-------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [BOTTOM] 4月 30日 火曜日 雨の日もキョロ・ザ・ハムスター 昨日週一回のキョロ・ザ・ハムスターのケージ掃除とワラ交換をしたところワラがあと1回分ぐらいしかないことがキョロケージ清掃プロデューサー・相方により指摘された。 その指摘を受け、キョロケージ清掃総監督・相方はワラ購入要請を出した。 そんなわけでキョロケージ掃除エキストラ・私は本日会社から帰ると駅前のスーパーに飛び込んでワラ購入である。 考えたら週一回だから今日じゃなくていいのだが忘れそうなのだ。覚えているうちに買わないと途中でドッコイショに化けるかもしれない。 しかしワラは重くはないがかさばる。 突然の雨にもめげず、ピンヒールで足元が悪いのにもめげず、購入予定だった人間様の食品を2品ほど減らしてまでのワラ購入。 しかしあまりのかさばり様に2品減らした割には買い物袋の中にはジャンボどら焼きや豆腐関連製品3種(絹ごし豆腐、厚揚げ、油揚げ(5枚セット))が入っていたのは内緒である。 ◆貧乏茶碗蒸し!ウチの晩ご飯 ・揚げ魚のミゾレ煮(タラ、大根、ネギ) ・付け合せ:揚げナス ・茶碗蒸し(しいたけ、鶏肉、えび) ・お味噌汁(里芋、ニラ) ・ゴマ奴(お豆腐、すりゴマ、ネギ) 無性に茶碗蒸しが食べたくなったので作ったが上記理由と、若干忘却風味も添えて(尤も後者の理由が99%だが)銀杏がない寂しい内容になってしまった。 しかもいつもの倍ほどの量なみなみと作ったためさすがに相方は半分残してしまっていた。でも私は満足さ。 これで2,3週間は茶碗蒸しゲージが下がる見通し。 今日の買い物は購入品数を減らしたにもかかわらずどうしてあそこまでかさばったのか科学的に分析したところ、100円得の市セールに引かれてキッチンロールペーパーと柔軟材(ボトル)を予定外購入していたからという事実が判明した。 どこが科学的かはこの際おいておいて、つまり自業自得であったのだ。 今日の点取り様:100円得の市で損をする 3点 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 29日 月曜日 ダラダラデー 実は「今日も少しぐらいなら家の車を運転をしてさしあげてもよろしくてよ?」という心構えでいたのだが、残念ながら日頃激務の相方がお疲れのご様子で私もダラダラデー。 いやあ本当に真にほんまごつ残念でしてよ。 …でも絶対「運転してもよろしくてよ」とは口が裂けても言い出さない私だった。 キョロ・ザ・ハムスターの家の掃除をしようとケージを開けると、キョロが目をしょぼしょぼさせながら手に飛び乗ってきた。飼い主かどうかよく見極めないと悪い人にさらわれるのではないかと思うのだが。 ◆雹が降る!ウチの晩ご飯 ・肉じゃが(牛肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ) ・鯖の塩焼き ・付け合せ:フキの煮物 ・ニラの卵とじ(ニラ、タマゴ) ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ネギ) 相方がご飯をおかわりした。 これは我が家にとって驚天動地のできごとである。 だいたい普段お米を食べないのだ。「ウチの晩ご飯」に載せた、おかずを食べるとおなかがいっぱいになってしまう相方は(*フリ註)お米というものをめったに食べない。その相方がおかわりを! 明日は雹かもしれない。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> このくだりを読んで「おかずを食べるとご飯が残る???」と頭の中が「?」でいっぱいになったあなたは正しい。 なぜこのような不可思議現象が起きるのか説明は容易だが掲載は困難を極める。勘弁していただきたい。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 28日 日曜日 はじめてのおつかい 家の車で初運転をした。 今日はもともと初心者マークを買いに行こうといっていた日であり、ある程度予想はしていたのだがこんなに早くその日がくるとは。とかなり大げさに動揺する。 「初心者マーク買った帰りに、美容院まで俺を乗せていって」ととんでもないことを言い出す相方に切々と命の尊さを説いた。が、やはり運転することになった。 初心者マークを買い、わざわざウチの駐車場まで戻り、スペースに車を入れてくれて「さ。」と言う相方。 ウチの車、教習所の車より大きいのだ。だいたいサイドブレーキがレバーじゃなくてペダルってなによっ!と言いながら運転席に乗る。座ると視界がまるで違う。フロントガラスが大きいよ。怖い。 「じゃ、出まーす」 と教習所の時の癖(*)そのままで発車した。 しかし、だ。駐車場を出るとき隣で相方がワと言ってあわてている。 右前方を壁こすりそうだったらしい。 教習車だったら今ので大丈夫だったんだけど。 「教習車じゃないんだから」 ごもっとも。 で、かなりヘッピリになった私は法定速度ぴったりで走る。 後ろの車にピッタリ煽られる。煽りたけりゃ煽るがいいさ。 若干開き直り気味はいいのだが、自車位置がつかめない。 大きさがよくわからないのだ。センターラインギリギリになったり、左に寄りすぎたりしてそのたびに相方は手に取るようにやきもきしている。 なんとか美容院までついたが、よほど心配だったらしく私が角を曲がるまで相方が外で見送ってくれた。 50分するとふたたび出車要請があった。実はずっと駐車場で待機していた私は、ムキーと目からビームを出し「どいてーっいえ、おどきくださいますでしょうか」とソロソロ走り出す。 法定速度+5kmで走っていたらまたも煽られた。 見るとオバサンではないか。く、くやしい。あんなオバサマごときに煽られるなんて。じゃあ誰に煽られればいいのかわからないままに、悔しいので絶対スピードをあげない私であった。 ◆寿司食いねぇ!ウチの晩御飯 ・お寿司 ・ほうれん草のおひたし ・お吸い物(お寿司についてたインスタント) お寿司食べたいねーという話で盛り上がり、お寿司を取る。 うーんおいしい…。トロリ。 さて、大仕事のように書いたが、家にかえって気づいたところでは駐車場から美容院までは直線距離にしてたった1.2kmだったのだった…早く車に慣れなくては。 (*)教習所の癖: 誰も頼んでないのに今からしようとすることを確認すること。 いわゆる独り言。 例:「では、発車しまーす」「右に曲がります」「ここを左に曲がります」 しばらく抜けそうにない。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 27日 土曜日 GW初日 朝から相方が出勤のため早めに起きて見送る。 その後久しぶりの晴天にお布団を干し、掃除・洗濯。 そして相方の母や実家の母、また見知らぬ人の母からなど間違い電話もあわせて主に母たちから多数の電話。 ◆突撃!ウチの晩ご飯 ・コロッケ ・付け合せ:キャベツの千切り、トマト ・フキの煮物 ・お味噌汁(お豆腐、ニラ) 昨日の0時に最終日を迎える予定だった同時多数参加型オンラインRPGであるFFのβテスト期間は実際には強制サーバシャットダウンによって0:30に終了した。 βから5月16日発売の製品版へのデータ移行のため若干の手続きが必要であり、その手続きを済ますとチャット以外になにもすることがないのにサーバ全体の人数は2,700人余に及んだ。(おそらく3つあるメインサーバをあわせると7?8,000人がアクセスしていたのではないだろうか。) たかだかサーバのシャットダウンを待つだけなのにお祭りのような騒ぎで、持っている特殊効果を全て使う者、寂寥感や恐怖を訴える者、ゲーム管理者やユーザへのねぎらいを叫ぶ者多数。 その様子を見ていたら、ふと小さい頃に読んだ「メアリー・ポピンズ」(*)で似たようなシーンがあったのを思い出した。 年越しの12時の鐘が鳴り始める瞬間から鳴り終わるまでにおこなわれる、それなのに永遠ともいえる時間の中のカーニバルの話で、異国情緒あふれすぎてわからないところもあったのに子供心にその華やかさと寂寥感に胸がしめつけられるような思いをしたものだ。 なんとなくFF終了予定時刻の0時から実際の終了であった0時半までがその「どこにも属さない時間=時間のすきま」のような気がしたのだった。 (*)P.L.トラヴァース作の児童文学。 バンクス一家の家に突然ナニーとしてやってきたとても厳しい女性メアリー・ポピンズが、"魔法"を使って平凡な子供たちの日常に非日常をもたらす。このメアリー、紀元前から生きている人らしいのだが(魔女というより精霊に近いのかもしれない)、最後まで正体は明かされない。 ここで書いた12時の鐘の話は、バンクス家の子供がメアリーに「新年を告げる12時の鐘がなっている「あいだ」ってどうなっているの?」と聞いたことから始まる。 あいだなどない、といつものように冷たくつっぱねるメアリーだったが、いざ新年を目前に控えた12月31日の深夜、12時の鐘がなり始めるとメアリーの魔法で子供たちは1年と1年のすきまに入り込みさまざまな生き物が集うカーニバルへと誘われる…という話だと思ったのだが手元に本がなく、インターネットでもひっかからないので自信なし。 だいたいメアリーは全書で必ず最後にいなくなってしまうので(除く:公園のメアリー・ポピンズ)読んだ後の寂しさはいつも同じだった記憶があるが、殊にこの章のカーニバルはわずか1分ほどの間の出来事であり、とても印象深かった。 …実家にあるはずなので次に戻ったときにとってきてみるかな。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 26日 金曜日 パンチ様 (最初に:本日、普通免許の本試験を受験しにいき、お陰さまで受かることができました。 普通免許ごときで大騒ぎする私に数々の暖かいお言葉をかけてくださった皆さんにお礼かたがた、まずはご報告申し上げます。) 都内に3つある試験場から府中を選んだのはなにより最寄駅である武蔵小金井駅が一番近いからだった。 私は慣れているからいいが、この駅の前後は「武蔵境、東小金井、武蔵小金井」という駅が続く中央線最大の難所である。 ここで年間十余名が尊い免許生命を絶つという。 今作った噂だが。 私の通っていた教習所はこの3つの駅の1つであり、ホームを降りて改札への階段を上ろうとすると階段の目の高さの部分に「免許試験場はこの先の武蔵小金井です」とあたかもPL法に基づいたような(「書いたからな、書いたからな!」)表記があることからもかなりの人が間違えるであろうことがわかる。 なおそのさらに甲府寄りにある(て全然都内ではあるが)国立(くにたち)(駅)は「国分寺(駅)と立川(駅)の中間だから」ということで命名されている。嫌がらせか。JR東日本。 さてそんなことを思いながら武蔵小金井を降りバスに乗る。府中試験場は武蔵小金井と東小金井の丁度中間にあり、どこが始発であれバスで行くにはもっとも遠い場所といえる。 20分かかるというので早めに出て正解。8時ごろバスに乗ったが着いたら8:30だった。 バスの中はいかにも受験者といった者が多く、教本を開いている姿もちらほら見受けられる。 その中でひときわ目立つ存在が。 パンチ様だ。 パンチ某という元野球選手ではない。頭を、2本の細い焼きゴテ様器具で丁寧に小巻に、そしてしっかり巻き上げるあのヘアスタイルになさった、比較的テンションの(過度に)あがりやすい方たちである。 このヘアスタイルは下々の者にはハードルが高く特権階級のみがそのスタイリングを許されているのだ。 パンチ様はその高奇、いや高貴なヘアスタイルだけではなく特異な服装でもその存在をアピールされる。 ジャージである。 スエットスーツという軟弱ものではない。ジャ・ア・ジだ。 パンチ様は白いジャージに黒いサングラスをしていらっしゃる。完璧だ。やはりパンチ様はそうでなくては。 私の目はすっかり白パンチ様に釘付けになる。 フラフラとパンチ様の後をついて「試験場正門前」で降りる。(ところで「試験代書場前」という似た名前の停車場が手前にあるが、誤って降りても徒歩3分程度なので気にすることはない。バスを降りたら迷わず右手に向かって歩こう) しかしまず受験にあたって証紙を買わねばならず、我々の仲は引き裂かれてしまった。円滑に処理を済ませられるように小銭を用意しているとパンチ様の姿は既になかったのだ。 しまった。 若干がっかりしながら手続きを済ませ視力検査を終え、3階の試験教室手続き窓口にいこうとすると、今度は黄色いパンチ様が。 原色の黄色のジャージを着こなせる方はやはり下々にはそういない。 しかも、黄パンチ様はパンチ様のご多分に漏れず進行方向に対して体を右ナナメ45度、左ナナメ45度、と交互に大きく揺らしながら歩いていらっしゃる。 しかもなにやら嬉しそうに微笑まれるそのご様子に私はすっかり目をうばわれ、そそくさと後をつけてしまった。 周りをみると試験場はパンチ様大集合の様相を呈している。 黒パンチ様、白パンチ様、黄パンチ様、青パンチ様。 赤パンチ様は本日はお休みのようでゴパンチ様の結成は難しい。 黄パンチ様のあとをぴったりくっついて観察していると、いきなり黄パンチ様が微笑みながら急に振り返られたためガッチリ目があってしまった。 いけない! パンチ様たちはその高貴な生い立ちと風貌のため我々下々のぶしつけな視線に晒されがちであり、時折大変ご立腹になるという噂を伺っている。 一瞬私は小芝居を打った。 「ほんとに府中って遠いわね、まいっちゃうわー。幹線沿いったってなにも駅と駅の真中に作らなくったって」という表情をしたのである。 チラと黄パンチ様を伺うとまたも目が合ってしまったが、それまで公に笑みを浮かばせていたことをお恥になったのか、照れくさそうにニヤリと私に向かって微笑まれ、その後真顔になってまた右、左と交互に体を揺らしながら歩き去られたのだった。 感想:…いやあ 危なかった本当に。近づきすぎました。 「9時以降人数がそろい次第試験開始」というフレキシブルな試験開始時刻は私の試験会場の場合 9:27だった。50分間試験を受けると、40分の待ち時間があり試験会場で合否発表だ。しかも受験番号順に座って発表の電光掲示板を見るので落ちたのが周りにまるわかりである。これはむごい。 その後「二輪受験者→免許保持者→女性→男性」というマイノリティ格付け順で写真撮影するとすでに11:50。 試験場で昼食(カレー)を食べようかと思ったが、あまり落ち着けなさそうだったので、試験場を出て右手に歩いて3分ほど(先ほど書いた「代書場前」バス停のあるところだ)にデニーズがあったことを思い出しデニーズで昼食をとった。 13時から免許引渡しということであったが、若干早めに並んでおこうと思って0:55に着いてみると、すでに引き換えが始まっていた。しかも窓口に並ぶのではなく教室の教壇様のところで女性が合格者の受験番号を次々に読み上げている。 ?と思った瞬間、ちょうど私の番号が読み上げられた。びっくりした。待ち時間0分だったが遅れて入ってきた人は面食らったに違いない。 そんなわけでぐったりして帰宅するとすでに15時近く。そうしてインターネットをしていると眠気がこみ上げまた眠ってしまう。私の日記ってこんなのばかりで申し訳ないが。 起きたら18時だった。 さて 夕食を今から作るのだが、どうしよう。 ◆未定!うちの晩ご飯 (あとで書き足そう) ◆書き直し!ウチの晩ご飯 ・テリヤキチキン ・付け合せ:ナスの煮びたし ・トマトサラダ(トマト、チーズ、ゆで卵、バジル、レタス) ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ネギ) ところで試験後合否発表までの間待合スペースでぼーっとしていると、周りで集団受験組(*フリ註)の人たちがなにやら騒々しい。 みんなで答えあわせをしているらしい。 「ほら(あるシチュエーション)の時どうする?って問題あったろ、あれヒッカケだと思うんだよな」 「それ考えすぎじゃないの?」 「いや、違うって、おまえはほんっとに読みが浅いよ。俺にはわかるんだって。 だって俺、何度も受験してるんだから!」 …わかってるならそろそろ合格したほうがいいと思うが、どうか。 合格した人の中にも裏に証紙がギッシリ貼られている人がおり、最終的に受かればいいのだが見れば見るほど公道を走ることの恐さを改めて感じた。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> この他にも集団受験組に次のような人がいた。 男A「いやぁちょっと自信ない問題番号を解答用紙の欄外に書き出したら15個もあったんすよ」 男B「厳しいな」 男A「っすよねー。でも前回は20個だし、その前は25個だし少しずつ減ってはいるんすよ」 とても印象深かったのだが、スペースの都合で記載をみあわせたものだ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 25日 木曜日 春は名のみの 寒い。 少ない春物をホクホク着込んで出社し、同期(といってもかなり年下)のAとランチに出ると歯の奥がガチガチ言うほど寒かった。 一日、退職してすでにいない人の成果物をチェックする。 数百ページある技術関連の文書だ。 人のを読むのも勉強になるなと思ったのもつかの間 「ネットワークインターフェースカードとは:ネットワークに接続するためのインターフェースとなるカードです」 「ネットワークケーブルとは:ネットワークに接続するためのケーブルです」 といった文章が満載であることに気づく。 じゃああれか?コンピュータはコンなピュータか。 …う、うむ…人のを読むのも勉強になるな…いろいろな意味で。 帰社時、小ボスに挨拶をする。 私「では明日、お休みですので何かありましたら…」 考えたら今の会社のポジションで何かあっても私に電話をかける局面などないのであるがやはり一応常套句で「電話をくださいますでしょうか?」と結ぶ。 小ボスは「バンザーイ!免許バンザーイ」とまたもバンザイを始めるので若干慌てながら 私「いえ、そこまでやっていただいて落ちたら本当にみっともないですから…火曜日泣きながら出社しましたらよろしくおねがいします」 小ボス「うーん、落ちたら、気の毒だから私が持ってるこの『1年ハムスターカレンダーシール』の5月分をあげますよ」 私「(とても喜び)じゃあ落ちます!」 小ボス「(とても迷惑そうに)ダメです!」 では振らないでいただきたく。 ◆からまつにからまつの風!ウチの晩ご飯 ・鯖の味噌煮(鯖、こんにゃく) ・里芋の煮っ転がし ・お味噌汁(おとうふ、ナス、ネギ) 夜中1時近くの夕食だったため若干軽めに。 相方が「今から帰る」と連絡をくれたのは22時ごろのことだったが、その10分後再び 「いま電車なんだけど…会社に呼ばれてこれから戻ることになった」 …お疲れ様です。 友達からメールがあり「からまつにからまつの風、ってなんだっけ」とナゾの文言が書いてある。 いつも小ふざけたことばかり書いているのでまた冗談かと思ったが高校のときの国語で習ったんだけどというヒントを頼りに探してみると 白秋だった。 彼女はこの長い詩のかなり広範囲を(ある程度混乱してはいたものの)覚えていた。 私は習っていないが習っていてもこんなに覚えているだろうか。 「小学校のとき隣の席に座っていたコウタがある日先生に『1次元は点で、2次元はタテ、ヨコの面で表現できるね。じゃあ3次元を表すとき、タテ、ヨコとなにが必要?(模範解答:「高さ」)』と質問され 元気に『ナナメ!』と答えた」 といったことで脳みそがいっぱいの私には本当に友達の記憶力は感服に値するのだ。 記憶力って何かに役立ってこそ、だよな。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 24日 水曜日 モンキークラッカー現る 午前中会社で、また社内ネットワークの設定に関するtipsをまとめていた。 