前からログオン用意しておきながら実はログオン先ホストを間違っていた、という技術以前の失敗をしっかり犯していた。 小ボスをチラと見るとフキゲンの虫を一所懸命抑えていた…。 ※とっとと家に帰れ!<私 ◆カレーだ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#15
The Crusher in the Rye この日は夜勤だったためシフト勤務ということで昼12時に出社した。 会社の引越しを控えて、関連各社の業務に差し障りのない夜間を狙ってサーバ類を一斉にデータセンターに移設するためだ。 今回は場所が変わるだけではなくサーバ自体の入れ替え、プロバイダの切替、それにともなうIPアドレスの変更、それまでのIPアドレスに接続をしにくるユーザへの対応機設置なども伴うためかなりの大仕事だ。 作業手順と確認事項数十点は前夜口頭で説明を受けていた。 担当長である小ボスは時間を追うにつれみるみるナーバスになっていく。 大仕事を控えてナーバスになるのは誰にでもあることで、そういうとき人は言葉がだんだん要件だけを一定のトーンで伝えるのみになってくる。つまりつっけんどんになるのだ。 でもそういうことは誰にでもあることだ。 そういうことを気にしていると仕事にならないので、私も気にしてない風で指示に従って作業を進める。 しかし前日に口頭で数十点の大事なポイントを初めて確認するぐらいなので、当日になって役割分担が突如変わったりするのはウチの会社ではよくあることであった。 臨機応変とは思うが分担が突然変わるたび私はワタワタしてしまい、挙句人がつけたばかりのモニタのスイッチを丁寧にもう一度押して 「何も写らない」 と青くなったり スクリプトのコメントアウトされた個所に気づかず 「動作していない個所がある?!」 といって指摘されては赤くなったり、とごくごく初歩的なミスをなぜか順調に重ねていた。 そうして小ボスを順調にイライラさせながら朝6時頃に全てのサーバの移設が完了し、会社に戻って動作検証を始めたところ…。 新しく移設したサーバ全ての、名前解決がことごとくできない。 nslookupで逆引きができないのだ。DNSの設定がおかしい! 先日のSQUAREの障害を思い出して私はスウっと青ざめた。 小ボスは明らかにフキゲンここにきわまれりといった風である。 フキゲン解消ドリンク「フキゲン」を出そうものなら目からビームを放たれそうな体だ。 1時間、2時間…いろいろ試すが少しも埒があかない。 小ボスはとうとう上位プロバイダに連絡をして 「そちらの設定がおかしいはずだ」 と問い合わせをしだした。 「あれ?(小ボス)さん、でもDNSの設定ってうちでやってるんですよね?」 DNSの設定は、まだ私に任せられないので小ボスが行ったところである。 つまり私は間接的に「小ボスの設定を見直したほうがいい」と言った事になるのだ。 小ボスはかなり不愉快そうな顔をして 「ウチの設定は間違ってません。先方に問い合わせてすぐに返事がこないのは、ウチの設定に問題がなく、先方のほうに問題があると考えられているからという証拠です」 と静かに語った。 …言っておくが小ボスは普段機嫌の上下がない人だし、もう少し論理的に考えられる人だ。 その人がここまでツッコミどころ満載の状態に追い込まれているというのはひとえに今回の移設作業の規模と影響範囲の大きさを示している。 これ以上突っ込めないなあ。しょうがないなあ、こりゃ長期戦だと思って静かに仮眠体制に入っていると 朝6時過ぎに、現場を心配して出社してくれたプチボスがなにやら小ボスに話しかけている。 プチ「・・・というわけでオレが今やっといたから、もう大丈夫だから」 あれ?プチボスが去った後、小ボスに私は聞いた。 「解決したんですか?結局なにがいけなかったんでしょう?」 小ボスはその大きな目で私をぐっと見据えるとぼそっと一言 「…が足りませんでした…」。 はい?いま、なんと? 「俺が書いたDNSの設定ファイルに、かっこ("}")が一つ、足りませんでした!」 シャーと空気の音。気まずーい空気が二人の間に流れる。 