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[TOP] [↓] [BOTTOM] 3月 31日 日曜日
春の嵐?最後の授業と効果測定
今日は朝一時限目から教習所に詰める。
9時-16時の教習だ。
長丁場なのは間に挟んだ待ち時間のせいもあるが、うち3時間が連続緊急救護実習にあてられていたから。
緊急救護は、ダミーを使って心肺蘇生や人工呼吸をおこなう実習だ。
まず1時間目はビデオを見て事故時に必要な対応を学ぶ。
その後実習に入るのだが、今回生徒は全部で8人、ダミーは2体で、4人ずつのグループに分かれておこなわれた。
ダミーにはJAMMYという名が書かれたボックスが接続されている。
横たわった2体の足の甲にはそれぞれマジックでA、Bと書かれている。Aが長男、Bが次男だろうか。
おそらくCと書かれているであろう三男は棚の中で順番を待ちながらひっそり心停止しているようだ。
JAMMY一家の嫡男A太郎も、嫡男亡きあとの期待の星B次郎も顎の下やみぞおちのやや上部がかなり多くの人に触られたために手垢で黒くなっており、彼らがお風呂に入る間もないほど頻繁に心停止をしていることを示している。
グレーの7:3分けは国籍も年齢も不詳にしているが、肌のつやからそんなに年でもあるまい。
C三郎とも非常にそっくりなところをみると三つ子かもしれない。
髪の色に似合ったグレーのジャージがスレンダーな体を包んでいたが、今は蘇生措置のため胸がはだけられている。
冬場は寒いだろうなあ…。
そんなことをボンヤリと勝手に決め付けていると名前を呼ばれて、グループのメンバー3人の前で彼らJAMMY兄弟に人工呼吸をしなければならなくなった。
メンバーは10代後半の男性2名と、20前後の女性からなる。
私はまず教官の指示に従い肩を叩いてまずA太郎に呼びかけて意識の確認をおこなった。
「エー、モシモシ?」
クス。メンバーは笑ってくれたが、恥ずかしさが増しただけだった。
気道の確保をおこない呼吸を確認する。A太郎の呼吸は停止していた。
これはいけない。
次に頚動脈を確認する。A太郎心臓はヒッソリと活動を拒否している。
さあ人工呼吸だ。
しかし、早く終わらせたい一心でしょっぱなからA太郎の鼻をつまむのを忘れ、単なる接吻になってしまった。
心停止中のA太郎も迷惑そうである。
「**さん鼻つまむの忘れないでね」
教官に追い討ちをかけられ、またもメンバーにクスクスと笑われてしまった。ああ。
こうしてA太郎はメンバー4人を1時間に及んでつぎつぎと赤面させ、蘇生することのないままその役割を終えた。
JAMMY兄弟は棚にしまわれ、次は止血法だ。
今度は男女でペアになり、女性が男性の大腿部を止血する。
(男性が女性を止血するのはいろいろ問題があるらしい。)
訓練とはいえコツを覚えるために、割と強めに縛り上げる。
痛くない?痛くないす。大丈夫?ほんと痛くないっすから。
とかなりうるさがられ、こちらも訓練終了。
確認のビデオを見終え、ようやく救護演習を終えたのだった。
…ドッと疲労。
本日で全ての学科教習を終えたので、帰りに効果測定を受けた。
もう酸素吐きすぎとA太郎への気疲れで(?)ヘロヘロだったのだが、うまいこと合格した。
あとは2週間後のみきわめだけだ。
来週末は相方ペアレンツが上京するためお休みである。
家に帰るともう6時も近かったが、そこから2時間大掃除をした。
8時を過ぎるとぐったりしてしまい、相方の「疲れてるみたいだから何かとる?」という言葉に甘えて夕食はデリバリー。
◆Xファイルウチの晩ご飯
・ピザ
・コーンサラダ(レタス、トマト、コーン、アスパラガス)
サラダのみうちでつくる。
早朝から出ずっぱりだったせいかXファイルを見ているうちにウトウトしてしまい起きたら23時だった。
今から寝ます、おやすみなさい。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 30日 土曜日
衝突事故
今日の教習所の路上教習でバイクを巻き込んだ。
といってもDrivingSimulator(以下DS)の話。
「特別教習」と称して、悪条件下での走行についての教習をおこなった。
雨、雪、夜間の悪条件を実際に走るわけにもいかないのでDS教習というわけだ。
DS6000と命名されたそのマシンはゲームセンター並みの装置で、100円を入れる場所はない代わりにギア(2段階のみではなく)やシートベルトがちゃんとついている。
ドライバ(生徒)がどんなに遅く走ろうと、わざと危険個所がタイミングを揃えて待ってくれている優れものだ。
この特別教習は複数教習といって複数の生徒が同時に受ける実習で、今日の私は20代半ばの女性と制服姿の高校生クンと一緒であった。
1台しかないため順番に乗るのだが、私は3番手で前の二人の経路をみてコツを掴んでおり、危険区域はもうバッチリ!と思っていたのだった。
が…
危険個所にばかり気を取られて「よーしわかってるって、ここ危ないんだよねー、ひっかけなの知ってるもん、フフ」と思っていたら、フツーに、あくまでフツーに、バイクを巻き込んだ。
しかも始まって2分後。
早っ。
実はもう1名の女性も右折で歩行者を轢いてしまったのだがそのときはなぜか生徒3名大笑いでコワイ?といって妙な連帯感を生んでいた。
しかし私が轢いた瞬間。
私「きゃあ、すみません轢いちゃいましたーっ」
教室:シーン。
教室まで引いてしまった。
い、いやおいてかないでえぇ。
メモ:一箇所に注意力を傾けすぎると結果周りが見えなくなり大変危険です。
夜は相方と二人で友人夫婦宅へに引っ越し祝い訪問。
本当に突撃隣の(?)晩ご飯となった。
おいしく、たらふくいただき、近況報告などしながら団欒。
それにしても本当に家具小物類のセンスがよくてとても素敵な部屋なのだ。
そういえば服も自分に似合うものがよくわかってて、カジュアルもスーツも着こなしてるよなあ、この夫婦。
満腹と楽しさで一杯になって我々夫婦二人が家に帰ると、さながら戦場のような家が出迎えるのだった。
◆突撃!隣の晩ご飯
(なんか勝手に書くのが失礼な気がするので今日はおやすみ。和食系でした。ウマウマ。)
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繰り上げ落選?
昨日普段はにこやかなリーダが険しい顔で「仕事、どうですか?」と尋ねてきた。
仕事とは来週(4/5(金))締めのものだ。
ほとんど仕上がっていたし、時期的に余裕もあるという気楽さから私は「ぼちぼちです」などと仕事人にあるまじき冗談まじりの曖昧な返事をしてしまった。
リーダは「ぼちぼち…」といって一瞬渋い顔を見せた。
あれ?
言い足そうとしたが、リーダはばたばたと席を外してしまった。
今日も仕事を続けているとリーダがまた「仕事の進捗、どうですか?」と尋ねてきた。
非常に切羽詰っているようだし、昨日の自分の対応には反省していたので今度はきちんと「はい、ほぼ100%できています。現在最終的に手直しをいれているところです」と申告した。
リーダはホッとしている。
いや申し訳なかった。と思って仕事を続けていると、隣のバミューダ氏がリーダに自分の仕事の内容変更にともなう納期変更有無を確認するのが聞こえた。
リーダ「ああ、それは4/5まででいいから」
ん?「は」ってなに、「は」って?
私「ちょっと待ってください、(バミューダ君)さんが4/5ですか?