長い間何人もの手を経て拡大されたためかなり煩雑な仕組みになってしまっているところがあり小ボスでさえ掴みきれていない点があったりするのだ。 新規参加の私にはまだまだ押さえきれないところが多い。 まとめているうちにあるソフトウェアの設定について疑問が沸き、内容を確認しなければ、と社内のサーバにリモートでログオンしようとした。 入れない。おかしいなあ?何度もログオンを試みたがパスワードエラーではじかれてしまう。 小ボスにそのサーバでの私のユーザ設定がどうなっているか聞こうと思って横を見るとなにやら忙しそうにしている。 朝からいろいろ小さなことを質問していたので、まあ急ぎでもないしあとでまとめて聞こうと思って他のことに手をつけた。 この「あとで聞こう」がいけなかった。 私はそのまま他の業務に没頭してしまい、すっかり「あとで」を忘れていたのだ。 夜。業務が一段落し、さあ帰ろうと思った時、隣の小ボスが小さな不快を表す眉間の小シワを作って「ン!?」と言った。(隣といっても机がT字型につなげられているので顔が見えるのだ。) 小ボスは普段から独り言の多い人(*)だ。 また業務中に鼻歌を歌ったりするかなりの自由人である。最初聞いたときは「鼻歌、聞こえてますよ」とヒヤヒヤしたものだが当人がまったく気にしてないらしいことを知るとこちらも全く気にならなくなった。 だからそのときも一瞬反応はしたものの、帰り支度を続けていた。 すると小ボスは続けて「うーん」とうなり、一言 「サーバAに**さん(私)から何度もアクセスがあった痕跡が!」 えっ? 忘れていたので虚を突かれてポカンとしたが一気にいろいろなことを思い出した。 そうだ。社で管理するサーバにリモートでアクセスしようとすると管理者(小ボス、プチボス、私)にメールが送られるように設定されているのだった。 私にも当然送られていたのだが送られたときは自分自身がログオンやら設定確認やらで頭が一杯になり、ろくすっぽメールの内容を確認していなかったのである。 「あ!」 赤面できない、いろんな意味で「面の皮が厚い」体質ではあったが顔に血が上るのがわかったので、普通の人なら耳まで真っ赤になったところだろう。 「い、いや ちょっとソフトウェアの設定をまとめていた時いくつか疑問点があったので、入って確認しようかなーと思ったんです。えーっと、入れなくてあとで聞こうと思ってたんですが、あとでと思ったらそのまま忘れちゃってて。」 説明すればするほど言い訳がましく怪しい。 ひたすら説明し倒す。考えたらそんなに説明して謝るほどのことではないんだが、改めてログを見ると10回はアクセスを試みている形跡が残っていて恥ずかしさこの上なしだ。 普通ログオン失敗したときそんなにいろいろ試みるだろうか? …まさかこんなことで私の偏執体質がバレるなんて(!?) 「そういう疑問点はすぐ聞いてくださいね」 いい年して諭されてしまった。もう穴があったら、というより掘って入りたい。 むしろ埋めてくれ。 ◆ありあわせ!ウチの晩ご飯 ・私:カレー ・相方:焼き鮭 ・共通:サラダ(ブロッコリー、レタス、トマト) お味噌汁(大根、ネギ、油揚げ) 今日は買い物をして帰りたかったがスーパーの開いている時間に帰れなかった。 冷蔵庫には野菜類しか入っていなかったため、冷凍室に保存しておいたもので間に合わせる。カレーも鮭も1つずつしか保存していなかったため別々のメニューになってしまった。 今日は相方が0時過ぎに帰ったので久しぶりに別々の夕食時間となったのは幸いだったかも。 (*)独り言の多い人 他の業界を知らないので比較はできないが、少なくともシステム開発関連にはモニタを見ながら独り言を言う人がとても多いように思う。 人口比3割ぐらいは独り言言いだと思うが気のせいだろうか。 もっとも、かくいう私もモニタを見て一人ニヤニヤしたり、ウンウンと頷いたりしていることがあると指摘されたことがあるのだが… -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 23日 火曜日 イメージトレーニング 教習所の卒業検定合格したのですが平日しか試験場がやってないので今週金曜あたり休ませてください、と小ボスに依頼したのが昨日。 今日念のため試験場に電話したところGW前(中)後もカレンダーどおりの「営業」とのことで、金曜日にいくことにした。 小ボスに再度確認し、OKをもらった。 そんな今日の帰り。 喫煙スペースにゴミを捨てて帰ろうとすると小ボスと、同僚A君がいた。 小ボス「わー 免許バンザーイ!バンザーイ!」 とバンザイ三唱を皮切りに試験談義が始まった。 私「来週明けに私が突発休をとったら『ハハーン』と思ってください」 小ボス「了解です」 私「休み明けに泣きながら出社しても同様です」 小ボス「了解ですがそれはどうなんでしょうね」 私「そのとき『明日も休みください』という場合がありますが同様です」 小ボス「了解ですがかなりダメですね」 私「仮免前の効果測定試験には『眠いときには覚せい剤が効果的だ』というのが出ました」 同僚A「それは○ですかね」 私「○ですね」 小ボス「○です」 フラリとやってきた同僚F「『覚せい剤はイラ*人より日本人から買ったほうが効果的である』」 私「○ですね」 小ボス「○です」 同僚A「○なんですか?」 同僚F「『鼻から吸うより血液注射の方が効果的である』」 私「わかりません」 小ボス「そうなの?」 同僚F「そうだよ」 私「なんで詳しいの?」 私「『最近、イチゴ味がでた』」 同僚A「そういえば赤い粉、見たなあ」 同僚F「それが出たら、ひっかけだから」 小ボス「じゃあ答えは×か」 私「すみません、ここにいるとバッドイメージトレーニングなんで、帰らせてください」 バッドイメージトレーニング20分残業。 ◆帰巣本能!ウチの晩ご飯 ・筑前煮 ・チンゲン菜のお浸しショウガ風味 ・お味噌汁(おとうふ、ネギ、舞茸) 多人数同時参加型のオンラインゲームをやっている。βテスト版だが今週末で終了だ。 終了を目前にして人がまた集まってくるのはある程度予想ができたが実を言うと予想以上にサーバに負荷がかかっているようだ。 しかしそれよりも面白いのが人の動きだ。 ゲームの中には仮想の「国」がいくつかあり、ユーザの動かしているキャラクタはそれぞれいずれかに属している。 ただしゲームをしている都合上どんどんキャラクタはいろいろな「地域」に拡散する傾向にある。キャラクタが戦える敵が各地方に散らばっているからだ。 全ワールドを横断・縦断しようとすると、リアルタイムで2時間ぐらいかかるだろう。β版とはいえそこそこ広い。 しかしここへきて皆「祖国」へ帰ろうと大移動を始めているのだ。 別にβが終了する際どこにいようと構わないのだ。 (細かい話をするといずれかの街(国)にいるのがベストなのだが) なのになぜか自分の生まれ故郷に帰ろうと慌てふためき、見知らぬもの同士声をかけあって帰郷している。大Uターンラッシュなのだ。 なんとなく帰ってきた鮭を見るようでもある。 そう眺めながらも今日の私は約1時間半をかけ自分の「生まれ祖国」に帰ってきたのだった。 人間の心理って面白い。ゲームの中でさえ自分に少しでもゆかりのあるところに、より強い愛着を感じてしまうのだなあ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 22日 月曜日 監視されてた 監視ツールを休み中に稼動させておいたところ、正常に動いていたことが判明。 ツール用のウェブサイトも整った。これで準備万端だ。 さあいつでも落ちるがいい、ルータよ!アーッハハハハ! ---ウソなので絶対落ちないでください。(*フリ註) 前から会社の近所にある小さな靴屋が気になっていた。 小さいのになんだか品揃えが良さそうなのだ。 店頭の商品を見ても、割としっかりしたものを置いている。 でも今まで会社から歩いて30秒程度のところのため入るのが気恥ずかしくなかなか入れずにいた。 靴を試着して鏡に向かってポーズとっているとき「お疲れ様です」なんて同僚に言われたら…想像するだけで悶絶だ。 今日のお昼、しばらく店の前をウロウロした挙句、思い切って入ってみた。 入って正解。私好みの靴がたくさんあって、嬉しい。 こないだカカトが折れちゃったヒールがあったんだよなあと、思い切って一足買ってしまった。 当然 春物。 …の、つもり。 私の足って特殊な形で(別に指が13本あるってわけではないのだが)合う形の靴がなかなかないのだが、ぴたりと合って大満足。 しかし根がセッカチなのと、お昼の限られた時間に行ってしまったのと、会社の人に見られたら恥ずかしいという気持ちとでソワソワしてしまい、思いっきり挙動不審になってしまった。 お店の方にも怪訝そうに 「お急ぎですか?」 と聞かれてしまうのだった。 「ええ、まあ」 まあ、なんなのだ? ◆突撃!ウチの晩御飯 ・トンカツ ・付け合せ:トマト、揚げピーマン ・サラダ(チーズ、ブロッコリー、コーン) ・お味噌汁(お豆腐、大根、大根の葉) ・納豆 納豆ブーム再来? <<月末振り返り補注(フリ註)>> この翌日ルータは落ちた。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 21日 日曜日 卒業検定 普通免許の卒業検定日だった。 …思い返せば、起きた朝からついていなかったのだ。 睡眠時間を充分取ろうと早めに寝たにもかかわらず、明け方寝ようとしていたらしい相方になにやら語りかけられて目を醒まし、そのしばらく後眠りかけた相方が私の額にテレビのリモコンを墜落させたため目を醒まし、さらに熟睡する相方が鼻に南都水鳥拳を放ったため目を醒まししてあまり眠れなかったのだ。 その後キョロ・ザ・ハムスターが回し車を回す音も微かに聞こえたがそれはBGMにして睡眠。 こうして呆然とする私が起床時間6時半を迎えると空は曇天。 朝の仕度を終えて外にでると突然大粒の雨が降り出した。 ああ。 まったくテンションがあがらない。 なんとか検定開始までテンションをあげなければ、と思うがテンションさがりっぱなし。 なんとか検定時間までにいつものテンションまであげたものの、我ながら反応が悪い。 しかも乗車順が1番だ。 そのため合格をいただいたときも、「はい、ありがとうございます」といたって普通。 …回りくどくてすみません。お陰さまで受かりました! 危険な局面もなく、何もかもがスムースに進んだのが幸いした。 ようやく本当に嬉しさがこみ上げてきたのは、自分の家のある駅で下車した頃だろうか。 家に帰ると13時半。「これからはメンキョ様と呼んで」と上機嫌で言いながらハンバーガーとスープを作って相方と遅い昼食を食べ、お祝いと称して買ったケーキを二人で食べるとほどなく眠気のビッグウェーブに襲われた。 次に気づいたのは なんと18時30分だった。 日曜日がムダに終わってしまった…。 しかも時刻にびっくりしてテレビを見るとサイボーグ009(*)が放映されており「007のグレート・ブリテンて名前はひどいよな」と思っているうちに19時になってしまった。 相方が、チャットで同じ地域に住む親友夫婦からメロンをあげるからおいでと言われたというのでホイホイでかけ、もどってくると20時近くなのだった。 長いような短いような一日。 …さていつ試験受けにいくかな。 (*)サイボーグ009:石ノ森章太郎原作のSF漫画。悪の組織によって拉致されサイボーグ手術を施された9人(001?009の名を持つ男女)が元その組織に所属していた博士のもと、悪と戦うというストーリーなのだが、あまりに自らの能力を過信するあまり「真っ赤なスーツに黄色くたなびく身長ぐらい長いマフラー」などまるで隠密行動を意識しないコスチュームに身をつつむ。また主人公の一人、009の名を持つ青年は奥歯に「加速装置」と呼ばれる高速移動装置のスイッチを仕込まれてしまうのだが、これは昔から「ご飯を食べるのに不便ではないのか」とファンに不憫がられている。 余談だが、この漫画は何度かアニメ化されており、20年程前も流行した。 当時小学生だった私は009がかっこいいといって大騒ぎし、同志を募って都内のデパートでおこなわれていた「009展」を見に行った。 入場の際、入場料を払うと券と009のピンバッジをもらえた。入場した者は次々大喜びをした。 総勢6名ほどだったろうか、私の後に続いて最後に入場したクラスメートが入場料を払うと、入り口のお姉さんは彼女に、皆と同じように券とピンバッジをくれた。 …マコトちゃんの。 彼女は半泣きしながらお姉さんに抗議したがお姉さんは困り果て「あの子の(私だ)で最後だったのよ」としか説明できなかった。 その後散々彼女から恨み節を聞かされることになるが子供とは残酷なもので、ネタにこそすれ誰も替えてあげようとは言い出さないのだった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 20日 土曜日 爪きりの極意。 お昼前に目を覚ますとご飯を作り、テレビなど見ながらのんびりすごす。 夕方、検定前の自主学習のため自動車教習所へ行った。 先週目線のことで散々な言われ方をされた私だったが、そういうことは教官によるところが大きいのだろうか。 今日は「?大丈夫じゃないですか?」と言われて無事終わった。 でも教官 「いや何を目印にしたっていいんですよね?つまり木の位置だろうがなんだろうが、検定受かっちゃえばこっちのもん、なんですよね?」 …それは言っていいのか? 帰り道、家のそばで相方と待ち合わせをしてキョロ・ザ・ハムスターを近くの動物病院につれていった。 今まで運搬に使用していたリポビタンD箱は卒業してようやくキャリングケースを購入したがいかにも「ペット入ってます」という形状のため相方は気を遣ってこの暑い日にショートコートを着こんで懐に隠して出てきてくれたらしい。 『妙に大事そうにリポビタンDの箱を抱える男』と『やたらと腹部が膨らむコートを暑い日に着込む男』と道端でいきなり出くわしたらどっちがどうか、とも思うがこのような場合はやむなしか。 キョロ当人(当ハム?)はまたも命の危機を感じたのかキャリングケースの中で激しく敷き藁を出たり入ったりしている。 表情も心なしか切羽詰って見えるから不思議だ。 病院に入るととうとう薬品の匂いに反応して大暴れを始めたため先生の手を噛んだりしないかしらと心配したが、爪きりが始まると観念したのか「ああいいさ…好きにするがいいさ」とばかりに大人しくしていた。 それでもやはり怖いのか時折医師の手から抜け出そうとするのだが、先生がうまく握っているので抜け出せず、モコモコと後退するうちに、先生の手の中でキョロの顔は単なる毛玉となってしまっていた。 ◆豹変!ウチの晩御飯 ・親子丼(鶏肉、舞茸、ねぎ、海苔) ・お味噌汁(お豆腐、大根、大根の葉) ・サラダ(レタス、アスパラガス、トマト) ・チンゲンサイのにんにく炒め ・キュウリの中華風浅漬け 今日は行き着けとなった動物病院の院長先生に始めてお会いした。40歳前後の、なかなか恰幅のいい男性だ。私たち前の順番の熟年夫婦が犬の診察時間のことで院長先生にお伺いをたてていたのだが 「あー8:10?うーんなんとかする」 と高圧的な物言いであまりいい印象がなかった。 診察室でも当初「で?今日は、どうしたんですか?」と居丈高な感じすら覚えた。しかし爪きりが始まると一転、妙に高い声でキョロにむかって 「どおしたのおー?もう飽きちゃったかなあー?」 「もうちょっとだよおー」 「ほらーよちよち(よしよしと言ったのだが限りなく「ち」に近かった)」と始終語りかけるのだった。 やはり獣医は動物好きだからこそやってけるんだなあ。 その後、爪のことでいろいろ話をしてみたが大変感じのいい方だった。ちょっと勘違い。 ところで動物病院て、受付ではペットは名前で呼ばれてしまうのである。 つまり 我が家が 鈴木であった場合 「鈴木キョロちゃん」と呼ばれてしまうのだ。 診察券にも「鈴木キョロ」と書かれており、妙に気恥ずかしい。 間違って落とさないように気をつけたい。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 19日 金曜日 監視… 現在わたしのいる会社ではグループウェアの開発をしている。 開発もほぼ完了し、ベータ版が社内でリリースされた。 開発部門から連絡があり「いろいろと利用して不具合をご報告ください」とのこと。 社の名誉にかけてもこれは利用して不具合を早期につぶさねば。 皆仕事の傍らグループウェアの利用に勤しむ。 というわけで今日も伝言版には 「**君はお酒を飲み過ぎないように」 「早く帰らないと…デるよ」 会議室(チャットルーム)には 「万国ハムスター愛好者同盟会議」 掲示板には 「和んでみよう」 「書いてみよう」 「食べてみよう(カルミン) with カルミン.jpg」 といったトピックが並ぶのだった。 監視ツールは、本国のサイトで詳細を見てもなにがいけないのかわからない。何回か試していたが、とうとうエラーすら送ってこなくなった。 アレ? ◆突撃!ウチの晩御飯 ・焼きホッケ ・付け合せ:大根おろし、焼きピーマン ・コーンサラダ(レタス、コーン、トマト) ・ワンタンスープ(ワンタン、ニンジン、チンゲンサイ) ・納豆 来週いっぱいで終了するFFのβテスト期間を目前に控え、今日はゲーム強化日とさせてもらう。 パーティメンバーと思い出話に花を咲かせながら明け方まで遊んだ。いやほんと相方が理解のある人でよかった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 18日 木曜日 監視シスギ! 今日も洋服選びに頭を抱えながら(頭を抱えるほど服があって困る、のではなく選べないぐらい春物が少ないのだ)出社。 一日、テストサーバ構築の際のtipsをまとめながら新しいサーバソフトを導入していく。 そういえば監視ツール、気持ちよく動いているなあと我ながら感心したが、いくらテストサーバとはいえエラー発生時の監視具合を確認していなかったことに思い至った。 そこで、故意に存在しないサーバを設定ファイルに作り上げ問い合わせを行うようにした。 私の設定では「5分おきに問い合わせをおこない問い合わせが失敗だった場合は1度通知メールを送信、その後は60分問い合わせも通知メールも休眠」となっており、擬似エラーサーバ設定も同様にした。 さてサービスを再開する。 と、5分後見事に問い合わせに失敗した(=つまりサーバエラー)旨メールがきたではないか!やった! あとは60分休眠にはいるはずだ。ニヤニヤしながら 引き続きtipsをまとめる。 5分ほどしたころだろうか、作業をしていると新規メール到着を知らせるアイコンがブリンクした。 メールを見るとまた問い合わせに失敗した旨知らせるメールがきている。 もしや…と不安がよぎるが見なかったことにしてまた作業にかかる。 するとまたメール到着アイコンがブリンクだ。 当然のように監視ツールから問い合わせ失敗報告メールが来ている。 愕然とした私は作業もそっちのけでいろいろなウェブにあたり、自分の設定を見比べた。なんで?なんで? そうこうしているうちに私のメールボックスは5分おきに監視サーバから送られる「サーバエラー発生」というメールでいっぱいになるのだった。 気づくとすでに21時近く。 小さくため息をついて、「存在しないサーバに問い合わせをおこなう」という設定だけを外すと、サービスを再起動してそっと帰宅した。 ◆ほんとなん?うちの晩御飯 ・鶏肉のチーズカツ(バジルとタマネギ、ニンジンのトマトソース) ・付け合せ:アスパラガス ・マカロニサラダ(レタス、ハム、マカロニ、ニンジン、タマネギ、コーン、キュウリ) ・お味噌汁(おとうふ、茄子、ねぎ) ・ほうれんそうのおひたし お豆腐を毎日食べるということは動脈硬化をまねくことであり、(特にご老人は)死への道一直線という学説が発表されたらしい。