なにか気のきいたこと言おうにもそのときの私にいえたのはただ 「それで動いちゃう(DNS設定ソフトウェア)はちょっと不親切ですねえ」 というとぼけたことだけであったが、それで充分だった。 つまりいずれにしてもそれは余計なことだし何の助けにもならなかったどころか 最後の藁になったのだ。 「…もう帰ります!」 ラウンチャボタンを押されたように小ボスは会社を飛び出してしまった。 一晩の次第をプチボスに報告して、私も朝9時に退社、家に帰ってなにがなんだかわからぬうちに熟睡したのだった。 さあ15日夜も夜勤だ。次はなにが起こることやら。 ◆デビュー!私の晩御飯 ・牛丼(吉野屋) 夜勤組の同僚と、吉野屋カウンター食デビューだった。 (私はテイクアウトは何回かしたことがあるがカウンターは未経験だったのだ) しかし運悪くお誕生席に座ってしまい、同僚4人の顔を見ながら食べる羽目になった。 なにが辛いって、みんながしかつめらしい様子で黙々と牛丼を食べる様があまりにおかしくてワナワナするのを堪えながら食べなければならないことだ。 さて、カウンターデビューを果たしていると私の席がちょうどテイクアウトオーダーの場所だったらしく次々と人が入ってくる。 そんな中に、その家族はいた。 5歳の子供を筆頭に3,4人を引き連れた若いお母さんだ。 子供達はカウンターでワナワナを堪えながら牛丼を食べる私にくぎ付けになるし、そのお母さんはお母さんで私のすぐ後ろで一番上(5歳ぐらい?)の子供に 「お母さん 並盛にするわ」 「ねえ 卵つけようかしら」 「…でもまって、卵をつけるのって邪道?ねえ、邪道?」(*フリ註)と次々と了解を求めており、そんな家族を背景に背負って黙々と食べる私の姿は、同僚にとっては耐えがたいほどの笑いの種だったということだ。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 後日会社の同僚に「で結局、卵をつけるってのは邪道なの?」とたずねたところ即座に 「食いたいもんを食やいいんすよ」と真実を明かされた。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> 後日会社の同僚に「で結局、卵をつけるってのは邪道なの?」とたずねたところ即座に 「食いたいもんを食やいいんすよ」と真実を明かされた。
あポチっとな。 残暑猛々しい<誤った日本語使用例>中、会社が新しく契約を結んだ某社データセンターへいく。 そういえばその会社に、ギズモちゃん(*)が勤めてるんだよな…と思いだした。 大きな会社だから知らないだろうけれど、話の種に振ってみるか、ということで 一通り技術的な説明を受け、さて帰ろうかという時に、案内してくださった営業担当者に聞いてみることにした。 「ところで**部署にお知りあいはいらっしゃいますか?」 ところでもなにも本当に突然の振りであったが、名前を出すとなんと知り合い!飲み仲間だったらしい。 世間は狭い。 そうして某社では悪いことはしちゃだめだ、と心に誓う。 (*)夫婦揃って仲良くしてもらってる親友夫婦の奥さん 明日、明後日はサーバ移設だ。(ついでにそのため、夜勤だ) 明日移設するサーバのうち既に停止しているものをサーバラックから出して掃除をする。 筐体内も…と思ったらこれがなかなか開かない。 小ボス、同僚A、私であれこれ試す。 小ボス「おかしいな、簡単に開いたと思うんだけど」 首を傾げながら小ボスが筐体の取扱説明書を取りにいった。 私「(悩みながら)多分 どこかのボタンを押すとロケットランチャの勢いで本体が飛び出す仕組みだと思います」 同僚A「(心配そうに)そしたら、そんなとこ(筐体正面)にいる**(私)さん死んじゃいますよ」 私「いえ、これでもネットワーク管理者のはしくれ、ネットワークの上で死ねれば本望です」 同僚A「ネットワークの上?!。ネットワークケーブルの海に足をとられて溺れちゃったり、ですか?」 私「そうですね、足が届くかとおもったらケーブルの水深が3mで…。とりあえずランチャボタンを探しましょう」 すっかりランチャボタンということで決定した我々がくだんのボタンを探しいろいろな出っ張りをポチポチ押しながら蓋を引っ張っていると程なく小ボスが戻ってきた。 