私今回の仕事をいただいたとき、4/5までと確かに伺ったのですが、間違いなんでしょうか?」
そうだ、諸事情から今まで結果的になくなる仕事ばかりをいただいてしまった状態だったので、今回が初デビューということもあり、間違いのないように引き受けたとき2,3回確認していたのだ。メモに間違いはない。
リーダは「あれ?」と言うと、自分のメモ帳をのぞきこんだ。やがて真っ赤になって一言。
リーダ「ごめんなさい、今日までです」
これがドラマだったらこの瞬間私の手からコーヒーカップが転げ落ちコーヒーはこぼれあるいはカップは割れ、外は突然の豪雨、季節はずれの雷が鳴り渡り開いた窓のカーテン(花柄)は強風に煽られ頼りなげにハタハタとなびくところだ。
リーダ「どうにかできますかね。」
私「どうにか、し、ます。」
というわけでその後あたふたと仕事を片付け納品。
ああ、危なかった。
本当の初仕事だから終わらせるのがあまり早すぎても遅すぎてもいけないと思って1週間余裕をもって終わらせていて助かった。
道理でリーダがここ数日弱っていたわけだ…。
私まで弱りそうになった一日だった。
◆予定(どおりだった)ウチの晩ご飯
・カレー(鶏肉、ニンジン、ジャガイモ、たまねぎ、アスパラガス)
・サラダ(レタス、チーズ、キュウリ)
・ミニコンソメスープ(お豆腐、舞茸、ネギ)
・(コーヒーゼリー)
※()内は食事後に追記。
納品物に密かに五つ子銀河とくじら座オミクロンをいれてみた(*フリ註)。小さなリベンジ。
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
(*)もちろん銀河や星そのものを詰めたわけではない。詰めようにもまず手が届かないし。
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ひとつひとよにひとみごろふたつふらちなひとみごろ(違う)
今日はチーム(メンバーはリーダー・私を含め総勢2名)のリーダ(27歳男性)が新しいバイクに乗って出社した。
彼より後に出社した人たちが次々と、ライダーズジャケットを着る彼のもとに来訪し、口々にバイクを誉めそやしている。
私はリーダより先に出社しており、しかもお弁当持参をして日中外出の機会がなかったので帰りに見ることにした。
そのとき/私が/出た/オフィスを、/私は/見入った/その/バイクに。
と英文直訳風(*)になるぐらいバイクを見た。
格好…いいのかな。格好…悪くはなさそう。格好…いいらしい。
残念ながら車やバイクについては何がステキでステキでないのかよくわからない。
自分の思うところの「格好よさ」という項目について、乗り物というカテゴリはなかったらしい。
みんなを感激させているバイクを見たら乗り物の格好いい、がどういうものかわかるかもしれない!とどうしても見たくなり、帰り際リーダに
「噂のバイクはどこに止めてるんですか?」と聞いてみた。
そのときからすでに格好のよしあしについての判断はつきかねるかもと思っており、後でそれとなく感想を聞かれたらどうしようという焦りから
「いや、マフラーを竹やりにしておこうと思って」
などと不審な発言をしてしまう私だった。
◆それは/だった/ウチの/晩ご飯。
・かつ丼
・お味噌汁(お豆腐、ほうれん草)
・サラダ(レタス、海苔、キュウリ)
(*)英文直訳風
今でも仕事や調べ事で海外のサイトなど見なければならないことが多いが、訳しづらい文章にぶつかると昔から決まって思い出すのが井上ひさしの『ブンとフン』(*フリ註)だ。
なんでも盗める天才大泥棒ブンと、それを自分の作品から生み出してしまった鬼才の作家フン先生が繰り広げるドタバタナンセンス喜劇だ(と思った)。
フンの天才ぶりはとどまるところを知らず、ある時とうとう一人の文豪からその文才まで奪ってしまった。
文才を奪われた文豪はこんな文しか書けなくなるのだ。
「そのとき/列車が/抜けると/長い/トンネルを、/そこは/だった/雪国。」
(中学生の頃に読んだので何分うろ覚えであることは許していただきたい。インターネットでも検索してみたがこれについて書かれたものがなかった。)
この文章があまりに強烈で、訳しづらい文章があるたびに「ない才能までもフンにとられた」と思う私だ。
こういうくだらないことばかり覚えている私脳であるが、その他にも『ブンとフン』にはキャッチーなフレーズが多い。
悪徳とプライドを奪われた議員がゴミを拾い泣きながら歌う「ひとつ拾って国のためーふたつ拾って母のためー」とか「サイザーンスサイザンス」といった歌など、消そうにも消せない、人生におけるある意味無用な記憶になり、いまだに落ちたものを拾うとき心の中でこっそり「ひとつ拾って国のためーぇ」と歌う私でもあるのだった。
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
(*)ブンとフンの文学的評価についてはまったく知らないが、小中学生が読めば
楽しめるのではないだろうか。
ただし随分歴史(出版:1970年)を感じさせる内容なので注意が必要。
ちなみにAamazonでの売上順位はこんな具合。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 27日 水曜日
チャレンジャー
ここ3日ぐらいは私の帰る時間と相方の帰る時間の空き時間が中途半端で夕食を一緒に済ますと0時近かったりすることもあり、メールチェックを済ませてそのまま就寝をしている。
体にいい、悪いはさておき、昨日もそんな調子でご飯を食べ終わったのが0時30分だったため、1時ごろにはベッドに入ってしまった。
今朝、起きて簡単に朝食の仕度を済ませ、お弁当を準備する片手間に相方を起こす。
一緒に朝食を食べ・・・とここまではいつもどおりの朝だったが、ようやく頭のエンジンがかかってきた相方が急に興奮気味に話し始めた。
昨日私が寝入ったあと、NHKでチャレンジャー号の事故原因に関するドキュメンタリーが放送されていたと言うではないか。なんてこった!
中学生時代、天文一般(学、ではない)がとても好きだった私は数学の赤点をとりながらも天文学者に密かに憧れていた。
それは多分にミーハー(死語)だったのでカール・セーガンの出ていた「コスモス」(*フリ註)に感動したからだったのかもしれない。
高校生のある朝チャレンジャーの事故を知って衝撃のあまり「今日は学校に行くどころではない!」と瞬時に悟ったのだが何分小心者だったので言い出せず、そして登校拒否もできずに一日学校でそわそわしていたものだ。
そうしてそのときの衝撃をばねに数学の点数は、というと相変わらず赤点を取りつづけ、大学は文系になった。
そうして今にいたる。いやそんなことはどうでもよろしい。
「寝てるときに起こされたら怒るけど起こしてよ!」
と支離滅裂に、相方への厳重注意。
NHKの夜中は良質のドキュメンタリーをやっていたりするので本当に注意が必要だ。
ああいま調べたら、このドキュメンタリー、昨年教育TVでやっていたものだったのか…
爆発後も意識があったらしいという話は事故当時から聞いていたが改めて読むと胸が痛む。
◆観たかった…うちの晩ご飯
・焼きほっけ
・レモン
・サラダ(レタス、マッシュドポテト(コーンなど))
・オクラ
・お味噌汁(椎茸、ナス)
・レンコンのキンピラ
でも天文好きだったとかいいつつ、基本的なことは今となっては全然覚えていない。
だからあくまで「だった」(過去形)
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
故カール・セーガン(Carl Sagan 1934-1996)博士についてはこちら。
「コンタクト」の作者でもあり、「核の冬」を提唱した人物でもある。
「コスモス」(テレビ)については当然吹き替えだったので声質はわからないが
画面から温厚さと知性が拭いても拭いてもジワジワにじむような方であった。
当然幼かった私の希望的観測もそこには反映されているが、まあいいじゃないか。
コスモスの放映は1980年だったそうだ。
コスモス自体の発刊が1980年だったそうで、全世界での同書大ヒットとともにテレビ化した模様。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 26日 火曜日
千代田区は今日も雨だった
久しぶりの雨。
21:00前に家に帰りご飯の仕度を始める。
調子にのって鼻歌など歌っていると突然インターホンが鳴った。21:30。心臓が止まりそうになった。
アポなし来訪には普段は出ないのだがやはり気になりインターホンの受話器をとった。
新聞の集金だった。
我が家がとってる新聞の地域担当者は20代半ばのとても清純派風の美人なお嬢さんなのだ。
いらぬ世話とは思うがこんなお嬢さんをこんな時間まで外働きさせちゃいかん!と憤りと同情を覚えつつお金を払う。
そういえば来月からは自動引き落としだからしばらく会わないんだっけ。
がんばれお姉さん。
思えばこの新聞をとることに決めたのも、6割ぐらいは年末の寒空の中、夜になってやってきたこのお姉さんのかじかんだ手やきれいな顔立ちなのに明らんでしまった鼻の様子を見ていたたまれなくなったからなのだが、品のない新聞拡張員をよこすよりよっぽどこっちのほうが販売促進効果はあると思うがどうか。
そういう意味じゃ私インチキ商法にだまされる気があるのか?
◆残ったよウチの晩ご飯
・豚の冷やしゃぶ
・付け合わせ:レタス
・ふろふき大根
・ニラの海苔巻きお浸し
・お味噌汁(お豆腐、ナス、ねぎ)
・茶碗蒸し
三つ葉が少し残ってしまった。
どうしよう!明日の朝パンにでも挟んで食べきらないと!!
(↑落ち着け)
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[TOP] [↓] [↑] 3月 25日 月曜日
"証"しかあってねーよ!(三村)
社員への切り替え手続き時、「国民年金手帳」と「雇用保険需給資格者証」を持ってくるよう言われていたのだが、なにを考えていたのか今日「国民年金手帳」と「健康保険証」を会社に提出してしまい、即座に返却を受けた。
いわゆる「つき返された」という状況だ。
メモ:雇用保険需給資格者証はハローワークで初回失業認定日にもらえる、「失業者の証」の紙。
各種手当てはこの紙をもっていることを元に支払われるので次に就業するまで決してなくしてはいけない紙でもある。
補記:同証紙の裏には失業者の陰鬱な表情をよくとらえた証明写真が貼られるのが常なのだが、そうなるのがいやだった私は「証明写真を撮る時は膝の上に白い紙を置け(明るい顔できれいにとれる)」というセオリーに従うつもりで膝の上に「白いプラスチックシート」を置いてしまい、異様にギラギラテカった顔で映っている。強張った笑顔ともども滲み出る怖さを助長している。
◆突撃!ウチの晩ご飯
・レンコンの肉挟み揚げ
・付け合わせ:レタス、トマト
・アサリのワインバター蒸し
・お味噌汁(お豆腐、ほうれん草)
・オクラ
・鯵のお刺身
おなかいっぱい。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 24日 日曜日
縦列ぶつけ駐車
2時間連続で縦列駐車と方向転換。
実は実車教習を通してこれが一番不安だったのだが、とりあえず問題なく終了、やってみれば一番楽しい実習となった。
(タイトルどおりぶつけたりしたらいいネタになったんだろうけど…、さすがに体張ってネタ作る余裕はないわけで…、かあさん…東京は既に初夏です。)
まあオートマ限定だからね。
例の「毎度おなじみのダメだし教官」に今日も1時間あたり、お互いまたかと笑ってしまった。
教官「おお、一週間ぶりだなあ、うん」
私「私、第一段階から先生に一番お世話になってて、一番ダメだしされてますっ」
教官「そうかそうか、ワハハ」
今日のところは小出しのダメぐらいでドッキリはなく、おおむね「よし」をいただいた。
ちょっと物足りないように感じるのはやっぱりMの気が?