(ヘタレのためニュースソースの公開は控えさせていただく) 小さいころ近所にいたいじめっこが豆腐屋だった学者に違いないとにらんでいる。 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信頼性があり、かつフリーウェアのものがいいなと思いWindowsでいろいろ探し、ためし、Linux系でいろいろ探し、試し、していたら2時間半も残業していた。 「なに!2時間半"も"だと?目をつぶれ!歯をくいしばれ!」 …と前の私なら勢い込んだろうが、2時間半残業すると21:30だったりするのでなかなか厳しいものがある。 残業させないための手なのかもしれないがこういうとき定時が遅いのは厄介だな。 しかも年俸制なので残業してもなんの得もないのだが。 (そういえばこの会社、終業時刻を1時間過ぎるとほとんどの人がいないんだよな…ソフトウェア会社にしては極楽?!) Linuxを使い始めた頃rpmって便利だなあと感激してたらFreeBSDのportsがスマートでウットリ。 とウットリしながらコッソリ、スッパイマンの種をティッシュに出していると、一つおいて隣の先輩に見咎められ 「スッパイマン、食べてたでしょ」 とニヤっとされるのだった。いないと思ってたのに。 そういう彼女(先輩)の左頬も不自然にコロリと膨らんでいたが。 先週金曜日に「チェックをおねがいします」といわれて返送をした取引先から、私に別の納品物についてチェックを依頼するメールがきた。 納品物をみると小ふざけたところがすべて削除されていた。 取引先はお堅いのだな、そのようなところに小ふざけてはいけないとあらためて感じた(当たり前だ!)。 れでも小小小ふざけ程度は残っており、その中でお堅い会社の担当の方が修正してくださった個所だけが際立って硬派だったためシュールで笑ってしまった。 ◆7-11!ウチの晩ご飯 ・冷やしそうめん ・コールスロー (相方は冷やし中華とスライスオニオンサラダ) どうせ遅いので、と相方と連絡をとり下車駅で待ち合わせて一緒に帰宅。途中セブンイレブンに寄り夕食を買う。 コールスローが好きな相方に、コールスロー半分あげるからねと殊勝なことを言っていた私だったがいざ蓋をあけると(文字通り「蓋をあけたら」)話に高じてしまい気がつくとすべて平らげていた。ゴメン。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 15日 月曜日 神秘 少し前から、天文関連だけではなく一般のニュースサイトでも惑星集合情報を扱い始めている。 以前なら「惑星直列」と言われていた現象だが、厳密にはある程度の角度内に水金火木土星が集まるというもので「直列」にはなりえないため言い方が改められたのだろう。 そういえば昔、五島勉が書いた「ノストラダムスの大予言」で惑星直列は人類滅亡の兆候として書かれていたっけ。 あれ、怖かったなあ。小学生のとき読んだけれどまた表紙の絵が怖くて、友達に借りたはいいが夜寝るとき間違っても表紙を表に向けないよう注意したものだ。 と思い出に浸りながらmsnのサイトを見ると、他サイトへのリンクのキャプションが「5月中旬に5惑星終結」となっており果たして地球が助かるのかまたも心配になるのだった。 (4/16補注:16日の時点でこのリンク自体消されてしまっている。陰謀だろうか。) 惑星直列という響きがどんなにインパクトがあったかは次のリンクを参照していただきたい。 http://www.d5.dion.ne.jp/~xsakiko/gotoo.ben.book.htm タイトルを読んだだけで「家に帰ったらカギが開いており真っ暗な家の中ではガゼッタ岡が勝手にUFOを呼んでいた」クラスのやりきれなさ怖さを感じるが、なによりこのサイトの方がかなり本気で取り上げているのが大変(以下自粛)。 また、この惑星の集結によってなにが起こるかは映画「トゥームレイダー」に詳しいので是非ごらんいただきたい(嘘) ◆片腹痛し!うちの晩ご飯 ・ステーキ ・付け合わせ:人参、ほうれん草のソテー ・コーンポタージュ ・マッシュポテトサラダ(人参、ハム、キュウリ) ・レタス、セロリ 今日会社に行くと、小ボスが「友達から出されたんだけどどうしても解けないなぞなぞがある」と悩んでいるというなぞなぞをみせてくれた。 私は文体などからその友達が考えたのではないだろうと考え、インターネットで検索した。すでにかなりの範囲で流布していた。 3秒で答えは見つかり、しばらく悩んだという小ボスの立場を失墜させてしまった私だが、答えを見て私も小ボスも大憤慨。 これはなぞなぞなのか? 問題を作った人はなぞなぞの意味を知っているのか!? そんなあなたがなぞなぞじゃ! …あまりにセンスがなさすぎて情けなくなってきたが、今後お目にかかることもある方もいると思うのでなぞなぞの問題の方は書かないでおく。 でも 答えは書く(?) まったくわからないなぞなぞが出されたらその答えは「曜日」(←反転させてください)だ! …ああ 思い出しても…。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 14日 日曜日 久しぶりのダラダラデー 久しぶりに二人そろってのんびり。 たまっていた映画など観ながらごろごろとすごす。 ところで日記を書くにあたって気をつけている「なるべからず集」がある。今勝手に作った単語なのでそんな単語あったんだあと思う前に迅速に忘れてほしいのだが、「なるべく?すべからず」という中途半端な制限事項だ。 1.家族ネタはなるべく書かない。 →アホは私だけで充分であり、たまに面白かったと言って家族ネタを書くと家族までも…と思われる可能性がある。 できれば避けたい。 2.時事ネタもなるべく書かない →アホが時事ネタを斬ったつもりであまりにアホすぎて怒った人に出会い頭に斬られる可能性がある。 かなり避けたい。 3.読んだ本や映画のタイトルはなぜか書けない。 →アホが観る映画や本、もしくはその感想はやっぱりアホなんである。なるべからず、ではないのだが。 まったくもってほっといていただきたい。 おかげで本当にオノレ中心の話になっており世間的に起きた事項との関連が見えずある意味まったくの世捨て人のような日記になっている。初めてここを覗いた人は最初の2日分ぐらいは興味本位で読むかもしれないが3日目になると飽き、4日目になるとイライラし5日目には憎しみに変わるが6日目にはもうこの存在すら忘れるだろう。 と、かなり話は逸れたが上記「なるべからず集」の1,2はさておき3のような理由で本を読んでも映画を観てもなんとなく書きそびれることが多い。 やらかし人生暴露日記となっているのになぜそこの点が恥ずかしいのか自分でもわからない。 多分最後の良心ていうものなんだろうか。 ◆腫れまぶた!ウチの晩御飯 ・豚肉の野菜巻き炒め(インゲン) ・付け合せ:キャベツの千切り、トマト、アスパラガス ・焼きなすのおひたし ・お味噌汁(里芋、油揚げ、ネギ) 多分『A.I.』(注)を観てまぶたが腫れたというのが恥ずかしいのかもしれない。 内容の是非はともかくとしてお涙頂戴とわかっていてかならず落とされる自分がかなり情けないのだ。 (注)A.I.(エイアイ。ARTIFICIAL INTELLIGENCEの略で"人工知能"の意):スティーブンスピルバーグ監督、故スタンリーキューブリックプロデュースの(スタンリーキューブリックプロデュースという名前ではない。どこまでが名前かわからない(注2)場合は可能な限り一音一音ゆっくり発音し、息切れした箇所までを名前とするといいと思うが誤る可能性大なのであまりお勧めしない)映画。 内容は一口に言ってしまうと「人間並の器用さと人間を超えるほどの知能を持ち合わせた人間の友、熊のぬいぐるみ型ロボットの大冒険」の話だ…と思うんだが…違ったっけ? (注2)高校のときクラスメートが、日本史の授業が終わるなり振り返りざまに 「ねえ、いまでてきた東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)って、どこからどこまでが苗字なの?」 と言って物議をかもしたことがあるがこれは注釈というものではなく単なる思い出話。 (備考)フィフス・エレメントの歌姫役の人は本当に歌っているのだろうか。というよりあの歌は本当に人が歌っているのだろうか。あの青ウレタン星人のような歌姫が本当に歌っていたとしたら二度と聴けないので(理由は敢えて略)残念だから人間が歌っていてほしい。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 13日 土曜日 みきわめてないやい 今日は教習所の第二段階みきわめ日だった。 前日は早めに寝、早めに起き、朝ごはんもしっかり食べ、体調は万全だった。チョロQにも乗らなかったし木の実ナナからも遠ざかっていた。 おかげでみきわめも合格だった。 しかし、だ。 お茶の作法よろしく運転の動作にはタイミングと順番というものがあり、それぞれ意味がある。 つまり教習所では車の運転の基本を習うわけだから、動けばいい入ればいい、では困るのだ。 簡単にできるさ、と高をくくっていた私は縦列駐車と方向転換時の視線チェックポイントを書いたメモを見ずに家を出てしまった。 確認のタイミングや方向を忘れてしまって、適当に周りを見ながら車庫入れや方向転換をしていた私はしまいには隣の教官の奥歯をギリギリいわせてしまった。 そんなわけで、路上は文句なしの合格をいただいたが縦列駐車と方向転換は文句ありの合格になってしまったのだ。 時間終了時、教官に「どうする?もう1時間やりたい?、合格したい?」と渋い顔で聞かれる私。 そりゃ合格したいけど温情でもらった合格なんて嬉しかないよっ!と、根っから天邪鬼な私は「先生のご判断で。」と返してしまう。 教官「……………合格」 ファイナルアンサー? しかし実際そういう問題ではない。 これから先人様に迷惑をかけるのもいやだし、本当に悔しかったので卒業検定の予約を取ると同時に、検定日前に1時間、時間外の自主乗車を予約してしまった。手持ちの教習はすべて終了しているので実費がかかる。3,880円(税別)なり。 格好悪いけどここでええかっこしてこの先ずっとできないで迷惑かけるよりいいや、と自分を納得させる、べく努力中。 ◆スピードうちの晩ご飯 ・エビとほうれん草のスパゲティ(エビ、ほうれん草、玉ねぎ、ベーコン) ・唐揚げ ・ブロッコリーとゆで卵のサラダ ・コンソメスープ(セロリ、ハム) 休日出社した相方から8時前になっても連絡がないので、8時になって「さーてとじゃあ下ごしらえでも」と思っていたら突然電話があり、3つ隣の駅通過中とのこと。 ま、間に合わない!お寿司でも取ろうか?と弱腰になっていたが電話を切った後、そんなことじゃいかんとばかりに勢い込んですぐに作れそうなものを作った。 帰ってきた相方は、「ごめんね待ってて、すぐできるから」という私の声に「寿司だと思ったんだけど…」と若干がっかりした様子ではあったけれども。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 12日 金曜日 週末混アゲイン 13:00頃だろうか。私はサーバにウェブサーバソフトウェアをインストールしていた。どうせテスト用サーバで誰も見やしないから、とインストール後に表示されるサンプルホームページを、ここしばらく自分が書き溜めていた技術関連メモをhtml化したものに置き換えようとしていた。 ホームページに貼ろうと、サーバ名から連想した「天使がおしりをぷりりっと手前に向けている絵」をこっそり描いていたときである。 急に小ボスが妙に嬉しそうに 「**さん!」 と私を呼んだ。ドキッとして慌てて天使を隠した。 別に見られても何を言われるでもないのだが、どうも前の会社の癖が抜けない。 心臓をドキドキさせながらなんですか?と応えると「先日出した**さんの成果物、返ってきましたよ」と言うではないか。 おおあの日金曜日に取引先にあわてて提出したものか。 「PDFになって返送されてます、誤字脱字のチェックをしてください」 はい、と浮き足立って転送されたPDFを見る。 私が作った成果物とは思えないぐらい美しい仕上がりになっている。レイアウトとデザインによるところが大きく、プロは違うなあと感心する。 さて、とチェックをはじめようとするとすでにいくつか訂正が入っていることに気づいた。 フとその中の一つ、真っ赤な四角に目をやるとゴシック体でこう書いてあった。 「4月12日中にご返送願います」 12日!?今日じゃない! 「(小ボス)さん、これ今日までになってますよ!」 すると小ボス、またも見る見る真っ赤になって 「・・・・・ア!」 …またか!またなのか!ワナか?!ワナなんだな!? 「すみません、それ3日ぐらい前に送られていたんですが、自分の他の仕事の件と勘違いしてまして…」 今度は取引先の手違いでもあった。 つまり私は今回から参加のいわば新参者であり、向こうの記憶から瞬時に消されてしまい、成果物の送付先として登録されていなかったのだ。 かくして今日も金曜日になって大慌てでチェックと返送を済ますのだった。 なんとか無事に間に合った。 来月形になるそうだ。仕事が形に後に残るのはいつでも嬉しい。 そうして気づくと描きかけの天使はうっかり保存もせずにウィンドウを閉じられてしまっていたのだった。 ◆ガジガジウチの晩ご飯 ・大根と筍の煮物(筍、大根、エビ、ブロッコリー、椎茸、人参) ・長芋の短冊(黄身、海苔) ・お味噌汁(お豆腐、人参、キャベツ) 煮物は和風で、トロミのついたダシがかなりおいしい一品…になるはずだったのだが、残業から帰って遅くなり、慌てて作ってしまったため、味が染みるどころか大根がガジガジ言う、味わい深いというより後悔の念深い一品になってしまった。 染みたらね、おいしいんだよね。ほんとだよ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 11日 木曜日 なぜか突然思い立って午前休をとり、不動産屋にでかける。 駐車場代を複数月ごとにまとめて払うようにしていたのが、前回払った月を勘違いしており、結果今月分が未納なのがとても気がかりだったのだ。 土曜日まで待てばよかったのに、せっかちな私はとにかく一日でも早く払いたかった。 駐車場を管理している不動産屋はなぜか頑なに銀行振替を拒否している。 たぶん社長の一族の家訓で「Y田家第三代Y田太郎五武衛門を殺せし銀クヮウ振込み、コレゆめゆめするなかれ」などと代々伝えられているのかもしれないが、共働き夫婦には不便なのだ。 先日、とうとう「ご不便解消のために」と 日曜日の営業も始めてくれたのだが、つまりは日曜日の営業を辞さないほど銀行振替が厭であるらしい。 第三代の恨みはそろそろ忘れていただきたいが第三代Y田屋太郎五武六衛門なんて人物がいたかどうか、と思いながら隣の駅で降りて不動産屋の手前までくると、日曜日の営業も辞さない不動産屋、木曜日が定休らしかった。ああ。 車で思い出したが 今朝 「公道をチョロQに乗っているところを交通安全取締り強化中の警官に見つかってしまい、仮免没収」される夢を見た。 これは一体なんの暗示だろう? とりあえずチョロQには近づかないようにしよう、と思う。 ついでにその夢には木の実ナナが出てきたのだがこれまたどういう暗示だろう? やっぱり正夢は怖いから木の実ナナにも近づかないようにしよう、と思う。 だって土曜日が見きわめなんだもの。 ◆本能の赴くがまま!ウチの晩ご飯 ・炊き込み御飯(鶏肉、椎茸、人参、油揚げ) ・ホイコーロー(豚肉、キャベツ) ・オクラとシーチキンのマヨネーズ和え ・お味噌汁(お豆腐、舞茸) なにがしたかったんだ、何が食べたかったんだ、私。 オクラとシーチキンのマヨネーズ和えは昨日テレビを見ていたら「パスタにかける具」として紹介していたのを、相方が「これはうまそう」というので作ってみた。 結果:二度と作りません。 ネバ&パサは舌触りがまったく合わない。 味はおいしいのだが、食感悪いことこの下なし(?)。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 10日 水曜日 出せ! ◆白菜出せ!ウチの晩ご飯 ・しゃぶしゃぶ(牛肉、舞茸、椎茸、キャベツ、ネギ、はるさめ) 突然だが、白菜がない。いや閉店ギリギリに飛び込んでるからいけないんだけれど、白菜コーナーだけごっそり何もない。 隣のビルに飛び込み八百屋を覗いたけれど、そこも白菜のカゴだけ空だった。 なんだ? モンタ・ミノが「白菜を生で毎日53枚食べるとモウモウ黒い髪が生えてきます」とかテレビでいったのだろうか? 仕方ないのでキャベツで、と思ったらキャベツもない。 なんだ? 大辞典アルアルが「キャベツ風呂に入ると爪のアカがたっぷりとれます」とかキャンペーンでもうったのだろうか。 本当に仕方なくグリーンボールという品種のちょっと偉そうかつ繊細そうなキャベツを買うハメになった。 家に帰って下ごしらえ(だしをとってネギと椎茸だけを煮込んでおいたらあとは具材を切っておくだけだが)を終えると、グリーンボールのなんたるかについて大いに語りながらキョロ・ザ・ハムスターに切れ端を渡す。 グリーンのグの字ぐらい覚えてほしいのだが、キョロは「いいからそれくれよっ」とばかりに飛びついて無心に齧っているのだった。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 9日 火曜日 不定定時 まるで一日会社を休んだような感じの朝だなあと思ったら、そうだ昨日会社を休んでいたんだ。 今日は相方が朝6時に出社というので5時に起きてウツラウツラと見送り、7:30まで熟睡。 出社する日は7時に起きるため余計いつもと違うサイクルとなり、本当に今日は出社日かしらんと訝りながら8:50に家を出る。 そして…やっぱり会社と業務はあった。 一日サーバの設定。 早朝出社した相方が珍しく18時台に帰宅できるというので私も定時に退社しようとしたがキリが悪く、30分ほど居残った後帰ってみれば電車が事故のためにさらに20分遅れていた。 降車駅の駅前にある西友に飛び込み、スッパイマン(30g \198(税別))をおさえた後、生鮮コーナーにまわるが閉店直前のためめぼしいものがなにもない。 あれを作るには肝心のこれがたりず、これを作るにはあれが足りずといった具合で、血糖値が下がってボーッとした頭でウロウロと20分近く売り場を徘徊してしまった。 ◆突撃!ウチの晩ご飯 ・トンカツ ・付け合せ:トマト ・サラダ(レタス、キュウリ、コーン) ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ワカメ) ・インゲンの胡麻和え あきらめてスッパイマンをおかずにすればよかったのだろうか。 今日は就業中職場の先輩(女性)からオモロ友達ネタメールがきた。リハビリには丁度よかったが、おもしろすぎてうかつにも吹いてしまった。 隣の席のバミューダ氏がビクリとしていたようだが気のせいか。 最近隣のバミューダ氏は ウンパン、ウンウン、ウンウンパンというリズム(どっちがどっちかは想像にお任せ)でしか出社しない。 したとしても15時だったり16時だったり割とデタラメだ。 そうさせてしまったのは隣の私の挙動不審があるのかも? -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 8日 月曜日 二泊三日は短いもので今日はもう義父母が帰る日だ。 義母はとても明るい人で一緒にいても気も使わないし、(だから使えって)たまの機会なのでもう少しいてもらいたいところだ。 今度来たらあそこいこう、ここいこうなど言いながら羽田まで行くと構内で和菓子を見つけた。 季節限定・売り場限定の築地ちとせの「春摘みいちご」だ。 