小ボス「何をしているんですか?」 私「ええ、筐体ランチャボタンを探しています…なにか手がかりがつかめましたか?」 小ボス「はい、まずネジを外します」 見ると目の前にポツンと大きなネジ。そうかネジで固定って手があったっけ…。 小ボスがネジを外すと面白いように蓋は開いたのだった。 ◆新鮮だよ!ウチの晩御飯 ※明日の移設にともなう手順確認会議で私が大幅に残業。 別に具材が新鮮なのではなく、珍しくオリジン(いわゆるホカ弁屋さん)でお弁当を買って帰ったのだった。 オリジンは嫌いではないけれども待たされるので相方はあまり好かない様子。 ・相方:メンチノリ弁当(オリジン弁当製) ・私:コロッケ明太弁当(オリジン弁当製)
上客 会社の掲示板で、社員の皆が自由に書き込みをしていることをいいことに、私もいつも小ふざけたことばかり書いている。 鼻先でフ、と笑ってもらえればいいやぐらいの気持ちだ。 ところでわが社には笑いの国からやってきたような先輩がいる。 いつもその彼の書き込みが織り成す笑いワールドの波状攻撃に堪えんがため必死のあまり鼻の穴がふくらんでしまうような私にはそれが精一杯である。 しかしそんなノーセンスの私にも上客がいた。 小ボス(27歳・男性)だ。 時にグフフウ、ウフフフ、すさまじい時などドワハハハハと笑ってくれている。 そうして一つ一つについて「これサイコーすよ」と評価をくれるのだ。 ありがたい。 確かにありがたい。 しかし…快活な小ボスの声って、とても大きくて通るのだ。 電話応対中の、席の近いヘルプデスク担当者は電話の相手に「申し訳ありません」と頭を下げつつ、突然の笑い声にギョっとしてこちらを見るし、なかには「そこまで狙ってなかったんだけど…」ということについても「サイコーっす、うひゃひゃ」と笑ってくれていることもあり、傍から見ていたら 「あんなので誉められて喜んでるのかしら」 と小首をかしげられた挙句私の太首をねじられても致し方ない(*)ほどだ。 (*)ところで「致し方ない」という言葉を使う30代男性のほぼ100%がガンダム(しかも初代)狂である…というのは友達の経験に基づく推測らしい。 30代女性ではなに狂なのか意見を求めたい。 さて今日のこと、いつもの通り仕事をしていると突然ウヒーと音がした。 見たら小ボスが顔を真っ赤にして涙まで流し、全身をわななかせながら笑っている。 小ボスは本当におおらかな人柄で独り言も大きく、鼻歌も大きいので最近たいていのことでは気にしなくなっているのだがもし具合が悪かったのだとしたら看過できない。 「どうしました?」 とあわてて聞くと、小ボスがワナワナ泣きながら答えた。 「これっ…これサイコーッす」 「(ああ 掲示板の書き込みか)…どれですか?」 「『"とうふのエプロン"、ってそれじゃ結ぼうにも崩れてしまうではないか』(*)っていうヤツ…ヒイイ(笑い崩れ)」 …小ボスよ、目を覚ませ、そして帰って来い、こちらの世界へ。 (*)とうふのエプロン 会社で防磁エプロン(腰紐ぐるっと巻きタイプ)を常に着用しているとうふ好きの私は、掲示板用ハンドルを管理者に勝手に変えられて、それまでの自分でつけた「とうふの角」から「とうふのエプロン」にされてしまった。 上記『』内はそのことに対する私の書き込みを指している。 …こういうときのオチとして「ねえ、こんな書き込みで笑っちゃうなんて、つまんないわよね?」と振りつつ、実はその書き込みが最高に面白かったりするのがフツウなのだろうが、その点セオリーに反して本当に申し訳ない。 そんなわけで小ボスが笑ってくれるたびになんとなく不安になる私だ。 ◆再び茹で天国!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#12