縦列駐車の練習コーナーは周回コースから外れた端に3箇所ある。
そこで、同じオートマ車で、とても、ごくごく、非常に、究極に、激烈に、なにもそこまで、慎重に縦列駐車をしている男性がいた。
私ともう一人が縦列駐車(縦列駐車後、周回をまわってもう一度縦列駐車コーナーに戻って、のセット)を3回おこなっている間、ようやく1回終わるかどうかだった。
ダメだし教官は隣で
「うーん、ありゃぁひd…」
とよその車にまでダメだししそうになっていた。
私も人のことはいえないが男性だと殊に車の運転がうまくないのはいろいろと、本当にいろいろと差支えがあるだろう。
縦列駐車中に、あんなに親の仇を討つような顔をしているのも何かと支障があるだろう。
おそらく方向転換中には末代まで呪いそうな顔をしていたのだろう。
卒業検定のときには人類すら滅ぼしそうな顔になっているのではないか?
オートマ限定同士、がんばりたいところだ。
◆突撃ウチの晩ご飯
・焼きさんま
・付け合わせ:大根おろし、トマト
・焼きナス
・冷奴(ゴマ)
・椎茸と三つ葉のポン酢和え
・お味噌汁(アサリ、ねぎ)
相方ペアレンツから送られてきた救援物資の一つ、「大量のバナナ」と「大量の三つ葉」もあと残りわずかとなった。バナナは凍らせてアイスチョコバナナでいただく予定。
残りの三つ葉は茶碗蒸でも作って使い切ろう。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 23日 土曜日
春眠
朝から教習所へ。
今日は実車教習はなく、教科のみ。
列席の高校生(と思われる人)たちは大変に眠そうで、うとうとしては次々と肩を叩かれて起こされていた。
私の隣の女の子など、2度も起こされれたものの映し出されるビデオに眠りを誘われたのかしばらくするとまたうとうとと眠りだし、とうとう教官に大きな声で
「お嬢さん、ここからがものすごいシーンですよ!」
などといって起こされるのだった。
起こされた彼女はみるみる真っ赤になりうつむき、寝るにも寝られず(?)、授業が終わると一目散に駆け出して教室から飛び出していった。
今一番遊びたい盛りだからね、土曜の午前中なんて眠いよね。
スケープゴートとなってしまった彼女へのその一言を境に、一同その「ものすごいシーン」見たさなのか突然背筋が伸びていた。
しかしどんな方向であれ教習所で見るビデオに「ものすごい」シーンなんてないのだ。
そうして3分後に何事もなく授業が終わったのだった。
午後から美容院へいき、買い物にいって法要出席に備えてお数珠など買い揃え、ちょうど外出先から戻った相方と駅で待ち合わせ、一緒に帰宅。
その後相方と一緒にDVDで映画『スタートレック』を見ている間にうっかり眠ってしまい、起きたら21:00。
(しまった、面白かったんだけどな)
ご飯作ろうか、とおずおずといったら今からだったらもういいよっと言われてしまい、コンビニ弁当のお世話に。
かろうじてサラダだけ作ってみた・・・。
◆コンビニウチの晩ご飯
・あんかけ塩焼きそば(ampm仕様)
・ツナコーンサラダ(レタス、タマネギ、ツナ、コーン、インゲン)
遊びたい盛りを過ぎても眠い者も若干名。
恐縮。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 22日 金曜日
四角いメロンが丸くなる
今週にはいって電車内の某進学塾の広告が新しくなっている。「四角い頭を丸くする」というキャッチコピーのこの塾の広告
は毎回難関学校の入試試験が出ている。解けると妙に嬉しい。
今回も解いて、正解を確かめた後「ふふん大したことなかったわね」と悦に入っていると
『小学3年生学力診断実施中』
などという真のターゲットの実態が書かれていたりして、恥ずかしさから我に返ったりするのだった。
相方が早く帰るというので、昨日食べられなかったゼリー寄せと香草グリルチキンで手早く済ます。
帰ってきた相方はニヤリと笑って「手土産」を出した。
乳性炭酸飲料、その名も『フキゲン』。
本当は「やーなことリセット」(ラベルより)のつもりらしいのだがラベルに描かれたムッとする男の子からしてフキゲン度が上がりそうだ。
人前で飲もうものなら「あああの人いまフキゲンなんだ」と言われるだろうし、飲み時の見極めが難しい。
また、フキゲンそうな同僚に「これでリセットして」なんて手渡したら力の限りぶん殴られそうな一品である。
すぐなくなりそうな予感がするので機嫌のいい頃合を見計らってお試しいただきたい。
こう書いている視界の端で、2人のフキゲンな男の子がムスッとしているのだった。
彼の名前は現在募集中らしい。
商品がなくなる前に名前が決まることを願って止まない。
◆繰り下げウチの晩ご飯
・チキンの香草グリル焼き
・付け合わせ:ゆでじゃがいも、インゲンのソテー
・サラダ(生ハム、レタス)
・スモークサーモンとアスパラガスのゼリー寄せ生クリームかけ
ゼリー寄せは結構いい出来だった、と思う。
相方に「どう?」と聞いてみると
「うん、味は嫌いじゃないんだけど」
「だけど、なに?」
「この味なら、普通にスープで飲みたい」
…しまった。付き合って8年になるのにうっかり忘れる普通好き。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 21日 木曜日
強風
蒸す。暖かいというより暑いかもしれない。
突風が吹き荒れ、図体の大きな私でも飛びそうな勢いだった。
裏窓から見える桜が昨日から満開なのに今夜中に散りそうだ。
◆間に合わずウチの晩ご飯
・オードブル3種
・生ハムメロン
・ホタテ(醤油ドレッシングがけ)
・アスパラガスのスモークサーモン巻き
・ポタージュスープ
・ステーキ(ガーリック醤油ソース)
食後にブルーベリーとイチゴのチーズケーキ(これはさすがに買った)
スモークサーモンとアスパラガスをメインにしたコンソメゼリー寄せを作っていたら、作り始める頃合を計り損ねて、食べたい時間にまだ固まっていなかった。
明日も会社だしいつまでも待つわけにもいかず、仕方なく急遽アスパラをゆでてスモークサーモンで巻いて食べる。
全て食べ終わった頃冷蔵庫を覗くときれいにゼリー寄せは固まっていた。ああ。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 20日 水曜日
春
また春がきた。本当にうららかな日和が続いて気持ちがいい。この気候がずっと続けばいいのに。マリネラ王国みたいに。
さて水ぬるむ春とはいうけれど一方ネジゆるむ春でもある。
私が毎朝通勤に使う駅はこの時期になると線路への(というか電車への)投身自殺が相次ぐためさまざまな措置がとられている。
駅員・警備員増員もその一つだ。
2年ほど前の丁度こんな季節の---だから多分本当は4月ぐらいだったのだと思う---ある朝、東西に長い駅の西端で私が電車を待って立っているとふらふらと視界を横切る50代半ばのサラリーマンとおぼしき男性がいた。
彼は腰ほどのガードに手をかけるとホームの端ギリギリのところでじっと線路を見つめている。
気づくと手はワナワナと震え顔は真っ青だ。
私でさえただならぬ気配を感じた。
しかしその近くには私と彼以外いなかったため慌てて人を呼ぼうとした。
しかし不審な様子の彼はすでにマークされていたのだろう、険しく、しかし心配げな表情をした駅員が遠くからものすごい勢いで彼目掛けて近づいてきた。
そして次の瞬間。
彼は…静かに静かに線路に向かって嘔吐を始めたのだった。
そうだ桜咲く頃だった。花見、新人歓迎会、異動その他で飲み会が激増する頃でもあるのだった。
駅員は反射的ににきびすを返すと、元来た道をものすごい勢いで戻り始めた。
険しく、そして本当に怒った表情で。
そんなことを春になると思い出すようになった。
春めいた、しかしちっともときめかない思い出である。
メモ:二日酔いには柿・大根のおろし汁が効くそうです。
メモ2:春らしい思い出返せ!