去年同じ時期に義父母が上京して、見送った後に見つけた和菓子なのだが、非常においしかったので、「来年この時期にどちらかが行くか来るかしたらこれ絶対食べましょうね!」と義母に勝手に宣告していた菓子だ。 見つけた瞬間小躍りして義父母と義祖母、私たちの分をまとめ買いした。 来年3月もまた羽田に用事があるといいなあ(?) メモ:春摘みいちごは3月?4月ごろ羽田空港だけで売られている和菓子です。淡いピンクのぎゅうひに、桜の葉の練りこまれた白餡が包まれており、上にイチゴが載っています。個別に竹の小さな籠に入っており目にも楽しい一品です。お茶だけでなくコーヒー・紅茶にもよく合います。冷やすと格段においしく、また話の種にもなるので機会があったらどうぞ。 ただし食べた結果の好き嫌いに関しては当方、一切関知しません。 ◆気抜けウチの晩ご飯 ・鶏肉のテリヤキユズ風味 ・付け合せ:キュウリ・人参 ・サラダ(レタス、トマト) ・筍とベーコンの炒め物 ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ワカメ) -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 7日 日曜日 法要 義父方の法要があり朝から義父母と相方4人で出かけた。 結婚式を両方の父母だけ呼んでおこなった私たちは、結果親戚の誰とも会っておらず、法要ながらこの日が初顔見せだ。 初顔見せも心配だったが、最近正座していないので法要の間もつかしらと不安だった。 途中でお焼香があるはずで、立った瞬間ひっくり返ったら大惨事だ。 多分一生「ひっくり返った**(義父)とこの嫁」として語り継がれるのだろう。 名前で話しても理解されず「ああーあのひっくり返った!やだ、そう言ってよ。」 しかし最近のお寺さんはそういう事情(ひっくり返った嫁事情か?)も考えて、椅子を用意していた。そうか、正座をしない若い人も増えているかもしれないがお年をとった方も足腰膝など弱ってるからなあ。 まあ、お寺さんによるのかもしれないが。 背もたれこそないものの、ちゃんと古式ゆかしい柄の織で包まれたクッションの柔らかいもので座り心地が案外よかった。 また、きっと40分ぐらい読経があるけれど、眠らないかしら。 というのも心配だったが、最近のお寺さんはそうした事情も考えて、きちんと故人の戒名の入った、当日読むお経と、各行の意味も添えたパンフレットを全員に配ってくれるので読んでいて面白く、飽きなかった。 お寺さんによるのかもしれないが。 そうして最近のお坊さんは高そうな腕時計をしてヒゲをはやしていた。 お寺さんによるのかもしれないが。 …よるのか? パンフレットはお坊さん曰く 「小さいお子さんにも渡してください。まあ黙らせとくには何か持たすのが一番でしょう」 黙らせとく、て。 法要が終わると和やかなムードのうち会食。 義父方の兄弟と子供、孫はほぼ揃っており、初ご挨拶には本当にいい機会となった。 一通り個別にご挨拶をしたが、皆気さくで話しやすい人ばかりだった。 私もすっかりリラックス。 しかしノンビリしていると、一同の前で立ち上がって夫婦揃ってご挨拶をする場をいただいた。 あわてて立ち上がった瞬間一同にツッコミを入れられた。 「でかッ」(*) 身の縮む思いだったが縮まらないもんである。 ◆普通。ウチの晩ご飯。 ・サバの塩焼き ・若竹煮 ・お味噌汁(お豆腐、大根、ネギ、油揚げ) ・海苔巻ほうれん草のお浸し ・椎茸と三つ葉のユズポン酢和え 義父母は普段は遠く離れたところに住んでいるため、私たちがどんな食事をしているのか心配だったのか、普段私が作っているものが食べたいという要望があり、若干緊張しながら作る。 普段二人分しか作っていないので単純に倍作ればいい、といっても加減が難しい。 特に時間配分。 塩焼きは塩を振って寝かせて…と逆算して、ある程度他の下準備を終えてから焼き始める予定だったが、骨抜きに普段の倍かかるのを忘れて手間取り、すべて作り終えるのに小一時間かかってヒヤヒヤした。 とりあえず少食の義父があらかた食べてくれたのが嬉しかった。 (*)私は身長が167cmあるのだ。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 6日 土曜日 年度頭大掃除 義兄方に泊まった義父母と夕方新宿で待ち合わせだったのだが朝からずっと私は最後の大掃除に大童だった。 相方は日頃の激務と、昨日の強行軍で昏々と寝ており、起こすのが気の毒なので一人でやることにした。 もうだめかもしれないと何度か気が遠くなりかけたが、人間必死ででやればなんとかなるもので、ぎりぎり形になったのだった。 掃除ごときに必死で、と書く大げさ加減もどうかと思うが。 出発1時間前になんとか終わり、考えたらうちの義父母ってあんまり気を遣わないのでそんなにキーキー掃除することもなかったのかもしれない。(もっと気を遣え) そう思う横には「大掃除」によってできた開かずの間が一つ。 そう、ダンボールがいくつも一つの部屋に移動しただけなのであった。 ◆無言ウチの晩ご飯 ・カニ尽くし 義父からカニが食べたいなあという要望があり、カニ食専門店でコースを頼んだ。 久しぶりに会ったのにカニなので無言になってしまう。 「ほんと静かになっちゃうねー」 「あはは」 そしてまた無言。 食事が終わった後、うちに泊まるために移動したが引越し後のカオス状態の部屋しか見ていない義母は、非常に整えられた部屋を見て 「まあーきれいになったねー。部屋も広いじゃない、すごくきれいー!」 と感激していた。 若干の良心の痛みを感じたので 「ええ、やっぱり前より広い分掃除が大変でしたよー」 とある意味真実を述べるにとどめておいた。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 5日 金曜日 絵描き歌は地獄歌 義父母の上京にあわせて、会社の早退制度を使って早退、相方と一緒に羽田へ迎えにいった。 一緒に夕食を採った後、そのまま義兄の家に送りにいく。 このとき22:00。 義兄はまだ仕事から帰っておらず、義姉と、3歳の義理の姪(以降便宜的に「姪」)が出迎えてくれた。 義兄に挨拶してから帰ろうということになり、大人たちで話を始めたが姪はつまらなそうにしている。 といってパパが帰るまで起きてると言い、実際に全く眠くなさそうなので一緒に遊ぶことにした。 最初は人見知りをして恥ずかしがり顔もみてくれなかったが、そこはそこうまいこと気を引き一緒に遊びはじめた。 しかし、おもちゃって案外音がうるさい。そのとき23:00近くだったこともあり、近隣への騒音被害を考えた私は姪に「Nちゃん、お絵かきしない?」と提案した。 「Nちゃん、お絵かき下手なの」とモジモジしていた姪だったが、私は「おネエ・・・あ、オバ・・・いや私が(*フリ註)教えてあげるから」などとさらに強気の提案をした。 すっかり気に入られようとして、アンパンマンお絵かき講座をひらいた。一番簡単だったから。 勝手な絵描き歌をつくりながら私が1本線を引くと、姪が見よう見まねで線を引く。 24色のきれいなサインペンの、なぜか紺色で描かれた姪のアンパンマンは3歳にしてはうまく、5歳のときにダ・ヴィンチが描いたという犬を彷彿とさせ、はしなかったがやはり特徴を捉えて上手だと思い、義姉にもNちゃんは絵がうまくなりますよ。と勝手に宣言していた。 姪もとても満足そうに「うまくかけた」とニコニコしていた。 姪はその後、10分ほど千鳥饅頭に気をとられていたが、その間私は義姉と世間話をしながら24色もある美しいサインペンで、昨日覚えたばかりのカルミンを描いていた。 アンパンマンの隣のカルミンはシュールだったがカルミンマンなんてあの世界ならありそうだな。と思い、次いでシンガポール色を強く出そうと躍起になった。 24色サインペンの魅力にとりつかれ、義兄の家におけるミッションを忘れた私がサインペンを眺めてウットリしていると、急に違う視線を感じた。 見ると姪がじっとこちらを見ている。 私はかなりいい気になっていたので、 「Nちゃん、オバ…オネ…私がなんか描いてあげようか、あ、この子(と近くの女の子アニメキャラを指して)描くよー」 といってペンでそのキャラクタを描き始めた。 似ても似つかなかったが、姪よ、心の目で見るのだと思いながら描きつづけた。 姪の「この子は青い子だから黒いのは使っちゃだめだよ」「もっとちゃんと見ないとよく描けないよ」「足まで描かないとだめだよ、お靴もはくよ」「このヒラヒラはちゃんと描かないとだめ」という非常に的確な指摘のもと、そのアニメキャラを描き終えた。 「どうかな?オネ…オバ…私は合格?」 「ウン!」 ワーイ。と喜んでみせると、姪が5枚の白い紙を出した。 「これが ドレミちゃんの紙。これが ももちゃんの紙。これが はづきちゃんの紙…」 え。 …全部、描けと? コクリ。 姪が頷いた。 背後にいた義姉を振り返ると「ウフフ、大変よー」とだけ言って笑っている。 義姉の読みは正しかった。その後、1時間に渡りオジャ魔女ドレミちゃんお絵かき講座は続いた。 相手が子供だからと適当に見ているフリだけをして描いていると「ちゃんと見ないと違うふうになっちゃうよ」と心配して指摘をするのだ。 3歳児まこと侮りがたし。 そうして、1時間後、ヘロヘロになった私とご満悦の姪がいるのだった…。 帰ってきた義兄に挨拶をして帰宅。1:00。グッタリ。 ◆オジャ魔女てなによ!晩ご飯 ・CoCoSで三色丼セット なんとなく名前は聞いたことがあったけれど今日はじめて実物を見たオジャ魔女ドレミ。 たぶん「オジャ魔女ドレミ絵描き歌」を作ったのは一般人では私がはじめてかもしれない。しかし二度とは歌えない。 義姉とはすっかり盛り上がったが、3歳児と”対等に”全力でぶつかる嫁は一体義父母の目にどう映ったか…。 ま、いっか。いまさら。 (よかないつの) <<月末振り返り補注(フリ註)>> 作ったろ、オマエこれ作ったろ、と思われる方のために補注を書いておこうと思う。 本当に私は幾度も素でこのように一人称をいいよどみ、そのため義姉は最初のうちこそ姪に 「よかったわねえ、オバチャンが遊んでくれるって!」と言っていたもののbr> 帰る間際には 「オネーチャンにバイバイしようねぇ」 と言ったのだ。…いや、ほんと気を遣わせて申し訳なく… -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 4日 木曜日 FreeBSD 家の裏に流れる川沿いの、立派な桜はすっかり枯れて葉桜になってしまった。 教習所のある駅に貼られた「桜祭り」のポスターにも、文字の前に誰かがマジックで大きく「葉」と書いてたな。 近所にあるお寺の前庭全面に植えてある桜はいまが丁度満開だ。 このたった2週間の楽しみだけのために、あれだけ植えるというのは風流だ。 風流だ、と思ってしまった私に急に年を感じた。 そういえば来日していたジョディ・フォスターが 「桜が満開で本当に美しく、いい時期に来日できて嬉しく思います」 というようなことを会見でお話していた。 "桜"と言っておけば日本人のツカミはOK!、と戸田ナッちゃんあたりが教えたのだろうか。 そうとしても、ジョディ・フォスターのような才女然とした人が桜が美しいと言うとどうしても「むむ、デキルな」と思ってしまう。 でもそこで「できるな」と思ってしまうのがすでに…。 今日は一日会社でFreeBSDと格闘する。 久しぶりのCUIだ。いやLinuxだってCUIなのだけれど、Linuxについては土台となる設定は小ボスが用意してくれていたのでLinuxにしろFreeBSDにしろ環境をサラから作るのは初めてなのだ。 DOS開発時代を思い出し、懐かしい気持ちに浸る。 あれこれ調べながらセッティング。 ◆片付けうちの晩ご飯 ・シャケの塩焼き ・付け合せ:トマト ・マカロニサラダ(マカロニ、人参、コーン、たまねぎ、キュウリ、ハム) ・お味噌汁(お豆腐、大根、大根の葉) ・ほうれん草のお浸し ・ソーセージ炒め(ケチャップ香草風味) 週末義父母が上京するのにあわせて、部屋を占拠している大きな荷物をどけたり、改めて選別して捨てたり、あきらめたり。 おおむね諦めているがぐったり。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 3日 水曜日 あったかご飯に混ぜるだけ?ちょいとシめたろー 涙もろいの、となぜか自慢げに語る女がいたらそれは極力避けたほうがいい。 今までの経験からいって、涙もろさは気性の激しさか情緒不安定からくるものが99%を占めるからだ。 というわけで、私は涙もろい。 上で述べた確率からいって心根がやさしいからだろう。 夕食の仕度を終え何の気なしにつけたテレビを見てうっかりサメザメ泣いているところへ相方が帰宅してしまった。 「おッ、おかえ(エグッ)り」 「…どうした?」 「さ、サブちゃんが…(エグッ)」 「さ、サブちゃんっ!?」 そう、私は北島三郎ストーリーを見て泣いてしまったのだった。 迂闊にもほどがある。 「北島三郎で…泣いたの?」 「(エグッ)」 いやほんとに、なんちゅうかこう。 我ながらアイタタタ…。 ◆はーるばるきたぜウチの晩ご飯 ・ポトフ(鶏肉、キャベツ、人参、たまねぎ、セロリ、ソーセージ) いやあだってサブちゃんのオカン役の女優さん(無名)が熱演だっただもん。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 2日 火曜日 500万円 2月上旬に提出した自己評価シートを元に面接がおこなわれた。 「あなたは現在失業中です。手元には起業のための500万円があります。あなたならどんなビジネスを立ち上げますか?」と書いてあったアレである。 出題者の意図はわかったのだが、妙な方向に走り妙な図説まで添えて提出して悶絶した、アレである。 「そこまで言うならなにを書いたんだ?」って聞かれても絶対答えることのできないアレ…ってしつこいからもういいですかね? 面接官はプチボス(32)だ。ちなみにチームリーダはリーダもしくは小ボスと書くが、プチと小とどう違うかは問い詰めないでいただきたい。 さて会議室に入るとプチボスがいきなりくだんのページを開いている。 「あなたは現在失業中です…。」 もういやだー。普通に自己評価のほうやりましょうよ。と思ったのもつかの間、プチボスはいきなり私を誉めた。 誉めそやした。五体投地はしなかったけれど絶賛された。びっくり。 いわく出題者の意図をくんで、満足する内容で提出されていて一番よかった、のだそうだ。 ニコニコしながらプチボスはおっしゃった。 「これは企画力をみるテストでもあったんだ。これからは企画書なんかもバンバンあげてもらえると嬉しい」 いや、待てプチボスよ。プチボスよ待て。 確かに嬉しいとまでいわれれば私も嬉しい。 しかし、だ。発想がヘンていうのと企画力は違うぞ? 喜びもつかの間、急激に不安になる私。 中庸をよしとし平平凡凡なんでも真中で生きており、顔ですら平凡すぎて初対面の人になかなか覚えてもらえない私にはにわかには受け入れがたい。 むしろ「うちの会社って大丈夫なのかしら…」(失礼) ◆熟睡うちの晩ご飯 ・味噌漬け鶏肉焼き ・付け合せ:セロリ、トマト ・スープ(ネギ、舞茸、卵) ・コールスロー 帰りの電車で尋常ならぬ熟睡モードにはいり、終点からさらに折り返して10分目の駅で目が醒めた。 待ち時間あわせて往復約25分のロス。 ドアトゥードアで40分の会社から、1時間以上かけて帰るハメに。 おかげでご飯も手抜き。 -------------------------------------------------------------------------------- [TOP] [↓] [↑] 4月 1日 月曜日 どこのサイトもエイプリルフールネタ花盛りで食傷気味だ。 午後19時に入ってネタ作りをする人があれば愚の骨頂。(*フリ註) 今年一番と思ったのはデイリーで更新されているニュースサイト。 「4月1日:ジョークが思いつかないので今日は休載します。」 本当に更新がなかった。 ◆頼むからガンバレよワカゾー!ウチの晩御飯 ・豚肉の野菜巻き ・付けあわせ:キャベツの千切り ・カツオのたたき ・ヒジキの煎り煮 ・お味噌汁(お豆腐、舞茸、ねぎ) 帰りの電車で着慣れない紺のスーツに身を包んだ若い男性3人が声高になにやら話をしている。 A「受付の**ちゃんおるやんか、かわいいよなあー」 B「おー**ちゃんな、ええなー」 C「それよりXX部のYYさんなー。モロ俺の好みやわ」 A「え、まじ?YYさん入社6年言うてたで、今27,8なんちゃう?」 C「ばっか、『キレイなおねーさんは好きですか』いうやつよ、俺キレイなねーさんなら好きや?」 B「えー27ー?」 C「ばっか、27じゃまだオネーサンよ。30すぎたらアレやけどな」 (A,B大笑い) 新入社員か、初々しいなあと微笑ましく思いながら、30過ぎてアレな私は早速寝の体勢に入る。 いつまでも「ウチの会社のかわいい女の子」談義は終わらない。 だんだん声のトーンが上がってちょっとうるさくなってきた。 なんせ結構人の多い車両にあって、話をしているのは彼らだけなのだ。 そのうち彼らの興奮は最高潮に達した。 「M子ちゃんおるやんか」 「おおおーM子ちゃん!」 「M子ちゃん、おっぱいでかいよなー」 「まじで!おっぱい?」 「まじまじ、おっぱいでっかいって」 「あ、俺も思った。おっぱいでけぇーよなあ」 「Nちゃんも負けてないけどM子ちゃんのおっぱいなーっ」 「おおー!おっぱい!」 夜20時、社内に轟くおっぱい談義。 ああ、目をつぶる前にみたあのスーツ、実は入園生だったかしら。 黄色い帽子はかぶってたかしら。 …せめて、そういうのは社章ピン外してやろうよ、新入生クン。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> これは当日 19:32にもなってエイプリルフールネタを掲示板にアップロードしたアフォウを暗に指す。 ------------ [TOP] [↓] [↑] Subject: 転職決定です 投稿者: Mist 2002/04/01(月) 19:32 新しい会社での業務も魅力的だったんですが、一昨日の初仕事で「納期当日の営業時間外に出してしまう」という失態を起こしたせいで首になりそうです。 いろいろ考えてFina1Fantasyのゲームマスターになるべく、今日ス7ウェアに面接を受けてきました。 結果から言って:受かりました! オンラインで履歴書などを揃えて出していたら運良く返事が来たんです。 当然すぐに会社を休んで出撃です。 ホテルのフロントのような立派な受け付けにアポがあることを告げて名前を通すとしばらくフカフカソファでホゲッと待ちます。 グレーじゃなくて紺のスーツにすればよかったかなあ?それよりゲームマスターってスーツ面接なのかな?と色々後悔してたら名前を呼ばれて、受付嬢に会議室につれていかれました。 廊下は長くて、両脇の会議室の1つ1つにはどこかで聞いた名前がつけられてます。 「Tomberi」「Ragnarok」…。あはは。今日トンベリで6時から2時間会議、とか言ってんのかなと笑いそうになりましたが、あくまで神妙にすすみます。 「こちらでお待ちください」 25歳ぐらいかなあー。おっとりした感じの上品そうな受付嬢が開けてくださったのは「Bahamut」。 バハムートに入ると会議室というより接客用の部屋でしたね。 壁にはFina1Fantasyのパッケージイラストの(たぶん)イミテーションが飾られています。ソファーも事務用より高級品。 見回していたら コンコンと音がして面接官がやってきました。 セーターにジーンズっていうラフな格好の30代半ばぐらいの男性です。 「あー**さんね、座って」 ああス7ウェアでお手伝いできるようになるのかなあ。 と思っていたらSと名乗るその男性がいきなり言い出しました。 「で、いつからできんの?」 「え?」 「いつからできんの、って聞いてるんですよ」 「あ、明日からでも」 「ふーん」 (興味ないんかい) と突っ込みそうになると S氏が一言 「あのさーGMになるの、わかってますよね?」 「は、はい」 「…髪型。」 「え?」 「髪型、まずいよね。GMはね、スキンヘッド」 エエエエエッ! …でも 実言うともう今の会社には辞表出しちゃいました。 ここは泣く泣く承諾書に印鑑を押したのです。 そうして……………… 4月っていっても、まだ寒いですよね。 日中20度こえてたけど、まだ風は冷たいですよね。 ………女30過ぎにして、スキンヘッドです。 ああ 相方になんて言おう。 というようなことを考えてみた4月1日でした。 じゃ、みんな仕事がんばろーねー!オウ! --------------------------------------------------------------------------------