明日は我が身 2週間ぶり(?)ぐらいにFinal Fantasyで遊ぶかなと思ったら認証は通るのにその後のPOLバージョンチェックでとても時間がかかっている。 しばらく待つとDNSエラーがかえってきた。 エラーメッセージにはプロバイダに指定されたDNSを設定してください、なんて書いてあるけどPS2の設定ははおろかルータ側だって変えてない。 あれ?もしかしたらプロバイダの不調かしら。と思ってPCを起動してインターネットを閲覧する。強制リロードしても問題なく表示される。 ああスクウェアの技術者何かやっちゃったな…と思いながら、2ちゃんねるを見に行く。 ガセも多いが人が集まるだけあってニュースも早い。 見るとやはりエラーで接続できないという苦情の嵐だ。 多くのプロバイダで発生しているようで、ますますスクウェア側の問題であることがはっきりした。 …突然サーバのアドレスを変更しちゃったんだな。 うーむ使えるDNSサーバを探さないとと思っていたら、良心的匿名さんによってすでに使えるIPアドレスが示されていた。 ホストのIPアドレスを変更することの影響範囲が見えてなかったんだろうなあと勝手に「とりあえずやっちゃおう」なスクウェアの一ネットワーク技術者像を描きつつ明日は我が身と身震いした。 夜半になって「現在セカンダリDNSだけで運営中です。プライマリDNSはメンテナンスしながら原因を調査中」といった旨の公式見解が発表されたが、まさかそれ…DNS情報が他のサーバに伝播するのを待ってるわけじゃ、ないよなあ? ◆何がしたいのか!ウチの晩御飯 ※カメラを充電していなかったので写真なし ・エビチリ ・ボイルドフランクフルト ・焼きピーマンのマリネ ・マカロニサラダ ・お味噌汁(大根、ニンジン、油揚げ) 方向性の違う全ての料理がここに終結。
午前中歯の矯正にいく。 一時期お疲れのようだったY先生(女性)もお元気のご様子で、またあのはにかみ微笑が復活。よかった。 それにしても…今一番曲がってる歯についているブランケットが帰ってきて数時間したら取れてしまった。 矯正担当のY先生は月に1度、午前中しかいらっしゃらないしまた来月まで待たねば。 しかも来月まで待ったらまたブランケットをつけるだけで、ワイヤーはさらに1ヶ月つけるのを待つんだろうなあ。どうせ取れるならがんばらずに矯正行く前にとれてくれればいいのに(?)。 帰ってきてふんだんに具を載せた冷やし中華を作ると午後は定例となった「利家とまつ」を見る。 その後、スタートレック(Next Generation)の続きを一気に4話見る。感情移入してみる話ではないがキャラクタが生き生きしていて面白い。 ということで我が家のスタートレック予算は拡大予定(?) キョロ・ザ・ハムスターの背中の一部がここ数日うっすら禿げてきたようにみえる。 なにがストレスの原因なんだろう。(*フリ註)注意が必要だ。 ◆豆腐倫ギリギリ!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#10 <<月末振り返り補注(フリ註)>> 今になって思えばキョロの脱毛は、ダイエットのために嗜好性の高い餌 (種)が控えられたことによるストレスだったのだ。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> 今になって思えばキョロの脱毛は、ダイエットのために嗜好性の高い餌 (種)が控えられたことによるストレスだったのだ。
片手落ち NTドメインをWindows 2000のActiveDirectoryネイティブモードドメインに移行した会社から問い合わせがあった。 Windows 2000 ProfessionalのPCで、移行前に送受信したメールがOutlook Expressの送受信トレイからごっそり消えているとのこと。 なにぃぃぃ! Outlook Expressなんて、使っちゃいけません! …じゃなくて、そうだ、Profileが変わるから移行してあげなくちゃいけなかったんだ…トホホ。 ということでうだるような暑さの中、大塚へはじめてのおつかい。 (*)2度ほどお邪魔しているこの会社、一人で伺うのは初めてだったのだ。 Windows 2000 Professionalユーザは幸い2名だけだったので自分で作業して復旧した。 