◆社員だウチの晩ご飯
・筑前煮
・春菊の胡麻和え
・冷奴
・お味噌汁(おとうふ、ニラ、卵)
まだ食欲が湧かず6分目程度で食べる。
社員登用が決まり、暦の上では明日から社員だ。
今日チームリーダから声がかかり、来月から勉強会をやりましょう、とのこと。
そうか、以前の会社の時にいた開発部署と違ってこのチームだととりあえずなにかやらせる、というわけにもいかず今まで私の存在自体がもてあまし気味だったんだなということが今日やっと理解できたと同時に、正式に勉強と仕事ができることが嬉しい。
何か仕事をしなくてはと思って焦る私の横で、たぶんリーダこそ何かさせなくてはと焦っていたのではないだろうか。
その成果が五つ子銀河だったりするわけだが、もう今は言うまい。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 19日 火曜日
体痛
朝起きると体が痛い。が熱は微熱で決め手にかけるため、出社をした。
結局一日頭と目の奥、節々、なにより胃が猛烈に痛いためテンションがあがらない。
今日か明日か、一緒にランチを食べにいこうと約束をしていた気の置けない同僚がいたのだが、この様子だと明日も無理そうで、早々にお断りした。
本調子ではないので、と定時で帰り、家に着くとさあもうさすがに熱が出たろう、ええ?出たろ?ああん?と妙な期待でワクワクしながら熱を計るが37度だ。
下がるなら下がる、上がるなら上がるではっきりしてほしいものだ。
それにしてもこういうときに限って妙に仕事が捗る天性の天邪鬼の私である。
◆予定うちの晩ご飯
・クラムチャウダー(あさり、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、舞茸、コーン)
・フライドチキン
・サラダ
23:30現在相方はまだ会社で残業中なので「予定」。
自分の食欲がまったくないのでメニューも自然適当になる。夕食を楽しみにしている相方には申し訳ないけど…私はクラムチャウダーを少し食べるだけの、これまた予定。
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ツェツェ蝿
朝起きるが体に力が入らない。熱を計ると38度。キーピン'38度。いやキープしてくれなくてよいのだが…。
ほぼ一日昏々と眠る。
体中が痛い。成長痛なら治る頃にはムルアカ氏に迫る勢いだ。
昏々と眠りすぎて、体調崩して休んだときの密かな楽しみであったワイドショーの「奥様変身コーナー」を見そびれた。
◆転倒ウチの晩ご飯
・冷やしそば(7-11仕様)
夜目が醒めてキョロ・ザ・ハムスターにエサをあげた。
その後ガリガリと厭な音がするのでケージを覗くとキョロが無心にプラスチックの遊具をかじっている。
歯が伸びてかゆいのだろうが、物が物だけに少し心配になり声をかけた。がまだ無心にかじっている。
そろそろと指を伸ばして、軽くチョン、と触ってみた。
途端、キョロは余程驚いたのだろう、
「ジッ!」
と警告音を発すると大きく飛び跳ね仰向けにひっくり返ってしまい、口を開けたまま2秒ほど固まっていた。
こっちも肝をつぶした。
動物が何かに熱中しているときは手を出してはいけないなと今更ながら思った。
いやほんと、ごめん、キョロ。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 17日 日曜日
またも
以前も書いたが、私の通う教習所には「苦手な教官キャンセルシステム」というのがある。
一度習った教官に、どうしても合わないという人がいた場合教務課に依頼すると次からその教官にあたらないようにしてくれる、というものである。
そのためかどうか厭な教官というのが一人もいない。
私がこの教習所を選んだ理由はそのキャンセルシステムにあった。
そういうシステムが導入されているということはそれだけ教官の質に自信があるということだと思ったからだ。
さて、厭な教官はいないのだが、どうしても癖の強い人というのはいる。
定年でないところをみるとまだ50代と思われるのだが真っ白髪で、ダミ声でボソボソとしゃべるA教官。
何を言っているか聞き取れずにいるといきなりダメエエエエエッ!とダメ出しだけが大きくて心臓を3回は止めてくれそうな教官だ。怒り方も他の先生より厳しい。
今となってはどうして教官が怒るのか、といったことを考えられる余裕があるのでどうってことないが、もし学生だったらきっとキャンセル適用させてもらってたかもしれない。
そうして実際にキャンセル適用をかなり受けているらしく、数多い教官の中にあって、すでに1/4の実車教習をその教官に受けている私である。
第一段階から通して25時間は乗っており、教官も数十人以上いる。なのにすでに6時間その教官に習っているのだ。
この鉢合わせ回数はおかしい。
センセイ、学生さんによっぽどダメ出し、されましたね
と思うと教官には申し訳ないがすこし可笑しい。
この教官、ダメだしは厳しいが話をしてみると本当にいい人なのである。
第二段階でも教官と会った初回はいきなりダメだしをくらった。
「なにこれ、カノジョ!仮免とってから随分休んだねコリャ」
ははは、相変わらずだあなー。
どうしたもんかなと思うが当り障りのないように
「体調崩して病院いったりして、2ヶ月安静にしてたんですよ」
というと突然しんみりして
「そうかそうか、そりゃ大変だったなあ…そうかそうか…」
その日は妙に優しくなる教官であった。
というわけで今日もその教官にあたり、しみじみと世間話をしながら学科を終えると全身虚脱感に襲われた。
コートもいらないぐらい気温は高いのだが肌寒い。
家に帰っても動けず、食欲もなく、結局ご飯も作らず食べずだった。
熱を計ったら38度だった。
相方には適当にデリバリーをしてもらってご飯を食べてもらった。
体中の間接が痛い。成長痛かしらん。
(違います)
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[TOP] [↓] [↑] 3月 16日 土曜日
自主経路設定
教習所の第二段階教習も後半を迎え、自主経路設定にはいった。
地図を見て教官に指示された目的地まで、経路を自分で設定し、順路を覚えてから運転するというものだ。
ここにきて土地鑑のない、家から遠い場所にある教習所を選んだことを後悔する。
教習で使われる主な通りの名前は覚えたが、順序はまったくでたらめのため走行中何度か教官に「いま走ってるのは何通り?」というソモソモな内容の質問をされるものの極適当に答えて間違っていたため教官をがっかりさせていた。
教官に諭すように言われる。
「**さん、ご自宅がご近所ではないので覚えづらいはわかります、ですけどね、検定もありますから早く覚えて、早く慣れて、早く検定を受けて、そうして早く忘れてください」
…センセイ、最後のだったらいつでもできそうです…。
無理をして早朝に1時間、午後の遅い時間に1時間とっていたのだが、間が6時間あいていたため一度家に帰ることにした。
やはり家に近いところにすればよかったな。
◆突撃ウチの晩ご飯
・カニご飯
・鯵のムニエル
・付け合わせ:トマト
・椎茸と三つ葉のゆずポン和え
・揚げだし豆腐(お豆腐、ナス)
・お味噌汁
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[TOP] [↓] [↑] 3月 15日 金曜日
春一番
暖かく風が強い、と思ったら春一番だったのだそうだ。
神奈川ではすでに開花宣言があったらしい。
東京はどうだろうと思ったら朝ニュースで開花調査担当者が靖国神社の桜を見ながら
「うーんあそことあそこ、ぼちぼち咲いてますけど、もうちょっとかなあー」
日本野鳥の会よろしく日本開花宣言の会がカウンタ持って、芽の数と開花した数を瞬く間に数え、開花/芽の数の割合で開花宣言するのかと思ってたので案外いいかげんで驚く。
「どうしても不治の病の娘のために今日開花宣言をしてやりたいんです」
という涙の父の訴えでもあろうものなら2,3日ぐらいは左右されそうな開花宣言である。
◆学習フラグオフ!うちの晩ご飯
・牡蠣しゃぶしゃぶ(牡蠣、白菜、椎茸、舞茸、えのきだけ、ニラ)
ポン酢ととろろでいただく。
しかしこのトロロ、「普通好き」(註)の相方にとっては邪道であるらしく、以前牡蠣しゃぶしゃぶを作ったときに「今度作るときはこのトロロいらない」と言われていたのに忘れて2人分摩り下ろしてしまったのだった。
日持ちするものでもなく、とりあえず二人分食べてしまう。満腹。
(註)普通好き:我が家の食事のたびに繰り返される問答。
「食材は余り凝ったことをせず普通に調理するのが一番うまい」と言う相方であるが、すみません、「普通」のラインが読めません…。
友人の彼にも「普通好き」がおり、普通好きを相方にもつ我々は日夜献立に悩むのであった。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 14日 木曜日
ライジング・ハムスタ
昨日、キョロ・ザ・ハムスターにエサをあげようと手に乗せると、また手を舐められた。
そうかそうかご主人様の手を覚えたものねと細い目をより一層細めてご満悦になっていると、いつもと違い右手人差し指ばかり舐めるのに気づいた。
おかしいなと思いキョロを左手に誘導して移し変え、自分も原始に返って右手のにおいを嗅ぐと、なにか食べ物の匂いがする。
夕食の支度をしたときついた匂いのようだ。
よく洗えてなかったかな?残留成分がなにかあると小さな体のキョロの体に障るかもしれないのでもう一度手を洗おうと思いたち、ケージに戻すためキョロを右手に持ち替えた。
ケージ内にその手を入れるとキョロはまた人差し指を舐めている。
そっと降ろそうとすると今度は人差し指を噛んだ。
うかつだった。右利きなのでつい習慣で右手に持ち替えてしまったのだ。
しかし今までもたまに甘噛みをすることはあったし、それは飼い主に甘えている証拠らしいと聞いていた。
なにより、大抵すぐ止めるのでこの時も甘噛みだろうと高をくくっていた。
しかし次の瞬間、ギリリリ…とキョロは相当な強さで指を噛み始めた。痛い。
コラ!と今流行りの恫喝をしてみたがキョロは所詮ネズミ、流行を知らないと見え一向に反応する気配はない。
むう。ニュースのヘッドラインぐらいは見せなければ。とまたしつけについて考える。
しかし痛い。ここでナウシカだったら噛ませるがままで痛みを堪えながら「ほぅら…怖くない」と微笑みさえ浮かべて言うかもしれないが私はナウシカではなかったし、ましてやムツゴロウさんでもなかった(この項言及略)。
だいたいあのアニメのキツネリスのように、恐怖に駆られて噛んでいるのではなくウマソウなので噛んでいるのだ。
キョロの噛みはすでに「ご主人様への甘え」から「食べ物への執着」に変わっている。
このまま放っておけばほぅら、怖くないといっている間に私は骨だけになるだろう。そんなシチュエーションの方が怖いわ!