雨の日もキョロ・ザ・ハムスター 昨日週一回のキョロ・ザ・ハムスターのケージ掃除とワラ交換をしたところワラがあと1回分ぐらいしかないことがキョロケージ清掃プロデューサー・相方により指摘された。 その指摘を受け、キョロケージ清掃総監督・相方はワラ購入要請を出した。 そんなわけでキョロケージ掃除エキストラ・私は本日会社から帰ると駅前のスーパーに飛び込んでワラ購入である。 考えたら週一回だから今日じゃなくていいのだが忘れそうなのだ。覚えているうちに買わないと途中でドッコイショに化けるかもしれない。 しかしワラは重くはないがかさばる。 突然の雨にもめげず、ピンヒールで足元が悪いのにもめげず、購入予定だった人間様の食品を2品ほど減らしてまでのワラ購入。 しかしあまりのかさばり様に2品減らした割には買い物袋の中にはジャンボどら焼きや豆腐関連製品3種(絹ごし豆腐、厚揚げ、油揚げ(5枚セット))が入っていたのは内緒である。 ◆貧乏茶碗蒸し!ウチの晩ご飯 ・揚げ魚のミゾレ煮(タラ、大根、ネギ) ・付け合せ:揚げナス ・茶碗蒸し(しいたけ、鶏肉、えび) ・お味噌汁(里芋、ニラ) ・ゴマ奴(お豆腐、すりゴマ、ネギ) 無性に茶碗蒸しが食べたくなったので作ったが上記理由と、若干忘却風味も添えて(尤も後者の理由が99%だが)銀杏がない寂しい内容になってしまった。 しかもいつもの倍ほどの量なみなみと作ったためさすがに相方は半分残してしまっていた。でも私は満足さ。 これで2,3週間は茶碗蒸しゲージが下がる見通し。 今日の買い物は購入品数を減らしたにもかかわらずどうしてあそこまでかさばったのか科学的に分析したところ、100円得の市セールに引かれてキッチンロールペーパーと柔軟材(ボトル)を予定外購入していたからという事実が判明した。 どこが科学的かはこの際おいておいて、つまり自業自得であったのだ。 今日の点取り様:100円得の市で損をする 3点
ダラダラデー 実は「今日も少しぐらいなら家の車を運転をしてさしあげてもよろしくてよ?」という心構えでいたのだが、残念ながら日頃激務の相方がお疲れのご様子で私もダラダラデー。 いやあ本当に真にほんまごつ残念でしてよ。 …でも絶対「運転してもよろしくてよ」とは口が裂けても言い出さない私だった。 キョロ・ザ・ハムスターの家の掃除をしようとケージを開けると、キョロが目をしょぼしょぼさせながら手に飛び乗ってきた。飼い主かどうかよく見極めないと悪い人にさらわれるのではないかと思うのだが。 ◆雹が降る!ウチの晩ご飯 ・肉じゃが(牛肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ) ・鯖の塩焼き ・付け合せ:フキの煮物 ・ニラの卵とじ(ニラ、タマゴ) ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ネギ) 相方がご飯をおかわりした。 これは我が家にとって驚天動地のできごとである。 だいたい普段お米を食べないのだ。「ウチの晩ご飯」に載せた、おかずを食べるとおなかがいっぱいになってしまう相方は(*フリ註)お米というものをめったに食べない。その相方がおかわりを! 明日は雹かもしれない。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> このくだりを読んで「おかずを食べるとご飯が残る???」と頭の中が「?」でいっぱいになったあなたは正しい。 なぜこのような不可思議現象が起きるのか説明は容易だが掲載は困難を極める。勘弁していただきたい。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> このくだりを読んで「おかずを食べるとご飯が残る???」と頭の中が「?」でいっぱいになったあなたは正しい。 なぜこのような不可思議現象が起きるのか説明は容易だが掲載は困難を極める。勘弁していただきたい。
はじめてのおつかい 家の車で初運転をした。 今日はもともと初心者マークを買いに行こうといっていた日であり、ある程度予想はしていたのだがこんなに早くその日がくるとは。とかなり大げさに動揺する。 「初心者マーク買った帰りに、美容院まで俺を乗せていって」ととんでもないことを言い出す相方に切々と命の尊さを説いた。が、やはり運転することになった。 初心者マークを買い、わざわざウチの駐車場まで戻り、スペースに車を入れてくれて「さ。」と言う相方。 ウチの車、教習所の車より大きいのだ。だいたいサイドブレーキがレバーじゃなくてペダルってなによっ!と言いながら運転席に乗る。座ると視界がまるで違う。フロントガラスが大きいよ。怖い。 「じゃ、出まーす」 と教習所の時の癖(*)そのままで発車した。 しかし、だ。駐車場を出るとき隣で相方がワと言ってあわてている。 右前方を壁こすりそうだったらしい。 教習車だったら今ので大丈夫だったんだけど。 「教習車じゃないんだから」 ごもっとも。 で、かなりヘッピリになった私は法定速度ぴったりで走る。 後ろの車にピッタリ煽られる。煽りたけりゃ煽るがいいさ。 若干開き直り気味はいいのだが、自車位置がつかめない。 大きさがよくわからないのだ。センターラインギリギリになったり、左に寄りすぎたりしてそのたびに相方は手に取るようにやきもきしている。 なんとか美容院までついたが、よほど心配だったらしく私が角を曲がるまで相方が外で見送ってくれた。 50分するとふたたび出車要請があった。実はずっと駐車場で待機していた私は、ムキーと目からビームを出し「どいてーっいえ、おどきくださいますでしょうか」とソロソロ走り出す。 法定速度+5kmで走っていたらまたも煽られた。 見るとオバサンではないか。く、くやしい。あんなオバサマごときに煽られるなんて。じゃあ誰に煽られればいいのかわからないままに、悔しいので絶対スピードをあげない私であった。 ◆寿司食いねぇ!ウチの晩御飯 ・お寿司 ・ほうれん草のおひたし ・お吸い物(お寿司についてたインスタント) お寿司食べたいねーという話で盛り上がり、お寿司を取る。 うーんおいしい…。トロリ。 さて、大仕事のように書いたが、家にかえって気づいたところでは駐車場から美容院までは直線距離にしてたった1.2kmだったのだった…早く車に慣れなくては。 (*)教習所の癖: 誰も頼んでないのに今からしようとすることを確認すること。 いわゆる独り言。 例:「では、発車しまーす」「右に曲がります」「ここを左に曲がります」 しばらく抜けそうにない。
GW初日 朝から相方が出勤のため早めに起きて見送る。 その後久しぶりの晴天にお布団を干し、掃除・洗濯。 そして相方の母や実家の母、また見知らぬ人の母からなど間違い電話もあわせて主に母たちから多数の電話。 ◆突撃!ウチの晩ご飯 ・コロッケ ・付け合せ:キャベツの千切り、トマト ・フキの煮物 ・お味噌汁(お豆腐、ニラ) 昨日の0時に最終日を迎える予定だった同時多数参加型オンラインRPGであるFFのβテスト期間は実際には強制サーバシャットダウンによって0:30に終了した。 βから5月16日発売の製品版へのデータ移行のため若干の手続きが必要であり、その手続きを済ますとチャット以外になにもすることがないのにサーバ全体の人数は2,700人余に及んだ。(おそらく3つあるメインサーバをあわせると7?8,000人がアクセスしていたのではないだろうか。) たかだかサーバのシャットダウンを待つだけなのにお祭りのような騒ぎで、持っている特殊効果を全て使う者、寂寥感や恐怖を訴える者、ゲーム管理者やユーザへのねぎらいを叫ぶ者多数。 その様子を見ていたら、ふと小さい頃に読んだ「メアリー・ポピンズ」(*)で似たようなシーンがあったのを思い出した。 年越しの12時の鐘が鳴り始める瞬間から鳴り終わるまでにおこなわれる、それなのに永遠ともいえる時間の中のカーニバルの話で、異国情緒あふれすぎてわからないところもあったのに子供心にその華やかさと寂寥感に胸がしめつけられるような思いをしたものだ。 なんとなくFF終了予定時刻の0時から実際の終了であった0時半までがその「どこにも属さない時間=時間のすきま」のような気がしたのだった。 (*)P.L.トラヴァース作の児童文学。 バンクス一家の家に突然ナニーとしてやってきたとても厳しい女性メアリー・ポピンズが、"魔法"を使って平凡な子供たちの日常に非日常をもたらす。このメアリー、紀元前から生きている人らしいのだが(魔女というより精霊に近いのかもしれない)、最後まで正体は明かされない。 ここで書いた12時の鐘の話は、バンクス家の子供がメアリーに「新年を告げる12時の鐘がなっている「あいだ」ってどうなっているの?」と聞いたことから始まる。 あいだなどない、といつものように冷たくつっぱねるメアリーだったが、いざ新年を目前に控えた12月31日の深夜、12時の鐘がなり始めるとメアリーの魔法で子供たちは1年と1年のすきまに入り込みさまざまな生き物が集うカーニバルへと誘われる…という話だと思ったのだが手元に本がなく、インターネットでもひっかからないので自信なし。 だいたいメアリーは全書で必ず最後にいなくなってしまうので(除く:公園のメアリー・ポピンズ)読んだ後の寂しさはいつも同じだった記憶があるが、殊にこの章のカーニバルはわずか1分ほどの間の出来事であり、とても印象深かった。 …実家にあるはずなので次に戻ったときにとってきてみるかな。
パンチ様 (最初に:本日、普通免許の本試験を受験しにいき、お陰さまで受かることができました。 普通免許ごときで大騒ぎする私に数々の暖かいお言葉をかけてくださった皆さんにお礼かたがた、まずはご報告申し上げます。) 都内に3つある試験場から府中を選んだのはなにより最寄駅である武蔵小金井駅が一番近いからだった。 私は慣れているからいいが、この駅の前後は「武蔵境、東小金井、武蔵小金井」という駅が続く中央線最大の難所である。 ここで年間十余名が尊い免許生命を絶つという。 今作った噂だが。 私の通っていた教習所はこの3つの駅の1つであり、ホームを降りて改札への階段を上ろうとすると階段の目の高さの部分に「免許試験場はこの先の武蔵小金井です」とあたかもPL法に基づいたような(「書いたからな、書いたからな!」)表記があることからもかなりの人が間違えるであろうことがわかる。 なおそのさらに甲府寄りにある(て全然都内ではあるが)国立(くにたち)(駅)は「国分寺(駅)と立川(駅)の中間だから」ということで命名されている。嫌がらせか。JR東日本。 さてそんなことを思いながら武蔵小金井を降りバスに乗る。府中試験場は武蔵小金井と東小金井の丁度中間にあり、どこが始発であれバスで行くにはもっとも遠い場所といえる。 20分かかるというので早めに出て正解。8時ごろバスに乗ったが着いたら8:30だった。 バスの中はいかにも受験者といった者が多く、教本を開いている姿もちらほら見受けられる。 その中でひときわ目立つ存在が。 パンチ様だ。 パンチ某という元野球選手ではない。頭を、2本の細い焼きゴテ様器具で丁寧に小巻に、そしてしっかり巻き上げるあのヘアスタイルになさった、比較的テンションの(過度に)あがりやすい方たちである。 このヘアスタイルは下々の者にはハードルが高く特権階級のみがそのスタイリングを許されているのだ。 パンチ様はその高奇、いや高貴なヘアスタイルだけではなく特異な服装でもその存在をアピールされる。 ジャージである。 スエットスーツという軟弱ものではない。ジャ・ア・ジだ。 パンチ様は白いジャージに黒いサングラスをしていらっしゃる。完璧だ。やはりパンチ様はそうでなくては。 私の目はすっかり白パンチ様に釘付けになる。 フラフラとパンチ様の後をついて「試験場正門前」で降りる。(ところで「試験代書場前」という似た名前の停車場が手前にあるが、誤って降りても徒歩3分程度なので気にすることはない。バスを降りたら迷わず右手に向かって歩こう) しかしまず受験にあたって証紙を買わねばならず、我々の仲は引き裂かれてしまった。円滑に処理を済ませられるように小銭を用意しているとパンチ様の姿は既になかったのだ。 しまった。 若干がっかりしながら手続きを済ませ視力検査を終え、3階の試験教室手続き窓口にいこうとすると、今度は黄色いパンチ様が。 原色の黄色のジャージを着こなせる方はやはり下々にはそういない。 しかも、黄パンチ様はパンチ様のご多分に漏れず進行方向に対して体を右ナナメ45度、左ナナメ45度、と交互に大きく揺らしながら歩いていらっしゃる。 しかもなにやら嬉しそうに微笑まれるそのご様子に私はすっかり目をうばわれ、そそくさと後をつけてしまった。 周りをみると試験場はパンチ様大集合の様相を呈している。 黒パンチ様、白パンチ様、黄パンチ様、青パンチ様。 赤パンチ様は本日はお休みのようでゴパンチ様の結成は難しい。 黄パンチ様のあとをぴったりくっついて観察していると、いきなり黄パンチ様が微笑みながら急に振り返られたためガッチリ目があってしまった。 いけない! パンチ様たちはその高貴な生い立ちと風貌のため我々下々のぶしつけな視線に晒されがちであり、時折大変ご立腹になるという噂を伺っている。 一瞬私は小芝居を打った。 「ほんとに府中って遠いわね、まいっちゃうわー。幹線沿いったってなにも駅と駅の真中に作らなくったって」という表情をしたのである。 チラと黄パンチ様を伺うとまたも目が合ってしまったが、それまで公に笑みを浮かばせていたことをお恥になったのか、照れくさそうにニヤリと私に向かって微笑まれ、その後真顔になってまた右、左と交互に体を揺らしながら歩き去られたのだった。 感想:…いやあ 危なかった本当に。近づきすぎました。 「9時以降人数がそろい次第試験開始」というフレキシブルな試験開始時刻は私の試験会場の場合 9:27だった。50分間試験を受けると、40分の待ち時間があり試験会場で合否発表だ。しかも受験番号順に座って発表の電光掲示板を見るので落ちたのが周りにまるわかりである。これはむごい。 その後「二輪受験者→免許保持者→女性→男性」というマイノリティ格付け順で写真撮影するとすでに11:50。 試験場で昼食(カレー)を食べようかと思ったが、あまり落ち着けなさそうだったので、試験場を出て右手に歩いて3分ほど(先ほど書いた「代書場前」バス停のあるところだ)にデニーズがあったことを思い出しデニーズで昼食をとった。 13時から免許引渡しということであったが、若干早めに並んでおこうと思って0:55に着いてみると、すでに引き換えが始まっていた。しかも窓口に並ぶのではなく教室の教壇様のところで女性が合格者の受験番号を次々に読み上げている。 ?と思った瞬間、ちょうど私の番号が読み上げられた。びっくりした。待ち時間0分だったが遅れて入ってきた人は面食らったに違いない。 そんなわけでぐったりして帰宅するとすでに15時近く。そうしてインターネットをしていると眠気がこみ上げまた眠ってしまう。私の日記ってこんなのばかりで申し訳ないが。 起きたら18時だった。 さて 夕食を今から作るのだが、どうしよう。 ◆未定!うちの晩ご飯 (あとで書き足そう) ◆書き直し!ウチの晩ご飯 ・テリヤキチキン ・付け合せ:ナスの煮びたし ・トマトサラダ(トマト、チーズ、ゆで卵、バジル、レタス) ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ネギ) ところで試験後合否発表までの間待合スペースでぼーっとしていると、周りで集団受験組(*フリ註)の人たちがなにやら騒々しい。 みんなで答えあわせをしているらしい。 「ほら(あるシチュエーション)の時どうする?って問題あったろ、あれヒッカケだと思うんだよな」 「それ考えすぎじゃないの?」 「いや、違うって、おまえはほんっとに読みが浅いよ。俺にはわかるんだって。 だって俺、何度も受験してるんだから!」 …わかってるならそろそろ合格したほうがいいと思うが、どうか。 合格した人の中にも裏に証紙がギッシリ貼られている人がおり、最終的に受かればいいのだが見れば見るほど公道を走ることの恐さを改めて感じた。 <<月末振り返り補注(フリ註)>> この他にも集団受験組に次のような人がいた。 男A「いやぁちょっと自信ない問題番号を解答用紙の欄外に書き出したら15個もあったんすよ」 男B「厳しいな」 男A「っすよねー。でも前回は20個だし、その前は25個だし少しずつ減ってはいるんすよ」 とても印象深かったのだが、スペースの都合で記載をみあわせたものだ。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> この他にも集団受験組に次のような人がいた。 男A「いやぁちょっと自信ない問題番号を解答用紙の欄外に書き出したら15個もあったんすよ」 男B「厳しいな」 男A「っすよねー。でも前回は20個だし、その前は25個だし少しずつ減ってはいるんすよ」 とても印象深かったのだが、スペースの都合で記載をみあわせたものだ。
春は名のみの 寒い。 少ない春物をホクホク着込んで出社し、同期(といってもかなり年下)のAとランチに出ると歯の奥がガチガチ言うほど寒かった。 一日、退職してすでにいない人の成果物をチェックする。 数百ページある技術関連の文書だ。 人のを読むのも勉強になるなと思ったのもつかの間 「ネットワークインターフェースカードとは:ネットワークに接続するためのインターフェースとなるカードです」 「ネットワークケーブルとは:ネットワークに接続するためのケーブルです」 といった文章が満載であることに気づく。 じゃああれか?コンピュータはコンなピュータか。 …う、うむ…人のを読むのも勉強になるな…いろいろな意味で。 帰社時、小ボスに挨拶をする。 私「では明日、お休みですので何かありましたら…」 考えたら今の会社のポジションで何かあっても私に電話をかける局面などないのであるがやはり一応常套句で「電話をくださいますでしょうか?」と結ぶ。 小ボスは「バンザーイ!免許バンザーイ」とまたもバンザイを始めるので若干慌てながら 私「いえ、そこまでやっていただいて落ちたら本当にみっともないですから…火曜日泣きながら出社しましたらよろしくおねがいします」 小ボス「うーん、落ちたら、気の毒だから私が持ってるこの『1年ハムスターカレンダーシール』の5月分をあげますよ」 私「(とても喜び)じゃあ落ちます!」 小ボス「(とても迷惑そうに)ダメです!」 では振らないでいただきたく。 ◆からまつにからまつの風!ウチの晩ご飯 ・鯖の味噌煮(鯖、こんにゃく) ・里芋の煮っ転がし ・お味噌汁(おとうふ、ナス、ネギ) 夜中1時近くの夕食だったため若干軽めに。 相方が「今から帰る」と連絡をくれたのは22時ごろのことだったが、その10分後再び 「いま電車なんだけど…会社に呼ばれてこれから戻ることになった」 …お疲れ様です。 友達からメールがあり「からまつにからまつの風、ってなんだっけ」とナゾの文言が書いてある。 いつも小ふざけたことばかり書いているのでまた冗談かと思ったが高校のときの国語で習ったんだけどというヒントを頼りに探してみると 白秋だった。 彼女はこの長い詩のかなり広範囲を(ある程度混乱してはいたものの)覚えていた。 私は習っていないが習っていてもこんなに覚えているだろうか。 「小学校のとき隣の席に座っていたコウタがある日先生に『1次元は点で、2次元はタテ、ヨコの面で表現できるね。じゃあ3次元を表すとき、タテ、ヨコとなにが必要?(模範解答:「高さ」)』と質問され 元気に『ナナメ!』と答えた」 といったことで脳みそがいっぱいの私には本当に友達の記憶力は感服に値するのだ。 記憶力って何かに役立ってこそ、だよな。