一応手順の備忘録: (1)該当マシンにAdministratorでログオンして次のファイルを一時フォルダなどに退避 X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン)\Application Data\Microsoft\Address Book X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\Local Settings\Application Data\Identities\{(36桁英数)}\Microsoft\Outlook Express X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\My Documents X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\デスクトップ X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\Favorites X:\Documents and Settings\(ユーザ名).(旧ドメイン名)\スタート メニュー (2)当該マシンに当該一般ユーザでログオンしてOutlook Expressのメニューからメールおよびアドレス帳のインポート あああ。当方作業起因のトラブルなのにお茶など出していただき恐縮至極。 ◆コンビニ!ワタシの晩御飯 ・冷やしたぬきうどん(7-11) 残業+相方が飲み会ということで心置きなくコンビニ。 でも…もうほんとコンビニの味は飽きたよう〜。 この日 Windows2000 SP3日本語版がとうとう正式リリース。 さっそく恐る恐るあててみたが、特別問題はなさそうだ。 ※ただし直後のリブート時は問題ないものの2回目のリブート後のログオン時のみ(3度目以降は平気)セキュリティポリシチェック画面でとても時間がかかるので要注意。 間違ってハードウェアリセットをかけないよう(てHDDのLED見ればわかるし…いないか、そんな人) <<月末振り返り補注(フリ註)>> プロファイルをコピーすればいいのでは?という突っ込みは矢の勢いで忘れろ。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> プロファイルをコピーすればいいのでは?という突っ込みは矢の勢いで忘れろ。
見られてたのね 昨日の日記は長々書いたしどうせ相方も読んでないだろうと高をくくっていたら、夜相方に突然叫ばれた。 「カップラーメン食われてた!」(*フリ註) いやごめん。今日駅前のスーパー見にいったんだけど、売ってなかったよ。 ※探しておきます… ◆気の弱い方は見ないでください!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#8 <<月末振り返り補注(フリ註)>> あとで見たらトマトチリヌードルだった。コンビニで発見して3日後に補填。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> あとで見たらトマトチリヌードルだった。コンビニで発見して3日後に補填。
悪恥部ディレクトリ 希代のダメダメ君の烙印を押されるだろう。言い訳はできない。 とにかくぶっつけ本番で顧客のWindows NTドメインをActiveDirectoryドメインへ移行することになった。 顧客の環境なのであまり詳しくは書けないけれど、概況は次のとおり。 -------------(概況始め)--------------------------- <<要件>> ・Windows NTサーバからWindows 2000サーバへの移行 <<既存のネットワーク構成>> ・Linux:DNSサーバ - 1台(BIND使用) ・Linux:プリンタサーバ - 2台(Samba使用) ・Windowsドメイン ・Windows NT :PDC - 1台(Windows NT SP6a) :BDC - 1台(同上) :SQLサーバ - 1台 :ファイルサーバ - 1台 ・クライアント:Windows 9XおよびWindows 2000、MacOS ・以上同一ネットワークセグメント内に単一ドメインとして存在する。 <<計画>> ・Windows NTの2000へのアップグレードではなく、新規に2000ドメインをパラレルにたちあげ、NTドメインの各種資源を移行する。 ・各種サーバとも、NT->2000のアップグレードは行わずすべて新規インストール ・以降NTは導入しない <<新規ネットワーク構成案>> ・親ドメイン Linux:DNSサーバ - 1台(BIND使用) Linux:プリンタサーバ - 2台(Samba使用) ・サブドメイン(Windows ActiveDirectory) ・フォレストは単一 ・ドメインも単一 ・Windows 2000 :DC - 2台(Windows 2000 SP2)-ネイティブモード :SQLサーバ - 1台 :ファイルサーバ - 1台 ・クライアント:(変更なし) ・以上同一ネットワークセグメント内(この点はかわらず) ・Windowsドメインをサブドメインとして構築し、DNSフォワーダ機能を利用する。 (基本はLinux-DNSサーバで解決するようにする) -------------(概況終わり)--------------------------- さてActive Domain Migration Toolを使ってユーザその他リソースを移行する前に2000ドメインにDCを追加しようとした。 2000ドメインにはメインとなるDCがまだ1台しかなかったからだ。 なんの問題もない作業…のはずだった。 しかしDCpromoで追加DCをAD化しようとしても、追加するドメインとして既存の2000ドメインを指定した時点で「そんなドメインは存在しないかActive Directoryじゃないよ」と言われてしまうのだ。 nslookupでもpingでもtracertでも2000ドメインのメインDCは見えている。 既存DCのDNS設定では、フォワーダでLinux-DNSサーバを指している。 また追加DCのネットワーク設定ではゲートウェイにLinux-DNS、優先DNSに2000サーバを指定している。問題なしだ。 どういうことだろうと客先で小ボスとあれこれ調べものをする。 いろいろなサイトを見ても、このような個所で詰まることはないようだ。 私が虎の巻(*)を見ていると、小ボスは「とりあえずやっちゃおう」という人なのでどんどんサーバの設定を変えてしまう。 すごいときなどいきなりアカウントサーバのマシン名やドメイン名を変えてしまったり突然リブートしてしまったりする(…) そこは触っていいんでしょうか?と反語を使って遠まわしに触らないでほしいという苦しい胸のうちを伝えるが、Windowsは私のほうが詳しくてもネットワークは向こうのほうが詳しいので小ボスなりに試したい気持ちが強く働くらしい。 仕方なくその道では師匠である相方に電話をする。 しかし相方だってシステムや導入の要件を知らないのにいきなりどうしたらいいと言われてもわかるわけはない。何点かアドバイスをくれたがかなり困惑気味で申し訳なかった。 そんなこんなで2時間以上たったとき、またも小ボスがちょこちょこなにかやりだした。 それは…と言いかけたその瞬間、問題なくDCの追加が終了したのだった。 小ボスはメインDCに導入したDNSにSRVレコード(LDAPとKERBEROS)を手動で追加したのだ。 そうか、親ドメインのDNSがLinuxで、しかもDNSの動的更新に対応させていなかったために(BINDのバージョンは動的更新に対応されているもの)、メインとなるDC側で「動的更新を有効」にしていてもSRVが自動追加されていなかったのだ… もうガックリ。 いつも「とりあえずやってみようはやめましょう」と口うるさい姑のように何度も言う私であったが今日は結果的にそれに救われたことになる(トホホ) 新ドメイン(移行先ドメイン)を認識した。さあ移行だ、という段になって今度は移行処理中に移行元および移行先のドメイン名を指定したところで「移行元で管理権限がありません」と言われてしまう。 移行先(2000ドメインのDC)ではAdmin権限ではいっており、そのユーザは移行元(NTドメインのPDC)にも同じユーザ名、パスワードでAdministratorsとして登録されている。 