食うか食われるかの攻防。いや食われることはあっても私がキョロを"食う"ことはないが。
つまり食われるか食われるかの攻防ってことで食われてばかりなわけだ。
噛まれたことによる病気も心配だが相手が小さいだけに叩くわけにも、噛み付いた手を振り回すわけにもいかないため、キョロのおしりを指先で軽く押した。
「こぉーいつぅー」の要領だ。いややったことがないので実際の要領をよく知らないのだがここは私脳をフル回転させて記憶の中のイメージに対して見様見まねだ。
ここでようやくキョロは不服そうに「巨大ボンレスハム」から口を放した。見ると指先から血がでて5mm程度の球になっている。
左手に持ち替えてキョロを改めてそっとケージに入れるとネズミゆえに一瞬前のことは忘れ、またあそんでねー!とばかりに普通に手から降りていった。
その後すぐに手を洗い消毒したが止血するまで時間がかかった。
それもそのはず止血後に見ると深さ3mm程度の、想像したより深い傷になっていた。
ああこりゃまた強く噛まれたなあという驚きを覚えると同時に、その噛み痕がキョロの歯型「U」になっているのを見てまたかわいいなあなどと思う。壊疽その他病毒で死んでも治らない親バカ1名。
今日会社で昼食後、共同の流しに歯を磨きに行くとプチボス(同い年で取締役)が同僚と談笑していた。
横で歯を磨き始めると突然呼びかけられ
「1,500万円の着物って、どう思う?」と聞かれた。
買ってくれる様子もなさそうであるし、どうとは、一体どういうことかと尋ねると、最近出席した結婚式で新婦がお色直しをした、その自前の振袖が1,500万円だったのだそうだ。
お金はあるとこにあるもんですねえと普通に驚いたが、着物で数百万ならまだしも1,500万円というのは、一体どこにお金がかかるのだろうという話になった。
プチボス「漆塗りかな」
私「かぶれますよ、それ」
プチボス「袂からランチャーロケットが出る」
私「それで1,500万円ならお値打ちですよ」
というわけで結論はでなかった。
ちなみに私は思いつきで「人間国宝作ですかね」と言って失笑を買っていた。
3次元に住む人間が4次元を理解できないように、生まれたときからからないものを想像するのはとても難しいのだ。
そばにいた同僚が助け舟を出して「その家に代々伝わっている品じゃないかな」。
それが一番可能性は高いかも。
まあ結った帯からホーミングミサイルが出るのも捨てがたいけどね。
◆チャフ!ウチの晩ご飯
・豚肉と白菜の炒め煮(豚肉、白菜、ニンジン)
・ブロッコリーとチンゲン菜のニンニク炒め
・長芋のとろろ
・お味噌汁(ニラ、長芋、油揚げ)
食べ終わったら0:10。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 13日 水曜日
鼻詰まり休暇
3時ごろだろうか。鼻詰まりで目が醒めた。
花粉症だ。花粉症は既に3年間の付き合いで、以前通っていた会社が多摩の大変緑豊かな土地にあり、肺胞の1つ1つに至るまで思う存分スギ花粉を吸い込める自然に囲まれた環境であったため急激に発生した模様だ。
(同一会社に9年半務めたのだが、途中で会社が多摩方面に引っ越したのだった)
当時花粉症というのはイメージで体質的に強くない方がなるような気がしており自分がなったのには驚いたものだ。
しかしそれより今の鼻詰まりだ。
コーホー。コーホー。
ダースベーダーのような音を出している。
コーホー。「フォースを使え」
フォースで治るかな、鼻詰まり…。
点鼻薬は買っているが、眠気が勝り起きるのがおっくうだった。
これだけ眠ければそのうちまた熟睡だろうと思って何度も寝返りをうってウトウトしてはダースベーダーに起こされ、ウトウトしてはダースベーダーに起こされしている間に朝になってしまった。
さすがにだるい。やっぱり使えばよかった、フォース。じゃなくて点鼻薬。
後悔するが、これで点鼻薬など点薬していって会社でコトリと電池が切れて寝てしまうのも格好悪いし急ぎの仕事も入っていないので贅沢にも休んでしまうことにした。
昏々と寝てしまおうとも思ったがせっかくの天気の休みなので珍しく1時間ほど寝た後布団干し。
それから掃除、洗濯を経て、保険料を払ったり長距離電話料金を払ったり、診断書代金を払ったり、おおむねお金を払って過ごした。
たっぷり日を浴びた布団。
たっぷり花粉を浴びた布団。
今日は点鼻薬点薬完了。熟睡の予定だ。
◆突撃ウチの晩ご飯
・鶏肉のテリヤキ
・付け合わせ:トマト
・そら豆とブロッコリーのサラダ
・ハマグリのバター蒸し
・お味噌汁(油揚げ、えのきだけ、ワカメ)
鼻詰まりのメカニズムは調べたところによると大変興味深かった。
異物が入るとまず鼻は鼻水で洗い流そうとする、というのはよく聞く話だった。
しかしそれでも流れきれない時「いっそのこと門扉を閉めてしまえ」と鼻腔を閉じてしまうのが鼻詰まりらしい。
涙と違って、頑張って異物を流しだしているのに、理解してもらえない鼻が不憫だ。
でもやっぱり鼻詰まりは勘弁してほしい。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 12日 火曜日
MUP選定委員会設立
バックアップも兼ねて、日記を一月ごとにまとめてhtml化することにした。
<<一月ごとの日記>>
http://gooside.com/tomozoh/contents/diary.html
トップのページからリンクを張る。
併せて、月間MUP(notMVP。Most Unforgettable Person)としてその月を飾る「忘れえぬ人(々)」の選定委員会を設立。
組織長1名、議事進行係1名、書記1名、全組織員数1名。
同委員会では偏見かつ傲慢に満ちた選定を目指すものである。
なお、MUPに選定された方ないしその家族には、商品が出るどころか決して私にちかづかないでいただきたい、場合が現在のところ多いようなので要注意。
これからはそうでないMUPもでるかと…期待してはいる。
◆忘れないうちに突撃ウチの晩ご飯
・ナスのひき肉挟み揚げ
・付け合わせ:トマト
・インゲンのゴマ和え
・ニラの卵とじ
・ハマグリのお吸い物。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 11日 月曜日
家に帰ってくると、まず夕食を9割方作り(お味噌汁ならあとはお味噌いれるだけの状態)、時間をみて余裕があればゲームなどをして相方からの連絡を待つ。
ついでに洗濯と、掃除なんかもするかもしれないけれど忘れてはいけないのがキョロ・ザ・ハムスターのエサだ。
キョロ(メス。5ヶ月)は足音やにおい(足のにおい、とは誤っても読まないでいただきたい)で私を覚えているらしく、キョロケージのある部屋をあけると途端にエサ待ち受けゾーンで起き抜けの目をしょぼしょぼさせながらおねだりポーズ(後ろ足で立ち上がって前足を顔の前に揃える)をしている。
今日もエサねだりの格好をしているので、手に乗せてエサをあげた。
すると彼女は瞬く間に1回分を食べてしまい、なおもほしそうに私の顔をみつめている。
もっともネズミは極度の近視らしく、見えてはいないらしいが。
どこまで理解できるかわからないがなんとなく
「もう今夜の分は終わりなのよ、充分食べたでしょ?」
と言いきかせながらケージに戻した。
するとキョロは「けっ、しけてやがんのな」という一瞥を私に投げかけるとやおら頬袋から多量のエサを取り出し、私にオシリをむけて食べ始めるのだった。
ネズミのしつけってどうしたらいいのだろう。
◆カルシゥム!ウチの晩ご飯
・鮭とインゲンのクリームシチュー(鮭、インゲン、あさり、ニンジン、タマネギ、じゃがいも、コーン、マッシュルーム)
カルシウム不足な気がしたのでなんとなくふんだんに。
(カルシウムと関係ないものも入ってるけど)
私は鮭のクリームシチューが好きなのだが、相方は生臭くて嫌いなのだそうだ。
今日で最後だな鮭のクリームシチューは。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 10日 日曜日
午前中に起床し、ブランチを作ると、外出。夕方まで教習所だった。
行きの電車内で、隣の席のおばさんが車掌(なのだろうか?)を呼び止め乗り越し精算を依頼したはいいが、降車駅名がわからず「ほら、いつも私が降りてるあの駅よ」という高難度のヒントを出しつづけていた。
ヒントを出された車掌は降参して早々に答えを求めたものの、おばさんは答えを出す素振りもない。
車掌は困惑して立ち尽くし、目的地を聞くが、おばさんは「いやーねーもう。私いっつもN駅で精算してるんだけど、今日に限って忘れちゃって。」と誰も疑っていない個所について延々弁護を続ける。
隣で聞くともなしに聞いていた私は落ち着かずにもぞもぞしていた。ああもどかしい。
…そうだ、こういうときこそFBI超能力捜査官の出番では?出でよ!FBI超能力捜査官!