モンキークラッカー現る 午前中会社で、また社内ネットワークの設定に関するtipsをまとめていた。 長い間何人もの手を経て拡大されたためかなり煩雑な仕組みになってしまっているところがあり小ボスでさえ掴みきれていない点があったりするのだ。 新規参加の私にはまだまだ押さえきれないところが多い。 まとめているうちにあるソフトウェアの設定について疑問が沸き、内容を確認しなければ、と社内のサーバにリモートでログオンしようとした。 入れない。おかしいなあ?何度もログオンを試みたがパスワードエラーではじかれてしまう。 小ボスにそのサーバでの私のユーザ設定がどうなっているか聞こうと思って横を見るとなにやら忙しそうにしている。 朝からいろいろ小さなことを質問していたので、まあ急ぎでもないしあとでまとめて聞こうと思って他のことに手をつけた。 この「あとで聞こう」がいけなかった。 私はそのまま他の業務に没頭してしまい、すっかり「あとで」を忘れていたのだ。 夜。業務が一段落し、さあ帰ろうと思った時、隣の小ボスが小さな不快を表す眉間の小シワを作って「ン!?」と言った。(隣といっても机がT字型につなげられているので顔が見えるのだ。) 小ボスは普段から独り言の多い人(*)だ。 また業務中に鼻歌を歌ったりするかなりの自由人である。最初聞いたときは「鼻歌、聞こえてますよ」とヒヤヒヤしたものだが当人がまったく気にしてないらしいことを知るとこちらも全く気にならなくなった。 だからそのときも一瞬反応はしたものの、帰り支度を続けていた。 すると小ボスは続けて「うーん」とうなり、一言 「サーバAに**さん(私)から何度もアクセスがあった痕跡が!」 えっ? 忘れていたので虚を突かれてポカンとしたが一気にいろいろなことを思い出した。 そうだ。社で管理するサーバにリモートでアクセスしようとすると管理者(小ボス、プチボス、私)にメールが送られるように設定されているのだった。 私にも当然送られていたのだが送られたときは自分自身がログオンやら設定確認やらで頭が一杯になり、ろくすっぽメールの内容を確認していなかったのである。 「あ!」 赤面できない、いろんな意味で「面の皮が厚い」体質ではあったが顔に血が上るのがわかったので、普通の人なら耳まで真っ赤になったところだろう。 「い、いや ちょっとソフトウェアの設定をまとめていた時いくつか疑問点があったので、入って確認しようかなーと思ったんです。えーっと、入れなくてあとで聞こうと思ってたんですが、あとでと思ったらそのまま忘れちゃってて。」 説明すればするほど言い訳がましく怪しい。 ひたすら説明し倒す。考えたらそんなに説明して謝るほどのことではないんだが、改めてログを見ると10回はアクセスを試みている形跡が残っていて恥ずかしさこの上なしだ。 普通ログオン失敗したときそんなにいろいろ試みるだろうか? …まさかこんなことで私の偏執体質がバレるなんて(!?) 「そういう疑問点はすぐ聞いてくださいね」 いい年して諭されてしまった。もう穴があったら、というより掘って入りたい。 むしろ埋めてくれ。 ◆ありあわせ!ウチの晩ご飯 ・私:カレー ・相方:焼き鮭 ・共通:サラダ(ブロッコリー、レタス、トマト) お味噌汁(大根、ネギ、油揚げ) 今日は買い物をして帰りたかったがスーパーの開いている時間に帰れなかった。 冷蔵庫には野菜類しか入っていなかったため、冷凍室に保存しておいたもので間に合わせる。カレーも鮭も1つずつしか保存していなかったため別々のメニューになってしまった。 今日は相方が0時過ぎに帰ったので久しぶりに別々の夕食時間となったのは幸いだったかも。 (*)独り言の多い人 他の業界を知らないので比較はできないが、少なくともシステム開発関連にはモニタを見ながら独り言を言う人がとても多いように思う。 人口比3割ぐらいは独り言言いだと思うが気のせいだろうか。 もっとも、かくいう私もモニタを見て一人ニヤニヤしたり、ウンウンと頷いたりしていることがあると指摘されたことがあるのだが…
イメージトレーニング 教習所の卒業検定合格したのですが平日しか試験場がやってないので今週金曜あたり休ませてください、と小ボスに依頼したのが昨日。 今日念のため試験場に電話したところGW前(中)後もカレンダーどおりの「営業」とのことで、金曜日にいくことにした。 小ボスに再度確認し、OKをもらった。 そんな今日の帰り。 喫煙スペースにゴミを捨てて帰ろうとすると小ボスと、同僚A君がいた。 小ボス「わー 免許バンザーイ!バンザーイ!」 とバンザイ三唱を皮切りに試験談義が始まった。 私「来週明けに私が突発休をとったら『ハハーン』と思ってください」 小ボス「了解です」 私「休み明けに泣きながら出社しても同様です」 小ボス「了解ですがそれはどうなんでしょうね」 私「そのとき『明日も休みください』という場合がありますが同様です」 小ボス「了解ですがかなりダメですね」 私「仮免前の効果測定試験には『眠いときには覚せい剤が効果的だ』というのが出ました」 同僚A「それは○ですかね」 私「○ですね」 小ボス「○です」 フラリとやってきた同僚F「『覚せい剤はイラ*人より日本人から買ったほうが効果的である』」 私「○ですね」 小ボス「○です」 同僚A「○なんですか?」 同僚F「『鼻から吸うより血液注射の方が効果的である』」 私「わかりません」 小ボス「そうなの?」 同僚F「そうだよ」 私「なんで詳しいの?」 私「『最近、イチゴ味がでた』」 同僚A「そういえば赤い粉、見たなあ」 同僚F「それが出たら、ひっかけだから」 小ボス「じゃあ答えは×か」 私「すみません、ここにいるとバッドイメージトレーニングなんで、帰らせてください」 バッドイメージトレーニング20分残業。 ◆帰巣本能!ウチの晩ご飯 ・筑前煮 ・チンゲン菜のお浸しショウガ風味 ・お味噌汁(おとうふ、ネギ、舞茸) 多人数同時参加型のオンラインゲームをやっている。βテスト版だが今週末で終了だ。 終了を目前にして人がまた集まってくるのはある程度予想ができたが実を言うと予想以上にサーバに負荷がかかっているようだ。 しかしそれよりも面白いのが人の動きだ。 ゲームの中には仮想の「国」がいくつかあり、ユーザの動かしているキャラクタはそれぞれいずれかに属している。 ただしゲームをしている都合上どんどんキャラクタはいろいろな「地域」に拡散する傾向にある。キャラクタが戦える敵が各地方に散らばっているからだ。 全ワールドを横断・縦断しようとすると、リアルタイムで2時間ぐらいかかるだろう。β版とはいえそこそこ広い。 しかしここへきて皆「祖国」へ帰ろうと大移動を始めているのだ。 別にβが終了する際どこにいようと構わないのだ。 (細かい話をするといずれかの街(国)にいるのがベストなのだが) なのになぜか自分の生まれ故郷に帰ろうと慌てふためき、見知らぬもの同士声をかけあって帰郷している。大Uターンラッシュなのだ。 なんとなく帰ってきた鮭を見るようでもある。 そう眺めながらも今日の私は約1時間半をかけ自分の「生まれ祖国」に帰ってきたのだった。 人間の心理って面白い。ゲームの中でさえ自分に少しでもゆかりのあるところに、より強い愛着を感じてしまうのだなあ。
監視されてた 監視ツールを休み中に稼動させておいたところ、正常に動いていたことが判明。 ツール用のウェブサイトも整った。これで準備万端だ。 さあいつでも落ちるがいい、ルータよ!アーッハハハハ! ---ウソなので絶対落ちないでください。(*フリ註) 前から会社の近所にある小さな靴屋が気になっていた。 小さいのになんだか品揃えが良さそうなのだ。 店頭の商品を見ても、割としっかりしたものを置いている。 でも今まで会社から歩いて30秒程度のところのため入るのが気恥ずかしくなかなか入れずにいた。 靴を試着して鏡に向かってポーズとっているとき「お疲れ様です」なんて同僚に言われたら…想像するだけで悶絶だ。 今日のお昼、しばらく店の前をウロウロした挙句、思い切って入ってみた。 入って正解。私好みの靴がたくさんあって、嬉しい。 こないだカカトが折れちゃったヒールがあったんだよなあと、思い切って一足買ってしまった。 当然 春物。 …の、つもり。 私の足って特殊な形で(別に指が13本あるってわけではないのだが)合う形の靴がなかなかないのだが、ぴたりと合って大満足。 しかし根がセッカチなのと、お昼の限られた時間に行ってしまったのと、会社の人に見られたら恥ずかしいという気持ちとでソワソワしてしまい、思いっきり挙動不審になってしまった。 お店の方にも怪訝そうに 「お急ぎですか?」 と聞かれてしまうのだった。 「ええ、まあ」 まあ、なんなのだ? ◆突撃!ウチの晩御飯 ・トンカツ ・付け合せ:トマト、揚げピーマン ・サラダ(チーズ、ブロッコリー、コーン) ・お味噌汁(お豆腐、大根、大根の葉) ・納豆 納豆ブーム再来? <<月末振り返り補注(フリ註)>> この翌日ルータは落ちた。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> この翌日ルータは落ちた。
卒業検定 普通免許の卒業検定日だった。 …思い返せば、起きた朝からついていなかったのだ。 睡眠時間を充分取ろうと早めに寝たにもかかわらず、明け方寝ようとしていたらしい相方になにやら語りかけられて目を醒まし、そのしばらく後眠りかけた相方が私の額にテレビのリモコンを墜落させたため目を醒まし、さらに熟睡する相方が鼻に南都水鳥拳を放ったため目を醒まししてあまり眠れなかったのだ。 その後キョロ・ザ・ハムスターが回し車を回す音も微かに聞こえたがそれはBGMにして睡眠。 こうして呆然とする私が起床時間6時半を迎えると空は曇天。 朝の仕度を終えて外にでると突然大粒の雨が降り出した。 ああ。 まったくテンションがあがらない。 なんとか検定開始までテンションをあげなければ、と思うがテンションさがりっぱなし。 なんとか検定時間までにいつものテンションまであげたものの、我ながら反応が悪い。 しかも乗車順が1番だ。 そのため合格をいただいたときも、「はい、ありがとうございます」といたって普通。 …回りくどくてすみません。お陰さまで受かりました! 危険な局面もなく、何もかもがスムースに進んだのが幸いした。 ようやく本当に嬉しさがこみ上げてきたのは、自分の家のある駅で下車した頃だろうか。 家に帰ると13時半。「これからはメンキョ様と呼んで」と上機嫌で言いながらハンバーガーとスープを作って相方と遅い昼食を食べ、お祝いと称して買ったケーキを二人で食べるとほどなく眠気のビッグウェーブに襲われた。 次に気づいたのは なんと18時30分だった。 日曜日がムダに終わってしまった…。 しかも時刻にびっくりしてテレビを見るとサイボーグ009(*)が放映されており「007のグレート・ブリテンて名前はひどいよな」と思っているうちに19時になってしまった。 相方が、チャットで同じ地域に住む親友夫婦からメロンをあげるからおいでと言われたというのでホイホイでかけ、もどってくると20時近くなのだった。 長いような短いような一日。 …さていつ試験受けにいくかな。 (*)サイボーグ009:石ノ森章太郎原作のSF漫画。悪の組織によって拉致されサイボーグ手術を施された9人(001?009の名を持つ男女)が元その組織に所属していた博士のもと、悪と戦うというストーリーなのだが、あまりに自らの能力を過信するあまり「真っ赤なスーツに黄色くたなびく身長ぐらい長いマフラー」などまるで隠密行動を意識しないコスチュームに身をつつむ。また主人公の一人、009の名を持つ青年は奥歯に「加速装置」と呼ばれる高速移動装置のスイッチを仕込まれてしまうのだが、これは昔から「ご飯を食べるのに不便ではないのか」とファンに不憫がられている。 余談だが、この漫画は何度かアニメ化されており、20年程前も流行した。 当時小学生だった私は009がかっこいいといって大騒ぎし、同志を募って都内のデパートでおこなわれていた「009展」を見に行った。 入場の際、入場料を払うと券と009のピンバッジをもらえた。入場した者は次々大喜びをした。 総勢6名ほどだったろうか、私の後に続いて最後に入場したクラスメートが入場料を払うと、入り口のお姉さんは彼女に、皆と同じように券とピンバッジをくれた。 …マコトちゃんの。 彼女は半泣きしながらお姉さんに抗議したがお姉さんは困り果て「あの子の(私だ)で最後だったのよ」としか説明できなかった。 その後散々彼女から恨み節を聞かされることになるが子供とは残酷なもので、ネタにこそすれ誰も替えてあげようとは言い出さないのだった。
爪きりの極意。 お昼前に目を覚ますとご飯を作り、テレビなど見ながらのんびりすごす。 夕方、検定前の自主学習のため自動車教習所へ行った。 先週目線のことで散々な言われ方をされた私だったが、そういうことは教官によるところが大きいのだろうか。 今日は「?大丈夫じゃないですか?」と言われて無事終わった。 でも教官 「いや何を目印にしたっていいんですよね?つまり木の位置だろうがなんだろうが、検定受かっちゃえばこっちのもん、なんですよね?」 …それは言っていいのか? 帰り道、家のそばで相方と待ち合わせをしてキョロ・ザ・ハムスターを近くの動物病院につれていった。 今まで運搬に使用していたリポビタンD箱は卒業してようやくキャリングケースを購入したがいかにも「ペット入ってます」という形状のため相方は気を遣ってこの暑い日にショートコートを着こんで懐に隠して出てきてくれたらしい。 『妙に大事そうにリポビタンDの箱を抱える男』と『やたらと腹部が膨らむコートを暑い日に着込む男』と道端でいきなり出くわしたらどっちがどうか、とも思うがこのような場合はやむなしか。 キョロ当人(当ハム?)はまたも命の危機を感じたのかキャリングケースの中で激しく敷き藁を出たり入ったりしている。 表情も心なしか切羽詰って見えるから不思議だ。 病院に入るととうとう薬品の匂いに反応して大暴れを始めたため先生の手を噛んだりしないかしらと心配したが、爪きりが始まると観念したのか「ああいいさ…好きにするがいいさ」とばかりに大人しくしていた。 それでもやはり怖いのか時折医師の手から抜け出そうとするのだが、先生がうまく握っているので抜け出せず、モコモコと後退するうちに、先生の手の中でキョロの顔は単なる毛玉となってしまっていた。 ◆豹変!ウチの晩御飯 ・親子丼(鶏肉、舞茸、ねぎ、海苔) ・お味噌汁(お豆腐、大根、大根の葉) ・サラダ(レタス、アスパラガス、トマト) ・チンゲンサイのにんにく炒め ・キュウリの中華風浅漬け 今日は行き着けとなった動物病院の院長先生に始めてお会いした。40歳前後の、なかなか恰幅のいい男性だ。私たち前の順番の熟年夫婦が犬の診察時間のことで院長先生にお伺いをたてていたのだが 「あー8:10?うーんなんとかする」 と高圧的な物言いであまりいい印象がなかった。 診察室でも当初「で?今日は、どうしたんですか?」と居丈高な感じすら覚えた。しかし爪きりが始まると一転、妙に高い声でキョロにむかって 「どおしたのおー?もう飽きちゃったかなあー?」 「もうちょっとだよおー」 「ほらーよちよち(よしよしと言ったのだが限りなく「ち」に近かった)」と始終語りかけるのだった。 やはり獣医は動物好きだからこそやってけるんだなあ。 その後、爪のことでいろいろ話をしてみたが大変感じのいい方だった。ちょっと勘違い。 ところで動物病院て、受付ではペットは名前で呼ばれてしまうのである。 つまり 我が家が 鈴木であった場合 「鈴木キョロちゃん」と呼ばれてしまうのだ。 診察券にも「鈴木キョロ」と書かれており、妙に気恥ずかしい。 間違って落とさないように気をつけたい。
監視… 現在わたしのいる会社ではグループウェアの開発をしている。 開発もほぼ完了し、ベータ版が社内でリリースされた。 開発部門から連絡があり「いろいろと利用して不具合をご報告ください」とのこと。 社の名誉にかけてもこれは利用して不具合を早期につぶさねば。 皆仕事の傍らグループウェアの利用に勤しむ。 というわけで今日も伝言版には 「**君はお酒を飲み過ぎないように」 「早く帰らないと…デるよ」 会議室(チャットルーム)には 「万国ハムスター愛好者同盟会議」 掲示板には 「和んでみよう」 「書いてみよう」 「食べてみよう(カルミン) with カルミン.jpg」 といったトピックが並ぶのだった。 監視ツールは、本国のサイトで詳細を見てもなにがいけないのかわからない。何回か試していたが、とうとうエラーすら送ってこなくなった。 アレ? ◆突撃!ウチの晩御飯 ・焼きホッケ ・付け合せ:大根おろし、焼きピーマン ・コーンサラダ(レタス、コーン、トマト) ・ワンタンスープ(ワンタン、ニンジン、チンゲンサイ) ・納豆 来週いっぱいで終了するFFのβテスト期間を目前に控え、今日はゲーム強化日とさせてもらう。 パーティメンバーと思い出話に花を咲かせながら明け方まで遊んだ。いやほんと相方が理解のある人でよかった。
監視シスギ! 今日も洋服選びに頭を抱えながら(頭を抱えるほど服があって困る、のではなく選べないぐらい春物が少ないのだ)出社。 一日、テストサーバ構築の際のtipsをまとめながら新しいサーバソフトを導入していく。 そういえば監視ツール、気持ちよく動いているなあと我ながら感心したが、いくらテストサーバとはいえエラー発生時の監視具合を確認していなかったことに思い至った。 そこで、故意に存在しないサーバを設定ファイルに作り上げ問い合わせを行うようにした。 私の設定では「5分おきに問い合わせをおこない問い合わせが失敗だった場合は1度通知メールを送信、その後は60分問い合わせも通知メールも休眠」となっており、擬似エラーサーバ設定も同様にした。 さてサービスを再開する。 と、5分後見事に問い合わせに失敗した(=つまりサーバエラー)旨メールがきたではないか!やった! あとは60分休眠にはいるはずだ。ニヤニヤしながら 引き続きtipsをまとめる。 5分ほどしたころだろうか、作業をしていると新規メール到着を知らせるアイコンがブリンクした。 メールを見るとまた問い合わせに失敗した旨知らせるメールがきている。 もしや…と不安がよぎるが見なかったことにしてまた作業にかかる。 するとまたメール到着アイコンがブリンクだ。 当然のように監視ツールから問い合わせ失敗報告メールが来ている。 愕然とした私は作業もそっちのけでいろいろなウェブにあたり、自分の設定を見比べた。なんで?なんで? そうこうしているうちに私のメールボックスは5分おきに監視サーバから送られる「サーバエラー発生」というメールでいっぱいになるのだった。 気づくとすでに21時近く。 小さくため息をついて、「存在しないサーバに問い合わせをおこなう」という設定だけを外すと、サービスを再起動してそっと帰宅した。 ◆ほんとなん?うちの晩御飯 ・鶏肉のチーズカツ(バジルとタマネギ、ニンジンのトマトソース) ・付け合せ:アスパラガス ・マカロニサラダ(レタス、ハム、マカロニ、ニンジン、タマネギ、コーン、キュウリ) ・お味噌汁(おとうふ、茄子、ねぎ) ・ほうれんそうのおひたし お豆腐を毎日食べるということは動脈硬化をまねくことであり、(特にご老人は)死への道一直線という学説が発表されたらしい。(ヘタレのためニュースソースの公開は控えさせていただく) 小さいころ近所にいたいじめっこが豆腐屋だった学者に違いないとにらんでいる。