もちろん信頼関係も相互に結んだ。 どうして? トラブルシューティングを確認するが、やはりそのようなところでつまづくことはほとんどないようだ。 これまた悩みに悩んで、もう一度ActiveDirectoryのヘルプに立ち戻り、じっくり読んでみる---こんなところでヘルプに立ち戻るのもどうかとは思うのだが---すると ああ!移行元(NTドメイン)のAdministratorsグループに、移行先(2000ドメイン)のDomain Adminsグループが追加されていなかった! その後も若干手間取りはしたものの、なんとか移行まで終了し、全ユーザのログオン先を手作業で変える(全部で15台なのでエイヤでやった)ところまで終えたのが22:00。 セキュリティ上の観点から一緒に残ってくださっていた女性マネージャもウンザリ顔で申し訳なかったが、なんとか無事に終えてよかった…。 家に帰ったら23:00近く。 一方、相方もトラブルに巻き込まれたようで、家に帰ったのが1:00近かった。 ◆私はカップラーメン!ウチの晩御飯 ・相方:トマトとチーズのスパゲティ(バジルソース添え) ・私:カップラーメン ・ブロッコリー 家に帰るとき「買い置きのホールトマト缶があるからいつものスパゲティでも作ろう」と思っていたら、2週連続の来客用料理で使い切っちゃったんだった! 冷凍庫を開けると、1人分だけホールトマトが凍らせてあった。 私は相方が帰ってくる前に相方が買ってあったカップラーメンで晩御飯を済ませ(たぶん私がいないときの食事用買い置きと思われる)、相方の分だけスパゲティを作った。 …ってそれ人のもの勝手に食べちゃってるんじゃ!? 明日買い足しておかねば…と思ったが商品名なんだっけ?! (*)虎の巻:IDGムックシリーズ「Windows 2000 World 特別編集号:Windows 2000 Server 完全移行ガイドブック」必要最低限がすべて収まっていて理解しやすかった。
会社でWindows 2000 Serverをインストールする。 Service Pack(以下SP)2はCDに焼いてあるのだが、会社の線が太いのをいいことにWindows Updateであてていた。 しかし今日に限って SP2がWindowsUpdateの重要な更新にひっかかってこない。 寝ぼけているのかと思ったが何度見ても同じだ。 不審に思いながらも仕方なく(というか最初からそうすべきであったが)CDでSP2をあてる。 あれは一体なんだったのだろう。 と小首をかしげていたが、家に帰ってようやく事実を知った。 正式アナウンスはでていないもののどうやらSP3日本語版のアップロードページが存在しているらしい。 (一部では「あったのであててみた」という猛者の報告もあったとか) WindowsUpdateの方も、おそらくそれに対応するため差し替え準備中だったのではないだろうか。 某メーリングリスト(以下ML)では自称初心者さんがとり憑かれたように「MLの返事の仕方」などと長々演説をぶってしまいフレームになっている。 いつもは穏やかに進行するMLの面々もとうとう堪え切れなかったらしく立て読み、そしてとうとう斜め読みメールまでが炸裂していた。 …よく考えるなあ(笑)(*フリ註) ---追加 ポカリスエットの「氷河の中の美しく青く輝く湖」はCGではなくて本当の湖だったらしい。感動的な青だ。 http://www.otsuka-adview.ne.jp/po/po_fr.html ◆偏り!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#6 <<月末振り返り補注(フリ註)>> そういうのを喜んでる私の大人げのなさがなんだというのか。(開き直り)
<<月末振り返り補注(フリ註)>> そういうのを喜んでる私の大人げのなさがなんだというのか。(開き直り)