と念じたせいかどうかはわからないが、おばさん突然最も答えに近い重要な手がかりを出し始めた。
「ほらー、多磨霊園いくとき私がいっつも降りる駅よ、ほら」
こうなったら駅員さんも急に生き生きとしはじめる。
(にこやかに)「多磨駅ですね?(確認)」
「そんな名前だったかしら」
(辛抱強く)「多磨霊園ですよね、多摩駅ですね(少し強めの確認)」
「そんな名前だったかしら」
(きっぱりと)「多磨駅です!(断定)」
車掌稼業も楽じゃないな、と思う。
メモ:多摩霊園へお越しの際は、JR中央線経由であれば武蔵境駅から西武多摩川線に乗り換え、多磨駅で下車されると便利です。
◆突撃!ウチの晩ご飯
・肉じゃが
・焼きほっけ(半身)
・お味噌汁(ニラ、たけのこ、とうふ)
・マカロニサラダ
あとで調べてみると多磨駅は2001年3月下旬に「多磨墓地前」から「多磨」へと改名していた。
おばさんの混乱も少し納得。
ここまでに多磨多磨書いていたら、「磨」の字が漢字ではなく記号に見えてきた。
これを漢字のゲシュタルト崩壊、というらしい。
<<漢字のゲシュタルト崩壊>>
gestaltはドイツ語で「まとまりのあるイメージ」「全体」を意味するらしい。
ドイツ語になるだけでなんでこんなご大層な響きになるんだろう。
漢字を20回ずつ書いて来い!という宿題をやってきた小学生が
「参ったよ、昨日宿題で”鼻”書いてたら、ゲシュタルト崩壊起こしちゃってさ」
…ちょっとヤな感じ。
メモ2:昨日張り切って頭文字Dについて書いたはいいが、肝心の「ガムテープバトル」について書き忘れた。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 9日 土曜日
頭文字X:ガムテープバトル(註)
相方が休日出勤なので、朝早く起き珍しくお弁当などを作る。サンドイッチと夜食用におにぎり。
私も午前も早くから18時ごろまで外出になるので一緒にもっていくことにした。
歯医者で矯正のブリッジをかけなおし、その後教習所へいく。
しかし、寝不足というよりも花粉症の薬のため異様に眠い。
ただでさえ効き易いのに、どうしよう。
待ち時間が1時間あったので机のあるところでうつ伏せて昏々と眠ってしまった。
イビキ、寝言、歯軋り、ヨダレ、足ビックン。
いずれか1つは発生したかもしれないが私は気づかなかったのでよしとしよう……。
そろそろ本格始動しないと仮免許が切れてしまうのではという時期になり、土日とも取れるだけ取ることにする。
というより最初からそうすべきであった。
セッカチなのにヘンなところノンビリしてる私だ。
実技落としたら目もあてられないではないか。
今日の教官は丹波哲郎みたいな話方だった。
「つまりぃ、ブレーェキをぉーだね、時間をぉ1秒ぐらいかけてぇー思い切りぃ強くぅ、この、踏むわけだな」
(単元は急ブレーキ実習だった)
今にも「あの世にぃー霊界はぁあーる」と言い出しそうでまたも私はアハハハと折に触れ笑ってしまったのだが、そのうち笑えない出来事が。
突然教官が丹波ヴォイスで私に言ったのだ。
「**さんー、すぐにぃー左手をぉーハンドルからーぁ、放ぁーーす!右手はぁー動かさない!」
エ?と思う間もなく左手をハンドルから強引に引き離されてしまった。
ヒイ。急に少しヨタつく教習所カー。
私もうすうす感づいてはいたのだが、どうもほとんど左手だけに力が入っており、右手は遊んでしまっていたらしい。そのためカーブのときに若干予測軌道を外れるという現象が起きているのだ。
第2段階半ばにして細かい悪癖の修正に入りつつあるらしい。ここをクリアしないと一生変なクセのままだ。
などと思いながらカーブに差し掛かったので減速して左手でハンドルを掴もうとするとビシッと丹波教官に押さえられ
「まだぁー掴んではいけなぁーーい!右手も動かさなぁーい!」
こんなところでガムテープバトルをやることになるとは…。
以前深夜番組で予習しておいて、よかった。
↑違います。
◆カレーだ!ウチの晩ご飯
イヤ、別にうちの晩ご飯が半年ぶりなわけでは、ない。
・カレー(鶏肉、じゃがいも、ニンジン、タマネギ、スナックエンドウ)
・マカロニサラダ(レタス、マカロニ、ハム、キュウリ、タマネギ、コーン)
・コンソメスープ(お豆腐、ニンジン、卵)
ああーカレー成分が四肢に染み渡る。半年以上ぶりのカレーだ。
点数が少ないので具材を事細かに書いたりなんかする。
そうそう昨日思い出せなかった「なんか緑の。」はスナックエンドウだった。遠藤さんごめん。
(註)ガムテープバトル
出典:漫画「頭文字(イニシャル)D」
私が見た(知っている)のは以前深夜に放映されていたアニメだが、これがもうツッコミどころ満載で、ってこの際それは置いておいて、ストーリー。
豆腐屋の息子である天才的走り屋の主人公が、群馬の峠で毎週末、自分のお店のとうふ印車でタイムタイムバトルを繰り広げるもの。
スピードに命をかける若者たちのドラマらしいのだが、当然峠でのバトルには「前から一般車が!」なんてことがたびたび発生する。
漫画の中では「鬱陶しい障害物」として描かれる一般車だが一般的には「オマエラコソウットゥ…」(以下略)。
あ、一般的には、ですよ。一般的。エヘ。
それからアニメでは皆東京弁を話していたが、おそらく土地柄微妙にフランス人風な発音であったはずで、なぜそこまで群馬の青春群像を演出しなかったか大変悔やまれる作品。
ちなみに天才である彼は、ドリフトなどの走りは曲がりくねった険しい峠を、とうふを崩さずに走るために自然に会得した、らしい。
おとうふ好きにはたまらない、おとうふバトル漫画。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 8日 金曜日
今年の高校野球
五つ子銀河の名を冠する予定だったマシンはとうとうDisk Controller Failureがでた。
…もう何も言うまい。
結果:名前負け。
会社の帰り、電車の中でまどろんでいると一人の男が乗ってきた。
とても楽しそうに大声で話している。
よくある金曜アフター5の光景にも見えたが、アフター5らしからぬのは男が一人であるということだった。
ツレもなく楽しそうに話をしているのだ。
つまり、多くの人間には受信し得ることの難しい電気的波動を敏感に感じ取れる方だったのだ。
「コーイツァウメェ」がほとばしる感情を情緒豊かに表現する感情表現型とすると、この男性は情報伝達型だった。
あふれ出る情報をなんとか人に伝えようとやっきになっているらしい。
乗ってきた男が開口一番に言ったのはこうだ。
「おい、おめぇ、今年の高校野球はケイオウがくるってんだ、わかったか!」
ゴクリ。私は思わず知らず息を飲んだ。
ケイオウ?!ヨウチシャなんかがあったりするあちら?男は続ける。
「今年のケイオウは強いぞー。なんたってよ、ナガシマがいるんだからよ。」
ゴクリ。ナガシマって?
周りからの反応の薄さに苛立つ男はさらに声を高くして叫んだ。
「ナガシマだよ、ナガシマ、知ってっか、ナガシマカズヒロ!」
カズヒロ、ですか、ケイオウの、ですか。
「おめーらよう、ナガシマだけじゃねーぞ今年のケイオウはよう。
オウもいるからよ!」
ゴクリ。私の知っているナガシマ氏はリッキョウだし、オウ氏はワセダジツギョウだったはずだ。
知った名前によく似た人が集まるところですね、ケイオウ。
周りには「そうだそうだ!今年はケイオウで決まりだ!」
などとこぶしを突き上げて立ち上がる者もない。
彼は残念そうだった。しかし彼はすぐひらめいたらしい。
そうだ、彼は客層に対して、話すべきテーマを誤ったのだ。『セイジ、セイジだ…。』男には多分そうひらめいたのだろう。
そこで彼は話を変えてみなの心を掴もうとする。
「しかしよー今時の政治はだめだな、ありゃよー!なってねーよ!」
と、ここで一呼吸置く。なるほど、そうやって周りの反応を見るわけだ。
「ほら、カトウ。カトウもなーあんなんじゃダメだ!」
ええ、カトウ氏、今朝も醜聞でトップを賑わせてましたね。
とは誰も同調しないのを見ると、もう少しわかりやすい話題を、と思ったのか男は
「ほら、あれだよ、なんだスズキもだ!スズキー…スズキー…スズキー…」
心配げに何度か渦中の議員の姓を連呼する。
新たな選挙活動ではなく、下の名前を忘れたようである。
ムネオですよ、ムネオハウス、あれは笑いましたが笑い話で終わらせちゃ、いけませんよね?