引き続き監視中 去年の今ごろって何着てたっけ? 毎年この時期になるとそう思う。朝着ていく服がなくて困るのが春なのだ。 着重ねていけばいい秋冬と違って、脱いでいく季節の服は本当に困る。暖かいのにいつまでも分厚い冬物の生地なんて野暮だ。 そんなに困るならいわゆる「春もの」を買えばいいのだが、春だけのって旬が短いよなあと思って悩むうちに結局春は終わる。 なんでこんな話を突然書いたかというと毎年春恒例の「何着ていっていいかわからない!」パニックになり、遅刻しそうになったからだった。 出社すると放置しておいた監視ツールのダウンロードとインストールがようやく終わっており、引き続き監視ツールを入れる。なんとか形になったようだ。 ◆切らせろ!ウチの晩御飯 ・チンジャオロース(牛肉、ピーマン、たけのこ) ・トマトとホワイトアスパラガス ・お味噌汁(お豆腐、ほうれんそう) ・ほうれん草のゴマ和え キョロ・ザ・ハムスターの爪がかなり伸びてきており、獣医に連れて行く前に指ごと折れてしまうのではないかとハラハラする。相方と相談して、うちで切ってみようということになり爪切りはさみをかわるがわる持ちながら、キョロに動かないようにと叱責したり猫なで声をだしたりする二人。 傍から見るとかなり痛かったに違いないが当人たちは大真面目だ。 10分ぐらい粘ったが、ハムスタお菓子で釣ろうとしたためキョロのほほ袋が大きくなっただけで爪はまったく短くならなかった。
監視ツールヲ監視シテイル私ヲ監視セヨ 社内ネットワーク内のある機器のご機嫌が芳しくなくしょっちゅう反逆の狼煙をあげる。単にサービスが止まってしまうんである。擬人法を使うまでもないか。 なかなか気づかず他部署や他社から指摘を受けることが多かったため、業を煮やした私は小ボスに監視ツールを導入しようともちかけた。 信頼性があり、かつフリーウェアのものがいいなと思いWindowsでいろいろ探し、ためし、Linux系でいろいろ探し、試し、していたら2時間半も残業していた。 「なに!2時間半"も"だと?目をつぶれ!歯をくいしばれ!」 …と前の私なら勢い込んだろうが、2時間半残業すると21:30だったりするのでなかなか厳しいものがある。 残業させないための手なのかもしれないがこういうとき定時が遅いのは厄介だな。 しかも年俸制なので残業してもなんの得もないのだが。 (そういえばこの会社、終業時刻を1時間過ぎるとほとんどの人がいないんだよな…ソフトウェア会社にしては極楽?!) Linuxを使い始めた頃rpmって便利だなあと感激してたらFreeBSDのportsがスマートでウットリ。 とウットリしながらコッソリ、スッパイマンの種をティッシュに出していると、一つおいて隣の先輩に見咎められ 「スッパイマン、食べてたでしょ」 とニヤっとされるのだった。いないと思ってたのに。 そういう彼女(先輩)の左頬も不自然にコロリと膨らんでいたが。 先週金曜日に「チェックをおねがいします」といわれて返送をした取引先から、私に別の納品物についてチェックを依頼するメールがきた。 納品物をみると小ふざけたところがすべて削除されていた。 取引先はお堅いのだな、そのようなところに小ふざけてはいけないとあらためて感じた(当たり前だ!)。 れでも小小小ふざけ程度は残っており、その中でお堅い会社の担当の方が修正してくださった個所だけが際立って硬派だったためシュールで笑ってしまった。 ◆7-11!ウチの晩ご飯 ・冷やしそうめん ・コールスロー (相方は冷やし中華とスライスオニオンサラダ) どうせ遅いので、と相方と連絡をとり下車駅で待ち合わせて一緒に帰宅。途中セブンイレブンに寄り夕食を買う。 コールスローが好きな相方に、コールスロー半分あげるからねと殊勝なことを言っていた私だったがいざ蓋をあけると(文字通り「蓋をあけたら」)話に高じてしまい気がつくとすべて平らげていた。ゴメン。
神秘 少し前から、天文関連だけではなく一般のニュースサイトでも惑星集合情報を扱い始めている。 以前なら「惑星直列」と言われていた現象だが、厳密にはある程度の角度内に水金火木土星が集まるというもので「直列」にはなりえないため言い方が改められたのだろう。 そういえば昔、五島勉が書いた「ノストラダムスの大予言」で惑星直列は人類滅亡の兆候として書かれていたっけ。 あれ、怖かったなあ。小学生のとき読んだけれどまた表紙の絵が怖くて、友達に借りたはいいが夜寝るとき間違っても表紙を表に向けないよう注意したものだ。 と思い出に浸りながらmsnのサイトを見ると、他サイトへのリンクのキャプションが「5月中旬に5惑星終結」となっており果たして地球が助かるのかまたも心配になるのだった。 (4/16補注:16日の時点でこのリンク自体消されてしまっている。陰謀だろうか。) 惑星直列という響きがどんなにインパクトがあったかは次のリンクを参照していただきたい。 http://www.d5.dion.ne.jp/~xsakiko/gotoo.ben.book.htm タイトルを読んだだけで「家に帰ったらカギが開いており真っ暗な家の中ではガゼッタ岡が勝手にUFOを呼んでいた」クラスのやりきれなさ怖さを感じるが、なによりこのサイトの方がかなり本気で取り上げているのが大変(以下自粛)。 また、この惑星の集結によってなにが起こるかは映画「トゥームレイダー」に詳しいので是非ごらんいただきたい(嘘) ◆片腹痛し!うちの晩ご飯 ・ステーキ ・付け合わせ:人参、ほうれん草のソテー ・コーンポタージュ ・マッシュポテトサラダ(人参、ハム、キュウリ) ・レタス、セロリ 今日会社に行くと、小ボスが「友達から出されたんだけどどうしても解けないなぞなぞがある」と悩んでいるというなぞなぞをみせてくれた。 私は文体などからその友達が考えたのではないだろうと考え、インターネットで検索した。すでにかなりの範囲で流布していた。 3秒で答えは見つかり、しばらく悩んだという小ボスの立場を失墜させてしまった私だが、答えを見て私も小ボスも大憤慨。 これはなぞなぞなのか? 問題を作った人はなぞなぞの意味を知っているのか!? そんなあなたがなぞなぞじゃ! …あまりにセンスがなさすぎて情けなくなってきたが、今後お目にかかることもある方もいると思うのでなぞなぞの問題の方は書かないでおく。 でも 答えは書く(?) まったくわからないなぞなぞが出されたらその答えは「曜日」(←反転させてください)だ! …ああ 思い出しても…。
久しぶりのダラダラデー 久しぶりに二人そろってのんびり。 たまっていた映画など観ながらごろごろとすごす。 ところで日記を書くにあたって気をつけている「なるべからず集」がある。今勝手に作った単語なのでそんな単語あったんだあと思う前に迅速に忘れてほしいのだが、「なるべく?すべからず」という中途半端な制限事項だ。 1.家族ネタはなるべく書かない。 →アホは私だけで充分であり、たまに面白かったと言って家族ネタを書くと家族までも…と思われる可能性がある。 できれば避けたい。 2.時事ネタもなるべく書かない →アホが時事ネタを斬ったつもりであまりにアホすぎて怒った人に出会い頭に斬られる可能性がある。 かなり避けたい。 3.読んだ本や映画のタイトルはなぜか書けない。 →アホが観る映画や本、もしくはその感想はやっぱりアホなんである。なるべからず、ではないのだが。 まったくもってほっといていただきたい。 おかげで本当にオノレ中心の話になっており世間的に起きた事項との関連が見えずある意味まったくの世捨て人のような日記になっている。初めてここを覗いた人は最初の2日分ぐらいは興味本位で読むかもしれないが3日目になると飽き、4日目になるとイライラし5日目には憎しみに変わるが6日目にはもうこの存在すら忘れるだろう。 と、かなり話は逸れたが上記「なるべからず集」の1,2はさておき3のような理由で本を読んでも映画を観てもなんとなく書きそびれることが多い。 やらかし人生暴露日記となっているのになぜそこの点が恥ずかしいのか自分でもわからない。 多分最後の良心ていうものなんだろうか。 ◆腫れまぶた!ウチの晩御飯 ・豚肉の野菜巻き炒め(インゲン) ・付け合せ:キャベツの千切り、トマト、アスパラガス ・焼きなすのおひたし ・お味噌汁(里芋、油揚げ、ネギ) 多分『A.I.』(注)を観てまぶたが腫れたというのが恥ずかしいのかもしれない。 内容の是非はともかくとしてお涙頂戴とわかっていてかならず落とされる自分がかなり情けないのだ。 (注)A.I.(エイアイ。ARTIFICIAL INTELLIGENCEの略で"人工知能"の意):スティーブンスピルバーグ監督、故スタンリーキューブリックプロデュースの(スタンリーキューブリックプロデュースという名前ではない。どこまでが名前かわからない(注2)場合は可能な限り一音一音ゆっくり発音し、息切れした箇所までを名前とするといいと思うが誤る可能性大なのであまりお勧めしない)映画。 内容は一口に言ってしまうと「人間並の器用さと人間を超えるほどの知能を持ち合わせた人間の友、熊のぬいぐるみ型ロボットの大冒険」の話だ…と思うんだが…違ったっけ? (注2)高校のときクラスメートが、日本史の授業が終わるなり振り返りざまに 「ねえ、いまでてきた東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)って、どこからどこまでが苗字なの?」 と言って物議をかもしたことがあるがこれは注釈というものではなく単なる思い出話。 (備考)フィフス・エレメントの歌姫役の人は本当に歌っているのだろうか。というよりあの歌は本当に人が歌っているのだろうか。あの青ウレタン星人のような歌姫が本当に歌っていたとしたら二度と聴けないので(理由は敢えて略)残念だから人間が歌っていてほしい。
みきわめてないやい 今日は教習所の第二段階みきわめ日だった。 前日は早めに寝、早めに起き、朝ごはんもしっかり食べ、体調は万全だった。チョロQにも乗らなかったし木の実ナナからも遠ざかっていた。 おかげでみきわめも合格だった。 しかし、だ。 お茶の作法よろしく運転の動作にはタイミングと順番というものがあり、それぞれ意味がある。 つまり教習所では車の運転の基本を習うわけだから、動けばいい入ればいい、では困るのだ。 簡単にできるさ、と高をくくっていた私は縦列駐車と方向転換時の視線チェックポイントを書いたメモを見ずに家を出てしまった。 確認のタイミングや方向を忘れてしまって、適当に周りを見ながら車庫入れや方向転換をしていた私はしまいには隣の教官の奥歯をギリギリいわせてしまった。 そんなわけで、路上は文句なしの合格をいただいたが縦列駐車と方向転換は文句ありの合格になってしまったのだ。 時間終了時、教官に「どうする?もう1時間やりたい?、合格したい?」と渋い顔で聞かれる私。 そりゃ合格したいけど温情でもらった合格なんて嬉しかないよっ!と、根っから天邪鬼な私は「先生のご判断で。」と返してしまう。 教官「……………合格」 ファイナルアンサー? しかし実際そういう問題ではない。 これから先人様に迷惑をかけるのもいやだし、本当に悔しかったので卒業検定の予約を取ると同時に、検定日前に1時間、時間外の自主乗車を予約してしまった。手持ちの教習はすべて終了しているので実費がかかる。3,880円(税別)なり。 格好悪いけどここでええかっこしてこの先ずっとできないで迷惑かけるよりいいや、と自分を納得させる、べく努力中。 ◆スピードうちの晩ご飯 ・エビとほうれん草のスパゲティ(エビ、ほうれん草、玉ねぎ、ベーコン) ・唐揚げ ・ブロッコリーとゆで卵のサラダ ・コンソメスープ(セロリ、ハム) 休日出社した相方から8時前になっても連絡がないので、8時になって「さーてとじゃあ下ごしらえでも」と思っていたら突然電話があり、3つ隣の駅通過中とのこと。 ま、間に合わない!お寿司でも取ろうか?と弱腰になっていたが電話を切った後、そんなことじゃいかんとばかりに勢い込んですぐに作れそうなものを作った。 帰ってきた相方は、「ごめんね待ってて、すぐできるから」という私の声に「寿司だと思ったんだけど…」と若干がっかりした様子ではあったけれども。
週末混アゲイン 13:00頃だろうか。私はサーバにウェブサーバソフトウェアをインストールしていた。どうせテスト用サーバで誰も見やしないから、とインストール後に表示されるサンプルホームページを、ここしばらく自分が書き溜めていた技術関連メモをhtml化したものに置き換えようとしていた。 ホームページに貼ろうと、サーバ名から連想した「天使がおしりをぷりりっと手前に向けている絵」をこっそり描いていたときである。 急に小ボスが妙に嬉しそうに 「**さん!」 と私を呼んだ。ドキッとして慌てて天使を隠した。 別に見られても何を言われるでもないのだが、どうも前の会社の癖が抜けない。 心臓をドキドキさせながらなんですか?と応えると「先日出した**さんの成果物、返ってきましたよ」と言うではないか。 おおあの日金曜日に取引先にあわてて提出したものか。 「PDFになって返送されてます、誤字脱字のチェックをしてください」 はい、と浮き足立って転送されたPDFを見る。 私が作った成果物とは思えないぐらい美しい仕上がりになっている。レイアウトとデザインによるところが大きく、プロは違うなあと感心する。 さて、とチェックをはじめようとするとすでにいくつか訂正が入っていることに気づいた。 フとその中の一つ、真っ赤な四角に目をやるとゴシック体でこう書いてあった。 「4月12日中にご返送願います」 12日!?今日じゃない! 「(小ボス)さん、これ今日までになってますよ!」 すると小ボス、またも見る見る真っ赤になって 「・・・・・ア!」 …またか!またなのか!ワナか?!ワナなんだな!? 「すみません、それ3日ぐらい前に送られていたんですが、自分の他の仕事の件と勘違いしてまして…」 今度は取引先の手違いでもあった。 つまり私は今回から参加のいわば新参者であり、向こうの記憶から瞬時に消されてしまい、成果物の送付先として登録されていなかったのだ。 かくして今日も金曜日になって大慌てでチェックと返送を済ますのだった。 なんとか無事に間に合った。 来月形になるそうだ。仕事が形に後に残るのはいつでも嬉しい。 そうして気づくと描きかけの天使はうっかり保存もせずにウィンドウを閉じられてしまっていたのだった。 ◆ガジガジウチの晩ご飯 ・大根と筍の煮物(筍、大根、エビ、ブロッコリー、椎茸、人参) ・長芋の短冊(黄身、海苔) ・お味噌汁(お豆腐、人参、キャベツ) 煮物は和風で、トロミのついたダシがかなりおいしい一品…になるはずだったのだが、残業から帰って遅くなり、慌てて作ってしまったため、味が染みるどころか大根がガジガジ言う、味わい深いというより後悔の念深い一品になってしまった。 染みたらね、おいしいんだよね。ほんとだよ。
なぜか突然思い立って午前休をとり、不動産屋にでかける。 駐車場代を複数月ごとにまとめて払うようにしていたのが、前回払った月を勘違いしており、結果今月分が未納なのがとても気がかりだったのだ。 土曜日まで待てばよかったのに、せっかちな私はとにかく一日でも早く払いたかった。 駐車場を管理している不動産屋はなぜか頑なに銀行振替を拒否している。 たぶん社長の一族の家訓で「Y田家第三代Y田太郎五武衛門を殺せし銀クヮウ振込み、コレゆめゆめするなかれ」などと代々伝えられているのかもしれないが、共働き夫婦には不便なのだ。 先日、とうとう「ご不便解消のために」と 日曜日の営業も始めてくれたのだが、つまりは日曜日の営業を辞さないほど銀行振替が厭であるらしい。 第三代の恨みはそろそろ忘れていただきたいが第三代Y田屋太郎五武六衛門なんて人物がいたかどうか、と思いながら隣の駅で降りて不動産屋の手前までくると、日曜日の営業も辞さない不動産屋、木曜日が定休らしかった。ああ。 車で思い出したが 今朝 「公道をチョロQに乗っているところを交通安全取締り強化中の警官に見つかってしまい、仮免没収」される夢を見た。 これは一体なんの暗示だろう? とりあえずチョロQには近づかないようにしよう、と思う。 ついでにその夢には木の実ナナが出てきたのだがこれまたどういう暗示だろう? やっぱり正夢は怖いから木の実ナナにも近づかないようにしよう、と思う。 だって土曜日が見きわめなんだもの。 ◆本能の赴くがまま!ウチの晩ご飯 ・炊き込み御飯(鶏肉、椎茸、人参、油揚げ) ・ホイコーロー(豚肉、キャベツ) ・オクラとシーチキンのマヨネーズ和え ・お味噌汁(お豆腐、舞茸) なにがしたかったんだ、何が食べたかったんだ、私。 オクラとシーチキンのマヨネーズ和えは昨日テレビを見ていたら「パスタにかける具」として紹介していたのを、相方が「これはうまそう」というので作ってみた。 結果:二度と作りません。 ネバ&パサは舌触りがまったく合わない。 味はおいしいのだが、食感悪いことこの下なし(?)。
出せ! ◆白菜出せ!ウチの晩ご飯 ・しゃぶしゃぶ(牛肉、舞茸、椎茸、キャベツ、ネギ、はるさめ) 突然だが、白菜がない。いや閉店ギリギリに飛び込んでるからいけないんだけれど、白菜コーナーだけごっそり何もない。 隣のビルに飛び込み八百屋を覗いたけれど、そこも白菜のカゴだけ空だった。 なんだ? モンタ・ミノが「白菜を生で毎日53枚食べるとモウモウ黒い髪が生えてきます」とかテレビでいったのだろうか? 仕方ないのでキャベツで、と思ったらキャベツもない。 なんだ? 大辞典アルアルが「キャベツ風呂に入ると爪のアカがたっぷりとれます」とかキャンペーンでもうったのだろうか。 本当に仕方なくグリーンボールという品種のちょっと偉そうかつ繊細そうなキャベツを買うハメになった。 家に帰って下ごしらえ(だしをとってネギと椎茸だけを煮込んでおいたらあとは具材を切っておくだけだが)を終えると、グリーンボールのなんたるかについて大いに語りながらキョロ・ザ・ハムスターに切れ端を渡す。 グリーンのグの字ぐらい覚えてほしいのだが、キョロは「いいからそれくれよっ」とばかりに飛びついて無心に齧っているのだった。
不定定時 まるで一日会社を休んだような感じの朝だなあと思ったら、そうだ昨日会社を休んでいたんだ。 今日は相方が朝6時に出社というので5時に起きてウツラウツラと見送り、7:30まで熟睡。 出社する日は7時に起きるため余計いつもと違うサイクルとなり、本当に今日は出社日かしらんと訝りながら8:50に家を出る。 そして…やっぱり会社と業務はあった。 一日サーバの設定。 早朝出社した相方が珍しく18時台に帰宅できるというので私も定時に退社しようとしたがキリが悪く、30分ほど居残った後帰ってみれば電車が事故のためにさらに20分遅れていた。 降車駅の駅前にある西友に飛び込み、スッパイマン(30g \198(税別))をおさえた後、生鮮コーナーにまわるが閉店直前のためめぼしいものがなにもない。 あれを作るには肝心のこれがたりず、これを作るにはあれが足りずといった具合で、血糖値が下がってボーッとした頭でウロウロと20分近く売り場を徘徊してしまった。 ◆突撃!ウチの晩ご飯 ・トンカツ ・付け合せ:トマト ・サラダ(レタス、キュウリ、コーン) ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ワカメ) ・インゲンの胡麻和え あきらめてスッパイマンをおかずにすればよかったのだろうか。 今日は就業中職場の先輩(女性)からオモロ友達ネタメールがきた。リハビリには丁度よかったが、おもしろすぎてうかつにも吹いてしまった。 隣の席のバミューダ氏がビクリとしていたようだが気のせいか。 最近隣のバミューダ氏は ウンパン、ウンウン、ウンウンパンというリズム(どっちがどっちかは想像にお任せ)でしか出社しない。 したとしても15時だったり16時だったり割とデタラメだ。 そうさせてしまったのは隣の私の挙動不審があるのかも?