講師デビュー 先月田中伍長のいらしたあの(?)某OS講座に、講師としてのデビューを果たす。 ヨーロッパの社交界ではデビュタントの若い女性は美しい白いドレスに身を包むようだが、日本の講師界のデビュタントであるイッてる私は黒とグレーのセットアップスーツに身を包んでこの日に臨んだ。 しかしほぼ一日中立ったままであることを容易に予想できたのに、ピンヒールで参加してしまい、片足立ちした拍子に足首をひねって急激かつ大幅に身長が縮むこと2回。 また、説明しているうちにホワイトボード用マーカーのキャップを落とすこと連続10回。 最前列の人は「もういいよ…」と満腹顔だった。 考える余裕もなく話すマシーンと化し、気が付けばマーカーを持っていた手は真っ黒、一緒に握っていたテキストには謎の自動書記が施されていた。 教室は今年一番の出席者数であったが、(謙遜でもなんでもなく)理解度の高い生徒さんに恵まれたためにまずまずの評価をいただけた。 途中、アシスタントに入ってくれた小ボスが真顔で最前列まですっ飛んできて 「そ、それ違います!(別OS)の話!」 と囁くこと2回であったが…そこはそこ、都合よく忘れたい。 田中伍長は本日突撃中なのかいらっしゃらなかった。 残念だ。 ◆茹でオンリー!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#5
リスティングされデー 「いただきものとウチの買い置きが有り余っているので分けてあげてもいいが、土曜日は都合が悪いから日曜日にきなさい」と大変一方的な実家からの電話があったのは金曜日の夜だった。 「カボチャでしょ、お米、味噌…」と言われても、お米・味噌はありがたいがカボチャはうち、相方があまり好かないから買っても減らないのよね…お米、味噌も大量に買ったばかりなのよね…と私は乗り気ではない。 「…と、あとお茶と醤油と…」 だんだん小売店めいてきた我が家である。 ありがたいが、実家まで車で1時間となると日曜日わざわざ行くのもね…とやはり乗り気ではない。 「…と、あとスイカとメロンと…」 とどまるところをしらない母のパワー。 ここは妥協しないと一生リスティングされるかもしれない。 うかがわせていただきます。 ということで実家に赴くとお茶とカルピス、スイカで歓待される。 いつものことながら我が親は我々に何をしようというのか。 おなかを温めたいのか冷やしたいのか、甘くしたいのか酸っぱくしたいのか。 「…と、あと味噌ショウガと、お茶と…」 母のリスティングは現地でも続く。 父はニヤリと笑って 「見てろ、いまに洗剤とか言い出すぞ」 と予言したが、思いのほか声が大きかったのか母はその声を拾ってしまった。 「ああそうそう、洗剤ね!(私に向かって)残ってる?洗剤あるの?」 「まだあるわよ」 と答えると 「いいから持っていきなさい!」 …ならなぜ聞いた〜っ。 ということで ・お赤飯(実家の地域が夏祭りであった。この夏祭りのお赤飯はおいしいのだ) ・味噌漬けショウガ ・自家製お味噌1kgほど ・お米2kgほど ・メロン ・丸大豆醤油1.5リットルを2本 ・洗剤を2箱 ・お茶(一袋+一缶) ・地鶏の卵6つ ・しらす …(以下数品続く) …をいただくとそそくさと帰る我々であった。 ありがたやありがたや&重たや重たや。 ◆残り物&イタダキモノ!ウチの晩御飯 ・お赤飯 ・チキンチーズカツ ・サラダ(レタス+ベビーリーフ+生ハム) ・ボイルドソーセージ 昨日の残り+いただきものということで写真はなし。
上映会 夕方から友達夫婦を招き「千と千尋の神隠し」上映会をおこなった。 相方が買ったばかりのDTS対応のスピーカーパフォーマンスお披露目会も兼ねていた。 私も今日初めて体験したが(本当に今朝届いたばかりだ)音の広がりが深いしエフェクトも数種選べるしで今まで使っていた5.1ch対応のものとは格段に違う。 ◆ニンニク!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#3 パーティメニュー。
(仮置きメモ) ようやく月刊MUPの5-7月を整備。 若干「フリ註」の少ない3ヶ月になってしまった。 http://tomozoh.gooside.com/contents/diary.html ◆またもや!ウチの晩御飯 http://tomozoh.gooside.com/contents/lab/2002/200208l.html#1