…とは誰からも言われることなく男は
「まったくなってねーよ近頃はよ!」
とぶつぶつ言いながら私の降りるべき駅で降りていった。
そうしてそれを車内で見送った私は明らかに寝過ごしていた。
くだんの男が言っていたケイオウ高校だが
今年の春の選抜出場高校一覧を見ても、そのように読める漢字名をもつ学校はなさそうだ。
もしかしたら夏の話だったのだろうか。
高野連の方だったかもしれない。
◆カズヒロって誰だよウチの晩ご飯
・若竹煮(たけのこ、ワカメ)
・豚のしょうが焼き
・お味噌汁(お豆腐、ニラ)
・サラダ(レタス、トマト、あとなんか緑の。)
眠い。あとなんか緑の。緑のなんだっけ。眠い。
緑のなんだったかは適当に想像してほしい。
私の頭の中には実物が浮かんでいるのでとりあえず後日読むかもしれない私に「あれだよあれ、ほら緑の”(”←こんなの」眠い。
この日記サイトがバックアップ時の不備で一部日記を破損(消失)させてしまったらしく(*フリ註)、無期限で残すとばかり思っていた私はあわてて過去の日記全てを自分のマシンに取り込んだ。
やっぱり地道に自分のページに書いたほうがいいのかな。
<<月末振り返り補注(フリ註)>>
(*)この日、日記ページに使っていたサイトがバックアッププログラムの
不具合で、特定の条件にあてはまる日記ページを消失させてしまうという障害を
おこしていたことを指している。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 7日 木曜日
時間の浪費ふたたび
2台目のサーバ用マシンをいろいろ調べているうちに、オンボード(言い方あってるだろうか)のネットワークケーブル差込口が認識されないことにはにっちもさっちもいかないことがわかった。
そこで、CD-ROMドライブがだめだった1台目をもう一度復活させ、三度目の正直とばかりにドライブを変えてみた。
すると…今度は認識した。やった!
「あとはCDブートしてOSをインストールすればいいんだよなあ。」
この思い込みが命取りだった。
FDで起動させればいいのにCD-ROMでもう頭は一杯だったのだ。
メーカ独自に作ったBIOS画面のセットアップメニューが壊れていてCDブートができない。
サイトをいろいろ調べて、最新版のパッチを手に入れ、あーでもないこーでもないと一人花笠音頭を踊っていると、やがて気づいた。
「BIOSが、CDブートサポートしてない!」
一瞬真っ青になったものの、そっかーFDだと気づき、
「っていうか最初からFDでやってれば…」とまたも脱力する。
この時点で16時。(うちの定時は19時なのでこの時間は普通の会社でいうと「午後の部第一陣」てところ)
気を取り直して(取り直してばかりだ)、インストール開始をしたが、日本語でインストールしたのになぜかインストール後のOSは日本語表記だけばけばけ。
しかたなくもう一度フォーマットして、えーと、もう一度…とまたも一人で阿波踊りを踊っているとHDDからへんな音がする。
「カリリ カリリ カリリ カリリ」
ざわわ、ざわわで始まる10分ほどの名曲があるそうだがこのリズムはいただけない。
ああっ!やっぱり!「HDDいっちゃいました!」
ここで定時。小ボスは用事があって早退しており、HDDの調達もできない。
もう…だめだ…。
がっくり力尽きて定時退社。
思わず言ってはいけない一言を言いそうになってしまう私だ。
「家庭内LANじゃないんだから…デスクトップをサーバにするの、やめようよ…」
この2日で壊れ(てい)たもの:CD-ROMドライブ2台、HDD1台。
明日会社に行って小ボスに報告するのがいまから憂鬱である。
◆クラッシュ!うちの晩ご飯
・たけのこご飯
・焼きナス
・ほうれん草の海苔巻きお浸し
・お味噌汁(しめじ、お豆腐、ねぎ)
・タラのホイル蒸し焼き(タラ、椎茸、ネギ)
私が壊したんじゃ、ないやい。
でも…3台…。ガクリ(絶命)
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[TOP] [↓] [↑] 3月 6日 水曜日
会社で朝から社内PDCマシンのアップグレード作業をおこなう。
今までPDCとBDCのWindowsのSPバージョンが違うまま使用されていたのだ。(うーん)
PDCとBDCの同期をとり、BDCをPDCに昇格してっと。
ここまでは順調だった。
さて、旧PDCをアップグレードするかな、なんて思いながら新しいSPインストーラCDをCD-ROMドライブに入れる。
…何も起動しない。
エクスプローラからCDをダブルクリックしても「ドライブの準備ができていません。」
2回試して気づいたことにはCD-ROMドライブのLEDが点灯してない。
デバイス一覧を確認するとCD-ROMドライブのメーカーと型番まで認識している。
そっかードライブの問題だ。さっそく筐体を開けてドライブ交換。
念のためバスケーブルと電源だけ挿した後、筐体に固定する前にマシンを起動する。
するとエクスプローラでCD-ROMのドライブに挿入したCD名が表示されている。実行するとインストーラが起動した。
やったーと思い、いったん電源を落とし、CD-ROMドライブを筐体に固定、マシンを起動した。
すると今度は電源を落としたあと5秒おきにCDのトレイが出たり入ったりしている。
ななな、なんでえ?愕然とするもののすぐに「ま、そんなこともあるよね」と気を取り直す。
新しいCD-ROMドライブも、デバイス一覧ではメーカー名型番を認識している。
このマシンでどうにかしなくちゃとうんうんうなっていると、小ボスが見るに見かねて「こっち使ったら?」と別のマシンをもってきてくれた。
これはLinuxがはいっているためOSから入れなおしだ。
しかしLinuxが入っていたのに、私はうっかりしてLILOを消さずにいきなり上書きインストールしてしまった。
すこし、はまった。
Windows起動用ディスクを求めてしばらく歩き回った。
(私のマシンでは作れない)
ようやく手に入れて、LILOを消し、OSのインストール開始。
新しいマシンはCDも読めて順調順調!
しかしネットワークへのログオン設定個所で突然マシンが反逆のノロシをあげた。
曰く「そんなドメイン、ねえよ!」
え?ドメイン名も間違ってないし、どうして?と思いながら該当マシンから出たLANケーブルがささっている、ハブのLEDをみると点灯してない…。
LANケーブルを変えてみたが同じだ。
オンボード(っていうのかな)の差込口が接触不良か何かを起こしているらしい。ハウウ。少し涙目になるがすぐに「よし他のNIC挿せばいいさ」と気を取り直す。
先のCD-ROM不良マシンからNICをとって新マシンに挿す。どうだ!と思い起動したら今度は曰く「そんなNICささってねえよ!」
…日ごろ「マシン構築に必要なすべての環境が整っているとは思っちゃダメさ」と思ってる能天気な私も、さすがにここまでくるとすっかりモチベーションが下がり、ここで帰宅。
22:00のことだった。
…たぶんよくご存知の方には「おまえなにやってんだ」てな一日だったのだと思う。
わかってるさ、ああわかってるともさ(嘆息)
さてこの日マシンを入れ替えるにあたりマシン名の新設が必要になった。
旧マシンのマシン名に筐体のシリーズ名がつけられていたからだ。(たとえば「VAIO」といった風に。これじゃ新しいマシンがVAIOじゃなかったら再設定が必要じゃないか!)