二泊三日は短いもので今日はもう義父母が帰る日だ。 義母はとても明るい人で一緒にいても気も使わないし、(だから使えって)たまの機会なのでもう少しいてもらいたいところだ。 今度来たらあそこいこう、ここいこうなど言いながら羽田まで行くと構内で和菓子を見つけた。 季節限定・売り場限定の築地ちとせの「春摘みいちご」だ。 去年同じ時期に義父母が上京して、見送った後に見つけた和菓子なのだが、非常においしかったので、「来年この時期にどちらかが行くか来るかしたらこれ絶対食べましょうね!」と義母に勝手に宣告していた菓子だ。 見つけた瞬間小躍りして義父母と義祖母、私たちの分をまとめ買いした。 来年3月もまた羽田に用事があるといいなあ(?) メモ:春摘みいちごは3月?4月ごろ羽田空港だけで売られている和菓子です。淡いピンクのぎゅうひに、桜の葉の練りこまれた白餡が包まれており、上にイチゴが載っています。個別に竹の小さな籠に入っており目にも楽しい一品です。お茶だけでなくコーヒー・紅茶にもよく合います。冷やすと格段においしく、また話の種にもなるので機会があったらどうぞ。 ただし食べた結果の好き嫌いに関しては当方、一切関知しません。 ◆気抜けウチの晩ご飯 ・鶏肉のテリヤキユズ風味 ・付け合せ:キュウリ・人参 ・サラダ(レタス、トマト) ・筍とベーコンの炒め物 ・お味噌汁(お豆腐、えのきだけ、ワカメ)
法要 義父方の法要があり朝から義父母と相方4人で出かけた。 結婚式を両方の父母だけ呼んでおこなった私たちは、結果親戚の誰とも会っておらず、法要ながらこの日が初顔見せだ。 初顔見せも心配だったが、最近正座していないので法要の間もつかしらと不安だった。 途中でお焼香があるはずで、立った瞬間ひっくり返ったら大惨事だ。 多分一生「ひっくり返った**(義父)とこの嫁」として語り継がれるのだろう。 名前で話しても理解されず「ああーあのひっくり返った!やだ、そう言ってよ。」 しかし最近のお寺さんはそういう事情(ひっくり返った嫁事情か?)も考えて、椅子を用意していた。そうか、正座をしない若い人も増えているかもしれないがお年をとった方も足腰膝など弱ってるからなあ。 まあ、お寺さんによるのかもしれないが。 背もたれこそないものの、ちゃんと古式ゆかしい柄の織で包まれたクッションの柔らかいもので座り心地が案外よかった。 また、きっと40分ぐらい読経があるけれど、眠らないかしら。 というのも心配だったが、最近のお寺さんはそうした事情も考えて、きちんと故人の戒名の入った、当日読むお経と、各行の意味も添えたパンフレットを全員に配ってくれるので読んでいて面白く、飽きなかった。 お寺さんによるのかもしれないが。 そうして最近のお坊さんは高そうな腕時計をしてヒゲをはやしていた。 お寺さんによるのかもしれないが。 …よるのか? パンフレットはお坊さん曰く 「小さいお子さんにも渡してください。まあ黙らせとくには何か持たすのが一番でしょう」 黙らせとく、て。 法要が終わると和やかなムードのうち会食。 義父方の兄弟と子供、孫はほぼ揃っており、初ご挨拶には本当にいい機会となった。 一通り個別にご挨拶をしたが、皆気さくで話しやすい人ばかりだった。 私もすっかりリラックス。 しかしノンビリしていると、一同の前で立ち上がって夫婦揃ってご挨拶をする場をいただいた。 あわてて立ち上がった瞬間一同にツッコミを入れられた。 「でかッ」(*) 身の縮む思いだったが縮まらないもんである。 ◆普通。ウチの晩ご飯。 ・サバの塩焼き ・若竹煮 ・お味噌汁(お豆腐、大根、ネギ、油揚げ) ・海苔巻ほうれん草のお浸し ・椎茸と三つ葉のユズポン酢和え 義父母は普段は遠く離れたところに住んでいるため、私たちがどんな食事をしているのか心配だったのか、普段私が作っているものが食べたいという要望があり、若干緊張しながら作る。 普段二人分しか作っていないので単純に倍作ればいい、といっても加減が難しい。 特に時間配分。 塩焼きは塩を振って寝かせて…と逆算して、ある程度他の下準備を終えてから焼き始める予定だったが、骨抜きに普段の倍かかるのを忘れて手間取り、すべて作り終えるのに小一時間かかってヒヤヒヤした。 とりあえず少食の義父があらかた食べてくれたのが嬉しかった。 (*)私は身長が167cmあるのだ。
年度頭大掃除 義兄方に泊まった義父母と夕方新宿で待ち合わせだったのだが朝からずっと私は最後の大掃除に大童だった。 相方は日頃の激務と、昨日の強行軍で昏々と寝ており、起こすのが気の毒なので一人でやることにした。 もうだめかもしれないと何度か気が遠くなりかけたが、人間必死ででやればなんとかなるもので、ぎりぎり形になったのだった。 掃除ごときに必死で、と書く大げさ加減もどうかと思うが。 出発1時間前になんとか終わり、考えたらうちの義父母ってあんまり気を遣わないのでそんなにキーキー掃除することもなかったのかもしれない。(もっと気を遣え) そう思う横には「大掃除」によってできた開かずの間が一つ。 そう、ダンボールがいくつも一つの部屋に移動しただけなのであった。 ◆無言ウチの晩ご飯 ・カニ尽くし 義父からカニが食べたいなあという要望があり、カニ食専門店でコースを頼んだ。 久しぶりに会ったのにカニなので無言になってしまう。 「ほんと静かになっちゃうねー」 「あはは」 そしてまた無言。 食事が終わった後、うちに泊まるために移動したが引越し後のカオス状態の部屋しか見ていない義母は、非常に整えられた部屋を見て 「まあーきれいになったねー。部屋も広いじゃない、すごくきれいー!」 と感激していた。 若干の良心の痛みを感じたので 「ええ、やっぱり前より広い分掃除が大変でしたよー」 とある意味真実を述べるにとどめておいた。
絵描き歌は地獄歌 義父母の上京にあわせて、会社の早退制度を使って早退、相方と一緒に羽田へ迎えにいった。 一緒に夕食を採った後、そのまま義兄の家に送りにいく。 このとき22:00。 義兄はまだ仕事から帰っておらず、義姉と、3歳の義理の姪(以降便宜的に「姪」)が出迎えてくれた。 義兄に挨拶してから帰ろうということになり、大人たちで話を始めたが姪はつまらなそうにしている。 といってパパが帰るまで起きてると言い、実際に全く眠くなさそうなので一緒に遊ぶことにした。 最初は人見知りをして恥ずかしがり顔もみてくれなかったが、そこはそこうまいこと気を引き一緒に遊びはじめた。 しかし、おもちゃって案外音がうるさい。そのとき23:00近くだったこともあり、近隣への騒音被害を考えた私は姪に「Nちゃん、お絵かきしない?」と提案した。 「Nちゃん、お絵かき下手なの」とモジモジしていた姪だったが、私は「おネエ・・・あ、オバ・・・いや私が(*フリ註)教えてあげるから」などとさらに強気の提案をした。 すっかり気に入られようとして、アンパンマンお絵かき講座をひらいた。一番簡単だったから。 勝手な絵描き歌をつくりながら私が1本線を引くと、姪が見よう見まねで線を引く。 24色のきれいなサインペンの、なぜか紺色で描かれた姪のアンパンマンは3歳にしてはうまく、5歳のときにダ・ヴィンチが描いたという犬を彷彿とさせ、はしなかったがやはり特徴を捉えて上手だと思い、義姉にもNちゃんは絵がうまくなりますよ。と勝手に宣言していた。 姪もとても満足そうに「うまくかけた」とニコニコしていた。 姪はその後、10分ほど千鳥饅頭に気をとられていたが、その間私は義姉と世間話をしながら24色もある美しいサインペンで、昨日覚えたばかりのカルミンを描いていた。 アンパンマンの隣のカルミンはシュールだったがカルミンマンなんてあの世界ならありそうだな。と思い、次いでシンガポール色を強く出そうと躍起になった。 24色サインペンの魅力にとりつかれ、義兄の家におけるミッションを忘れた私がサインペンを眺めてウットリしていると、急に違う視線を感じた。 見ると姪がじっとこちらを見ている。 私はかなりいい気になっていたので、 「Nちゃん、オバ…オネ…私がなんか描いてあげようか、あ、この子(と近くの女の子アニメキャラを指して)描くよー」 といってペンでそのキャラクタを描き始めた。 似ても似つかなかったが、姪よ、心の目で見るのだと思いながら描きつづけた。 姪の「この子は青い子だから黒いのは使っちゃだめだよ」「もっとちゃんと見ないとよく描けないよ」「足まで描かないとだめだよ、お靴もはくよ」「このヒラヒラはちゃんと描かないとだめ」という非常に的確な指摘のもと、そのアニメキャラを描き終えた。 「どうかな?オネ…オバ…私は合格?」 「ウン!」 ワーイ。と喜んでみせると、姪が5枚の白い紙を出した。 「これが ドレミちゃんの紙。これが ももちゃんの紙。これが はづきちゃんの紙…」 え。 …全部、描けと? コクリ。 姪が頷いた。 背後にいた義姉を振り返ると「ウフフ、大変よー」とだけ言って笑っている。 義姉の読みは正しかった。その後、1時間に渡りオジャ魔女ドレミちゃんお絵かき講座は続いた。 相手が子供だからと適当に見ているフリだけをして描いていると「ちゃんと見ないと違うふうになっちゃうよ」と心配して指摘をするのだ。 3歳児まこと侮りがたし。 そうして、1時間後、ヘロヘロになった私とご満悦の姪がいるのだった…。 帰ってきた義兄に挨拶をして帰宅。1:00。グッタリ。 ◆オジャ魔女てなによ!晩ご飯 ・CoCoSで三色丼セット なんとなく名前は聞いたことがあったけれど今日はじめて実物を見たオジャ魔女ドレミ。 たぶん「オジャ魔女ドレミ絵描き歌」を作ったのは一般人では私がはじめてかもしれない。しかし二度とは歌えない。 義姉とはすっかり盛り上がったが、3歳児と”対等に”全力でぶつかる嫁は一体義父母の目にどう映ったか…。 ま、いっか。いまさら。 (よかないつの) <<月末振り返り補注(フリ註)>> 作ったろ、オマエこれ作ったろ、と思われる方のために補注を書いておこうと思う。 本当に私は幾度も素でこのように一人称をいいよどみ、そのため義姉は最初のうちこそ姪に 「よかったわねえ、オバチャンが遊んでくれるって!」と言っていたもののbr> 帰る間際には 「オネーチャンにバイバイしようねぇ」 と言ったのだ。…いや、ほんと気を遣わせて申し訳なく…
<<月末振り返り補注(フリ註)>> 作ったろ、オマエこれ作ったろ、と思われる方のために補注を書いておこうと思う。 本当に私は幾度も素でこのように一人称をいいよどみ、そのため義姉は最初のうちこそ姪に 「よかったわねえ、オバチャンが遊んでくれるって!」と言っていたもののbr> 帰る間際には 「オネーチャンにバイバイしようねぇ」 と言ったのだ。…いや、ほんと気を遣わせて申し訳なく…
FreeBSD 家の裏に流れる川沿いの、立派な桜はすっかり枯れて葉桜になってしまった。 教習所のある駅に貼られた「桜祭り」のポスターにも、文字の前に誰かがマジックで大きく「葉」と書いてたな。 近所にあるお寺の前庭全面に植えてある桜はいまが丁度満開だ。 このたった2週間の楽しみだけのために、あれだけ植えるというのは風流だ。 風流だ、と思ってしまった私に急に年を感じた。 そういえば来日していたジョディ・フォスターが 「桜が満開で本当に美しく、いい時期に来日できて嬉しく思います」 というようなことを会見でお話していた。 "桜"と言っておけば日本人のツカミはOK!、と戸田ナッちゃんあたりが教えたのだろうか。 そうとしても、ジョディ・フォスターのような才女然とした人が桜が美しいと言うとどうしても「むむ、デキルな」と思ってしまう。 でもそこで「できるな」と思ってしまうのがすでに…。 今日は一日会社でFreeBSDと格闘する。 久しぶりのCUIだ。いやLinuxだってCUIなのだけれど、Linuxについては土台となる設定は小ボスが用意してくれていたのでLinuxにしろFreeBSDにしろ環境をサラから作るのは初めてなのだ。 DOS開発時代を思い出し、懐かしい気持ちに浸る。 あれこれ調べながらセッティング。 ◆片付けうちの晩ご飯 ・シャケの塩焼き ・付け合せ:トマト ・マカロニサラダ(マカロニ、人参、コーン、たまねぎ、キュウリ、ハム) ・お味噌汁(お豆腐、大根、大根の葉) ・ほうれん草のお浸し ・ソーセージ炒め(ケチャップ香草風味) 週末義父母が上京するのにあわせて、部屋を占拠している大きな荷物をどけたり、改めて選別して捨てたり、あきらめたり。 おおむね諦めているがぐったり。
あったかご飯に混ぜるだけ?ちょいとシめたろー 涙もろいの、となぜか自慢げに語る女がいたらそれは極力避けたほうがいい。 今までの経験からいって、涙もろさは気性の激しさか情緒不安定からくるものが99%を占めるからだ。 というわけで、私は涙もろい。 上で述べた確率からいって心根がやさしいからだろう。 夕食の仕度を終え何の気なしにつけたテレビを見てうっかりサメザメ泣いているところへ相方が帰宅してしまった。 「おッ、おかえ(エグッ)り」 「…どうした?」 「さ、サブちゃんが…(エグッ)」 「さ、サブちゃんっ!?」 そう、私は北島三郎ストーリーを見て泣いてしまったのだった。 迂闊にもほどがある。 「北島三郎で…泣いたの?」 「(エグッ)」 いやほんとに、なんちゅうかこう。 我ながらアイタタタ…。 ◆はーるばるきたぜウチの晩ご飯 ・ポトフ(鶏肉、キャベツ、人参、たまねぎ、セロリ、ソーセージ) いやあだってサブちゃんのオカン役の女優さん(無名)が熱演だっただもん。
500万円 2月上旬に提出した自己評価シートを元に面接がおこなわれた。 「あなたは現在失業中です。手元には起業のための500万円があります。あなたならどんなビジネスを立ち上げますか?」と書いてあったアレである。 出題者の意図はわかったのだが、妙な方向に走り妙な図説まで添えて提出して悶絶した、アレである。 「そこまで言うならなにを書いたんだ?」って聞かれても絶対答えることのできないアレ…ってしつこいからもういいですかね? 面接官はプチボス(32)だ。ちなみにチームリーダはリーダもしくは小ボスと書くが、プチと小とどう違うかは問い詰めないでいただきたい。 さて会議室に入るとプチボスがいきなりくだんのページを開いている。 「あなたは現在失業中です…。」 もういやだー。普通に自己評価のほうやりましょうよ。と思ったのもつかの間、プチボスはいきなり私を誉めた。 誉めそやした。五体投地はしなかったけれど絶賛された。びっくり。 いわく出題者の意図をくんで、満足する内容で提出されていて一番よかった、のだそうだ。 ニコニコしながらプチボスはおっしゃった。 「これは企画力をみるテストでもあったんだ。これからは企画書なんかもバンバンあげてもらえると嬉しい」 いや、待てプチボスよ。プチボスよ待て。 確かに嬉しいとまでいわれれば私も嬉しい。 しかし、だ。発想がヘンていうのと企画力は違うぞ? 喜びもつかの間、急激に不安になる私。 中庸をよしとし平平凡凡なんでも真中で生きており、顔ですら平凡すぎて初対面の人になかなか覚えてもらえない私にはにわかには受け入れがたい。 むしろ「うちの会社って大丈夫なのかしら…」(失礼) ◆熟睡うちの晩ご飯 ・味噌漬け鶏肉焼き ・付け合せ:セロリ、トマト ・スープ(ネギ、舞茸、卵) ・コールスロー 帰りの電車で尋常ならぬ熟睡モードにはいり、終点からさらに折り返して10分目の駅で目が醒めた。 待ち時間あわせて往復約25分のロス。 ドアトゥードアで40分の会社から、1時間以上かけて帰るハメに。 おかげでご飯も手抜き。
どこのサイトもエイプリルフールネタ花盛りで食傷気味だ。 午後19時に入ってネタ作りをする人があれば愚の骨頂。(*フリ註) 今年一番と思ったのはデイリーで更新されているニュースサイト。 「4月1日:ジョークが思いつかないので今日は休載します。」 本当に更新がなかった。 ◆頼むからガンバレよワカゾー!ウチの晩御飯 ・豚肉の野菜巻き ・付けあわせ:キャベツの千切り ・カツオのたたき ・ヒジキの煎り煮 ・お味噌汁(お豆腐、舞茸、ねぎ) 帰りの電車で着慣れない紺のスーツに身を包んだ若い男性3人が声高になにやら話をしている。 A「受付の**ちゃんおるやんか、かわいいよなあー」 B「おー**ちゃんな、ええなー」 C「それよりXX部のYYさんなー。モロ俺の好みやわ」 A「え、まじ?YYさん入社6年言うてたで、今27,8なんちゃう?」 C「ばっか、『キレイなおねーさんは好きですか』いうやつよ、俺キレイなねーさんなら好きや?」 B「えー27ー?」 C「ばっか、27じゃまだオネーサンよ。30すぎたらアレやけどな」 (A,B大笑い) 新入社員か、初々しいなあと微笑ましく思いながら、30過ぎてアレな私は早速寝の体勢に入る。 いつまでも「ウチの会社のかわいい女の子」談義は終わらない。 だんだん声のトーンが上がってちょっとうるさくなってきた。 なんせ結構人の多い車両にあって、話をしているのは彼らだけなのだ。 そのうち彼らの興奮は最高潮に達した。 「M子ちゃんおるやんか」 「おおおーM子ちゃん!」 「M子ちゃん、おっぱいでかいよなー」 「まじで!おっぱい?」 「まじまじ、おっぱいでっかいって」 「あ、俺も思った。おっぱいでけぇーよなあ」 「Nちゃんも負けてないけどM子ちゃんのおっぱいなーっ」 「おおー!おっぱい!」 夜20時、社内に轟くおっぱい談義。 ああ、目をつぶる前にみたあのスーツ、実は入園生だったかしら。 黄色い帽子はかぶってたかしら。 …せめて、そういうのは社章ピン外してやろうよ、新入生クン。
<<月末振り返り補注(フリ註)>> これは当日 19:32にもなってエイプリルフールネタを掲示板にアップロードしたアフォウを暗に指す。
新しい会社での業務も魅力的だったんですが、一昨日の初仕事で「納期当日の営業時間外に出してしまう」という失態を起こしたせいで首になりそうです。 いろいろ考えてFina1Fantasyのゲームマスターになるべく、今日ス7ウェアに面接を受けてきました。 結果から言って:受かりました! オンラインで履歴書などを揃えて出していたら運良く返事が来たんです。 当然すぐに会社を休んで出撃です。 ホテルのフロントのような立派な受け付けにアポがあることを告げて名前を通すとしばらくフカフカソファでホゲッと待ちます。 グレーじゃなくて紺のスーツにすればよかったかなあ?それよりゲームマスターってスーツ面接なのかな?と色々後悔してたら名前を呼ばれて、受付嬢に会議室につれていかれました。 廊下は長くて、両脇の会議室の1つ1つにはどこかで聞いた名前がつけられてます。 「Tomberi」「Ragnarok」…。あはは。今日トンベリで6時から2時間会議、とか言ってんのかなと笑いそうになりましたが、あくまで神妙にすすみます。 「こちらでお待ちください」 25歳ぐらいかなあー。おっとりした感じの上品そうな受付嬢が開けてくださったのは「Bahamut」。 バハムートに入ると会議室というより接客用の部屋でしたね。 壁にはFina1Fantasyのパッケージイラストの(たぶん)イミテーションが飾られています。ソファーも事務用より高級品。 見回していたら コンコンと音がして面接官がやってきました。 セーターにジーンズっていうラフな格好の30代半ばぐらいの男性です。 「あー**さんね、座って」 ああス7ウェアでお手伝いできるようになるのかなあ。 と思っていたらSと名乗るその男性がいきなり言い出しました。 「で、いつからできんの?」 「え?」 「いつからできんの、って聞いてるんですよ」 「あ、明日からでも」 「ふーん」 (興味ないんかい) と突っ込みそうになると S氏が一言 「あのさーGMになるの、わかってますよね?」 「は、はい」 「…髪型。」 「え?」 「髪型、まずいよね。GMはね、スキンヘッド」 エエエエエッ! …でも 実言うともう今の会社には辞表出しちゃいました。 ここは泣く泣く承諾書に印鑑を押したのです。 そうして……………… 4月っていっても、まだ寒いですよね。 日中20度こえてたけど、まだ風は冷たいですよね。 ………女30過ぎにして、スキンヘッドです。 ああ 相方になんて言おう。 というようなことを考えてみた4月1日でした。 じゃ、みんな仕事がんばろーねー!オウ!