で小ボスとマシン名をどうしようか?という話になった。
小ボス「うーん今日3月6日だし、サブローってどうでしょう」
私「…イヤデス」
私「今日3月6日だし、サミーてことでサムエルってどうでしょう」
小ボス「…ダメデス」
そんなこんなで15分。
最終的には私が「中学生のとき写真見て感動したから」という理由で(?)押し切り、某五つ子銀河の名前をいただいた。
…いま考えたらちょっと少女漫画チックな名前ではずかしい。
◆買い弁当うちの晩ご飯
・オムライス
・コーンサラダ
23:00ごろ下車駅を降りると相方とはちあわせして、一緒にコンビニへゴウ。7-11仕様。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 5日 火曜日
相方の帰りを待ち、晩ご飯を食べ終わったら0:30だった。FFはおあずけ。
今日イチゴ狩の友達からメールがあり最近NOVAのCMがなってないとのこと。
「日本語を喋るイタリア人→イタリア語を喋る大阪人→大阪弁を喋る宇宙人。これがオチなのか、違うだろ、このあとさらに宇宙語を喋るガゼッタ岡を出せ」(抜粋)
私としてはそれ以前に、日本語と別枠で語られている大阪弁について、「いいのか大阪人よ」とだけ付記しておきたい。
また私と彼女の間での一致した見解
「FBI超能力捜査官はしっかりしていただきたい」
※土曜日に放映された『FBI超能力捜査官緊急来日』で、FBIで実際活躍している(自称)超能力捜査官が武富士の放火事件現場に訪れ
「見えます…この犯人は、父がこのサラ金からお金を借りて返せずに失意の中死亡、個人的に恨みを募らせています。そうして放火の際自分も腕にヤケドを負い、1週間ほど会社を休んだはずです」
日本警察がこれを見て奮い立ったのかどうか、犯人は翌々朝捕まった。
いわく「単に金に困っていた。放火事件の日は会社を休んでいたが、翌日から普通に出社していた」
…FBI、大丈夫なのだろうか。
◆英字3字ウチの晩ご飯
・コロッケ
・付け合わせ:トマト
・レタスのコンソメスープ(レタス、ハム)
・菜の花の酢味噌和え
・ブロッコリーとゆで卵のサラダ
FBIからの英字3字つながりといえば、いまさらで申し訳ないのだが気になって仕方のないことがある。
先だってのソルトレークオリンピックの開会式を、開会日当日ダイジェストで見ていたら「火のついた松明を持った三角帽男たち」がリンクを滑っていたような記憶があるのだが…。
多分私の見間違いだろう、そう思い続けて誰にも確認できずに数週間が経っている。
だってアメリカだもん。ちがうよ…ね。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 4日 月曜日
NTT三度
この日、いつものように相方の帰りを待って夕食を食べ終わったのが23:30。
今からゲームはムリだなと思い、とりあえずインターネットでまわれるところをまわっておこうと2Fの「マシンルーム」にいくと相方が「まただ」と憮然と言い放った。
見るとルータに接続エラーが返ってきている。
20分ほど粘ったがつながらない。
仕方なくキョロ・ザ・ハムスターにNTTへの不満をぶちまけ、
「…というわけで、NTT行ってきて。そして担当者をちょっと強めにかじっていいよ」などとけしかけたがキョロの嗅覚はむしろ目の前のひまわり種袋に向いているようだった。
それどころか、ひまわり種の袋をみせつついつまでも与えない私に腹をたてたらしく私の方が指を甘噛みされる始末。
釈然としないがいらだってもしょうがないので早寝した。
※翌日の朝NTT東日本東京地区の障害報告を見ると、やはりまた23:00-25:35の間障害のためIIJフレッツ/ISDNユーザが不通となっていたらしい。どうにかしていただきたい。
◆突撃ウチの晩ご飯
・鶏肉とネギの中華風煮込み(鶏肉、ネギ、しし唐)
・白菜のクリーム煮(白菜、ハム)
・サラダ(レタス、チーズ、海苔)
なにがしたいんだかわかんない組み合わせになってしまった。
しかも全部淡色野菜だ。栄養素欠乏夫婦。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 3日 日曜日
この日の朝、というより土曜日の深夜24:10?24:50にかけてまたADSLが不通となった。
あとでわかったことだが、またNTT側の機器"故障"だったらしい。
その頃私はちょうどFF11で遊んでおり、パーティに連れられて新しい土地へと移動中だった。
周りの敵の強さもわからない場所での突然のログアウトだったのと、パーティに連絡をとる方法がまったくない(当然インターネットもできない)ので弱る。
ログアウト直前に「今度はいつになるかわからなそうだから先に行っておいて」と発言していたが、40分後になんとか再ログオンすると皆が待っていてくれた。感謝。
日中、また2時間ほどダンボールの解体作業をおこなう。
少しずつ床が見え始めてきた。
1LDK+Sで使っていたこの家を、ようやく2LDKと呼べる日がきそうだ。
って、何ヶ月かかってるんだ?
夜、またFF11。
相方と「今夜はしっかりしてよNTT」と軽口を叩いていたが、この日の23時、ソファの上でゆったりとひざ掛けに毛布&暖かい紅茶+暖房の「あったか3攻撃」に打ち落とされた私が延々と続くTV画面の緑の風景に、ついうとうとしてしまい、ゲーム内のキャラクタがどこまでも西へ走りつづけるという事態が発生。
「寝てるよ!」
という相方の声にハッとすると画面には
「どうしたんだろう」
「また障害かな」
など気遣ってくれているパーティのありがたい言葉と共に障害物にどんどんぶつかりこんでいる私のキャラクタの姿が…。
結論:むしろ私が障害。
紅茶ってコーヒーよりカフェイン強いはずでは、という事実は嵐のような勢いで忘れていただきたい。
◆えのきだけ炸裂ウチの晩ご飯
・豚肉とスアンミョウのオイスターソース炒め(豚肉、スアンミョウ、ネギ、えのきだけ)
・椎茸とえのきだけのユズポン和え
・カボチャの甘煮
・お味噌汁(ほうれん草、お豆腐)
気づいたらえのきだけばかりになってしまった。
椎茸のユズポン和えはゆでた椎茸にポン酢をかけ、ユズの皮の千切りを散らすだけなのだが、三つ葉など入れると本当に香りが高くおいしい。
ポン酢って買うと使わないのに、作れるとわかったら面白くなり俄然作り出すアマノジャクの私だ。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 2日 土曜日
教習所へいき、戻ると相方と一緒にキョロ・ザ・ハムスターの爪切りのため動物病院へ。
キャリングケースを、まだ買っていない。
今まで買う必要性(運ぶ用事)がなかったから、なのだがこうして月1回爪切りのために動物病院へいくのに必要と思いはじめてもなお買わないのはうちがペット禁止の家に住んでいることにある。
キャリングケースをもって出歩いているところを現行犯で押さえられてはたまらん。(大家さんごめんなさい)
というわけでキョロの運搬をどうしようと悩んでいたところ、「リポビタンD」の10本入りパック空き箱が丁度いいことに気づいた。
そんなわけでキョロはリポD箱に入れられて運搬だ。
ちょっと想像してほしい。
あなたが道を歩いていると、向かいから妙にリポDの箱を大事そうに運ぶ二人連れがくることを。
しかもその二人が「転んでもぜったいこのリポDだけは守る」といわんばかりの運び方をしているところを。
<<絶対あやしいです>>
中にはニトロでも?
毎週末のケージ内の洗浄のたびにいつもリポD箱に「退避」させられ、外に出してもらいたがって暴れるキョロだったが、今日はいつもと違う様子に、先月の骨折時に注射を受けた恐ろしい思い出がよみがえったのか、道すがら心配になって少し蓋を開けてみると中で観念したかのような表情で空を見上げていた。
その表情にキャプションをつけるなら
「ああ、いいさやるがいいさ」
という表情だ。
名前を呼びかけると、いつもなら寄ってくるのに無視している。
爪切りが終わり、家に帰ってからも呼んでも手に乗らない。
仕方なく伝家の宝刀ひまわりの種を出すとキラリと目を光らせて手に飛び乗ってきた。
指をなめさえした。
やはりどんなに斜に構えていても、キョロは所詮ねずみだった。
◆断線だよウチの晩ご飯
・天ぷら(海老、イカ、キス、椎茸、ししとう、ナス、カボチャ)
・お味噌汁(おとうふ、白菜、里芋)
今日もFFで遊んでいると昨日と同じぐらいの時間にまず10分、ついで30分の断線が発生した。
昨日と同じ症状だ。
おそらくまたNTTの機器故障なのだろう。まいった。
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[TOP] [↓] [↑] 3月 1日 金曜日
この日の1時過ぎ(つまり2月28日25時)、いつものとおり1時間のゲーム時間を終え、PlayOnlineからログアウトした途端、LAN内全てのマシンから外へのパケットがでなくなった。
みるとルータでプロバイダに対して接続認証エラーが出ている。
タイミングがよすぎ(悪すぎ)て「違うキーを押すとコンピューターが壊れる」と思い込んでいる人のようにうろたえてしまった。
10分後改善されたが、翌日わかったところでは、NTT側の機器故障だった。驚いた。
RPGの面白さにヒロイズムがあると思う。
普段、「初対面だと3分で忘れられてしまう」人だって、RPGの中では弱きを助け強きをくじく。
MMORPGという擬似社会であればなおのこと。
ポリゴン人間の向こうには生身の人間がいると思う気持ちがあるために、モンスター2匹に襲われている人あれば片方を自ら引き受け、1対1でもHPが少なくなっている人あれば「がんばれ、もう少しですよ」と回復魔法をかけて回復させる。
ヒロイズムもやりすぎると鼻につくけれど、やるほうもやってもらうほうもこれは気持ちがいい。
だって実生活でヤンキー2人に襲われている人あれば片方を自ら引き受け、1対1でも弱っている人あれば「がんばれ、相手も案外弱ってますよ」とリポビタンDの蓋を開けて差し出す…そんなことできないから。
◆突撃うちの晩ご飯
・焼き餃子
・付け合わせ:レタス・トマト
・マカロニサラダ(ハム、コーン、にんじん、たまねぎ)
・お味噌汁(おとうふ、えのきだけ、ワカメ)
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